ふかわりょうさんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。ピエール瀧さん、赤江珠緒さんと大好きな高速道路のサービスエリア・パーキングエリアについて話していました。
(赤江珠緒)で、サービスエリア、パーキングエリアが好きということで。『アーガイルの憂鬱~サービスエリアを愛した男~sunset edition』というオリジナルの映像作品を作るほど、いまどっぷりとハマッてらっしゃると?
(ふかわりょう)ありがとうございます。それがこちらなんですけど。このDVDを作った時が2009年発売なんですね。いまからまあ6、7年前なんですけど。もうこれ以前からサービスエリア巡りは好きでやっていたんですが。いまでこそ、ものすごい施設も充実して、サービスエリアが注目されて……
(ピエール瀧)まあ、そうだね。
(ふかわりょう)この当時、「サービスエリア巡り」なんていうワードはひとつのボケワードでしたから。
(赤江珠緒)ああー、そっか!
(ふかわりょう)もうこの数年で、それが普通に浸透しつつあるっていうような状況になっているんですね。
(赤江珠緒)じゃあ劇的に変わってきているんですね。
(ピエール瀧)大手の資本が入る前の段階っていうことだよね。
(ふかわりょう)ただ、とは言え、ここに登場する古川とおるというサービスエリアを愛する男は、ある未来を危惧しているんです。それは、サービスエリアがどんどんどんどん、ひとつの形……多様化が逆に。
(赤江珠緒)画一的になっちゃって、同じような感じに。
多様性が失われつつあるサービスエリア
(ふかわりょう)そう。個性がなくなることを恐れていて。サービスエリアは本来通過点であるべきなのに、目的地になろうとしていること。そんな未来を恐れていたら、まさにその恐れていた未来が到来してしまったので、今日はもしかしたらお二人の中で、なにかいろいろ聞きたいこともあるかもしれないんですが。それは後ほどお答えしますので。まずは私が、いまサービスエリアの未来で危惧していることから。
(赤江珠緒)危惧されていることがある?
(ふかわりょう)はい。もう大事なメッセージなので。では、ここでよろしいですか?
(赤江珠緒)どうぞどうぞ。
(ふかわりょう)オープニングクイズを。
(赤江珠緒)クイズから?
(ふかわりょう)やらせていただいて、いいですか?
(赤江珠緒)はい、はい。
(ふかわりょう)まず、お二人の認識っていうのを調べたいので。次に挙げる3つのサービスエリアの共通点をお答えください。高坂サービスエリア、双葉サービスエリア、佐野サービスエリア。この3つの共通点を。
(ピエール瀧)行くまでに有料。
(ふかわりょう)「行くまでに」というのは?
(ピエール瀧)高速道路で行かなくちゃいけない。
(ふかわりょう)それは全部ですね。はい。
(ピエール瀧)違うか。
(赤江珠緒)メロンパン屋がある。
(ふかわりょう)ああ、はいはい。
(赤江珠緒)メロンパンを売っているところがある。
(ピエール瀧)あっ! ドッグランがある。
(ふかわりょう)あっ、さすがですね。正解ではないんですけ土、ちゃんとそういうのは頭の中に入っているんですね。
(ピエール瀧)僕もまあ、行楽に行ったりとか。最近そういうの、あるなって。
(赤江珠緒)うんうん。利用させていただいております。
(ふかわりょう)もう、赤江さんはよろしいですか?
(赤江珠緒)ええと、たこ焼き屋さんがある。
(ふかわりょう)ああー、ではないんです。
(ピエール瀧)なんでしょう?
(ふかわりょう)この3つの共通点。上下線、歩いて行き来できる。
(ピエール瀧)ああー、あるね! あるあるある。
(赤江珠緒)うんうんうん。
(ふかわりょう)あるんですよ。ということで、サービスエリアとはいっても、いろいろ個性があるんです。で、本来は上下線、並んでいるわけではないので。結構位置的には離れてたりすることが多いんですけど。たまーにそういう同じ空間にあって、歩いて移動できるところもあったりして。だからいま、下りで混んでいる人はもし、歩いて移動できる場合は反対側の上り線の施設を利用した方が全然空いているわけです。
(赤江珠緒)そうか! 高坂とかもそうか。
(ピエール瀧)後から気づいて、「上り線の方が新しくていいじゃん。俺、なんで下り線の方にいたんだろうな?」っていう時も……
(ふかわりょう)そうです。まさにおっしゃるように上下線で中身、全然違うんですよ。談合坂限定の、たとえばナントカパン、ありますよね。それは上下線ともにあるわけではないので。下りの限定、上りの限定ってあったりする。でも、本当にいまのこの大渋滞、大混雑の時はその反対側に行けるサービスエリアであれば反対側へ。階段でね。
(赤江珠緒)そうですよね。
(ピエール瀧)っていうのもあるっていうことだ。
(ふかわりょう)そうなんです。
(赤江珠緒)えっ、まだありますか?
(ふかわりょう)ああ、私からお知らせしたいことはあとね、15個ぐらいあるんですけど……
(赤江・瀧)(笑)
(ふかわりょう)まあでも逐一、受付は応対しますんで。なんでしょうか?
(赤江珠緒)いやいや、まあクイズを出してほしいなと思っただけなんで。
(ピエール瀧)次のクイズを解きたいっていうことね。
ふかわ流 いいサービスエリアの見極めポイント
(ふかわりょう)クイズというわけではないんですが。じゃあ、いいサービスエリアかどうかの見極めるポイント、いくつかあるんですが。あくまで私の尺度なんですが。それは何か?っていうのを。
(赤江・瀧)ええーっ?
(ふかわりょう)瀧さんが結構いいポイントを突くんですよ。
(ピエール瀧)いいサービスエリア……
(赤江珠緒)トイレが両側にある。
(ふかわりょう)ああ、それもいいですね。
(ピエール瀧)ああ、サイドね。だいたい端っこにあるよね。
(ふかわりょう)端っこに。いま、2つ。レフトとライトの両ウィングある場合と、あとバックにもある場合があるんです。大型トラックしか停めないようなところに小さいトイレだけあるところもあったりするので。3ヶ所あるケースもあるんですけど。トイレがキレイだったりするのもいまは当たり前になりつつあるんですが。
(赤江珠緒)そうですよ。
(ピエール瀧)いいサービスエリアの条件?
(ふかわりょう)私の尺度ですよ。よく、学校に行くと「トイレを見ればここはいい学校かどうかわかる」みたいな校長先生の話があると思うんですけど。それの、サービスエリアバージョンですね。
(ピエール瀧)ええとね、ガソリンスタンドがある。
(ふかわりょう)あ、はい。
(ピエール瀧)「デカい」っていう意味かな。そうなると。
(ふかわりょう)あの、諸説あるんですけど、SA・PAの違いはそこじゃないかとは言われています。サービスエリアはガソリンスタンドがある場合。ガソリンスタンドがないとパーキングエリアと。まあ、諸説あるんですが。
(赤江珠緒)ミストが出ている。
(ふかわりょう)あ、いいところに気づきますね! では、ないんですよ。
(赤江珠緒)じゃない?
(ピエール瀧)ミストが出てるところもあるよね。あるあるある。
(ふかわりょう)あれもね、いい要素ですよね。いいですか?
(ピエール瀧)ええと、給湯のお茶が粉っぽくない。
(一同)(笑)
(赤江珠緒)ああー、あるある!
(ふかわりょう)そこは大事(笑)。粉っぽさもSAの華なんですよ。
(ピエール瀧)ああ、そうか。
(ふかわりょう)温泉の湯の花と一緒で。その新しさとか清潔さだけじゃない、昔ながらの定食屋がある……いま、行列のできるラーメン屋とかが入っていたりするんですけども。昔ながらのもやっぱり愛されてはいるんですが。私の尺度ですと、丘があるかどうかっていう。
(赤江・瀧)丘!?
(赤江珠緒)あるところ、あるある!
(ふかわりょう)これなんですよ。小さな丘。いま、東京なんかもまた緑なんかを重視してますからまたありますけども。なかなか小さな丘ってないんですよ。
(ピエール瀧)あの、喫煙所の奥にある感じでしょ?
(ふかわりょう)そうそう! で、いまそういうのだとドッグランとかもあったりするんですけど。ドッグランとか、そういう機能もなんにもない、ただの盛り上がりというか丘がやっぱりあるところはあるんですよ。
(赤江珠緒)はー。
(ピエール瀧)ああ、足柄とかある気がする。
(ふかわりょう)そうなんです(笑)。その「気がする」感じは非常に大事で。
(赤江・瀧)(笑)
(ふかわりょう)丘を言葉にしなくても、みんなの心の中に。意識の中にはやっぱり入っているんです。その意識を与えることが非常に大事で。丘がその安らぎを与えるんですね。
(赤江珠緒)やっぱり運転してきた方にとっては、ほっとね。
(ふかわりょう)登るもよし、登らぬのもよし。いずれにせよ、そこに丘があるということがみんなに安らぎを与えてくれるということなんです。
(赤江珠緒)なるほど、なるほど。
(ふかわりょう)で、私が以上を踏まえた上でサービスエリアを楽しむための心得5ヶ条っていうのを。
サービスエリアを楽しむための心得5ヶ条
(ピエール瀧)5ヶ条。
(赤江珠緒)はい。わかりました。
(ふかわりょう)まあ、海老名だけが正解じゃないという……
(赤江・瀧)(笑)
(ピエール瀧)それはわかる(笑)。
(赤江珠緒)まあ、そうですね。海老名はまたすごいですけどね。
(ふかわりょう)はい。その先に本当の輝きがあるという。だから、海老名もね、たしかに大事ですけど。そこはひとつの形であって、むしろその先のちょっとひなびた、昔ながらの定食屋さんとかがある……
(ピエール瀧)愛鷹でしょ?
(ふかわりょう)そこもいいですよね(笑)。もちろん、キレイであることも大事なんですが、昔ながらのが残っているのも大事ですよという。これはもうある種、私からNEXCOさんへの要望でもあります。
(赤江・瀧)(笑)
(ふかわりょう)そしてコーヒーは自販機のコーヒーを、ぜひ。いま、やっぱりハイウェイの景色と実際の日常生活で目にする景色って僕は違ってほしいなと思っているんで。もちろん大手のコーヒー会社に入る、コンビニに入る。それはそれでいいんですが、できたら200円、300円入れて、コーヒールンバが流れる、あの(淹れている)過程を見られるあのコーヒーを飲んでほしいと。
(ピエール瀧)お前のためにドリップしているぜ!っていうあれね。
(ふかわりょう)そうです、そうです(笑)。
(ピエール瀧)テプラのテープのメッセージを読め!っていうことね。
(ふかわりょう)はい。はい。やはりあれがサービスエリアの要素として大事なので。
(赤江珠緒)ドライバーさんの右手には、やっぱり似合いますよね。
(ふかわりょう)どうか募金感覚で小銭を入れてほしいなと。
(ピエール瀧)わかる。でも、それ。
(ふかわりょう)支える人が必要なんで。そして、アメリカンドッグは最後まで。
(赤江珠緒)ねえ! アメリカンドッグ、いいですよね!
(ふかわりょう)アメリカンドッグはまさにハイウェイのソウルフードなんですよ。やっぱりいま、どんどん充実した結果、メロンパンとかプレミアムな方にどんどん意識がいかれがちなんですが、サービスエリアを支えていたグルメはなんと言ってもアメリカンドッグなんですよ。
(赤江珠緒)ねえ。あの串のギリギリ最後の、あのドーナツのカリカリ!
(ふかわりょう)そこです! さすが!
(ピエール瀧)そうだよ!
(赤江珠緒)あそこが多めについていてほしい。
(ピエール瀧)小田原厚木道路で食え!っていう話だよ、本当に。
(ふかわりょう)そうなんですよ! なんならもう、上のこんもりした部分は1回取り外して、もうあのカリカリだけでもいいです。
(赤江珠緒)そう! あそこの最後カリカリしてるの。あれ、もう最高。
(ピエール瀧)「魚肉(ソーセージ)じゃねえか、これ!」なんてね。
(ふかわりょう)はい(笑)。やはりアメリカンドッグ、いまコンビニでも食べれるようになっておりますが、サービスエリアに行ったらぜひともアメリカンドッグを。で、まあ場所によっても個性があったり、アメリカンドッ君っていうキャラクターの焼き印がしてあるやつとかもあったりすんで。ぜひその、赤江さんがおっしゃるように最後のカリカリを残した状態で捨てずに。あのカリカリこそが……
アメリカンドッ君にやっと会えた。 pic.twitter.com/d0KVgeLG83
— トリコスライム (@tricoslime) 2016年8月11日
(ピエール瀧)キモですと。
(ふかわりょう)キモです!
(赤江珠緒)そうです。あそこにたどり着いてほしい。
(ピエール瀧)そうだ。最後、ゴミ箱に入れる時にちょっと投げる感覚だよね。
(ふかわ・赤江)(笑)
(ふかわりょう)あれ、重りになっていて投げやすいから(笑)。
(ピエール瀧)中のビニールに刺さるんじゃねーか?っていう(笑)。
(ふかわりょう)はい。大事なんですけども。あとは、まずは外観を楽しんでほしいと。
(赤江珠緒)ああ、外観。
(ふかわりょう)中でなにを食べようとか、トイレとかね、思うんですが。やっぱりその、外観が個性があるんです。で、やっぱり談合坂とか、カーブ入って……だいたいカーブで入ってくるんですけど、その時の建物の感じ。その建物越しの空をまず、味わってほしいなと。
(赤江珠緒)はー!
(ピエール瀧)城として見てくれっていうことね。
(ふかわりょう)そうですね(笑)。そうです、そうです。で、その外観プラス、みんなの笑顔もちゃんと確認してほしい。
(赤江珠緒)ああー、ちゃんと。そこは集う場所ですからね。
(ふかわりょう)そうなんです。そして、先ほどと多少重複しますが、限定やメロンパンに踊らされないでほしい。
(赤江・瀧)(笑)
(赤江珠緒)やっぱりね、メロンパンがね。最近すごいんですよ。勢いがね。気になるんですよね。
(ふかわりょう)すごいんです。たしかにマズくはないです。美味しいものは多いですが、どこかね、みなさんちょっと冷静さを失っております。本当に美味しいパンかどうかは、くるみパンでわかります。
(ピエール瀧)ああーっ!(笑)。
(ふかわりょう)あの五角形か六角形の。あのシンプルなくるみパンが美味しいかどうかがそのパン屋さんが本物かどうかっていうのがわかります。
(赤江珠緒)そうかそうか。
(ふかわりょう)そんなことを踏まえた上で、私のおすすめサービスエリアポイント。
(ピエール瀧)ぜひ聞きたい。
(ふかわりょう)「ポイント」っていうのはいま、間違えちゃったんですが。ソフトクリーム巡りっていうのをぜひ。この渋滞中はちょっと向かないかもしれないですけど。いろんなところにソフトクリーム、個性が出ております。
ふかわりょうおすすめソフトクリーム巡り
(ピエール瀧)それこそ、談合坂に行けば巨峰ソフトとか。
(ふかわりょう)そうそう。ありますね。それこそ山梨の方でいくと、白桃ソフトだとか。私の好きなのは中央道の谷村パーキングってご存知ですか?
(ピエール瀧)中央道の谷村パーキング?
(赤江珠緒)使ったこと、あるかな?
(ふかわりょう)いいですね。その悩ましい表情が大好物です。中央道でも本線じゃなくて、分岐して河口湖の方に行く……
(ピエール瀧)ああー、あっちか。
(ふかわりょう)あっち側にもパーキングがありまして。そこで本わさびソフトっていう……
(赤江珠緒)ああー、いい!
(ふかわりょう)わさびソフト。わさびが練りこんであるうぐいす色のじゃなくて、白いソフトクリームに本わさびをドン! とトッピングした。あれが最高なんですよ。
さらに変なのがww 本わさびソフトクリームww pic.twitter.com/TAwj9eXS88
— ぴんぴこ太郎 (@ppppinpiko) 2015年10月18日
(赤江珠緒)ああー!
(ふかわりょう)そして、関越道の嵐山。ブラックソフトクリーム。真っ黒なんです。
(赤江珠緒)ええっ、なに?
(ふかわりょう)これは嵐山は小さなパーキングエリアなんですが。長距離トラックがよく休んでいる方が多いんですね。
(ピエール瀧)長距離トラック用のところだろうなっていうの、あるよね。
(ふかわりょう)そうなんですよね。
(赤江珠緒)なに? イカスミ?
(ふかわりょう)イカスミじゃないです。コーヒーです。
(赤江珠緒)ああ、コーヒーですか。
(ふかわりょう)コーヒーの苦味で眠気をさましてくれる。でもこれ、大人のみなさんはお好きじゃないかなと思います。
ブラックソフトクリーム in 嵐山PA上り
この苦味がいいんだよね。 pic.twitter.com/3CP2iQs4CY— ごろーと呼ばれた者 (@kobagolow) 2016年7月26日
(赤江珠緒)うん。
(ふかわりょう)そして小田原厚木道路の大磯・上りで出ておりますみかんソフトクリーム。
みかんソフトクリーム。 (@ 大磯PA in 中郡大磯町, 神奈川県) https://t.co/CAYiZuwyff pic.twitter.com/kiCCVOMMQZ
— ゆう(Yu-) (@danganS2000) 2014年10月18日
(赤江珠緒)ああー! あるあるある!
(ふかわりょう)小田原の方のみかんがね。
(ピエール瀧)上りの時の大磯ね。
(ふかわりょう)そうなんです。上り・下りありますんで。というソフトクリーム巡りもなかなか楽しいですと。
(赤江珠緒)地方色が出ますね。
(ふかわりょう)はい。そしておすすめサービスエリア。いっぱいあります。サービスエリアと言っても、いまはエクスパーサやネオパーサ。パサール、ハイウェイオアシスなどいろんな表現があるんですね。
(ピエール瀧)呼び方として?
(ふかわりょう)ハイウェイオアシスは道の駅と合併したタイプのものを、大抵ハイウェイオアシスって言って。館山道の富楽里パーキングエリアっていうのがハイウェイオアシスなんですが。ここはもう新鮮な魚介類も味わえますので。もう下りずとも、海辺を感じられるパーキングエリアです。
(赤江珠緒)うん。
(ふかわりょう)あともういっぱいあるんですけども。美味しいものをいろいろ食べてきた中で、今日みなさんにおすすめする……もう1つだけ行きます。
(ピエール瀧)これだ!っていう1つだけね。
(ふかわりょう)はい。それは、ネオパーサ静岡のわさび丼です!
TOKYOFM「ハイウェイ★ソウルフード」(当社提供)で放送されたグルメ情報をお届け!先週は新東名高速道路上り NEOPASA静岡の「わさび丼」をご紹介♪ http://t.co/V3lKDKrr1X pic.twitter.com/Ocsy2o7pMi
— ソニー損保 広報 (@sonysonpo_pr) 2015年7月10日
(ピエール瀧)ああー!
(ふかわりょう)ご存知ですか?
(ピエール瀧)俺、だから地元が静岡なんですよ。だから、逆に入んないんですよ。
(赤江珠緒)そうね。もう着くしね。
(ピエール瀧)もう着くから、なんで寄るんだよ? とか。乗ったばっかりなのに行く必要、なくね?っていう。
(ふかわりょう)なるほど(笑)。これはですね、東名なんですが。静岡マルシェっていうのが入ってまして。わさび丼とはいえ、ご飯の上に繊細なかつお節がフワーッと海のように。相模湾のようにフワーッとなっている中で、わさびが……自分でおろすんです。
(赤江珠緒)ああ、本わさびを。
(ふかわりょう)そこに醤油をフワッとかける。
(赤江珠緒)はー! シンプルな。
(ふかわりょう)シンプル。
(ピエール瀧)わさびどころの人はその感じで食べるんです。
(赤江珠緒)うわー、美味しそう!
(ふかわりょう)いままで、いろんな美味しいお肉だとかいろんなのをいただきましたが、なんだかんだ印象に残っているのはこれがいちばんです。
(赤江珠緒)わさびがメイン?
(ふかわりょう)わさびメイン。でも、そのかつお節のちょうどいい……
(赤江珠緒)ちょうどいい感じで。醤油と。
(ピエール瀧)これも、そのままお茶もかけちゃえばお茶漬けでもいけちゃうね、みたいな。
(ふかわりょう)いける感じですね。そうなんですよ。ちなみにこのネオパーサ静岡は、丘もありますんで。
(赤江珠緒)ああ、丘も(笑)。
(ふかわりょう)丘があるっていうのが大事なんで。
(ピエール瀧)たしかにね。でも、サービスエリアは行くとね、「このドラゴンボールはいつ全部集まるんだろう?」って思える時も……
(ふかわりょう)(笑)
(ピエール瀧)ガチャガチャのやつ。
(ふかわりょう)そういうのもありますよね。そういう要素がやっぱり、細かな要素を大事にしてほしいなと。あとは、那須高原とかあっちの方に行くとやっぱり瓶入りの牛乳とか。あれも本当にこっちでパックの牛乳とは違う、もう甘みのある搾りたての牛乳とかもいっぱいありますので。お腹を壊さない程度に召し上がってほしいなと。
(赤江珠緒)そうですね。あと、サービスエリアならではのCDとかも売ってますよね。
(ふかわりょう)あ、あれでね。相変わらずありますから。大きな自販機みたいのであるんですよ。CDも。
(ピエール瀧)もう鉄板の(綾小路)きみまろさんが(笑)。
(ふかわりょう)そうなんですよ。だからサービスエリアからブレイクしたって言いますからね。あと、東北道は羽生の上りで江戸の時代を再現した江戸の街並みの中でお蕎麦とかを食べられるような施設だったり、寄居パーキングエリアでは星の王子さまが……
(赤江珠緒)鬼平犯科帳とコラボしていたりね。
昨日は羽生パーキングエリア鬼平江戸処に行ってきました(^O^)一本うどん美味しかった! pic.twitter.com/KEssms1yTp
— 鳥羽 仁 (@10md2Pw) 2016年8月6日
(ふかわりょう)あ、そうなんですよ。そういういろんなエッセンスっていうかね。
(赤江珠緒)寄居が星の王子さま?
(ふかわりょう)星の王子さま。
(ピエール瀧)僕ね、サービスエリアって最近、海老名に象徴されるように、だから海老名ができたばっかりの時とかはみんな、海老名に行こうとして渋滞してたじゃないですか。
(ふかわりょう)はいはいはい。
(ピエール瀧)だからあれが「うーん……」とか思っていたんですけど。いや、でもまあ行ってみたら便利だし、キレイだし、限定品とかも売ってるじゃないですか。だからそのうち、高速からしか行けない遊園地とかできるんじゃないかな? と思って。
(ふかわりょう)ああー、そうですよね。
(ピエール瀧)高速のサービスエリア感覚で入って。観覧車があるようなところとか、あるじゃないですか。
サービスエリアの未来像
(ふかわりょう)ありがとうございます。私はこのブロックの最後はSAの未来について語りたかったんです。実際にいま、名古屋の方にはそういう観覧車があるところもあることはあるんですよね。ただ、それは外からも入れるっていう。パーキングからも入れるっていうところなんですけど、ゆくゆくはやはり、どっちからも行けるんじゃなくて、サービスエリアでしか味わえないっていう……
(ピエール瀧)だから、そうなるんじゃないかなと思って。それこそ遊園地とか、あと旅館とか。
(ふかわりょう)そうなんです! もうまさに。いま、温泉のあるところとか。足柄なんかは、泊まれるところがかつてはあったんですけどね。いまもあるとは思うんですけども。
(ピエール瀧)足柄がシャワー浴びれて、お風呂に入れてね。あるよね。
(ふかわりょう)宿泊施設もいいんですが、車中泊もなかなかですよ!
(赤江珠緒)ああ、そうかー!
(ふかわりょう)はい。学生時代によくやりましたよ。で、朝もういろいろね、節々が痛くなっているんですよ。あれも、パーキングの華ですから。
(赤江・瀧)(笑)
(ふかわりょう)ああいうその苦み、痛みもやっぱり大事。
(ピエール瀧)でもたとえばさ、その高速で行って、サービスエリア感覚で入って。サービスエリアの敷地だけをイメージしてますけど、そこから奥が東京ドーム10個分ぐらいあれば、そん中でプールからなにから、いろんなもので。
(赤江珠緒)できますよね。
(ふかわりょう)そうなんですよ。私はもう逐一、そういうことをNEXCOさんの方に提案はしているんですけど。
(赤江・瀧)(笑)
(ピエール瀧)ゼネコンじゃないよね? だって。
(ふかわりょう)まず、SADJですね。
(ピエール瀧)DJ、やってるもんね。
(ふかわりょう)有線が流れているあの雰囲気。ラジオが流れているあの雰囲気も好きなんですが、中にはSADJがいてもいいんじゃないかな? なんていうことをね。
(ピエール瀧)ああー、そうか。車が入ってくると全部ね、それを受信して。各車に向けて「ウェッヘーイ!」っていう感じで。
(ふかわりょう)そういうのもありですし、その丘の方でDJブースがあって。そこでこう、いい感じで。ビーチみたいなね。いま、ビーチは音の規制がちょっと激しいですけど……
(ピエール瀧)そうだけど、全員シラフで聞かなくちゃいけなくない?
(赤江珠緒)(笑)
(ふかわりょう)いいんですよ。だって、ハイウェイズ・ハイになってますから。
(ピエール瀧)それはふかわくんはハイだけど、他の人はみんなシラフでしょ?
(ふかわりょう)みんな、いろんなところがあっていいと思いますので。
(赤江珠緒)ええー、でも面白い。
(ふかわりょう)いやー、でもやはりお二人の受け皿が本当にありがたかったです。
(赤江珠緒)そうですか(笑)。思いの丈を語っていただけでよかったです。じゃあ、DJの方のお知らせもぜひ。ふかわさん、お願いします。
(ピエール瀧)ああ、DJの告知を(笑)。
(中略)
(赤江珠緒)いやー、あっという間にお時間になってしまいました。
(ふかわりょう)はい。じゃあ最後にみなさんへのメッセージ。
(赤江珠緒)はい。
(ふかわりょう)みなさんの人生のサービスエリアはどこですか?
(赤江珠緒)(笑)
(ふかわりょう)以上です。
(ピエール瀧)あまーーーーい!
(赤江珠緒)(笑)。ありがとうございました! 本日の面白い大人はふかわりょうさんでした。
(ふかわりょう)「あまい」じゃないですよ。違います。ありがとうございました。
(赤江珠緒)はい(笑)。
<書き起こしおわり>