古川耕 高橋みなみにおすすめボールペンとOKB48を紹介する

古川耕 高橋みなみにおすすめボールペンとOKB48を紹介する TOKYO FM

古川耕さんがTOKYO FM『高橋みなみの「これから、何する?」』にゲスト出演。高橋みなみさんに大人になったら持っておきたいおすすめのボールペン3本を紹介していました。

(高橋みなみ)TOKYO FM アースギャラリーから生放送。『高橋みなみの「これから、何する?」』。ここからは、ベスト3先生。その道に詳しいプロフェッショナルな先生に、あらゆる事柄のベスト3を聞いちゃいます。今日の先生は、OKB48 お気に入りボールペン総選挙なるものを主催している、ライターの古川耕さんへ、大人になったら持っておきたいボールペンをテーマに、ベスト3を教えてもらいます。古川先生、よろしくお願いします!

(古川耕)よろしくお願いします。OKB48 総合プロデューサーの古川でございます。

(高橋みなみ)あの、すいません。のっけからもう疑問が満載なんですけどよ。

(古川耕)ほうほうほう。

(高橋みなみ)あの、OKB48って何ですか? これ。

(古川耕)あっ、まだちょっと、話が伝わっていないですか?

(高橋みなみ)そうですね。全然伝わってません。

(古川耕)伝わってないですか。ああ、そうですか。秋元さんから伝わっていない?

(高橋みなみ)えっ、秋元さんから? 秋元、知ってるの? マジかよ……

(古川耕)伝えたと思ったんですけどね。

(高橋みなみ)えっ、新グループ?

(古川耕)(笑)

(高橋みなみ)これは、お気に入りボールペン総選挙?

(古川耕)はい。お気に入りボールペン総選挙というのをですね、まあ5年ほど前から……

(高橋みなみ)めっちゃ前からやってるじゃないですか。

お気に入りボールペン総選挙

(古川耕)結構前から。5年ほど前から、雑誌と連動する形でやっていたんですけども。要は、48本のボールペンをこちらで選んで。それにWEBだったりとか、僕ら、お店の店頭とか文房具の好きな人が集まるところに48本、ボールペンを持って行って。

(高橋みなみ)持って行くんですか?

(古川耕)持って行きます。今日もたまたま、スタジオに持ってきているんですけども。

(高橋みなみ)荷物、いっぱいですね。

(古川耕)はい。(荷物を置く音・ドンッ!)。

(高橋みなみ)えっ、すごいすごいすごい。みなさん、すごいですよ。

(古川耕)メンバーの子たちです。(ガサガサガサッ)。

(高橋みなみ)うわー、すごい! しかもね、1個1個ね、区切られたケースなんですよ。これ……

(古川耕)個室が与えられているんです。それぞれのメンバーにね。

(高橋みなみ)すごいよ! クリアケースで見えやすくなっていますし。しかも、そのボールペンが1個ずつ、個室に入っているんですけど。

(古川耕)そうです、そうです(笑)。

(高橋みなみ)その後ろにね、「①ジェットストリーム」とかね、書いてあるんですよ。

(古川耕)そうそうそう。

(高橋みなみ)これ、何本持ってきていただいたんですか?

(古川耕)今日は全メンバーなんで、48人ですね。

(高橋みなみ)メンバーなんや、これ!

(古川耕)メンバーです。はい。そうです。まあ、ボールペンはみなさん、「アイドル」という風に我々の方では考えてですね。

(高橋みなみ)あ、文房具好きの方から言うと、アイドルなんですね。この子たちは。

(古川耕)アイドルです。だから、試し書きも我々の中では「握手会」と呼んでいてですね。

(高橋みなみ)嘘でしょ!? えっ、誰が呼んでるの? 「我々」って誰なの? 古川先生以外に誰がいるの?

(古川耕)我々の間では、「握手会に行こうか」「行こうぜ」ってことで。それで投票してるんです。みんなで。

(高橋みなみ)「握手会に行こうぜ」(笑)。これ、でもきっと年間なかなかの数の新メンバーたちが発売されるわけじゃないですか。

(古川耕)毎年、だから入れ替えの会議というのがありまして。で、1年に1回、開催しているんですけども。毎回、入れ替えをして新メンバーが入ってきたとか。

(高橋みなみ)ああ、じゃあいろいろあって卒業なされる……

(古川耕)そうですね。惜しまれながら卒業していくメンバーもいて。それもファンの間では、喧々諤々ですけどね。

(高橋みなみ)(笑)。みなさんね、古川先生、マジなんですよ。すっごいキラキラした目でね、熱くいま言っていただいている。

(古川耕)気持ち悪くないですか? 大丈夫ですか?

(高橋みなみ)全然。あの、愛にあふれているなと思って。

(古川耕)あ、それなら安心です。はい。

(高橋みなみ)なるほど。っていうことは、まあ年にそういうことがあって。「これがいい、書きやすいな」っていう方法でっていうことですね。

(古川耕)そうですね。まあ、紙も、ノートもその場所には決まったノートを持って行って。それは「公式劇場」と我々は呼んでいるんですけども。

(高橋みなみ)公式劇場(笑)。

(古川耕)公式劇場を持って行って、握手会をしてもらって、それで投票してもらうと。

(高橋みなみ)じゃあ、同じ紙じゃないと書き心地もわかりにくいということですね。

(古川耕)フェアにするということでね。

(高橋みなみ)なるほど。では、そんな選ばれしボールペンたちの中の、まあセンターをちょっと今日は、第三位から教えていただければなという風に思います。

(古川耕)今日、テーマは「大人になったら持っておきたいボールペン」ということなんですけども。まあ、裏テーマとして、大人になった高橋みなみさんに持っていただきたいボールペンという形で。

(高橋みなみ)うれしい! いや、だって本当にこのね、『これ何』が始まってから、ボールペンを持つ機会がすごい増えたんですよ。メモをしたりとか……

(古川耕)増えましたよね?

(高橋みなみ)すごい、わっ、わっ、怖い! 見られてる! あれですよ、私、ただなんとなく家にあったやつを持ってきただけなのに。怖い! すっごい見られてるよー!

(古川耕)ボールペン特定厨なんで。すいません。人の使っているボールペンはかならず見ます。はい。すいませんね。

(高橋みなみ)すごい。ありがとうございます。さあ、それではさっそく古川先生、大人になったら持っておきたいボールペン。第三位、教えてください。

(古川耕)はい。第三位、カランダッシュ 849コレクション。

(高橋みなみ)どれですか? どれですか?

(古川耕)現物を持ってきました。

第三位:カランダッシュ 849コレクション

(高橋みなみ)あっ、かわいい! 色がすごいいい! カラフルですね。

(古川耕)はい。カランダッシュという、スイスのメーカーのものなんですけども。

(高橋みなみ)結構ちっちゃくないですか?

(古川耕)はい。なんて言うんですかね? 軸が丸くなくて、六角形の軸をしていて。要は、鉛筆みたいな握り心地って言ったらいいんですかね?

(高橋みなみ)本当だ。握り心地が本当だ。緑の鉛筆に近い。ちょっといいですか? 書いてみて。

(古川耕)どうぞどうぞ。握手してください。自由に。

(高橋みなみ)これは普通に?

(古川耕)普通にノックするだけですよ。

(高橋みなみ)書きまーす。

(古川耕)どうですか?

(高橋みなみ)あ、なんだろう? 手にフィットするから、すごい書きやすいぞ。

(古川耕)ボディーがちょっと短めなんですよね。

(高橋みなみ)そうですね。私、手ちっちゃいので、すごく持ちやすいですね。

(古川耕)いろんな柄のバリエーションとカラーリングっていうのはもうたくさんあって。

(高橋みなみ)あ、もっとたくさんあるんですね。

(古川耕)たくさんあります。売り場に行くと、1コーナー丸々、カランダッシュ 849コレクションっていうところもあります。

(高橋みなみ)だって私の持っているのピンクですけど。すっごくかわいい。

(古川耕)ですよね。いろんなカラーリングもあってですね。値段もそれなりに幅があるんですけども。安いものでも2200円ぐらいだから、ちょっとお高いですか? ボールペン的には。

(高橋みなみ)そうですね。でもこれ、プレゼントされたら「うわっ、素敵」と思います。持ち心地はね、すごく本当にフィットするんですよ。本当、学生時代の緑の鉛筆ってあるじゃないですか。あれに近くて。で、ちょっと短くなってくるじゃないですか。鉛筆って。その時、いちばん持ちやすくないですか? それです。本当に。

(古川耕)それです。だいたい長い普通の鉛筆の、7割、6割ぐらいに短くなったぐらいのイメージを持ってもらえれば。

(高橋みなみ)これ、かわいい!

(古川耕)割とちっちゃめで。でもなんか、すごく上品なルックスもしていて。

(高橋みなみ)そうですね。これ、だって私が男性で、女子がこれを持っていたら、「あら? なんか洒落てるな」って思いますよ。

(古川耕)いいです。その反応でいいです。

(高橋みなみ)あ、合ってますか? 良かった。

(古川耕)合ってます。その反応です。僕もだいたいその反応です。

(高橋みなみ)じゃあ、古川先生から見ても、女子がこのボールペンを持っていたら、「おっ、こいつやるな!」って?

(古川耕)最高ですね。

(高橋みなみ)最高(笑)。

(古川耕)あ、大丈夫ですか? 気持ち悪くないですか?

(高橋みなみ)いいと思います。素晴らしい愛でございます。

(古川耕)ということで、小さくてかわいらしいということで。たかみなさんにぴったりかなと思ったんで、第三位になりました。

(高橋みなみ)ありがとうございます。なるほど。さあ、それでは続いて、第二位は?

(古川耕)はい。第二位は、ドクターグリップです。

(高橋みなみ)あっ、聞いたことある。

第二位:ドクターグリップ

(古川耕)聞いたこと、あります? これ、学生さんとかでよくお世話になったっていう人は多いかもしれません。

(高橋みなみ)そうですよね。私、お世話になっています。これ。やっぱりこのドクターグリップを持っている人は、うらやましがられてました。

(古川耕)うらやましがられる? それは、なんで?

(高橋みなみ)書きやすかったんですよね。なんかここのグリップの部分っていうんですか? ここがちょっとプニプニしているじゃないですか。

(古川耕)そうですね。ラバーのグリップになっていて。シャーペンとボールペンがあって。学生さんの時は、たぶんシャーペンにお世話になっていたっていう人が多いと思うんですけど。

(高橋みなみ)シャーペンですね。

(古川耕)これ、ボールペンもあるんです。で、まあとにかく軸がちょっと太くて。さっきもおっしゃったように、グリップがラバーになっていて握りやすい。たくさん書く人なんかには、やっぱりいまだにすごく人気があって。いいと。

(高橋みなみ)これ、なんかいろいろチャームがついてますね。

(古川耕)はい。これ、いまお持ちしたのはドクターグリップCL アロマっていう限定品なんですけども。チャームみたいなのがついてますよね。

(高橋みなみ)ああ、本当だ。これ、香水とコラボしてるのかな?

(古川耕)実はですね、そうです。香水の瓶が一緒についてくるんです。これ。

(高橋みなみ)えっ、なにこれ? お洒落。これ、どうするんですか? これを。

(古川耕)これをですね、チャーム。チェーンでぶら下がっているものがパカッと割れると、中にスポンジが入っていて。そこにその付属されている香水の瓶から一滴たらすと、そのチャームから匂いがすると。

(高橋みなみ)いい香りするー!

(古川耕)ありがとうございます。

(高橋みなみ)すごい! しかもこれ、あれだ。エンジェルハートだ。これ、エンジェルハートって言って、学生がいちばん使う香水なんです。

(古川耕)ああ、私、そのへんはとんと疎くて。全く知りませんでした。

(高橋みなみ)そうなんですよ。だから、やっぱり学生の女の子とかはこれ、すごい使いますから。ペンの中からこの匂いがするって、ちょっと高まりますね。

(古川耕)高まるでしょう。高まるでしょうよ。

(高橋みなみ)えっ、これいい! これ、セットっていうことですもんね。

(古川耕)そうです。そうです。で、これは選んできたのは、まあ仕事をバリバリするような女性に相応しいなっていうのもありますし。たかみなさん、先日、お誕生日を迎えられたそうで。

(高橋みなみ)ありがとうございます。

(古川耕)このドクターグリップ、同い年でございます。

(高橋みなみ)えっ?

(古川耕)1991年生まれ。

(高橋みなみ)そうなの? 私と一緒に生まれたの、この子?

(古川耕)その子です。

(高橋みなみ)そうなんだ!

(古川耕)そういうことで、選んでまいりました。

(高橋みなみ)すごーい! えっ、こちらって、おいくらですか?

(古川耕)これ、600円からだったと思います。で、これは限定版の香水がついたものなんで、これは千円ですかね。

(高橋みなみ)あ、でもついても千円なんだ。

(古川耕)ええ。割と安い方だと思いますし、なんせ書きやすいのは本当に書きやすいです。

(高橋みなみ)そうなんですよ。本当に書きやすいんですよ。これ。あ、やっぱり書きやすい。なつかしいー!

(古川耕)(笑)。手に馴染むっていう感じ、ありますよね。

(高橋みなみ)そうなんですよね。そうそうそう。これ、ドクターグリップならいくらでも書けるって思っていたもんな。さあ、それでは続いて一位をお聞きしたいんですけども。

(古川耕)一位に行く前に、一位の話もいいですよ。ただ、ボールペンはなかなかむき出しで持ち運ぶわけにはいかないじゃないですか。

(高橋みなみ)まあ、そうですね。ペン1本で持つわけには、なかなか……

(古川耕)なかなかいかないということで、今日はちょっとおすすめのペンケース。ペンを運ぶためのものっていうものもちょっとご紹介しようかなと思って、持ってきました。

(高橋みなみ)ありがとうございます。番外編ですね、これ。

番外編:おすすめペンケース

(古川耕)番外編ですね。ひとつはですね、ネオクリッツ・フラットというペンケースなんですけども。

(高橋みなみ)なんですか? それ。

(古川耕)これはですね、要は通常は平べったいペンケースなんですね。チャックがついた。ところが、開いて……ちょっと、やりましょうか。

(高橋みなみ)はい。だってこれ、ペン立てみたいになりません? もしかして。

(古川耕)その通りです。バナナの皮をむくようにって言ったらいいのかな? 立てると、ペン立てになるんですね。このように。

(高橋みなみ)なるほど、なるほど!

(古川耕)普段、持ち歩く時はたたんで平べったくすれば、カバンの中に邪魔にならず。出先でなんか使う時には、立てて開くとペン立てになるので。机の上にも邪魔にならないという。

(高橋みなみ)これ、しかもかなり入りますね。

(古川耕)かなり入ります。その通りです。かなり入るし、取り出しやすいので。非常に使いやすいと。

(高橋みなみ)いいね。これ、そう。メイク道具も入るような感じです。筆が入るようなケースですね。女子にわかりやすく言えば。

(古川耕)実際に女性でも、メイク用のペンタイプのものをこれに入れているっていう人も結構多いみたいですよ。

(高橋みなみ)これ、すごいいいな。なんかどうしても、ペンケースに入っちゃうと中身が見えにくかったりとかしますけど。

(古川耕)そうですね。取り出しにくかったりするんですけど。これは邪魔にならずに使えるっていうことで。非常に人気があるものです。

(高橋みなみ)なるほど。さあ、そしてですね、本当におすすめがたくさんあったんですけども。古川先生が教えてくれる大人になったら持っておきたいボールペン。気になる第一位の発表を、1曲お送りして、2時台に大発表でございます。お楽しみに!

(中略)

(高橋みなみ)TOKYO FM アースギャラリーから生放送。『高橋みなみの「これから、何する?」』。この時間は、その道に詳しいプロフェッショナルな先生にベスト3を聞いちゃう、ベスト3先生。今日は、文具の中でも特にボールペンが好きすぎる、ライターの古川耕先生に大人になったら持っておきたいボールペンを3つ、教えてもらっています。メールを頂いてますね。

(古川耕)はい。

(高橋みなみ)(メールを読む)「タクシー運転手をしているので、毎日ボールペンを使います。カード払いのお客様にサインをいただくのですが、できれば少しでも書きやすいボールペンで書いてもらいたいと思い、メールしました。サインしやすいボールペンがあれば、ぜひ教えてください」。

タクシードライバーにおすすめのボールペン

(古川耕)はい。僕もタクシーに乗る時があってですね、よくタクシーの運転手さんからボールペンを渡されることが多くて。まあ、当然僕はそれをねっとり見ているわけですよ。

(高橋みなみ)ねっとり(笑)。

(古川耕)相当ねっとり見ています。

(高橋みなみ)普通の人よりも、全然見てますよね。「あ、こういうのなんだ」って。

(古川耕)で、「このボールペンが来たら、当たりだな」っていうボールペンがあってですね。これはね、パイロットのオプトっていうボールペンがあるんです。

(高橋みなみ)あ、パイロットは聞いてます。知ってます。

(古川耕)有名なメーカーですね。

(高橋みなみ)あ、なんだろう? 柄がすごいぞ。

(古川耕)柄もこれ、いくつか、色も含めてあるんですけど。

(高橋みなみ)結構太めですね。

(古川耕)ええ。特徴は太めであるっていうことと、ちょっと大ぶりなんですよ。普通のボールペンに比べたら、全長もちょっと長い。なにがいいか?っていうと、タクシーの中で書く時って、結構不安定な姿勢だったりするので。細めの軸よりは、太めの軸の方が、まず安定して書きやすい。

(高橋みなみ)なるほど。ボールペン自体が太い方がいい。

(古川耕)あと、オプトっていうのが、たしか500円ぐらいだったと思うんですけど。ちょっと軸が長くて、インクの量が普通のボールペンよりね、6割ぐらい多く入っているんです。

(高橋みなみ)あ、そうなんですか

(古川耕)だから、タクシーの運転手さんなんか、ボールペンをいっぱい使われる方は、インクの量が多い方が、おそらくサインとかをずっと書いてもらうのに便利だろうと。

(高橋みなみ)たしかに。長持ちですもんね。

(古川耕)そう。で、見た目が割と高級感があるので。「あ、安物のボールペンじゃないな」っていう感じもよろしいんじゃないかと思いますよ。

(高橋みなみ)たしかに。「ちょっとこのタクシー、一味違うぞ」みたいなね。

(古川耕)「やってるな!」っていう感じになりますね。

(高橋みなみ)じゃあぜひ、質問者さん。このパイロット オプト。ぜひ使ってみてください。

(古川耕)コンビニなんかでも、置いているところありますんで。探してみてください。

(高橋みなみ)そうなんですね。結構お手軽に見つけられますね。さあ、そして古川先生には第一位を発表していただきたいんですけども。その前に、先ほどの番外編。もう1個、あったんですよね。

(古川耕)ボールペンを持ち運ぶために持っていきたいものっていうことで、たくさんボールペンを持ち歩かない。1本しか持ち運びたくないんだけど、その1本をどう持ち運ぶか?っていう時に……

(高橋みなみ)たしかに。1本だともう、カバンの中にペッて入れちゃいますよ。

(古川耕)そう。で、底の方にガーッて入っちゃったりとか。

(高橋みなみ)はい。見つからなくて、また買うみたいな(笑)。

(古川耕)最悪、キャップが開いて、カバンの中がグッチャグチャに。

(高橋みなみ)あります! よくあるー!

(古川耕)という事態を防ぐために、今日持ってきたのはハイタイドというメーカーから出ている、ペンタグというものなんですが。これね、まあ簡単に言うと、1本だけ入る革のケースなんですね。

(高橋みなみ)こういう風に……あ、すごいすごい。本当に1本だけしか入らない。

(古川耕)で、なんて言うのかな? ネクタイみたいな感じですね。で、要はそれがですね、ケース部分のところにペローンと余りの部分があって。それをカバンの取っ手とかにクルンと巻きつけて使うと。

(高橋みなみ)ああっ、なるほど!

(古川耕)トートバッグとかリュックとかに、持ち手の部分にクルンと巻きつけて、ぶら下げて使うという。それで1本だけ入れられるっていうことで。

(高橋みなみ)これ、でもお洒落ですね。

(古川耕)見た目が、いま黄色の革のものなんですけど。赤があったり、茶色があったりとかして。

(高橋みなみ)カバンのちょっとしたチャームみたいな。

(古川耕)そうそうそう。まさに、そんな感じ。

(高橋みなみ)ええーっ、革だからちょっと高級感もありますし。しかもこの、1本のためにこれをっていう。なんだろう。こだわりが見える。いいですね。これ、ちょっとこれもまたプレゼントしたら、「この人、センスあるわ」って思われますよ。

(古川耕)最高のやつです。

(高橋みなみ)これ、いくらぐらいですか?

(古川耕)ええと、2千円ちょっと。2160円とかだったかな?

(高橋みなみ)なるほど。

(古川耕)プレゼントなんかには、ちょうどいい値段っていう感じですね。

(高橋みなみ)PLAZAとかですか? どこに売ってます?

(古川耕)ええとね、雑貨屋さんとかによく置いてあるかな。ハンズとかでも扱いがあるところはあるかもしれません。

(高橋みなみ)ありがとうございます。さあ、それでは改めまして古川先生。ついに第一位でございます。よろしくお願いします。

(古川耕)はい。第一位は、ジェットストリーム&ジェットストリームプライム。

(高橋みなみ)なんだこれ、なんだこれ。どんなやつですか?

第一位:ジェットストリーム

(古川耕)えー、OKB48総選挙、5年やってますが、不動のセンター。五連覇 ジェットストリームということで。

(高橋みなみ)えっ、考えられない。五連覇なんて、普通あり得ませんからね。

(古川耕)ねえ。現実ではなかなかないことを、このOKBの世界ではやっている。

(高橋みなみ)ただ、言っていいですか? 普通のボールペンです。

(古川耕)普通の子ですよ。見た目は普通の子です。ちょっと、書いてみましょうか。じゃあ。

(高橋みなみ)えっ……すいません。劇場で。あっ、なんだろう。軽い。軽く書けるぞ。

(古川耕)「軽く書ける」。そう。その通りです。インクがですね、油性のボールペンの割にものすごく滑らかに作られていて。

(高橋みなみ)たしかに。グッと押さなくてもいいんだ。

(古川耕)サラサラッと書けるんですよ。

(高橋みなみ)ちゃんとインク出てくれる。

(古川耕)そうなんです。これがまあ、2006年に発売されたんですけど。それ以降、もう日本のボールペン界をね、この1本がほぼ変えてしまったっていうぐらい、爆発的に売れて。爆発的に人気が出たボールペンなんですよ。

(高橋みなみ)それはやっぱり、サラサラッと滑らかに書けることが、普通のボールペンと全く違ったと?

(古川耕)全く違ったっていうことで。それこそ僕が今日やっていたみたいに、ボールペンの銘柄を気にして見てみると、たとえばお店の人でエプロンに差しているボールペンがジェットストリームっていう確率はすごく高いですよ。

(高橋みなみ)えっ、面白い! 見よう。

(古川耕)っていうぐらい、もう知っている人はもうみんな、当然のようにいまは使っているので。本当にね、V5。圧倒的なんですよ。人気投票やっても。

(高橋みなみ)すごい。革命を起こしちゃったんですね。この子。

(古川耕)そうなんです。

(高橋みなみ)いままで、逆になんでこの感じは出てこなかったんですかね?

(古川耕)このインクを開発するのに、やっぱりすごく時間がかかったっていうか。こういうインクをそもそも開発しようっていうのがなかったらしいんですけども。書きやすいインクのボールペンを、しかも油性でやろうっていうことで、それを出したら本当に売れたということで。

(高橋みなみ)なるほど!

(古川耕)我々の間では、通称「ジェッちゃん」と呼ばれて。

(高橋みなみ)えっ、「ジェッちゃん」?

(古川耕)ジェットストリームですから、「ジェッちゃん」(笑)。

(高橋みなみ)あの、さっきから「我々」って言っているその「我々」っていうのは誰なんだ?っていう話なんですけど(笑)。

(古川耕)僕の後ろにたくさんいる、何か存在を感じ取って……

(高橋みなみ)強大な組織があるんですね。そこにね。

(古川耕)そうです。そうです。はい。

(高橋みなみ)我々のジェッちゃん。まあ、私で言う「あっちゃん」みたいなことですよね。前田敦子を「あっちゃん」と呼ぶように、ジェッちゃんなんですね。

(古川耕)これがいま、お渡ししているのがジェットストリーム。150円ぐらいの安いもので。

(高橋みなみ)安い!

(古川耕)その高級版として、ジェットストリームプライムというのがあります。これがですね、2200円だったかな? たしか。

(高橋みなみ)あ、これはちょっと高級感がまたありますね。

(古川耕)中身に入っているインクは同じなんですけども、ボディーだったりいろんなパーツが全部、高級感があるようなものになって。

(高橋みなみ)ちょっと重みがまた、ありますね。

(古川耕)で、色もちょっとシルバーピンクだったりとか。ちょっと大人っぽい感じのカラーリングのものもあって。

(高橋みなみ)ただ、ものすごいやっぱり滑らか。書きやすい。

(古川耕)いま持っているのが0.5ミリっていうちょっと細めのものなんですけどね。

(高橋みなみ)ええーっ、なんか我々はサッとコンビニで買って、なんとなく使っちゃうじゃないですか。ボールペンって。でも、日々日々進化してるんですね。

(古川耕)そうなんです。実際に試してみると、「ああ、全然違う」とか。「自分は意外とこういう書きの好みがあるな」っていうのは、書き比べてはじめてみんなわかっていく感じなんですよね。

(高橋みなみ)しかも、ペンっていちばん学生時代が触れるじゃないですか。あの時って、私もすっごいペンに興味があったんですよ。香り付きペンが流行ったりとか。これ、いいとか。ドクターグリップを持っている人がうらやましいとか。でも、どうしても大人になると、いま特に、文字を書くことが少なくなってくるじゃないですか。でもやっぱり、ペンで文字を書く、何かを伝えるって素晴らしいことですよね。

(古川耕)そうですね。でもだんだんね、手書きに戻ってきている人も、どうやら最近増えているらしくて。だからこういうボールペンの、いろいろと書き比べたりとか。どうせ大人になって自分で買うんだから、ちょっと高いものでもいいじゃないかっていうことで、ボールペンの売上自体も実はここ数年、ちょっと伸び始めている。

(高橋みなみ)なるほど。また、じゃあみなさん、ボールペンに戻ってきているということなんですね。いや、すっごく勉強になりました。私もペンを取って、文字を書いてみたいなと思います。

(古川耕)ということで、卒業記念に今日、ご紹介したボールペン、全てたかみなさんに差し上げまーす!

(高橋みなみ)ええーっ、やったー!

(古川耕)おめでとうございます。

(高橋みなみ)くれるんですか!?

(古川耕)もちろんです。

(高橋みなみ)うれしいー!

(古川耕)ということで、赤いもの、ピンクのもの。いろいろ持ってきました。

(高橋みなみ)すいません。いただきます。これでちょっと、もっともっと盛り上げるべく、これでメモを取りたいと思います。

(古川耕)お願いします。

(高橋みなみ)今日は古川耕先生に、大人になったら持っておきたいボールペンを教えてもらいました。古川先生、今日はありがとうございました!

(古川耕)ありがとうございました!

<書き起こしおわり>

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