怒髪天のボーカル、増子直純さんがTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。玉袋筋太郎さん、堀井美香さんと、寅壱の作業着、スターバックス、痛風、そして最新アルバムやツアーなどについて話していました。
(堀井美香)今日はスペシャルなゲストがオープニングトークに緊急参戦でございます。さっそくご紹介いたしましょう。ロックバンド怒髪天のボーカル、増子直純さんでございます。増子さん、よろしくお願いします。
(増子直純)はい、どもども。
(玉袋筋太郎)増子さん、飲んでますかー?
(増子直純)いやいや、水飲んでますよ。いま。
(玉袋筋太郎)(笑)。俺、まだ残ってるんですよ。いやー。
(増子直純)だって顔がね、もう完全に残っている顔ですね。
(玉袋筋太郎)そうですよね。
(増子直純)ラジオで・・・まだ目、真っ赤ですよ(笑)。
(玉袋筋太郎)言わないで!(笑)。
(堀井美香)増子さんも、どうですか?増子さんもちょっと残っているんじゃないですか?
(増子直純)いえいえいえ、もういまはちょっと・・・
(玉袋筋太郎)ツアーに向けて。抜いているわけですよ。いまは。
(増子直純)抜いてます。
(玉袋筋太郎)もう、清原のように。
(増子直純)そうですね。
(玉袋筋太郎)そうじゃない!そうじゃない!(笑)。
(増子直純)そうじゃない!そうじゃない!ちゃんとね、水飲んでいる。
(玉袋筋太郎)ありがとうございます。増子さんはね、あれですから。この番組にゲストというか、もうプロのテクニシャンとして。ゲーマーとして出てもらったのが最初ですからね。失礼な話ですよ。
(増子直純)そうですね。パックマン、やりにね。もうバンドとか全然関係なしで。
(堀井美香)告知もなしで帰られたっていう話を。
(玉袋筋太郎)告知もなしで(笑)。50の男が。
(増子直純)そう。ただパックマンやりに来たっていうね(笑)。いや、うれしいですよ。そういう方が。
(堀井美香)今日は、なにをされに来たんですか?(笑)。
(増子直純)今日はね、これね、なんか『長く続けるコツ』ということを話してくれという。俺、バンドいまね、32年目ですよ。
バンドを長く続けるコツ
(玉袋筋太郎)32年目!これ、なかなか続かないよ。これ。腐れ縁なんですかね?やっぱり。
(増子直純)まあ、腐れ縁ですね。あとね、やっぱり楽しくやっているからね。続くわけで。儲からないから。ロックバンド。
(玉袋筋太郎)言いますねえ!ズバリですね、それは。
(増子直純)ズバリ。ズバリ。あの、儲かっているやつはね、ごく一部の。よくテレビで見るやつらは儲かっている。
(堀井美香)ごく一部の怒髪天っていう?
(増子直純)いやいや、我々はもう本当ね、ギリですよ。借金をしない程度にね、毎月、『家賃払えてよかったな』ぐらいで。それでも楽しいから続けられる。
(玉袋筋太郎)身の丈っていうやつですね?身の丈ですよ、これ!
(増子直純)よくほら、海外のアーティストとかで、もう超仲が悪くて。来日した時も『同じフロアが嫌だ』っていうんだから。ホテルが。同じフロアって・・・『隣が嫌だ』じゃないよ?同じフロアが嫌だっていうぐらい。それでも、えらい金もらってっから、我慢できるんでしょ?金も対してもらってないのにね、仲良くなかったら我慢できないでしょ?
(玉袋筋太郎)本当だ!
(増子直純)もう、それだけ。楽しいからっていうことだけかな。
(玉袋筋太郎)浅草キッドも見習わなきゃいけねえところですよね。
(増子直純)いやいやいや・・・
(玉袋筋太郎)笑うところですよ、いまんところ!笑わないと、本気になっちゃうから。
(増子・堀井)(笑)
(玉袋筋太郎)本気にされちゃうんで。まあ、本気なんですけども(笑)。
(堀井美香)2月3日に1000回を迎えた『たまむすび』ということでですね、これからも『たまむすび』を末永く続けていくということで。そういうね、コツを伝授したいということで。
(玉袋筋太郎)怒髪天さん、32年。
(増子直純)そうですね。でもまあ、もう1000回ってすごくないですか?
(玉袋筋太郎)1000回ですよ。はい。毎日やって。
(増子直純)毎日やって。でもこれ、もうだってやめるタイミングもないでしょ?
(玉袋筋太郎)そうですよね?
(増子直純)我々バンドも同じだけど。やめるタイミング、もうない。もう50にもなってね、これまで17才の時から続けてきてよ、いま、何のタイミングでやめるか?っていう。もうやめるタイミング、ない。
(玉袋筋太郎)私もね、実は今月の3月2日で弟子入り30周年なんですよ。
(堀井美香)おめでとうございます。
(玉袋筋太郎)いやー、これはもう。30年前の3月2日に弟子入りをしたということで。いやいや、感慨深いですよ。あっという間ですね。30年。
(増子直純)30年ね。なんか、急にほら、今年俺、50になるけど。急に50代になったわけじゃないからね。昨日寝る前まで20代で、今日起きたら50代だったらそりゃショックはデカいけど。グラデーションがかかるように、どんどんどんどん歳を重ねてってるから。
(玉袋筋太郎)言葉がいい。人生にグラデーションかける。これがいいっすね!
(増子直純)ただ、鈍い色になってきてるんだけどね。グラデーションが(笑)。
(玉袋筋太郎)(笑)
(堀井美香)ちょっと錆びてる感じで(笑)。
(増子直純)ちょっと茶色っぽくなってきて。
(玉袋筋太郎)でもそれが、ビンテージカーとしての良さですよ。ピカピカの新車よりもね、やっぱ年代物の。これがいいじゃない!俺たちはスーパーカーじゃないんだから。
(増子直純)そう!スーパーカーだった時期がないからね。もう本当に(笑)。
(玉袋筋太郎)俺もないです。商用車ですよ。ずーっとハイエースですよ、俺。
(増子直純)(笑)
(堀井美香)走りっぱなし(笑)。
心の中は寅壱の作業着
(玉袋筋太郎)走るハイエース。うん。こう見えたって、俺とか増子さんっつーのは、普段はカジュアルな格好してるけど、心の中はね、作業着だから。俺たち。
(堀井美香)さすが!
(増子直純)そう。もう、常に寅壱だから。
(玉袋筋太郎)寅壱。常に寅壱。
(堀井美香)寅壱(笑)。あ、作業着界のアルマーニ。
(玉袋筋太郎)アルマーニ、寅壱(笑)。素手に見えるでしょ?軍手してますから。俺たち。イボ付きの。
(堀井美香)あ、さすが!メリケンサックとかついてませんか?
(増子直純)いやいやいや・・・安全帯つけますよ。
(玉袋筋太郎)安全帯!ハーネス!ハーネスしてますよ!こうなると、寅壱のCM来ないとおかしいってことになりますけども。行っちゃうよ!高いところの仕事とかやってんだから。危険な仕事。
(増子直純)絶対に断らないでしょ?もう寅壱のコラボとかね!
(玉袋筋太郎)来たらさ、大変ですよ!
(増子直純)でもあれ、男のね、やっぱり・・・
(堀井美香)怪我知らずですもんね。きっとこう、身につけたらね。
(増子直純)そしてね、安い。やっぱり。
(玉袋筋太郎)驚くべく安さ。俺もね、普段寅壱のベスト着てるんですよ。ベスト着て、競輪場に行くんですよ。そのベスト、すげーよ。ポッケ、いくつあるんだ?って。
(増子直純)寅壱にしたら、もう遊びに着ねえでくれっていう(笑)。仕事で着てくれよっていう(笑)。
(玉袋筋太郎)まさかの、iPadが入るポッケって、ある?iPhoneじゃねーんだ。iPadが入っちゃってんだから。それ持って競輪場に行っちゃうんだから。俺。
(堀井美香)(笑)
(増子直純)あれ、でも週刊誌の入る大きさでしょ?たぶん。
(玉袋筋太郎)そうですね。アサヒ芸能、週刊実話、週刊大衆ですよ。俺たちが読む雑誌っつーのは。ねえ。読まないっすよ。そんな堅苦しい雑誌とか。うん。
(増子直純)正確な情報がほしいんじゃないんだもん。
(玉袋筋太郎)(笑)
(増子直純)うん。ちょっと面白盛ってあったぐらいのね、ちょっと毒入ってるものが食いたい。うん
(堀井美香)これ、でも増子さんもなんかゆるいポロシャツとかは着ないんですか?
(増子直純)ゆるいポロシャツは着ないかな?
(玉袋筋太郎)俺、増子さんがね、ポロシャツのね、襟を立ててね、肩に巻いた瞬間に怒髪天じゃねーなと。
(増子直純)そう!
(堀井美香)スタバとか、持ったりしないんですか?
スターバックス
(増子直純)いや、しないなー。だってたのむのがね、もう大変だもん。あれ。覚えれねえ。あの、トールとか何とか・・・S、M、Lだろ?っていうね。大、中、小だろ?って言うね。『大盛りで!』っていう。
(堀井美香)大盛り(笑)。
(増子直純)『カフェラテ、大盛りで!』っつーわけですよ。
(玉袋筋太郎)そう。『アタマだけ!』とかね。
(増子直純)なんとかマキアートとかさ。マッキャートなんでしょ?あれ。なに?マッキャートって?(笑)。
(玉袋筋太郎)あのね、増子さん、俺ね、冗談じゃねーんだよ。本当。ラスベガスに行った時があってね。ラスベガスのホテルの中に、やっぱあったんですよ。スタバが。で、朝の時間すっげー並んで。行列で、いちばん後ろ。珍しいから。俺、行かないんだよ。行かないんだけど、『せっかくベガスに来たんだから、ちょっと買ってみようかな?そのなんとかアートってやつを』っつって並んでいたんだよ。で、ようやく順番になって、向こうで言ったわけだよ。『なんとかマキアート』っつったらさ、売ってる人が黒人の人で。『おめー、なに言ってっかわかんねーから、後ろ並べ!』って。
(増子直純)(爆笑)
(堀井美香)ええーっ!?
(玉袋筋太郎)俺・・・すごいよね?うん。
(増子直純)ちょっと職人っぽい感じのね(笑)。
(玉袋筋太郎)『お前、もう1回後ろ並べ!』って、黒人の人に言われた黄色い男ですよ。私は。
(増子直純)それ、すっごいな。もうなんか、ちょっと、ねえ。頑固職人の店みたいな状態になってますよ。本当に、スタバが(笑)。
(玉袋筋太郎)(笑)。スタバがさー。
(増子直純)てやんでえ!っつって(笑)。
(玉袋筋太郎)冗談じゃないよ、俺は。
(増子直純)そう。だからわからない言葉がね、増えてきてるっつーのもあるけど。これ、ぜんぜん関係ない話になってるけどね。
(玉袋筋太郎)いいんですよ。
(増子直純)でもこういうね、無駄な話を聞きたいんだ。
(玉袋筋太郎)ラジオっつーのは。
(増子直純)そう!大事な話は大事なことを話す番組で聞けばいい。
(玉袋筋太郎)これですよ!それがこの『たまむすび』のね、コンセプトなんですよ。パッと明るく。バカで行こうと。こういうことでいいんじゃないですか?まあそれがね、すべて怒髪天の作品には、歌には出ているわけですよ。本当にわかりやすく。ドンドンドン!と。まあ、前回のアルバムの、飲んべえのあのアルバム。もう私の車の中、ずーっとかかりっぱなしですよ。
痛風トーク
(増子直純)いやいやいや、それはうれしいね。だんだんでも、長年飲んで来ると、メンバーもドラムは痛風だし。
(玉袋筋太郎)(笑)
(堀井美香)尿酸値が高くて(笑)。
(増子直純)もう、うちのベースも去年の年末からは3ヶ月酒抜いて、γ-GTPがもうね、スーパーカーですよ。排気量がね、えらいことになっちゃって。
(堀井美香)でも、痛風って聞くとホッとしますね。心地いいですね。親近感がわきますよ。
(増子直純)でも、ドラマーとしては最低ですよ。痛風は。
(玉袋筋太郎)(笑)
(堀井美香)足ですからね(笑)。
(増子直純)足。職業的にもう、絶対ダメですからね。本当に。
(堀井美香)でも痛風、かっこいいですよ。なんか。ジャンボ尾崎さんとか、絶対痛風であってほしいですもん。なんか。大人ですよ。
(玉袋筋太郎)中野浩一さんも痛風だからね。
(堀井美香)あ、やっぱり!さすが!(拍手)。
(玉袋筋太郎)西村賢太も痛風だし。痛風。で、痛風の人は言うわけだよ。『いいか?お前、痛風っつーのはそんじょそこらの病気じゃねーぞ?「帝王病」と呼ばれているんだぞ。王様しかならねー病気だ』って。これだ!っていう。
(増子直純)めちゃめちゃ痛え王様だなっていう(笑)。
(玉袋筋太郎)痛えんだよ。こんな腫れちゃってんだから、もう。パンパンよ、もう。
(増子直純)いや、それがね、ミュージシャンはやっぱり多くて。バンドマンが。でね、やっぱり打ち上げ、ほら。毎回地方で美味しいものを食いながら。美味しいものってだいたい、プリン体が多いから。それで、飲んじゃうでしょ?だから俺のね、ドラムの先輩はガッチリ身体を鍛えているね、もう本当、バンド界最強って言われている・・・
(玉袋筋太郎)おおー!
(増子直純)先輩がいて。その先輩、痛風になって。で、ライブの当日、『痛え!』と。もうだけどね、すっごい我慢強い。男らしい。編み上げの靴、持ってきて。足を全部縛っちゃって。
(玉袋筋太郎)ダメだって!(笑)。
(増子直純)足の血、止めちゃって。それで、でもライブ一本叩いたっていうから。
(玉袋筋太郎)男だなー!
(増子直純)もうね、見ている方が痛かったっていう(笑)。風が吹いたら痛いんじゃなくて、見てる方も痛いっていうね(笑)。
(玉袋筋太郎)上手い!上手い!(笑)。
(増子直純)すごい痛風だったっていうね。
(玉袋筋太郎)編み上げちゃダメだよ、それ。
(増子直純)男ですよ。血が止まっていたっていうんだから。足の。そりゃあもう、痛くもないだろう?っていうね。本当に(笑)。
(堀井美香)大丈夫ですか?増子さんは。
(増子直純)俺ね、痛風は大丈夫ですね。もともとお酒、好きだけどね。弱いんで。ねえ。せっかく、飲みに行こうと思ったら、なかなかタイミングが合わなくて。
(玉袋筋太郎)なかなかこれが合わないんだよ。
(増子直純)行きましょうよ!
(堀井美香)そうなんですよね。増子さんもお忙しいんですよね。この後ね。
(玉袋筋太郎)家、すっごい近いんだよ、俺。バス乗ったら2駅だからね。
(増子直純)最悪ね、歩ったら。歩っても行ける。
(玉袋筋太郎)這ってでも行けちゃうから。ベロベロで(笑)。ベロベロになって、這っても帰れるから。
(増子直純)ベロベロで這って、会ったところでもう解散だもんね(笑)。『オッス!』っつって、『じゃあ、また!』っていうことになっちゃうから。
(玉袋筋太郎)そうですよ。
アルバム『五十乃花』
(堀井美香)そうなんです。増子さん率いる怒髪天も、まず3月16日水曜日にオリジナルアルバムとしては12作目となる『五十乃花』が発売されます。
(増子直純)そうですね。それを言いに来たの、忘れてたね。
(玉袋筋太郎)(笑)
(増子直純)しかもこれ、12枚目っていうのも資料を見て知ったけど。何枚作ったか?もだって、長年やってっから、数えてないもんね。
(堀井美香)でもこれ、『五十乃花』って一人ひとり、字を、生で書いたんですか?
(増子直純)生で。『五十乃花』と書いて『ごんじのはな』っていうんですけどね。北海道弁でね。で、この一文字ずつ、筆ペンで。だから初回分、一万字書いたね。すごいでしょ?
(玉袋筋太郎)一万字。
(増子直純)写経ですよ、これ。
(玉袋筋太郎)やりましたね、これ!
(堀井美香)なんにかき立てられて?そうですよね(笑)。
(玉袋筋太郎)徳、上がってますよ。
(増子直純)そう。何を書いているか、すぐわかんなくなっちゃう。あの、同じ字ばっかり書いてるから。
(堀井美香)何の字を書いたんですか?
(増子直純)俺はこの『五』なんだけど。これ、またね、おあつらえ向きというか。ちょうどいいことに『五』って感じでだんだん書いていると、『玉』になってくるんだよね(笑)。
(玉袋筋太郎)本当だ!『玉』になってる。
怒髪天、50歳目前で描くアルバム「五十乃花」初回分は手書きタイトル https://t.co/BkY0uph0Yi pic.twitter.com/ezaLf3WwoE
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2016年1月12日
(増子直純)だからね、この一万枚のうちね、たぶん20枚ぐらいは『玉十乃花』になってると思うんだよね(笑)。
(玉袋筋太郎)ほら!『玉』つながりですよ。『たまむすび』『玉袋』、そして『玉十乃花』。これだよ!
(増子直純)だいたいこれね、キャンペーンに来て宣伝するタイトル間違ってるっちゅーことになるからね。『玉十乃花』じゃない。『五十乃花』だから。
(玉袋筋太郎)『五十乃花』ですよ!うん。
(堀井美香)でも、なんか生き急ぐように毎日のようにあるんですね。ツアーが、この後。
生き急ぐようなツアースケジュール
(増子直純)これね、僕は今年50才で。本当は30ナンボにしておこうって言っていたの。『50本やろうか?』っつったんだけど、体力的に無理だからって。俺、11月からちょっとクドカンの舞台やるんで。9月から稽古に入っちゃうんで。それまでに終わらせなきゃ行けないから。4ヶ月しかないと。だから、30ナンボでいいだろ?と言ってたら、年末に某BRAHMANっていうバンドのTOSHI-LOWっていうもう、ろくでもない後輩が、『兄貴、来年50才で50本やるんですよね、ツアー?』って。『やんねえよ、お前。死んじゃうから』『やんねえんだ・・・』なんて言われて。そっから2日後ぐらいにリハでメンバーに会って、『なんか言われたでしょ?』『言われたよ』『悔しくない?』なんつって。『うーん・・・じゃあ、やるか!?』っつって。で、結局50本じゃナメられるっちゅーことで51本に
しちゃって。
(玉袋筋太郎)へー!
(増子直純)たぶんね、これ4ヶ月で50本やったら、メンバー4人中2人は死ぬだろうね。
(玉袋筋太郎)死にますね。これね。
(増子直純)死ぬ。CGになる。書き割りになってる(笑)。
(玉袋筋太郎)後半、『追悼』っていう。『追悼』をつけましょうよ。
(増子直純)そう。CGか書き割りになっているか。ドラムはもう、確実だと思うね。本当に。
(玉袋筋太郎)(笑)
(増子直純)ドラムは痛風だからもう、確実だと思う。
(堀井美香)だってすごい。4月7日、9日、10日、12日、13日ってもう、1日おきとか続けてですもんね。
(玉袋筋太郎)いや、でもたしかにこれだけ全国回ったらね、たとえばこう、あるわけですよ。石川だとかさ。新潟だとかさ。もう、その日の打ち上げのことしか考えないもん。俺、出ちゃったら。もう、それぞれ美味しいもの。それでまた痛風になってくるんだけど。
(増子直純)でも、こんだけ長いともうね、打ち上げがもう、楽しみじゃない。
(玉袋筋太郎)らしいっすね。
(増子直純)もう、次の日と考えると。だから俺以外の誰かが具合悪くなったら別にいいけど。俺が飲むと、俺が具合悪くなっちゃうから。これ、当たり前のことなんだけど(笑)。
(玉袋筋太郎)(笑)。その己を律することが大切ですね。男だ!やっぱり。
(増子直純)辛いんですよ。あのね、二日酔いで歌うっちゅーのはね、辛いんですよ。
(玉袋筋太郎)増子さん!二日酔いでラジオも辛い!
(増子直純)辛いでしょ?
(玉袋筋太郎)辛い!
(増子直純)口からね、頭蓋骨が出そうになるからね。
(玉袋筋太郎)いま、その状態ですから。本当に。
(堀井美香)(笑)
(増子直純)いま、口から頭蓋骨出そうになってんの?(笑)。
(玉袋筋太郎)カエルって変なもの飲んだら、全部内臓出すんだけど。それと同じだよ。ウェーッ!っつって。すいません(笑)。
(堀井美香)ちょっと、きれいにしてくださいよ(笑)。ということでですね、それでは増子さん。今日の曲紹介をお願いします。
(増子直純)これね、シングル。この間、出しましたよ。次のアルバムにも入ります。これ。『セイノワ』っていう曲を。
(玉袋筋太郎)行きましょう!
怒髪天『セイノワ』
(堀井美香)ロックバンド怒髪天のボーカル、増子直純さん。怒髪天で『セイノワ』でした。ありがとうございました。
(増子直純)ありがとうございました。
(玉袋筋太郎)ぜひともぜひとも、お願いします。西荻でやりましょう!
(増子直純)ありがとうございます。
<書き起こしおわり>