ナイツのお二人がTBSラジオ『たまむすび』に出演。コンビ結成直後に交通事故で大怪我し入院した塙さんを土屋さんが毎日お見舞いした話や、塙さんの兄、はなわさんの病院での奇行について話していました。
（赤江珠緒）で、一方の土屋さんはお母様が演歌歌手でもいらっしゃるというね。
（土屋伸之）そうなんです。昔、やっていて。ぜんぜん売れなかったんですけど。演歌歌手をやって。マセキ芸能社にいたんですよ。いま、僕らがいるマセキ芸能社に。
（赤江珠緒）あ、そうですか。
（土屋伸之）だから、あんまり珍しいんですよ。若手芸人で親のコネで事務所入るって。
（赤江・瀧）（笑）
（土屋伸之）本当に親のコネで入ったんですよ。マセキ芸能社の社長が知り合いで。紹介してもらって入った。
（赤江珠緒）へー！
（ピエール瀧）ナイツとしてそこに入ったっていう？
（土屋伸之）そうなんです。大学卒業する時の事務所選びが二択で。僕の母のコネのマセキ芸能社か、塙兄のコネのケイダッシュかっていう。コネの二択（笑）。
（赤江・瀧）（笑）
（土屋伸之）コネの二択で、マセキを選んで。
（ピエール瀧）なるほど。で、マセキに入ってと。
（赤江珠緒）で、漫才協会の理事にも2003年に就任されていますし。で、土屋さんも非常に人情家ということを感じるエピソードが、塙さんが交通事故で長期入院した際には、毎日お見舞いに伺ったと。
交通事故で大怪我 3ヶ月入院
（塙宣之）これはもう15年ぐらい前ですね。
（ピエール瀧）交通事故で。
（塙宣之）結構大きな交通事故で。
（ピエール瀧）どんぐらい入院してたんですか？
（塙宣之）まあ、3ヶ月ぐらいですね。
（ピエール瀧）結構な、じゃあ事故。
（塙宣之）結構な大きな事故で。
（土屋伸之）結成の本当直後だったんですよ。まだ、本当ちゃんと本格的な活動をしてなかったんで。
（塙宣之）で、1本もネタ、漫才も作ってないですし。もうコンビ組もうよって組んだ直後に事故にあっちゃって。で、4年生だったんです。僕、1個上なんで。もしあれだったら解散してもいいんじゃないかって思ったんですよ。ネタもなにもないわけですから。したら、『いや、待ちますよ』って。毎日お見舞いに来てくれて。
（赤江珠緒）へー！毎日？
（ピエール瀧）何してるんです？
（土屋伸之）まあ、話すんですよね。なんかお笑いのこととか。どういうお笑いやりたいか、みたいな。コンビ組みたてだから。
（塙宣之）ずっと俺、こんな体勢で。俺ら、こうやって・・・
（赤江珠緒）（笑）
（ピエール瀧）ピクリとも動けない状態のまんま（笑）。
（赤江珠緒）いま、この話！？みたいな（笑）。
（ピエール瀧）そこで、『いま、なにが面白い』って言われて、『いま、この状態で俺、面白いわけないだろ！』って（笑）。
（土屋伸之）希望をね。少しでも希望を持ってもらおうと思って。これからどうするか？っていう話を。
（塙宣之）あの、兄貴がですね、ひどいのがですね、兄貴も結構お見舞いに来てくれるんですけど。兄貴が誰か芸人の後輩とか友達とかと必ずお見舞いに来るんですよ。『ここ、ここ。弟が入院してるとこ』みたいな。で、『お前、がんばれよ』って帰っていくんですよ。やっぱり、寝たきりだったんでうれしいじゃないですか。したら必ず、兄貴軍団が帰った後、ちょっと笑いが起きるんですよ。
（赤江珠緒）ほう。
（塙宣之）で、何なのか？っていったら、ここに包帯を巻いていたんですけど、俺に気づかれないように全部包帯を取って帰ったんです。
（赤江珠緒）（笑）
（塙宣之）イタズラで。
病人にイタズラをして去る
（ピエール瀧）あのさ、塙くん家の兄貴さ、そういうのすごい好きだよね。
（塙宣之）おかしいんですよ。傷口を見せて帰るんです。
（赤江・瀧）（笑）
（塙宣之）ここ、真っ二つに割れてたんですよ。
（ピエール瀧）頭が（笑）。
（塙宣之）はい。
（土屋伸之）本人は何か、直してくれてるのかな？と思ったんです。
（赤江珠緒）ああ。
（塙宣之）頭をなでてくれて帰ってるのかな？と思ったら、そこをこうやって、笑って帰ったんです。
（赤江珠緒）悪っ！
（ピエール瀧）『見てみろよ、これ！頭、割れちゃってんの！（笑）』っつって？わはははは！って帰ってってんの？（笑）。
（赤江珠緒）ひどい（笑）。
（ピエール瀧）で、それを土屋くんがやってきて巻き直して。
（土屋伸之）そうです。僕が巻き直して（笑）。
（一同）（笑）
（塙宣之）ああ、またやっちゃってんだって。
（土屋伸之）ダメダメダメっつって。
（ピエール瀧）すげーな！
（赤江珠緒）いいコンビですけどね。うん。
＜書き起こしおわり＞