諸星和己 ジャニー喜多川との出会いを語る

諸星和己 ワイルドな少年時代を語る たまむすび

諸星和己さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。玉袋筋太郎さん、春風亭一之輔さんと、ジャニー喜多川さんとの出会いについて語っていました。

(諸星和己)それで学校行けなくなっちゃって。月代状態で、もうあれよ。で、代々木公園にいたら、野宿してたらジャニーに拾われたっていう。

(春風亭一之輔)ジャニー!

(玉袋筋太郎)『ジャニー』呼ばわりですもんね!

(諸星和己)『「さん」つけたらおかしいでしょ?』って俺、言ってんの。英語の名前なんだから。

(玉袋筋太郎)あ、ジャニーでいいと。ジャニーで。

(諸星和己)だから『喜多川さん』だったらわかりますよ。だから『ミスタージャニー』っていうのもおかしい。ジャニーはジャニーよ。

(玉袋筋太郎)ジャニーはジャニー。

(春風亭一之輔)いま、ジャニーさんとはどういう関係で?

(諸星和己)ジャニー、ちょっと俺は線を置いてる・・・

(玉袋・一之輔)(笑)

(諸星和己)なにを言わせんだよ!

(玉袋筋太郎)うん。メールしたりとか。『ユー!』って。

(諸星和己)するわけないでしょ(笑)。

(春風亭一之輔)会ったりはしないですか?

(諸星和己)会ったりはしないけど、たまにね、あの格好を真似するね。変な帽子に変なサングラスっていう。

(玉袋筋太郎)(笑)

(春風亭一之輔)変じゃないよ。いいですよ。

(諸星和己)あの、デカいジャケット、あるでしょ?あれね、トシちゃんのお古で。ここ開けると、『田原俊彦』って書いてあるの。俺しか知らないの、それ。

(玉袋筋太郎)いい話だなー!(笑)。

(春風亭一之輔)胸に『田原俊彦』って?刺繍があるんですか?

(諸星和己)それで、あの格好でギネスブックの写真だよ。おかしいだろ?っていうね(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)。いいねー!

(諸星和己)たまにあの格好で。

ジャニーさんとの出会い

(春風亭一之輔)ジャニーさんと初めて会ったのはどういう状況だったんですか?

(諸星和己)状況っていうよりは、初めて会った時に名刺をもらって。

(玉袋筋太郎)そうね。崎陽軒のフタみたいな名刺。

(諸星和己)そう。木だったの。で、名刺なんかもらったことないし。珍しいな、これって。崎陽軒の弁当のフタみたいなやつね。

(春風亭一之輔)ご飯粒ついてるわけじゃないですね?

(諸星和己)ついてるわけないじゃん!ねえ(笑)。そこまでくると、『ついてた』って言いたい(笑)。んで、それをポケットに入れてたの。ポケットに入れてて、まあ友達もいたから。その時。で、友達とバラバラになっちゃったの。『あ、ヤバいな。これ、バラバラになっちゃったな』って。で、違う方のポケット見たら、1200円しか入ってなくて。『これ、帰れないな。竹の子子ども会に』って思って、反対のポケット見たら、バリバリに折れたその名刺が出てきて。『この人に電話すりゃいいや!』と思って電話したら、合宿所だったの、そこ。『合宿所に来い』って言われて。

(玉袋筋太郎)すごい運命的な出会いだよなー。そっからだもんね。光GENJIになっていくっていう。

(春風亭一之輔)そんで、合宿所に行ったんすか?

(諸星和己)いや、合宿所に行ったんだけど。居座ったのが、エレベーター開いた瞬間、いちばん最初に会った人が永ちゃんだったんすよ。

(玉袋筋太郎)ええっ!?

(諸星和己)永ちゃんがね、鼻をこうほじって。俺とね、目と目が合っちゃった。

(玉袋筋太郎)矢沢さんが?

(諸星和己)うん。指、取れなかったんだろうね。そのまま『どうも』って言っちゃって(笑)。かっこいい!永ちゃんだ!って。

(玉袋筋太郎)おおー、すごいね!

(諸星和己)で、行ったら、それこそトシちゃんがいて、マッチさんがいて。こう、居心地がいいわけよ。テレビ見なくても、有名人見れるから。で、1ヶ月ぐらいいて。で、いたら、俺、ジャニーに『あの、すいません。矢沢さんは、永ちゃんはいつここに戻ってくるんですか?』『なにってんの?永ちゃんはジャニーズじゃないよ』って言われて。『ええっ!?』っていう(笑)。

(玉袋筋太郎)(笑)。永ちゃん帰ってくるもんだと思って。

(諸星和己)ずーっと思って。永ちゃん帰ってくるまで待ってたのよ。で、帰ってこなくて。まあまあ、そのまま。居心地がいいから。そのままいたの。

(玉袋筋太郎)へー!

(諸星和己)そりゃあ、ばあちゃん家よりね、7LDKのちゃんとしたマンションン方がいいわけじゃない。

(春風亭一之輔)えっ、それ、ずっと家出の最中の出来事なんですか?

(諸星和己)そうそうそう。

(玉袋筋太郎)捜索願いとか、出なかったのかね?

(諸星和己)だから、おばあちゃんに育てられたわけじゃん。で、おばあちゃんは俺のおふくろのところに帰ってると思ってるの。おふくろは、おばあちゃんのところにいると思っているから。

(玉袋筋太郎)あ、そっか(笑)。

(諸星和己)だから、誰も探しやしないっていう。

(玉袋筋太郎)これはすごいよねー!

(春風亭一之輔)それでもう、アイドルになっていくっていう?

(玉袋筋太郎)13才でしょ?その時。

(諸星和己)13才。

(玉袋筋太郎)13才だもんなー。

(諸星和己)で、『レッスンしろ』って言われて。踊りの。でも、『嫌だ。そんなもん、興味ないから』って。何もしなかったの。したら、『出て行け』って言われたの。『出て行けって、拾ったのはお前だろ?』みたいな。それでジャニーとバトル。

(春風亭一之輔)そんな高飛車に?

(諸星和己)半端じゃないっすよ。

(玉袋筋太郎)このね、諸星くん、いいねー!

(春風亭一之輔)そんな調子でジャニーさんに言って、ジャニーさんはどんな応対をするんですか?それに対して。

(諸星和己)いや、わかんないけど、あんまり俺が口ごたえするもんだから、こんなやついないと思ったんじゃないの?だから、なんか履いていたハイヒールみたいな、なんかロンドンブーツみたいなスリッパでね、殴られそうになってた(笑)。

(春風亭一之輔)(笑)

(諸星和己)逃げまわってた。7LDKのマンション(笑)。

(玉袋筋太郎)いいなー!自由!

(諸星和己)『あいつ、ハイヒール履いてる!』みたいなね。

(玉袋筋太郎)自由だなー(笑)。いや、でもまあそれで、光GENJIでデビューするには、やっぱりそれなりにね、稽古とかやったりとか。まあローラースケート履いたりとか、あったわけだもんね。それまでは、何年ぐらいかかったの?

(諸星和己)それまで、結局87年デビューなんで。僕、16才の終わりぐらい。だからちょうど3年ぐらい。

(玉袋筋太郎)3年だね。

<書き起こしおわり>
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