ジェーン・スー 久米宏との『相談は踊る』共演を振り返る

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ジェーン・スーさんがTBSラジオ『ジェーン・スー相談は踊る』で、1週間前の久米宏さんとの共演を振り返り。共演で感じたことなどを話していました。


(ジェーン・スー)5月2日土曜日、午後7時になりました。こんばんは。週末お悩み解消系ラジオ『ジェーン・スー相談は踊る』。パーソナリティーは作詞家でコラムニスト、アラフォー、生粋の日本人。人生の粋も甘いもつまみ食いしてきた、SO DANCE!というお城の門番でございます。ジェーン・スーです。

(中略)

(ジェーン・スー)で、あの先週なんですけども。4月?ですよね。まだ先週って。なんか5月になったんだけど、先週が4月・・・そうか。先週が4月。あの、スペシャルウィークですよ。これ、聞いていただいた方、ありがとうございます。聞いてない方はぜひね、ポッドキャストで聞いていただきたいんですけども。なんと、代行MCにあの久米宏さんに来ていただきました。いやー、すーごかったですね!っていま私、『すごかった』って言って自分の頭をガーン!って、ぶちたくなっているんですけど。

なぜなら、久米さん。ね、TBSラジオ 土曜日13時からの『久米宏ラジオなんですけど』のパーソナリティーもやってらっしゃる久米宏さんとの放送を私、後日聞き直したら、『すごい』って言いすぎてるんですよ。いままでの放送を聞いていて、そんなことはないの。でも、なにかと『すごい!すごい!』って言っていて、『ああ、この女、超バカ!』って思いながら聞いていて。で、いま第一声。これ、すごいって言うのを止めようと思って第一声、久米さんを表現したのが『すごかった』。ダメだね!なにも勉強していない。

TBSラジオも大騒ぎ

あのね、TBSラジオも大騒ぎだったようです。反響がやっぱり番組中にですね、久米さんに対しての相談だったりとか。あと感想っていうのも、ファックスも、ちょっと尋常じゃない量が来たんですけども。それ以外に珍しいのが、局にお電話がかかってきたそうです。リスナーの方から。『素晴らしい番組。楽しかったです。ありがとうございます』っていうのを、スタッフの人が受けまして。なかなかね、こういうのが直接スタッフの耳に届くこともないので。非常にうれしかったですね。スタッフともども、喜んでおります。本当にありがとうございます。

あのねー、もう一回同録の話に戻りますけどね。あ、その前に言うことがあった。私、知恵熱出したの。あの後。先週の土曜日。7時から9時の放送終わりまして、久米さんにちょっと残っていただいて、いろいろお話をして。非常に充実した時間をすごし、家に帰ったんですけど。なんか、いつもの楽しい放送で緊張がほぐれてテンションが上がっているとかとはちょっとまた違う、よくわからない心身の状態になりまして。あの、汗が出てきたりとかね、寒くなったり。更年期かな?と思ったら、知恵熱だったんですけど。

あの後、家に帰って本当、ぐったりしちゃって。そんなことないんですよ。テンション上がっちゃって寝れないみたいなことはありますけど、ぐったりベッドに横たわり。そしたら汗が出てきて、体が冷えてきて。『風邪かな?』と思ったんだけど、風邪でもなさそうだし。で、布団に入ったらどんどん汗が出てきて、おかしいぞと思ったら、7度2分、7度4分まで上がりまして。でも、ぜんぜん鼻水が出るとか、くしゃみが出るとかもなく、翌日もケロッとしてたんで。知恵熱ですよ。女、41にして知恵熱ですよ。70の男に知恵熱を出ささせられましたよ。日本語、変だったね。

で、まあその日はスパッと寝たんですけども。その後ね、久米さんの同録を聞きましたらね、手前味噌で申し訳ないんですけども、面白かったですね。放送が。中3の女の子から電話の相談がありました。『クラスの女の子たちと修学旅行のチームになるんだけれども、その中で1人、会話がはずまない子がいると。で、はずまないことによって、私たち全員がちょっと暗い気持ちになって。あの子とやっぱり同じチームにならないとダメかな?どうなんだろう?』っていう相談に対して、久米さんが大人でしたね。

大人の意見として、『学校っていうのは教科書に載っていることを勉強するだけの場ではないんだ。そうじゃない、どうやって社会で自分が生きていくのか?っていうことを勉強するいちばんの場だから、その女の子っていうのは許可書以上、先生以上のものが、彼女に学ばせてくれるものがあるんだよ。その子は』っていう話をしてくれて。これはね、やっぱりリスナーさんからの反響もすごく多かったですね。あと、私としてはやっぱりいちばんグッと来たのが、久米さんのね、奥さんが病気で貧乏人だった久米さんっていうとちょっと語弊があるんですけれども。大病をされて、そんなにお金もなかった時代の久米さんと結婚したという。

で、やっぱりその時に、『いちばん私の周りで貧乏だったから結婚したのよ』っていうのを奥さんが言ったっていう話がグッと来ましたね。やっぱり、博徒ですね。やっぱり、博徒たれ。女たるもの、博徒たれっていうね。本当のを使うんじゃダメですよ。そう言うんじゃなくて、『人生をこの男に賭ける!バシーン!』ってやりながらもたぶん自力で生活していく生活力とかもあったんでしょうけども。まあ、その博打が大当たりで。現在、あの著名な久米宏の人物を作っている、なんて言うんですかね?後方部隊として支えているわけじゃないですか。いい話だなと思って。まあ、もう41なんですけどね。いつかあんな日が、私にも来るといいななんて思いながら聞いていました。

あと、最後にパンチラの話ね。『パンチラっていうのは何枚見ても、いっぱい見たらお腹いっぱいになるかと思ったら、もう一枚見ていないパンツがあると思うと、思わずチラッと見てしまう』っていう。そういうこととか。『生きていることを趣味にすればいいんじゃないの?趣味なんか持たなくても』とか、いろいろですね、聞き返すたびに勉強になります。なんだろうね?『勉強になります』とか、なんか、どんな言葉で褒めてもね、全部陳腐になっちゃうんですよ。なにを言ってもね、どっかで聞いてきた言葉ばっかりになっちゃうの。

いちばん私が見習いたいなというか、うらやましいなと思ったのが、同録を聞いた時に、『今週の代行MCはこの方です!』って言った後の、『久米宏です』っていう、もうその一言でスパーン!と切り込んでくるんですよ。声で。名前と声で。もうね、ゾーリンゲン。刃物で言ったらゾーリンゲン。『ゾーリンゲン!バーン!』って入ってくるんですね。で、こうなんか、空気が変わるとかじゃないんですよ。『久米さんが入ってくるだけで、空気の色が変わりますね』とか、『指揮者ですね』みたいな感じでもないんですよ。なんかこう、もう、刀がスパーン!と入ってくるような感じで久米さんが来て。他の人と聞き比べてもね、声が普通の、他の出ている人より1メートルぐらい近い感じなんですよね。

かと言って、大きな声を出しているわけじゃないし。なにかこう、大仰なことを言っているわけでもないんですけど。声が近い。あれはでも、もう才能っていうか、持って生まれたものなのかな?私みたいなね、下戸のくせにしゃがれた声をしていると、なかなか難しいのかな?とも思うんですけども。はー、なんか反省ノートみたいになっちゃうね。これ、聞いてるとね。本当に。

あと、コーナーの始まり方と終わり方。中でしゃべっていることっていうのはすごい飄々としてらっしゃるんですよ。胸にグッと来ることもあるんですけども。それ以上に飄々として。70才であんなに飄々としている人なんてね、久米さんかうちの父親かって、それぐらいしかいないなと思うんですけども。すごい飄々としてるんですけども、トークの始まり方と終わり方で、なんかこう、久米宏印っていうんですかね?ピピッてつけてくるんだよね。だからなんかこう、久米さんの番組みたいになっていく。

勉強になること、いっぱいでした。あの、相当疲れたみたいです。久米さんも最後、終わる時に『疲れた』って帰っていきましたけど。なんとかしてもう一回こう、上手くこの番組に来ていただける方法をですね、スタッフともども、頭に汗をかいて悩みながら。もう一回、なんとか騙されて来てくれないかな?と。お待ちしておりますので、みなさん、その日を楽しみにしてください。今日、久米さんの番組終わった後にちょっとご挨拶で3時ぐらいに行ってきたんですけど。今日もドルチェ&ガッバーナ着てらっしゃいました。今日も、ドルチェ&ガッバーナ着て、たべっこどうぶつ食べてましたね。かわいい(笑)。

たべっこどうぶつ食べる70才の久米さんでしたけどね。本当、今日も飄々としてましたが。あの飄々さで40年以上働いているわけでしょ?いやー・・・この番組、まだ始まって1年ですよ。長いな、先が。頑張ります。久米さんにも『頑張って』って言われたんでね。今日も2時間、みなさん、よろしくお願いします。相談は踊る、まだ始まったばっかりの番組。まあ、1年か。たった番組ですけど、なんとか追いつけ・・・追い越せは無理だから。なんとか・・・周回遅れを取り戻せぐらいの感じで行きましょうか?それぐらいで、みなさんとやっていきたいと思いますんで。よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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