ジェーン・スーさんがTBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』で最近のバレンタインの定番となった女性同士の友チョコ交換などについて話していました。
(赤江珠緒)それでは、作詞家・コラムニストのジェーン・スーさんです。こんにちは。
(ジェーン・スー)こんにちは。よろしくお願いします。
(赤江珠緒)お願いします。今日もランバダをね。BGMに登場されました。スー刊現代ですが・・・
(博多大吉)いま、入ってきてすぐね、私バレンタインのチョコをいただきまして。ありがとうございます。と、言った瞬間に赤江さんにも渡して。赤江さんもスーさんに渡して。これ、女性同士も交換するんですか?
(赤江珠緒)昨今はですね。
(ジェーン・スー)昨今は。ようやく、バレンタインの女のテイの奪還っていうのが終わったんですよ。
(博多大吉)奪還?
(ジェーン・スー)最初は、食べもしない男にあげるっていう非常に虚しいイベントだったんですね。ただ彼らの自尊心を満たすためだけに、好きでもない甘いモノを差し上げるっていう作業だったのが、だんだん自分のために。我が軍のために我が資金を使うっていうことが許される風潮にだんだんなってきまして。
(赤江珠緒)そうですね。
(ジェーン・スー)女性同士でやっぱり、サッカーの試合の後のように。
(赤江珠緒)お互いをたたえ合う、みたいな・
(博多大吉)ユニフォームの交換みたいに。たたえ合った?
(ジェーン・スー)いま、たたえ合った。感じませんですか?
(赤江珠緒)日頃のね。日々の。
(ジェーン・スー)いつもお疲れ!っていう感じの。
(博多大吉)スーさんの第一声っていうかね。赤江さんからもらった第一声が、『価格差10倍かな?ヤバいな』っていうのがありましたけど。まあでもお互いね、美味しいチョコを。情報交換みたいな。
(ジェーン・スー)そうでございます。
(博多大吉)すいません。ちょっともう、あんまり知らなかったもので。
(赤江珠緒)ちなみにスーさんは、手作りチョコとかあげたことがあるんですか?
(ジェーン・スー)ありますよ!あの、女子高時代に電車の中であまりにもかっこいい男子学生。別の学校のに1年ぐらいジーっと目で視姦してまして。
(赤江珠緒)(笑)
(ジェーン・スー)あ、すいません。お昼の番組でしたね。見つめておりまして、どうしても気持ちを伝えたいっていうんで、いまだったらもう、『やめろ!』って肩をつかむんですけど。自分のね。いきなり手作りチョコレートを持っていって。
(赤江珠緒)ああ、王道。王道。電車で好きになった人に渡すって。
(ジェーン・スー)『これ、どうぞ!』っていうのをやったら、『すいません。彼女いるんで・・・』って言われて。もう、ボーン!ってダンクシュートみたいに駅のゴミ箱にそれを捨てたんですけど。それを一緒に行っていた友達がゴソゴソって後から行って。サッて取って、ポリポリって食べてました。
(赤江珠緒)(笑)
(博多大吉)もったいないと。
(ジェーン・スー)もったいない。作ったものに罪はないと。
(博多大吉)えっ、スーさんどこですか?その時。出身地とか。
(ジェーン・スー)出身は埼玉の高校に行ってたんですよ。東京生まれ東京育ちなんですけど、東京の学校に受からないっていう悲しいジンクスがありまして。高校・大学が埼玉と神奈川なんです。
(博多大吉)その時は通ってた?
(ジェーン・スー)通ってました。埼京線に乗って通ってました。
(博多大吉)へー。やっぱり田舎になると、電車通学が全くないから。そんな、もう本当ドラマの話やなって思って。電車の中で見かける人とか。
(赤江珠緒)ありますよ。
(ジェーン・スー)それ、超ありますよ。
(赤江珠緒)もうだから、その時間の。何時になったらいるから。その時間に必ずこの車両に乗らなければ、とかね。
(ジェーン・スー)あの、浦和学院の生徒に全員、アダ名つけてました。
(赤江・大吉)(笑)
(ジェーン・スー)『ぐりとぐら』とか。『右』とか。『首長』とか。全部アダ名つけて。
(赤江珠緒)(笑)。いまでもスラスラ出ますな。
(ジェーン・スー)『首長、来た!首長』みたいな。
(博多大吉)『ぐりとぐら』・・・『右』ってなんですか?
(ジェーン・スー)いつも右にいる。バイプレーヤーですよ。バイプレーヤーという意味での、『右』。
(赤江珠緒)なんの話になってきたんですか!?
(ジェーン・スー)失礼しました。
<書き起こしおわり>