ピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、神戸マラソン挑戦を目前に控えた赤江珠緒さんに対して、マラソンにご利益のある神社への参拝をすすめていました。
(ピエール瀧)マラソンランナーがこぞってお参りするような神社ってないんすかね?
(赤江珠緒)あるでしょ。やっぱ走るとか駆けるってことで・・・
(ピエール瀧)僕、去年かな?金比羅山行ったんですよ。金毘羅神社、行ったんですけど。金比羅山って、『こんぴらふねふね』ですから。船関係の方がお参りに来る感じなんですね。で、なんか新しく船を、新造船を作るとなると、その進水式の前に金毘羅神社に行って『なにごともありませんように』っていう風にお参りしたりするんですね。
(赤江珠緒)うん。
(ピエール瀧)で、そこに、TBSで宇宙行った人、いるじゃないですか。昔。最初。秋山さんか。秋山さんの額みたいなのばバーン!と飾ってあって。
(赤江珠緒)あ、そうか。あれも宇宙船という船だから。
(ピエール瀧)船だから。やっぱりそこでお参りに行った名残があるんですよ。で、船と言えばそこ!みたいな感じで、マラソンと言えばそこ!っていう・・・
(赤江珠緒)マラソン?飛脚?
(ピエール瀧)飛脚用の神社、あるかな?
(赤江珠緒)飛脚用の神社があるんじゃない?やっぱり。
(ピエール瀧)僕ね、いま考えたんですけど。『マラソン』じゃないですか。マラソンのマラは『マラ』ですよね?
(赤江珠緒)ちょっと待って下さい?(笑)。そこ・・・
(ピエール瀧)マラ。いや、ゲン担ぎですからなんでもいいんです。自分で思い込めば。ね。精神安定のためですから。
(赤江珠緒)はいはいはい。まあ、そうですね。まあ、切るとそういうことになりますね。
(ピエール瀧)僕おすすめのね、川崎に金山神社っていうのがあるんですよ。で、この神社は何で有名か?っていうと、チンチンがご神体なんですよ。で、毎年春になると、チンチンのご神体を担いで、町中神輿が練り歩いて。
(赤江珠緒)(笑)
(ピエール瀧)その後ろをエリザベス会館っていう亀戸にある女装の館が、ピンクのチンチンのハリボテの神輿を作って、全員女装した姉さんたちが、まあ、兄さんですけども。
(赤江珠緒)(笑)
(ピエール瀧)本性は兄さんですけども。姉さんたちが、『あっ、デッカマーラ!それそれ!デッカマーラ!それそれ!』ってやる、かなまら祭っていう祭をやっている神社があるんです。で、そこはその昔、遊郭とかありましたから。性病よけだったりとか。そういうもの、いろんなのが・・・
(赤江珠緒)まあ、子宝とかもね。
(ピエール瀧)地面からの力をね、いただこうじゃないかっていうようなための神社なんですけども。
(赤江珠緒)そういう大らかな信仰、ありますもんね。
(ピエール瀧)僕、いま『マラソン』って思って。『マラ』を『尊ぶ』と書いて・・・
(赤江珠緒)(笑)。ちょっと待って下さい!ちょっと待って下さい!あのね、ランナーが1万8千人参加します。赤江だけちょっと違う方向に、それ行ってしまってない?
(ピエール瀧)これ、エリザベス神輿。いや、そうですけれども。いや、結局ね、そういうゲン担ぎだと。
(赤江珠緒)うわー、お姉さん方、担いでるわー(笑)。
(ピエール瀧)そうでしょう?(笑)。チンチンのね、神輿を。これ、ピンクなんですけど。どピンクのやつを担ぐんですけども(笑)。いや、たしかに赤江さんはそうおっしゃいますけども。ゲン担ぎですとか、そういう気持ちの部分なんてのは、自分がそれで精神の落ち着きがあればいいわけです。たとえば、プロ野球選手にしてみたら、『グラウンドには左足から入るようにしてます』なんていったところで、根拠なんかないわけですよね。
(赤江珠緒)そうねー。靴紐はこっちから・・・とかね。
(ピエール瀧)根拠なんかないわけです。ただ、それをやることによって、自分なりの『よし、いつも通りだ!』とかっていう落ち着きが出てくるわけじゃないですか。もちろんね、マラソンにまつわる神社がどっかにあれば、いますぐにでもそちらに行ってお参りなさればよろしいですけども。そんなもんなんか、都合よくあるのかしらん?っていうのもありますから。
(赤江珠緒)ええ。瀧さんがおすすめすると。
(ピエール瀧)『マラを尊ぶ』と書いて・・・る神社じゃないですか。
(赤江珠緒)(笑)。そうかー。
(ピエール瀧)マラを尊くみてるわけだから。『マラ尊』だぞ!っていう。マラ尊、マラソン、マラソン神社!?
(赤江珠緒)(爆笑)。ランナーの人も行ってるかな?
(ピエール瀧)これでですよ、仮に赤江さんがそこにお参りに行きまして、後、感想の暁になったとするじゃないですか。そうしたら、もう金山神社が『あそこ、マラソンもいけんじゃね?』っていうことで。
(赤江珠緒)(爆笑)
(ピエール瀧)でも、金山神社すごいんですよ。先ほど、ゲラゲラ笑ってらっしゃいましたけども。性的なものだったりとかを、祀ってありますから。もう世界各国から『エイズよけ』みたいな感じとかで。なりませんように!ってこととかで、いろんな外国の方も、大挙押し寄せたりしてるような・・・
(赤江珠緒)あ、そうなんですね!
(ピエール瀧)神社でございますから。やっぱりそこはほら、気持ちの話じゃないですか。だって外国人にしてみたらさ、日本のさ、どっか川崎にある神社に行ったところでっていうのはあるでしょうけど。やっぱりそこに行くことによって・・・
(赤江珠緒)しかもなんか自分もよくわかるご神体ですもんね。人として、見たことがない龍とかじゃななくてね。見たことがある・・・
(ピエール瀧)だからここに行って、マラを尊でマラソンをする。で、見たことあるじゃないですか。赤江さんも半分はこれですよ。元は。半分はこっからもたらされたわけですし。
(赤江珠緒)うん・・・実在しているご神体ですわ。たしかに。なるほど。
(ピエール瀧)そう。ですから、そこに関してね、お参りに行くと、このね、チンチンの飴とかを売ってるわけです。
(赤江珠緒)ああ、そう(笑)。
(ピエール瀧)はい。それを持って、(マラソンを)スタートなされば。
(赤江珠緒)あ、途中で疲れた時に、急に出して・・・(笑)。
(ピエール瀧)なんでいま、(仕草で)パンツの中から出したの?バカなのか?
(赤江珠緒)いや、違う違う(笑)。パンツじゃないよ!違うよ!サイドポーチだよ!
(ピエール瀧)サイドポーチか。いま、パンツの中からマラの飴を出そうとしてるから・・・
(赤江珠緒)違う!(笑)。マラソンの時、つけてるでしょ?
(ピエール瀧)もうテレビ見てる人、そして沿道の人が腰を抜かしますから。それは。
(赤江珠緒)ただの変態でしょ!そうなったら。
(ピエール瀧)ほら、外国人観光客もほら、グッズとかも。ほら。丸メガネの鼻メガネのおもちゃ、あるでしょ?あれの鼻部分がチンチンになったやつとかも売ってるんです。
(赤江珠緒)うわー、うれしげにつけてます(笑)。
(ピエール瀧)だからそれを全部赤江さんもつけて。ね。で、棒も持って。それで行けば、『なんなんだ、赤江は!?』って・・・
(赤江珠緒)もうさ、とりあえず関西の仕事のオファーはなくなると思うよ(笑)。
(ピエール瀧)いや、逆に増えると思うな!
(赤江珠緒)本当!?
(ピエール瀧)関西はそこ、見逃さないっしょ。『いよいよ赤江が本領発揮だ!』ってことで。『ABC時代はまだサナギだったな。東京に行ってあいつ、すげーことになったな!』っていう。
(赤江珠緒)東京に行ってあいつ、一皮むけて・・・
(ピエール瀧)マラだけに、一皮むけてと。
(赤江珠緒)大人になってと(笑)。
(ピエール瀧)うわー、上手だね、赤江さん!いろいろ。そうやってすぐ放り込んでくるなー!
(赤江珠緒)なにを言ってるんですか(笑)。
(ピエール瀧)上手だな、赤江さんはー!
(赤江珠緒)上手じゃないわ!本当にねー。
(ピエール瀧)いやでもね、もうね、本当に冗談抜きで、ここまで赤江さんも人知れずがんばってきたと思いますよ。そしていよいよ本番を迎えるわけですし。そこまでケアしてるわけですから。そこをやっといても、いいでしょ?
(赤江珠緒)そうね。最後の最後は本当、そうよね。自分にできることはね、人事を尽くして・・・
(ピエール瀧)天命を待つでしょ。
(赤江珠緒)尽くしたのかどうか、自信がなくなりますけど。
(ピエール瀧)そうでしょう。
<書き起こしおわり>