高校野球大好き芸人のアンジャッシュ渡部さんがTBSラジオ『たまむすび』で2014年夏の甲子園の優勝校を予想。いけだてつやさん、ラバーガール大水洋介さんも予想を披露しています。
(赤江珠緒)そんなね、地方大会。いろいろありながら。いよいよ一回戦の対戦カード、決まりましたけど。
(ピエール瀧)決まって。これね、ちょっとね、二人には悪いんですけども。おたくたちから情報を吸い上げている親分みたいな人、いるじゃないですか。
(赤江珠緒)アンジャッシュの渡部さん。
(ピエール瀧)そこで情報だけちゃっかりいただいている男。
(いけだてつや)(笑)。いやいやいや・・・
(ピエール瀧)あの男に、ちょっと番組恒例で優勝校を一発予想を聞こうと思って。ちょっと、(電話を)かけていいですかね?かけますよ。(電話をかける)
(赤江珠緒)つながるか、わかんないです。渡部さんもお仕事をされているかもわからないので。どうでしょうかね、何のアポも取ってないんで。どうかわからないですけど。
(ピエール瀧)シンプルに聞きましょうね。渡部くんね。さあ・・・
(渡部建)もしもし?
(ピエール瀧)もしもし!渡部くん?
(渡部建)はい。
(ピエール瀧)どうもお疲れ様です。たまむすび、ピエール瀧ですけども!
(赤江珠緒)たまむすびですー。
(渡部建)あ、いや、ちょっと嫌だ。出た・・・
(一同)(爆笑)
(渡部建)出た。ちょっと、嫌だ嫌だ嫌だ・・・
(ピエール瀧)『ちょっと嫌だ』。出た。
(渡部建)嫌なんですよ。これ。
渡部建 甲子園優勝校予想
(ピエール瀧)渡部くん、またこの季節がやってまいりましたんで。ちょっとね、やはりここはリスナーからもね、お葉書来てるんですよ。たとえばね、(リスナーのメールを読む)『選抜の時に失敗しましたんで、夏の大会の優勝校を予想して、ファミレスでたらふく食べたいんです』っていうのが来てますから。
(渡部建)いや、あのね、春の予想外したじゃないですか。あの、twitterがまあまあ面倒くさいことになったんですよ。
(一同)(爆笑)
(渡部建)あのね、予想しちゃいけないなって僕、本当に思ったんです。その時に。しないとマズいですか?夏も。
(ピエール瀧)ただこれ、春はそうなっちゃいましたけど。やはり春は選抜ですから。秋の段階の結果が春に出てきますから。読み違えること、ありますよ。ただ夏はちゃんと地方予選を勝ち上がってきてますから。その中で渡部くんがバシッ!と決めたらですよ、これtwitterが逆の意味で大変なことになるでしょう。すごいぞ渡部!と。
(渡部建)いやいや、大変になるんじゃないですか(笑)。
(ピエール瀧)(笑)。なんかすごい渋ってるね。予想するの。
(渡部建)いやいや、まあちょっとね、大本命すぎるかもしれないですけど。ありますよ、1校。
(ピエール瀧)1校ね。お願いします!
(渡部建)神奈川代表の東海大相模高校じゃないかなと。
(ピエール瀧)あー、なるほど!その理由は?
(渡部建)やっぱり夏はピッチャーが何人いるか?なんですよね。そんな中、かつて記憶ありますかね?87年のPL学園。野村・橋本・岩崎っていうね。立浪さんの代の時に3枚のピッチャーを駆使して優勝したんですけど。今回、それを上回る4枚のピッチャー。4人がですね、140キロ以上を投げるカルテットがいるんですけど。ぜんぜん投げてないんですよ。みんな予選で。ええとね、優勝しているチームにもかかわらず、神奈川って7戦くらいやんなきゃいけないですけど。みんなで分散して投げてるんで、15回とか20回とかしか投げてないんですね。ピッチャーが。
(ピエール瀧)東海大相模はリーグ戦も戦えるぞ!っていう戦力なんですね。要するに。
(渡部建)そうですね。で、やっぱり東海大の総監督の原貢さん、レスト・イン・ピースでですね、東海大系列の士気も上がっておりますし。で、一回戦がまたね、盛岡大付属っていう強豪校と当たってしまったんですが、東海大相模高校の打線のちょっと弱点はね、左腕に弱いっていうことだったんですけども。盛岡大付属の松本投手は右投げなので。まあ、ここも問題ないかなっていうことで。そのままトントン勝ち上がるんじゃないかなっていうことで。どうでしょう?東海大相模で。
(ピエール瀧)わかりました!今日ね、スタジオにね、大水くんといけだくんもいるんですけども。
(渡部建)あ、そう。お世話になってるんですよね。
(ピエール瀧)二人もやっぱり東海大相模、強いと。
(大水洋介)正直、強いですね。
(渡部建)だいぶいいですね。
(大水洋介)しかも、組み合わせ的にも二回戦からなんで。消耗も少ないですし。相当有利ですね。
(渡部建)どんどんピッチャー変えてくるんですよ。横浜戦もね、最後出てきた小笠原くんがいきなりマウンド上がって145キロ投げたりとか。打てないと思うんですよね。
(ピエール瀧)そうだ。じゃあ渡部くん、これ東海大相模で。ということで。
(渡部建)ええ。あれですよ。予想は予想なんでね。これね。
(いけだてつや)声、上ずってますよ(笑)。
(赤江珠緒)えっ、渡部さん。今日は大丈夫だったんですか?お電話は。いまは。
(渡部建)今日ですか?いま、あの千葉テレビの楽屋にいますけど。
(一同)(爆笑)
(ピエール瀧)じゃあお仕事もありますんで。そろそろ失礼いたします。ありがとうございました!
(赤江珠緒)ありがとうございました。
(渡部建)お願いします。はい。
(ピエール瀧)ねー、ということで。
(いけだてつや)完全にトラウマになってますね(笑)。
(一同)(爆笑)
(ピエール瀧)うっかり予想することの恐ろしさを身をもって知ったという。
(いけだてつや)だいぶ慎重な予想でしたよ(笑)。
(ピエール瀧)じゃあ、二人のも聞いておこうかな。大水くんは?
(大水洋介)そうですね。相模も正直強いんですけど。それ以外で言うと、九州国際大付属。
(赤江珠緒)九州?福岡の。
(大水洋介)ここも監督の若生監督っていう方がダルビッシュを育てた名将が、今年限りで引退なんで。ここも相当気合が入ってまして。で、しかもハーフの子が二人いるんですよ。
(ピエール瀧)あ、ダルビッシュ的な感じの。
(大水洋介)アドゥワ大くんと、あともう一人ね。なんだっけな?難しい、すっごい長い名前の子がいて。1回、アドゥワくんと安藤くんっていうピッチャーもいるんですよ。で、アナウンサーの人が『ピッチャー、アドゥワくんからかわりまして、あんどぅーくん』って。ちょっとつられちゃったことがあって(笑)。
(一同)(笑)
(赤江珠緒)あ、ジャーマイアス賢三くん。
(大水洋介)ジャーマイアス賢三くんは予選、一切出てないです。秘密兵器。
(ピエール瀧)秘密兵器。ジャーマイアスは。
(いけだてつや)スコアボードにどこまで名前が入るのか?っていうのも楽しみではありますけど。甲子園のスコアボードに。
(ピエール瀧)あ、甲子園のスコアボードに。電光掲示板の限界がわかるんじゃねーかっていう。
(いけだてつや)『JM』ぐらいの感じで書かれる可能性もありますよ(笑)。
(ピエール瀧)いけだくんは?じゃあ。
(いけだてつや)僕はまあやっぱりいろいろ。九州国際大付属とか東海大相模とか出てますけども。ちょっとやっぱり気になるのは明徳義塾。
(ピエール瀧)明徳。
(いけだてつや)明徳義塾が今年、エースの岸くん。1年生からもうエースで。甲子園も経験してますんで。かなりいいかなと思いますし。明徳義塾って夏は相当な守備力をつけてくる。で、今回って結構ふわふわした感じっていうか。逆転のドラマチックな展開で出てきた高校とかが多いんで。そういう時ってビシッと締めるのはやっぱり明徳じゃないかな?っていうのがありまして。
(ピエール瀧)ああ、なるほど。
(いけだてつや)あとひとつ、豆知識を言わせてもらいますと、明徳義塾の馬淵監督先生いらっしゃいますけども。金属バットのことを『アルミ』っておっしゃいます。
(一同)(笑)
(赤江珠緒)えっ、アルミっておっしゃいます?
(いけだてつや)『おう、アルミ持っていけ』って言われます(笑)。
(ピエール瀧)『おい、バッティング、アルミで打て』って(笑)。『竹バットじゃねーぞ、アルミで打て』っていう。
(いけだてつや)で、スイングが速くなってくると『つま楊枝みたいに使うな』って言い始めるんで。もうなんのことかわかんないです。『お前、アルミがつま楊枝みたいになってきたな!』って(笑)。
(赤江・瀧)(笑)
(いけだてつや)もうなに言ってるかわかんないです。
(ピエール瀧)謎すぎると。どう言ってるかわかんなくなってくると。
(いけだてつや)まあでも本当、強いチームだと思います。
(赤江珠緒)なるほどね。馬淵監督も日焼けしてね。砲丸投げみたいになるんでしょ?(笑)。
(いけだてつや)(笑)
(ピエール瀧)まあ、じゃあね。いよいよ週末から始まりますけども。注目は東海大相模、九州国際大付属、そして明徳ということですね。
<書き起こしおわり>