菊地成孔さんがMXテレビ『5時に夢中!』月曜日にゲスト出演。ふかわりょうさん、マツコ・デラックスさん、若林史江さんとともに歌舞伎町や新宿伊勢丹などの話をしていました。
(ふかわ)というわけで本日のスペシャルゲスト。ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔さんです。よろしくお願いします。さあ、菊地さん、この番組ご覧になっていただけてるとお聞きしたんですが・・・
(菊地)よく見てます。はい。拝見させていただいております。
(マツコ)言わないほうがいいですよ。本当に。
(ふかわ)ちなみに、(マツコさん・若林さんと)接点は・・・?
(菊地)いや、全く初対面です。
(マツコ)はじめまして。なんか・・・(ふかわと菊地を指さして)あるじゃないですか。
(ふかわ)以前に少し出演した『パンドラの匣』という映画の音楽を・・・はい、かっこいい音楽で。もちろん世界的に有名な方なんですが、まだご存知でない方もいらっしゃると思うんで、プロフィールを紹介したいと思います。
(内藤)はい、簡単にまとめてみました。こちらです。
菊地成孔プロフィール
(ふかわ)カテゴリー分けました。まず一つ目。『仕事』。さあ、いろいろ出て来ましたが、やはり本業はジャズ・ミュージシャンということでよろしいんでしょうか?
(菊地)はい、そうですね。
(ふかわ)続いて文筆家というのがありまして、いろいろ。学校で教えたり、またファッションやグルメなど、いろいろありますが、なんでまたこんなに広がって行ったんでしょうか?
(菊地)まあ、働かないと食っていけないので・・・
(ふかわ)マツコさん、どれか気になる言葉、ありますでしょうか?
(マツコ)気になる言葉?
(若林)対談家ってなんですか?
(菊地)ああ、対談集だしたり、いろいろ人と会ったり。なんか適当に誰か書いた・・・はい。
(ふかわ)ただ、ジャズ・ミュージック、ジャズとの出会いっていうのは、どういったタイミングだったんでしょうか?
(菊地)あの、家が飲み屋だったんで、最初はムード歌謡みたいなの聴いてたんですけど、だんだんだんだんそれがジャズになっていってというような感じですかね。
(ふかわ)あの、楽器をなにかやるとかそういうことは?
(菊地)はい、あまりやってなかったんですけど。ちょっと大学落ちたり、いろいろドロップアウトしている間に、追い詰められるように楽器やるしかなくなっちゃって。
(ふかわ)あ、じゃあいろいろ追い込まれて、ジャズ・ミュージックの世界へ・・・あっ、マツコさん、なにか?
(マツコ)いやいやなんか・・・遊んでるっぽいなって・・・
(菊地)全然遊んでない!すごい働き・・・一生懸命働いてます!
(マツコ)働いてもいるでしょうけど・・・
(菊地)いや、遊んでないです。
(マツコ)女、絶やしたことないでしょ?
(菊地)そんなことないですよ!童貞です、童貞!
(内藤)次、行ってよろしいでしょうか?
(ふかわ)はい、行きましょう。生活。千葉出身、現在は新宿歌舞伎町在住。
(マツコ)ほら!
(若林)歌舞伎町!?
(マツコ)歌舞伎町に童貞の人、住まないわよ!
(菊地)いっぱい住んでます!
(マツコ)住んでないわよ!岩井志麻子が住んでるんだからね。そんな人、住んでないから!
(菊地)岩井さんの斜向かいですよ。
(ふかわ)あ、そんなにお近くて。千葉出身はマツコさんと一緒ですけど。
(マツコ)どちらですか?
(菊地)銚子です。
(マツコ)銚子と・・・あんま接点ないです。
(ふかわ)銚子っていうのは、どんな男性がいらっしゃるんですか?
(マツコ)銚子!?銚子は・・・
(菊地)野球の篠塚とか。
(マツコ)西武の石毛とか、巨人の篠塚ですよ。
(ふかわ)いやいや、野球選手しか・・・
(マツコ)そうなんだもの!
(ふかわ)ちなみに、なぜ歌舞伎町を選ばれたのでしょうか?
(菊地)まあちょっと住みたいなと。別の仕事で缶詰にしてたんですよ、歌舞伎町のホテルで。そしたらなんか、いいなと思ってそのまま住みました。
(ふかわ)刺激、強くないですか?
(菊地)あの、実家が飲み屋で、銚子の歓楽街なんで、ちょっと似てるんですよね。
(マツコ)銚子の飲み屋は相当な飲み屋よ!荒くれ男しか住んでないんだからね!
(ふかわ)はい、続いてFAVORITE。はい、こちらは(新宿)伊勢丹に造詣が深いと。
(菊地)造詣は深くはないですよ。
(若林)新宿伊勢丹限定なんですか?
(菊地)そうです。近所なんで。
(ふかわ)あの、マルイとかよりも伊勢丹の方が・・・
(菊地)伊勢丹、好きですね。
(ふかわ)どんな違いがあるんでしょうか?
(菊地)なんか伊勢丹はオーラが違いますね。
(ふかわ)そんなざっくりとした(笑)。あの品揃えとかそういうのではなく?
(菊地)品揃えは今、どこでも一緒ですよね。新宿伊勢丹は全然オーラが違いますよ。
(ふかわ)どこらへんにオーラを感じるんですか?外観ですか?
(菊地)建物全体もそうですし、中があそこ、ちょっとした会員制みたいな、オシャレな人ばっかり来るじゃないですか。
(ふかわ)そうですか。
(マツコ)鼻持ちならないヤツしかいませんよ。
(ふかわ)その一人なわけですか?
(菊地)いや、僕は見てる・・・
(ふかわ)見てるんですね。見て楽しむ。
(内藤)実際に買い物をするというよりも、人を見て楽しんでる。
(菊地)買い物はあんまりしません。そんなに。
(マツコ)確かに店員、異様に背の高い女の店員とか見てると面白いですよね。『ここしか居場所がないんだろうな』っていう女がいますから。
(ふかわ)そうなんですか。
(菊地)コスメのフロアを見るのが好きですね。
(ふかわ)あの、それ変質者扱いされませんか?大丈夫ですか?
(菊地)全然大丈夫です。小高い丘みたいなところにトイレがあって、そこでこうやって、ふーって休んでるフリしてずっとコスメのところ見てるのが好きです。
(ふかわ)あ、そうなんですか。
(菊地)美容部員がいっぱいいて。
(マツコ)なんか・・・怪しいね。
(菊地)そんなことないですよ!
(マツコ)エロティックよ。うん。
(ふかわ)アーティストですね。
(マツコ)エロティックよ!
(ふかわ)アーティストですからね!
(マツコ)すごい!面白い!
(ふかわ)さあ、そんな菊地さんですけども、22日から渋谷シアターオーブでライブを・・・
(菊地)ヒカリエの上の方ですね。
(ふかわ)なるほど。
(マツコ)ジャズのイベント、鼻持ちならない東急電鉄ですか。
(若林)全部鼻持ちならないじゃないですか。
(菊地)その通り。その通り。
(ふかわ)鼻持ちならない場所、たくさんありますね!さあ、ジャズの一大イベントということですが。
(菊地)はい、そうですそうです。私は26日に出るんですけど、私だけじゃなくスゴいメンツですね。由紀さおりさんとかも出ますし・・・
(ふかわ)(映像を見ながら)これは・・・
(菊地)これは私ですね。
(ふかわ)このような編成で?
(菊地)これはこのバンドで出ます。
(ふかわ)じゃあ、皆さん座って。
(菊地)そうですね。シアターなんで、大人のジャズって鼻持ちならないこと言ってますけど。
(ふかわ)そういう場所、いっぱいありますね。他の共演者の方とか、他の曜日の方とかと接点はあったりしますか?
(菊地)えっと、多少あります。SOIL&”PIMP”SESSIONSとかね、ダチもいますけども。でも世界的に有名な方も来ます。鼻持ちならなくない方もいらっしゃいますんで。
(マツコ)これ、もっとも鼻持ちならないロケットマン(ふかわりょう)は出ないの?
(一同)(笑)
(ふかわ)全然、鼻持ちならなくないですから!
(若林)ロケットマンってジャズだっけ?
(菊地)ロケットマン、最高ですよ!
(若林)最高!?嘘!
(ふかわ)まさか菊地さんの・・・
(若林)聴いたことあるんですか?
(菊地)ありますよ、いっぱいあります。
(マツコ)えっ、本当に?本当にスゴいと思います?
(菊地)思いますよ。ふかわさん、カッコイイです。
(マツコ・若林)えーー!?
(ふかわ)ありがとうございます。
(マツコ)ナシ!ナシ!もう、全部カット!
(ふかわ)後ほど、楽屋で号泣したいと思います。ということで、5時に夢中!、今日出演されることで、周りのブレーキとかかからなかったんでしょうか?
(菊地)なんでしょう、かかりませんでした。どんどん行けってことで。自分のブレーキはちょっとかかりましたけど。
(マツコ)いやー、でも本当に・・・(菊地さんの膝を触る)
(内藤)さっきオンエアー中に菊地さん、ご自身で写真を撮ってらっしゃいましたよ。
(菊地)はい、撮ってました。ファンなので。起きたらすぐ5時に夢中!見るんで。
(内藤)この時間に起きるんですか?
(菊地)はい。この時間に起きます。
(マツコ)あら、歌舞伎町の人はだいたいみんなそれぐらいに起きるのよ。
(若林)これから出勤ですよ、出勤。
(ふかわ)そして先程のライブですけども、プレゼントが。
(内藤)そうなんです。今日は視聴者の方にプレゼントがあります。JAZZ WEEK TOKYO 2013 菊地成孔さんが出演される3月26日火曜日の公演チケットを1組2名様にプレゼントいたします。ご希望の方は番組HPの専用フォームよりご応募ください。
(ふかわ)じゃあ、全員を代表してマツコさんから菊地さんに最後に質問をしていただけますでしょうか?
(マツコ)えっ、いいんですか?私は、そういう意味でアリですか?
(菊地)ああ、そういう意味ですか?いやー、大アリですね。
(若林)やっぱ歌舞伎町に住んでると心が広くなるね!
(マツコ)やっぱり新宿っていい街だねー!
(菊地)いや、最高!最高!渋谷はダメ!
(マツコ)ダメ!本当、ダメ!
(菊地)最高です。
(ふかわ)本当に、ありがとうございました。スペシャルゲスト、ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔さんでした。ありがとうございました!
(マツコ)いろいろごめんなさい!とりあえず、謝りましょう!
<書き起こしおわり>