ヤーレンズのお二人が2024年12月23日放送のABCラジオ『ツギハギ 〜ヤーレンズのダダダ団!〜』の中でM-1グランプリ2024を振り返り。海原ともこさんの「もっとしょうもないものを見たかった」発言について話していました。
（ファーストサマーウイカ）（M-1グランプリ2024で）お二人の見たことがない顔を見ました。もちろん、ネタとかはいいんですけども。その結果がどうだ？っていう時の顔とか、結果が出た後とか……もう、言葉にできない感じですけど。なんかお二人の顔、今までに見たことない顔をしてました。
（出井隼之介）ああ、本当？
（ファーストサマーウイカ）見てないですか？
（出井隼之介）見れてないな。自分では。
（ファーストサマーウイカ）すんごい……それでね、たぶんみんな、泣いたよな？
（出井・楢原）フハハハハハハハハッ！
（ファーストサマーウイカ）あの顔で、泣いたな？
（楢原真樹）語りかけるなよ（笑）。
（出井隼之介）マジで？ 泣いた？
（ファーストサマーウイカ）いや、泣いたんすわ。
（出井隼之介）なんか……そうね。
（楢原真樹）あれ、本当にいつ撮られてるかわかんないから、だいぶ気を抜いた顔、してるよね。
（ファーストサマーウイカ）途中で一瞬、足を組んでたのが映っちゃってましたよ？ すぐほどいていたけど。
（出井隼之介）暫定ボックスで（笑）
（楢原真樹）ああいうの、よくないよね。すごい気、抜いてるからね。
（出井隼之介）審査に関して言うと、もう本当にこれは誤解なきように言うけど。審査に関して、我々がなにか思うところがあったりはしなくて。むしろ、ちょっとネットニュースになっていたけども。ともこ姉さんが総評の時、我々に言ってくれたことがニュースになってたりするじゃない？
（楢原真樹）そうなんですよ。トレンドに「ともこ姉さん」って入っていたから。
（出井隼之介）それは本当に……あの記事を書いたやつを探し出したい気持ちだけどね。
（楢原真樹）記事というか、文句を言っていた人たちでしょう？ あの記事って本当にそういうのを勝手にまとめてるだけだから。これ、ABCなんで大阪の方、聞いてるでしょう？ ぜひ届けてくださいよ。ともこ姉さんに。
（ファーストサマーウイカ）たしかに。西と東でネット上で戦い、始まってましたもんね。めちゃくちゃ。だからなんか、どん兵衛の味が東西でわかれてるみたいな話で。ちょうど関ヶ原でともこ姉さんの合戦が行われるんじゃないか？っていうぐらいで。
（楢原真樹）だから本当にともこ姉さんに伝えてほしい。私たちは海原やすよ・ともこ、大好きですから！ めちゃめちゃ好きで。で、あの「しょうもない」っていうのは関西では本当に褒め言葉なんです。
「しょうもない」は関西では褒め言葉
（出井隼之介）そうです。そのニュアンス、我々は関西出身なんでもちろん汲み取ってますからね。それは大丈夫です。
（楢原真樹）で、僕もその「しょうもない」っていうのを聞いて「ああ、たしかに。もうちょっとしょうもない方がよかったな」と思って。そこで何を返したのか、覚えてないんですけども。ともこさんに返したんですよ。で、その返しが、つまらなかったんですよ（笑）。
（出井・ウイカ）フハハハハハハハハッ！
（楢原真樹）これが悪かった！
（出井隼之介）返しミスだ（笑）。
（楢原真樹）「しょうもない」って言われたから、しょうもない言葉を返したかったんですけどね。僕が返した言葉がつまらなかった！ これがね、このかわいそうムーブに映ってしまったのかもしれないけど、違うんです。あれは僕がつまらなかっただけです。あれ、すごい反省しちゃって。
（ファーストサマーウイカ）でもファンとしてはお二人に……これ、唯一のダメ出し。させてもらっていいですか？
（出井隼之介）お願いします。
（ファーストサマーウイカ）お二人、ボールを持ってる時間、ちょっと短いです。もっと2人の話、していいです！ 自信を持って！
（出井隼之介）「自信を持って」（笑）。
（ファーストサマーウイカ）どんな場でも……打ち上げの会場でもヤーレンズの尺、短い！ あのね、そんなにすぐに人に渡せなくていいの。もっとこのラジオでやってるみたいな2人の時間をね、みんなに見せつけてやってくださいよ！
（楢原真樹）たしかに。ああ、ありがとう。俺、ちょっと今、それが自信になった。もう無視しようと思って。俺、結構気を遣うのよ。
（ファーストサマーウイカ）そう！ 2人とも気遣いで。で、出井さんが気を遣ってTVの話をしちゃうし、トム・ブラウンさんの話とかもするし。それも聞きたいけど……2人のをもっと見せてくださいよ！
（出井隼之介）アハハハハハハハハッ！ めちゃくちゃ熱い（笑）。
（楢原真樹）今、ちょっと開けたかも。
（ファーストサマーウイカ）本当ですか？
（楢原真樹）俺はなんか、これは言っちゃうけども。結構、相方に言われたのよ。もっと、ここだけじゃなくていろんな人と話した方がいいって。で、たしかに番組とかを考えるとそうだなと思ったんだけど。今思えば2人でこんなにしゃべってるんだから、この2人の様子を突っ込ませりゃいいよな？
（ファーストサマーウイカ）そうなんですよ。一瞬、ラジオを見せちゃえばいいんですよ。
（楢原真樹）そうだよね。たぶんな。
（ファーストサマーウイカ）そうなんですよ！ それが悔しかった。（M-1、反省会、打ち上げと）3本立てで見た最後の感想は「もっとヤーレンズ、しゃべっていいよ」っていう。そう思いました。
（楢原真樹）たしかにね。
（中略）
（出井隼之介）でもそういう、ちょっと今までにない動きをしていかないとな。今までと同じ動きじゃ、同じ結果しか生まない気がするから。いろんな動き、していきましょう。
（楢原真樹）もっとでも、楽しむのがいいな。
（出井隼之介）そうね。
海原ともこの言葉でハッとした
（楢原真樹）本当に何度も言うけども。ともこさんのその言葉でちょっとハッとしたね。もっと楽しくやんないと。
（出井隼之介）そうだね。楽しくやりましょう。
（楢原真樹）もっと楽しく漫才、やろう。
（出井隼之介）無効にこっちの楽しさ、伝わりますからね。楽しくやって。
（楢原真樹）楽しくやりたい。ニコニコ、ご機嫌にね。ご機嫌にやりたかった。
（ファーストサマーウイカ）もう、あんな顔は見たくないです（笑）。
（出井・楢原）フハハハハハハハハッ！
（楢原真樹）そんな顔、してたんだ（笑）。
（出井隼之介）見返すの、怖いなー。
（楢原真樹）でも結構、何も思ってなかったよ。本当にしんどくて。割と、結構ボーッとしちゃってた。俺。で、俺は「気を抜いた顔が怖い」って言われるから、たぶんそれなんだと思う（笑）。
（ファーストサマーウイカ）怖くもなかったなー。でも、私たちも同じ顔、してた。だからちょっと、気持ちはひとつな感じでしたよ？
（出井隼之介）まあ、ねそういうこともあるよね。勝負だからね。いろんなことがあります。まあ、これから我々、持たざる者がどうなっていくのか。
（楢原真樹）持たざる者がね。
（出井隼之介）奇しくも持たざる者ムーブだけが残って来年も再来年もやっていくのかもしれませんし。
（ファーストサマーウイカ）いや、絶対にターンは回ってきますよ。絶対に。1回、物語をぶっ潰して。
（出井隼之介）回ってくると信じてね、やっていくしかないですね。
海原ともこさんの「しょうもないもの」発言、そんなことになっていたんですねー。関西とそれ以外の地域では言葉のニュアンスが違うんでしょうけど、そんなに目くじら立てるような発言じゃないとは思うんですが……。楢原さんの「単純に僕の受けがつまらなかった」という言葉を聞いてM-1のそのシーンを見返してみたのですが、たしかにおっしゃる通りの状況になっていて、それが一周回っておもしろかったっす（笑）。ファーストサマーウイカさんのヤーレンズ強火オタコメントも最高でした！