(西川のりお)いや、僕はまず、付き合いがないですから。全く付き合いはないですから。そういう、年代も違うし。ただ、そういう今、言った近しい年代でね、ひょっとしたら変な言い方やけども。やっぱり仲のいいやつはおると思うんですよ。ほんなら、気に入られようと思ってね、そういうことでやった奴がおるかもわからんなというのはね。ほんで今、ビクビクしてる人間がね、おるんじゃないかという危惧もあります。正直言って。で、今日プラスマイナスの岩橋がなんかちょっと擁護みたいな、フォローみたいなね。「昔はあんなことをやった」みたいなことを……これは絶対に言うなと言いたいんですよ。昔の話なんかしてもしゃあないんですよ。今はもう、今日と明日しかないんですよ。今、そんなことを言うたら「せやから、ええやないか」っていう風に取られるんでね。擁護みたいなことをするのは、一切ダメです。「昔は芸人、こんなことをした」ってよう言うでしょう? 昔は昔じゃないですか。だから僕も現在、こうやって現実に仕事してるからね。僕、昔の形では通用しないですよ。
(増田英彦)うーん。わかりました。
(西川のりお)わかりました?
「昔はこうだった」と言うのはダメ
(増田英彦)わかりました。現段階でのりお師匠が言えることって……。
(西川のりお)「わかりました」って刀でも抜くんかな思うて(笑)。
(増田英彦)現状、だからのりお師匠に何かコメントを求めるのも、限界があるなと思うしね。
(西川のりお)なんで?
(増田英彦)はっきりしてないことがはっきりしていないだけに……。
(西川のりお)これ、正味の話ね、「はっきりしてない」しか言えないよね。その今、言うたメンバー……黒瀬にももっと聞かなあかんと思うねん。黒瀬、インタビューを逃げたみたいやね。沼津に劇場があるんよね。で、文春の女性記者が来て。最初、パッと答えかけたけど、逃げたみたいやからね。黒瀬も僕は答えるべきや思うのよ。だからそれ、関連してる人はね、自分の事実を全部今、しゃべらなあかんのです。
(増田英彦)それでいくと、たむけんなんかはもう自ら、ラジオでしゃべったんですよね?
報じられているメンバーたちにもっと聞かなければいけない
(西川のりお)はい。でもあれは本当に「あくまでも……」なのか?っていうことです。で、この前に『アッコにおまかせ!』で陣内がね、「僕らも一緒に飲みに行って。その後は2人だけの問題で。密室で起こったことは知りません」言うたけどもね。それ自体もまあ、そこまではおったということやからね。で、「そこから先は知りません」いうことは、ひょっとしたら1回、2回じゃないかもわからへんわね。こういうことを全部、聞いていかないとね。こういうのって、この積み重ねしかないもんね。
(増田英彦)うーん。わかりました。またでも来月、のりお師匠に来ていただいても、まだこの話がね、報道が続いてる可能性もありますもんね。
(西川のりお)続くでしょう。
(増田英彦)のりお師匠が来た時は、楽しい話もいっぱい聞きたいなって思うんで。今日はちょっと寂しかったですよ。
(西川のりお)今日、あかんかった?
(増田英彦)いやいや!
(西川のりお)ちょっと巻き戻すわ。ちょっと失敗したな、俺? 「今日、どうします?」って聞かれたから「俺、今日は逃げませんよ。逃げずにしゃべりますから」って。だから、そういう部分もこのラジオでね、言われるのも嫌やから。せっかく増田の『ラジオハンター』に呼んでもろうたらね、のりおは言える範囲内は全部言えるっていう……僕は72歳になって。変に……そういう人生にはしたくないなというのは僕のモットーやから。
(増田英彦)現状、のりお師匠がしゃべれること。のりお師匠のソウルの部分はしっかり聞かせていただけたなと思います。
(西川のりお)「事実無根」いう言葉、最初の初動をまず間違えましたね。「無根」ってまず、増田くん、考えてほしい。「根も葉もない話」って、なかなかないのよ。
(増田英彦)全体を「事実無根」と言うたのか、一部分を「事実無根」と言うたのかっていうところもこれまたね、争点になってきますよね。
「事実無根」という言葉の重さ
(西川のりお)「本人に調査してみます」ってまず、それを言って。それで「事実無根」と言うならわかるけども。何もやらんと「事実無根」って言うたのがね、これは会社がそう言ったのか、松本くんが「そういう風に発表してくれ」って言ったんか、わからんけど。これもね、僕はクリアにした方がええと思うんですよ。この事実無根という言葉の根拠をね。なんでか言うたら我々、言葉で仕事をしているでしょう? 言葉って重いと思うんですよ。政治家の言葉まではいかんとしてもね、「そんなつもりで言った」とか「言ってない」とかっていうのは通らないでしょう?
(増田英彦)じゃあ吉本さんとしても、事務所としても、事実無根というのがどの部分なのか?っていうのを早めにやっぱり訴えた方がいいってことですか?
(西川のりお)そうそう。あれは言い過ぎたんちゃうかと思ったのよ。ひょっとしたら、その女性の方が本当にいらっしゃったらね、あれはすごい言葉になるからね。「そんなもん知らんわ」いうことになるでしょう? だから僕、これはちょっと違うなというのはあるんです。
(増田英彦)わかりました。また来月……。
(西川のりお)「わかりました」って3回目やけど(笑)。
(増田英彦)いや、師匠。時間なんですよ。ほんまに時間なんです。
(西川のりお)俺、増田の家に行って、ゆっくりしゃべりたいわ。
(武田和歌子)素敵なひとときですねー(笑)。
(西川のりお)増田が寝付くまで。
(増田英彦)寝れるか!
(武田和歌子)子守唄(笑)。
(西川のりお)「増田、聞いてるか? 増田、聞いてるか?」って(笑)。
(増田英彦)最強の金縛りやわ(笑)。
(西川のりお)ほんで朝一番も「増田、増田!」って(笑)。
(武田和歌子)修学旅行の男子部屋みたいな(笑)。
(増田英彦)でものりお師匠って、今しゃべってることと2人きりになってしゃべることって、たぶん一緒やと思うんですよ。僕、そういう芸人さんやと思ってます。お正月、1日に電話した時にね、師匠からすごいありがたい、嬉しい言葉を聞いたんで。
(西川のりお)何ですか?
(増田英彦)いや、もうそこは、あえて言わないです。僕の中で大事にしときます。今年もよろしくお願いします。
(西川のりお)僕もそれ、言わないです。墓まで持っていきます。
(増田英彦)いや、そんな大した話じゃないんですよ(笑)。
(西川のりお)増田が刀を抜くなら、俺も墓まで持っていかんと……(笑)。
(武田和歌子)「裏表がない」っていうことですよね。
(増田英彦)そうです。今年もよろしくお願いします。
(西川のりお)はい。お願いします。
<書き起こしおわり>