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宇多丸『007は二度死ぬ』ヘリコプター操縦士とそっくりだった話

宇多丸『007は二度死ぬ』ヘリコプター操縦士とそっくりだった話 アフター6ジャンクション
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宇多丸さんが2021年10月26日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でリスナーからの投稿メールを紹介。『007は二度死ぬ』に登場するヘリコプター操縦士が自身にそっくりであると話していました。

(宇多丸)今日はちょっとね、またいろいろカルチャーニュースと言いましょうか。てんこ盛り盛り、いろいろメールもいただいててですね、扱いたいんだけど。やっぱり私としてはですね、どうしてもこれをね、先に片付けておきたい。私、ライムスター宇多丸。まあスキンヘッドにサングラスというルックスで。「この人に似ている」みたいなのがちょいちょいあるわけですよ。でもだいたい、そういうのってまあ要は「スキンヘッドにサングラス」という記号の部分が似ているだけで。それで「見分けがつかん(笑)」みたいな。「つくだろ、バーカ!」みたいな。なんかその、実は対して似ていないことが結構多いわけですね。

(宇垣美里)特徴的なところが一緒なだけっていうことですよね。

(宇多丸)そうですね。要するにその本人が記号として打ち出している部分というか、特徴として打ち出してる部分が似ているというだけであって。たとえばサンプラザ中野さんと僕って結構顔立ちも背格好も違うから、実は並べると似てないというのがあったりするんだけど。そんな中ですね、こんなメールが来ましたので紹介させてください。「毎日、楽しく拝聴しています。先日、ダニエル・クレイグの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ボンド引退でありがとうの気持ちで映画を見た後、熱が冷めぬので、この勢いでアマゾンプライムにある、まだチェックできていない『007』シリーズを見ていたところ、日本が舞台になった『007は二度死ぬ』(1966年)。こちらに宇多丸さんそっくりな敵のヘリコプターパイロットを発見しましたのでご報告いたします。

映画の中盤、Qからの折り畳みのヘリをもらい、ジェームズ・ボンドが操縦している時に現れる敵。しょうもないとは思ったのですが、これもある意味で監視報告なのかと思い、メールしました」という。これ、実はですね、この方かな? Twitterかなにかに上げられたのを僕も奥さんから聞いてですね。「これ……」って。で、見せられて。私、自分が似てるっていうのでスキンヘッドにサングラス。このぐらいのレベルではもちろんね、「はあ? 似てねえよ、バーカ!」みたいなことで逆ギレして終わりですよ。

それで「えっ?」ってなったのがこれ、大学の時。まだスキンヘッドにサングラスキャラじゃない時ですけど。「試合後の鬼塚選手」と言われる、ボクシングの鬼塚選手が試合が終わった後、多少目が腫れぼったくなっていて。で、ベースボールキャップを目深に被ってるところが大学時代の僕に本当にそっくりで。その時、スポーツ新聞の表紙見せられて「えっ? いつ撮ったの?」みたいな。で、その時にすごい俺も痩せてたから。鬼塚さんのあのギューッと痩せた感じに……顎もすごいシャープだったし。だから、その時は似ていたんです。で、それが今のところ、最大級だったんですね。

芸能人の他の方でいうと、ずうとるびの新井さんとか、いろんなことを言われてましたけど。まあ、まあまあまあ……みたいな感じだったの。あとはHi-Hiの岩崎さん。Hi-Hiの岩崎もご本人に会った時に「自分の嫌なところが似ているので。岩崎さんがテレビに映ると消します。岩崎さんが悪いんじゃないです」みたいなことを言ったんですが……さあ、やってきました。このいただいた監視報告。お写真で見ていただきたい。プリントアウトしていますので。ご覧ください。どうぞ!

(宇垣美里)アハハハハハハハハッ! アハハハハハハハハッ! この2枚目、すごくないですか?

(宇垣美里)すごいんだけど? 見て、これ!

(宇多丸)これ、ヤバいのよ!

(宇垣美里)しかも、同じ帽子、かぶってないですか?

(宇多丸)レザーっぽいっていうか。光沢のあるキャップだし。

(宇垣美里)やだやだ。これ、サングラスも似てません?

(宇多丸)っていうか、昨日なんかもハイネック気味の服を着ていたりしたので、昨日なんかも似ていましたけども。たぶん、こう……。

(宇垣美里)アハハハハハハハハッ!

(宇多丸)今、ポーズを取りました。今日、黒ですからね。あのですね、スキンヘッドとかじゃなくて黒いレザーというか、光沢のあるキャップにサングラスをして。で、そのヘリコプターのヘッドホンをして。で、タートルネックなのかな? セーターみたいなのを着て。で、黒い手袋みたいのをして。僕、やっぱりモノトーンのね、黒ずくめの格好、結構しますし。

(宇垣美里)ほらほらほら! ほらほらほらほら! 顎のラインですね。顎のラインが似ているんですね。

(宇多丸)あと、鼻とか。で、実はこれを奥さんに教えてもらってですね、「これは……」って思って。

(宇垣美里)っていうか、どっちも似てるんだけど?(笑)。

(宇多丸)いや、その今までの似ているの中で本人認定度は最高値です! 俺、もうこれは似てる! で、だから要するにこの方がとっても、そのなんというか、スキンヘッドレベルとかじゃなくて本当に僕のことをよく分かってらっしゃる。

(宇垣美里)ちゃんと顔立ちしっかり……。

本人人程度最高値の「似ている」

(宇多丸)よくわかってらっしゃるし。これね、実際に動いてるところ、どうかわかんないってなって。僕もアマゾンプライムでご飯を食べながら『二度死ぬ』のその場面を見たの。で、ヘリコプターの場面は2つありますんで。皆さん。ひとつ目はボンドがトヨタの2000GTに乗って逃げるところを味方のヘリが敵の車を落っことすっていう。このヘリじゃなくてですね、後半。その小さい折り畳みのヘリコプターに乗ってですね、ボンドが……まあ非常に『007』っぽい場面ですよね。秘密兵器があって。で、ヘリコプターが追いかけてくる。複数追いかけてくるんだけど、最初に撃ち落とされるやつじゃないですよ。

最初に撃ち落とされる、1人目に映るパイロットはもうちょっと鼻立ちがシュッとしてて。どっちかというとテイ・トウワさんとか。サングラスキャラで言うならね。そういうような雰囲気なんですよ。もしくは、ヒップホップ界で言うとBEN THE ACE。わかりますか? YOU THE ROCK★&BEN THE ACE。BEN THE ACEくんとか、割とシュッとした感じなんだけども。その2人目。出てきた。で、その動いているところを見ると、もう動いて……普通、動画だとちょっとは似なくなるもんなんだけど。むしろ……俺、だからドッペルゲンガーがなんよ、これ! 完全に。

(宇垣美里)えっ、すごくない? 宇多丸さん、『007』に出てたっていうこと?

(宇多丸)で、しかもこれね、今、下を向いている写真が主に映ってますよね? その後、ボンドが上に回り込んで、そのヘリコプターの上からばらまいて。それで退治されちゃうんだけども。そいつが上を向くのね。その上を向いた時のこのほおけた感じっていうか。で、鼻のこの小鼻がすごい僕、大きいんだけど。ここがグッとなる感じ。俺がちょっとほおけた顔した時とかの、もう間抜け面っていうか。それも含めてもね、もうね、ちょっと言い訳不能のレベル!

(宇垣美里)だって、この下を向いてるやつもこれ、宇多丸さんがメール読んでる時の顔だよ?

(宇多丸)これ、あれですよ。この番組のインスタに乗ってる写真です、これ。

(宇垣美里)メールを読んでる時にちょっとなんか、ちょっと遠ざけて読む時のこれ。これよ!

(宇多丸)でね、俺は『二度死ぬ』なんか何度も見てるわけ。めちゃくちゃ見てるのに、じゃあなんで今まで「わーっ!」ってならなかったかというと、これは問題は今の僕に似てるのよ。だから要するに僕が映画を見てた……たとえば『二度死ぬ』をちゃんと見たのはたぶん10年ぐらい以上前かもしれないから。部分部分は見たりするんだけど、この場面を見たのって結構前だから。その時よりも今の僕に近いから。

(宇垣美里)フェイスラインとかね。

(宇多丸)そうなのよ。ちょっとふっくらしてっていうか。その感じに近くなったんで。

(宇垣美里)歳を経た分だけのラインってあるじゃないですか。

(宇多丸)ミノワダくんはたぶん動画を見せようとしてやってきていると思うんだけど。いいよ、そんなの?

(宇垣美里)アハハハハハハハハッ!

(宇多丸)これ、ヤバくない? 上を見てるところ。

(宇垣美里)なんでなんで? 鼻の感じ、一緒じゃん(笑)。

(宇多丸)これ、ヤバくない?

(宇垣美里)むしろなんで、今まで気づかなかったんだろう? 怖いぐらい。

(宇多丸)うんうん。そうなんですよ。

(宇垣美里)宇多丸さん、『007』に出ていたんだ。

(宇多丸)ドッペルゲンガーの話、『あなたはブンちゃんの恋』にも出てきますけどね。ついに俺もドッペルゲンガー、見ちゃったななんて思って。

(宇垣美里)だから好きな人は見るんだよ。『二度死ぬ』を何度も。会うために。

宇多丸ドッペルゲンガー

(宇多丸)そうね。ただ66年だから同時代的にあったら俺もさ、ちょっと身の危険を感じるけど。いや、幸いなことに……そうだ。今日、来るまでにインターネット・ムービー・データベースでこの人の役名を書いてないかなと思って。そうだ。じゃあ、ちょっと古川さん、調べておいてください。映画のそのものにはその当時はそんなに長いクレジットはつかないから載ってないんだけど。ちょっとインターネット・ムービー・データベースなら……とにかくヘリコプターの。「ヘリコプターマン2」かなんかで出てくるよ。いや、とにかくすごいでしょう、これ?

(宇垣美里)すごい! 宇多丸さん、著者近影みたいなの、これで出てても私、なにも思わないよ?

(宇多丸)いや、俺も気付かない。俺も気付かないと思う。本当にヤバいですよ。ちょっと鼻が俺より太いかな? ちょっとよく見るとね。

(宇垣美里)鼻筋のところが宇多丸さんの方がもうちょっとスッとしている気がする。

(宇多丸)もうちょっと僕の方が鼻が小さいかもね。

(宇垣美里)真ん中の鼻の骨が。でも、宇多丸さんの……あと、唇の厚さというか、薄さというか。それもちょうどいいぐらいで。

(宇多丸)もう何度見ても……(笑)。

(宇垣美里)鼻から唇までの距離もちょうどいいぐらいで。えっ? 出てた?

(宇多丸)いや、でも生まれてないんすわ。66年なんで。

(宇垣美里)逆にここを目指した?

(宇多丸)ただね、これは喜ばしいことに2台目のヘリコプターは爆発炎上とかしてないんですよ。バーン!って袋かなんかをぶつけられて、煙を吐きながら下に落ちてくる止まりなんで。俺も見ながらもう、思い入れが違いますから。「大丈夫、大丈夫! まだ大丈夫、まだ脱出できる!」って。まさかヘリコプターマン2にこんなに思いれて見ると思わなかったから。

(古川耕)「ヘリコプターマン2」は(インターネット・ムービー・データベースで)出てこない……。

(宇多丸)ああ、出てこない?

(宇垣美里)これから皆さん、そのように見ていくと思いますよ。

(宇多丸)皆さん、『007は二度死ぬ』。1966年、この作品は今、いろんなあれでも出ていますから。そして、そうですね。このヘリコプターマン2に関する情報をもしお持ちの方いたら……いや、「私だ」っていう人もいるかもしれないから。当然、日本の方だからさ。「当然」っていうか、わからないけど。まあ日本ロケをしてるくらいだし。

(宇垣美里)今、おいくつぐらいなんでしょうね?

(宇多丸)50ン年前になるわけで。この時点で30とか40だったら……。

(宇垣美里)でもお歳をとらない顔立ちだから、もうちょっとお若い可能性がありますけれども。

(宇多丸)そうね。当時の日本人だからもうちょっと大人っぽい可能性もあるから。じゃあでも30代としても、80……まだ、でもギリで。

(宇垣美里)もしかしたら聞いていらっしゃる可能性すらある。

(宇多丸)90代とかだってまだね、お元気な可能性もあるから。いかがでしょう? 『007は二度死ぬ』。

(宇垣美里)しかも『007』に出てるから、きっと思い入れもあるから。この機会に宇多丸さんの映画評とかをお聞きされている可能性もある。

(宇多丸)ああ、そうですね。その可能性もありますね。『ノー・タイム・トゥ・ダイ』評をね。

(宇垣美里)お会したら、どうします?

(宇多丸)お会いしたら……でも、わかんない。お会いしたら「意外と似てないですね。今は」っていう可能性も……わかんない。サングラスとかさ、それこそ記号の部分を取ったらどういう状態になるかわかんないけど。

(宇垣美里)たしかに。目が全然違う可能性もありますからね。

(宇多丸)そうなんです。でもとにかくこの『007は二度死ぬ』のヘリコプターのシーンに関してはまあとにかく似てるって言うのも……っていうかさ、いろんな人の「この人とこの人が似てる」の中で……。

(宇垣美里)ダントツですよ、これは!

(宇多丸)だよね?

(宇垣美里)もう、逆になんかサングラスを外したところ、見たいもん。怖いもの見たさで。

(宇多丸)パチーッてなっているのか。

(宇垣美里)「一緒!」ってなるのか、「あ、違う……」ってなるのか。

サングラスを外したところも見てみたい

(宇多丸)いやいやいや、ということで皆さん、ぜひね、この話をどうしてもしたかった。

(宇垣美里)これはもう、世紀の発見ですよ! これはすごい!

(宇多丸)でも、なんていうか僕的には灯台もと暗しというか。

(宇垣美里)ねえ。きっと何度も見られてきたでしょうから。

(宇多丸)なんだけどやっぱりね、若い時とは違うから。雰囲気がね。なので今、むしろこういう格好をしているから。ということで、すいませんね。お耳汚しを(笑)。そんな感じでございまして。

(宇垣美里)ああ、今日はもういい日になるわー! もうこれ、みんなにしゃべりたいもんね、私! いい話!

(宇多丸)ということで、行ってみましょう。

(宇垣美里)アフター!

(宇多丸)シックス!

(宇垣・宇多丸)ジャンクション!

<書き起こしおわり>

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