マキタスポーツ The Police『De Do Do Do, de Da Da Da』を語る

マキタスポーツ The Police『De Do Do Do, de Da Da Da』を語る 東京ポッド許可局

マキタスポーツさんがTBSラジオ『東京ポッド許可局』の選曲コーナーの中でザ・ポリスの名曲『De Do Do Do, de Da Da Da』の日本語版を紹介していました。

(サンキュータツオ)ここで1曲。今週はマキタ局員の選曲です。

(マキタスポーツ)はい。今日はね、洋楽を紹介したいなと思うんですけども。1980年にヒットして、ちょっと遅れて日本でも大ヒットした。お二人はご存知でしょうか? ポリス(The Police)というバンドがありまして。後にポリスは解散して、スティング(Sting)って言ったらわかると思うんですよ。映画俳優とかもやられていますけどね。スティングが在籍したバンドなんですよ。

(サンキュータツオ)ふーん!

(マキタスポーツ)で、3ピースバンドでね、イギリスのバンドなんですけどすごく当時はレゲエとかを導入したりとかしてね、すごく革新的なバンドで。演奏力も高く、素晴らしいバンドで。後々にスティングっつったらすごいカリスマなイメージもありましょう。そのスティングが在籍したポリスの有名な曲で『De Do Do Do, de Da Da Da』という曲があるんです。

(サンキュータツオ)ああ、聞いたことある。

(マキタスポーツ)あるんすか? この曲ってすごく有名ですよね? タツオなんかでも知っているということなんですけど、ちょっと奇妙な『De Do Do Do, de Da Da Da』、あるんです。それを聞いていただきたいと思います。

The Police『De Do Do Do, de Da Da Da』

(マキタスポーツ)どうですか?

(サンキュータツオ)日本語じゃないですか!

(マキタスポーツ)そうなんですよ。

(プチ鹿島)これ、タモリ倶楽部のコーナー?

(マキタ・タツオ)(笑)

(マキタスポーツ)これ、洋楽ファンの間では割と知られた珍曲なんですよ。当時ですね、外タレ。洋楽のアーティストの方で日本で活躍するにあたって売れた曲を日本で日本語バージョンにして日本人用に発売をしているっていうことがあったんですよ。

(サンキュータツオ)じゃあそれだけのマーケットだと思ってもらえていたと?

(マキタスポーツ)そうなんですよ。日本独特のドメスティックなマーケットを。で、たとえばね、クイーン(Queen)というバンドがあって。フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)が在籍したクイーンというバンドとかも同じようなことをやっているんですけど。クイーンって、本国イギリスでも人気はもちろんあったんですけど、日本で異様なウケ方をしていたんですよ。

(サンキュータツオ)うん。

(マキタスポーツ)だから日本のお客様に向けて感謝の気持ちで、クイーンも似たようなことをやっていた。たとえば雑誌とかも特集を組んで、日本人の女の子たちにアイドルとしてクイーンとかを紹介したりとかして。

(サンキュータツオ)そうなの? アイドルだったんだ。

(マキタスポーツ)そう。アイドルとして、そういうアングルをつけて売っていたんですよ。

(サンキュータツオ)ふーん。

(マキタスポーツ)で、ポリスにしてもですね、本当はもっと骨太と言いましょうか。で、すごくセンシティブでももう一方であって。非常に先鋭的なこともやっていたし、すごいバンドだったんですけど。いま、これを聞くと「なにを歌ってんだよ?」みたいな感じじゃなですか。「オレノコトバサ……♪」(笑)。

(サンキュータツオ)(笑)

(マキタスポーツ)すっごい、だからのあのスティングが「オレノクォトバサ♪」って。よく外タレが日本のCMとかで。昔、49ersがすっごいアメフトで強かった時のカリスマクォーターバックのジョー・モンタナっていたじゃないですか。「ドンナ、モンタナ!」って。

(サンキュータツオ)あったあった! あとね、マイケル・J・フォックス。「カッコ、インテグラ!」。

(マキタスポーツ)「カッコ、インテグラ」(笑)。あれと同じです。言ってみれば。

(プチ鹿島)「キレテナーイ!」。

(マキタ・タツオ)(笑)

(マキタスポーツ)「ゴーメンナサイヨー!」。

(プチ鹿島)「ゴーメンナサイヨー!」。

<書き起こしおわり>

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