音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんがTBSラジオ『ザ・トップ5』の中で、最近ハマっているネットフリックスのドラマ『ナルコス』を紹介していました。
(高橋芳朗)ちょっとあの、僕、日本のドラマは見ないんですけど、海外ドラマは割と好きで。よく見たりするんで、ちょっとおすすめを1本、紹介させてもらっていいですか?
(熊崎風斗)私、逆にそんなに見ないんで、知りたいです。
(高橋芳朗)あの、今年の9月から日本でもサービス開始したネットフリックス(Netflix)って、名前聞いたこと、あります?アメリカのストリーミングサービスがあるんですけども。
(熊崎風斗)ええ。
ネットフリックスのオリジナルドラマ
(高橋芳朗)このネットフリックスって、結構オリジナルドラマもたくさん、自社で作っているんですよ。で、すでに『ハウス・オブ・カード』とか、『デアデビル』みたいな大ヒット作品を生み出しているんですけど。いま、日本でファンが急増しているのが『ナルコス』っていう。
(熊崎風斗)『ナルコス』?
(高橋芳朗)『ナルコス』っていうドラマなんですけど。これ、僕もいろんな人に勧められて、最近見始めたんですけど。もう評判通り、滅法面白くて。
(熊崎風斗)どういう話なんですか?
(高橋芳朗)ファーストシーズンの半分ぐらいを見たんですけど。説明しますね。あらすじ的には、1980年代に世界市場を急速に支配したコカインの掌握をめぐって、あらゆる勢力が衝突する様子を麻薬王パブロ・エスコバルの実際の物語を軸に描くクライム・サスペンス。
(熊崎風斗)ええー・・・
(高橋芳朗)結構ギャング、マフィア、犯罪ものっていう感じなんですけど。で、どんなドラマか、一口で言うとね、『スカーフェイス』。映画の『スカーフェイス』、わかりますか?ブライアン・デ・パルマ監督、アル・パチーノの。
(熊崎風斗)ああー。
(高橋芳朗)『スカーフェイス』+『ブロウ』。テッド・デミ監督、ジョニー・デップの『ブロウ』。あれを足した、いいとこ取りしたような感じですかね。
(熊崎風斗)はー。
(高橋芳朗)だから、なんだろう?麻薬王を題材にしたギャングもの、犯罪もののいいとこ取りみたいな感じで。で、結構淡々としたナレーションでテンポよく進んでいく感じはね、マーティン・スコセッシの『グッドフェローズ』を思わせるようなところもあって。
(熊崎風斗)へー。
(高橋芳朗)でね、70年代後半とか80年代前半とかが時代設定なんですけど。そのへんのファッションとか風俗の描き方とか。あと、舞台が結構メインがコロンビアだから、サルサとか、そういう南米音楽がメインで使われるんですけど。そのへんのサウンドトラックも結構激シブだし。かなりいいです。クライムムービーが好きな方は必見だと思います。
(熊崎風斗)へー!そうとうハマられてますね?
(高橋芳朗)そうですね。バイオレンス描写も結構、かなり迫力があって。いいですよ。割とドライなタッチのドラマなんですけども。で、ネットフリックスって自社制作のドラマと言っても、1エピソードあたり4億とか5億とか制作費、かけているんで。スケール的にはそこらへんの映画と比べてもぜんぜん遜色ないし。
(熊崎風斗)へー!
(高橋芳朗)あと、とにかくいま、ネットフリックスって申し込みから1ヶ月は無料体験。トライアル期間1ヶ月無料なんで。ちょっとね、見放題なんで、みなさんぜひチェックしてほしいなって。
(熊崎風斗)わかりました。『ナルコス』ですね。注目してみます。見てみます。ありがとうございます。
(高橋芳朗)おすすめです!
<書き起こしおわり>