加藤茶 勝新太郎との思い出を語る

加藤茶 勝新太郎との思い出を語る たまむすび

加藤茶さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。銀座でよく遭遇した勝新太郎さんとの思い出や、ラスベガスのショーから学んだことなどを話していました。

(玉袋筋太郎)だけどね、やっぱりスーパースターですから。その7の筋ですか。豪快にお金を使ったっていう話。

(小林悠)飲み代が2ヶ月で2千万円。

(玉袋筋太郎)2千万円って加藤さん、使ったでしょうねえ!

(加藤茶)使ったね。この頃はね。もう毎晩銀座に行ってたから。

(玉袋筋太郎)銀座で。でも銀座でも、いろんなスターとすれ違いもあったんじゃないですか?当時。

(加藤茶)ああ、あったね。いろいろ。

(玉袋筋太郎)勝新さんとかとすれ違ったりとか。

(加藤茶)その頃はね、そう。勝新さんがすごい飲んでいて。で、勝新さんと飲むと、もう長くなるのよ。すごい。帰してくれないのよ。

(玉袋筋太郎)そうですね。寂しがり屋ですもんね。

寂しがり屋の勝新太郎

(加藤茶)そう。翌日の8時、9時なんてザラだから。

(玉袋筋太郎)(笑)

(小林悠)ええっ?大変。

(加藤茶)すると俺たちは、そうするともう寝ないで木曜日のネタ考えに行くわけよ。

(玉袋筋太郎)(笑)

(加藤茶)そうすると、眠いから居眠りするじゃない。やっぱり。それが嫌だったから、勝新さんに会わないように飲むのが大変だったんだから。

(玉袋筋太郎)いるぞ、勝新が!っつって。逃げて逃げて(笑)。

(加藤茶)そう。『今日、勝新さん、来てる?』『いや、来てません』『本当に?じゃあ、入るわ』っつって、入る。

(玉袋・小林)(爆笑)

(加藤茶)で、飲んでいると、来るんだよね。

(玉袋筋太郎)勝新さんが(笑)。

(加藤茶)勝さんが。で、うちの社長と2人で隠れるのよ。

(玉袋・小林)(笑)

(加藤茶)机の下に。でも、見てるんだね。勝さんってのは。そうすると、粋なんだよね。『勝さんからです』って、ボトルが2本届くわけよ。

(玉袋筋太郎)うわちゃー!

(加藤茶)『うわー、見つかった!』ってんで。ボトルが来ると、挨拶しないじゃ済まないじゃない?

(玉袋筋太郎)そうですね。

(加藤茶)で、挨拶に行くわけよ。『どうもありがとうございました』って言うと、『おっ、なんだ、来てたのか?』って。来てたの知ってるからボトルよこしたんじゃない!

(小林悠)かわいらしい(笑)。

(玉袋筋太郎)これ、わざとらしい話で(笑)。いい話ですよ!

(加藤茶)それからもう、長くなるわけだ!

(玉袋筋太郎)朝の8時だョ!全員集合になっちゃうと。

(加藤茶)そう。

(玉袋筋太郎)朝まで8時だョ!全員集合ですよね。

(小林悠)いい話だなー!

(加藤茶)でも黄金時代ですよね。時代もよかったですよ。

(小林悠)テレビも元気で。

(玉袋筋太郎)テレビも元気で。

(加藤茶)そうだね。元気がよかったよね。テレビはね。うん。

(玉袋筋太郎)そうですね。いまみたいに規制とかもあまりなく。

(加藤茶)なくて。ギャラも高かったし。

(玉袋筋太郎)ギャラも高かったから。ラスベガスでいちばんスッたの、いくらぐらいですか?

ラスベガスで学んだこと

(加藤茶)これがね、まあ・・・これ、マジな話でね、1億近く負けたな。

(玉袋筋太郎)(爆笑)

(小林悠)うわー!

(加藤茶)うん。やっちゃったよ。

(玉袋筋太郎)やっちゃったっすね(笑)。でも、やっぱそれぐらいやらないと、ストレスが解消できないですもん。

(加藤茶)そう。まあね、カジノだけで行くんじゃなくて。その、ショーを、いろんなショーをやっているじゃない。そのショーを見て、全員集合で使えるネタがあったらって。

(玉袋筋太郎)それだ!

(加藤茶)それで行っていたわけよ。

(小林悠)全部がアイデアにつながっていたわけですね。

(加藤茶)そう。だから・・・

(玉袋筋太郎)ヒゲも?

(加藤茶)いや、あれは違うんだけど。だからいろんなネタをずいぶんもらったよ。

(玉袋筋太郎)そりゃあでもね、投資ですよね。ドリフの。

(小林悠)一流のショーを見ることがっていう。

(玉袋筋太郎)そうですよ。でも、一流のものを見てるっていうのがいいじゃないですか。ドリフターズが。

(加藤茶)そう。で、その中からヒゲダンスね。志村がある日ね、『加藤さん、なんかさ、ヒゲつけて、燕尾服着て、なんかできないかな?』って言ってきたのよ。で、やっぱりそのラスベガスで見た雰囲気を思っているところがあるんだよね。

(玉袋筋太郎)ああ、そうですね。

(加藤茶)そっからたぶん志村が感じたことを。『じゃあ、どういうことをやりたい?』って言ったら、その剣を持って・・・

(玉袋筋太郎)リンゴを投げたり。

(加藤茶)で、それを刺すっていう。

(玉袋筋太郎)はい。いやー、素晴らしいなあ。

(小林悠)今後はあの、どうでしょう?なかなか昔のように生でワーッと華やかなことはできないかもしれませんが。今後はどういったことをなさりたいですか?

今後やってみたいこと

(加藤茶)今後はね、もう齢だからね。ドリフターズも。だから昔、若いころにやったコントを40年たったいまね、やってみたいなと思うんだよね。

(玉袋筋太郎)見てー!国語算数理科社会、見てー!

(加藤茶)だからあの、そん時は計算してボケてたんだけれども、いまやると、生のボケなんじゃないかと思うんだよ。

(玉袋筋太郎)(笑)。演技なのか地なのかわからない!?

(加藤茶)たぶん、地だと思うんだよ。

(玉袋・小林)(笑)

(加藤茶)高木さんなんか、まさにその通りだと思うんだよな。

(玉袋筋太郎)境地ですね。あるステージまで上がったってことですよ。

(加藤茶)それをやってみたいんだよね。いま。

(小林悠)見たいなあ!いや、もう時間が足りないですね。今日は。

(玉袋筋太郎)最後もう、加藤さんに『頭洗えよ!』とか『風呂入れよ!』、言ってもらいましょうか。

(小林悠)そうですね。

(加藤茶)あ、そうだね。みなさん・・・

(玉袋筋太郎)ババンババンバンバン♪

(加藤茶)歯、磨けよ!

(玉袋筋太郎)ババンババンバンバン♪

(加藤茶)車に気をつけろ!

(玉袋筋太郎)ババンババンバンバン♪

(加藤茶)宿題やれよ!

(玉袋筋太郎)ババンババンバンバン♪

(加藤茶)風呂入れよ!

(玉袋筋太郎)やったー!(拍手)

(小林悠)加藤茶さん、ありがとうございました!

(加藤茶)ありがとうございました!

(玉袋筋太郎)どうも、ありがとうございました!

<書き起こしおわり>


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