DJのアボカズヒロさんがJFN『Simple Style』に出演。アボさんが参加しているランチタイムのクラブダンスパーティー『ヒルダンス』の魅力について話していました。
(板井麻衣子)さあ、ここからは『オヒルノオト』のコーナーです。毎回、気になる方をゲストにお招きしたり、好奇心をくすぐられるようなもの、イベントなどをご紹介します。今日はお昼休みの新しい過ごし方をみなさんにご提案したいと思います。ランチタイムにダンスパーティー、ヒルダンスの主催者。ハピネスアーキテクトの藤本たいちさん。そしてDJ、トラックメイカーのKAZUHIRO ABOさんにスタジオにお越しいただいております。こんにちは。
(アボ・藤本)こんにちは。よろしくお願いします。
(板井麻衣子)よろしくお願いします。なんかお二方、お帽子がとてもお似合いで(笑)。
(アボカズヒロ)ありがとうございます(笑)。赤の方と黒の方で。赤の方が、アボです。
(板井麻衣子)赤がアボさん
(藤本たいち)黒がたいちです(笑)。
(板井麻衣子)ちょっと、たいちさん、ヒゲが気になりますけど・・・
(藤本たいち)ヒゲより先にハットを突っ込まれたの、今回初めてです(笑)。
(板井麻衣子)すいません(笑)。ダリばりの、チュイーンと。それ、朝セットしているわけですか?
(藤本たいち)そうですね。朝、ワックス使ってセットしてます。
(板井麻衣子)ワックス使うんですね、ヒゲに!あ、ハードめの?
(藤本たいち)ハードめのを。
(板井麻衣子)なるほど。よろしくお願いします。
(藤本たいち)よろしくお願いします。
ヒルダンス 立ち上げのきっかけ
(板井麻衣子)あの、お二人の出会いは、いつ頃だったんですか?
(藤本たいち)ええと、僕がいま主催している早朝フェスっていう、今日は昼のイベントなんですけど、朝もダンスイベントやっていまして。そこでアボさんにDJで参加してもらったのがきっかけです。
(アボカズヒロ)そうです。
(板井麻衣子)ふんふんふん。朝から。そして、昼っていうのがやはりその、ワーキングタイムでもあるわけじゃないですか。そのお休みっていうのがすごく面白いなと思うんですが。この企画が生まれたきっかけってどういったことなんですか?
(アボカズヒロ)あの、2人で、なんか妙に理屈じゃなくウマが合ってしまって。なにかしよう!と。でも、なにをしようっていうのはなかったんですけど。1回、たいち君のオフィスに集まって、3時間ぐらいただ、ダベってたんですよ。
(板井麻衣子)(笑)。結構長い時間。
(アボカズヒロ)そうです。結構長い時間で。いろいろと、ああだこうだと出していたんですけど。平日昼間にパーティーってないよね?ってなって。ないのには、きっといろいろ理由があってないはずなんだけれども、ちょっとあえてそこをやってみない?っていう、ちょっと酔狂なことをしませんか?っていう。
(板井麻衣子)(笑)
(アボカズヒロ)ただ、僕が冗談で言ったのに、彼が大マジで乗ってくれてですね。やることになってしまったっていう。
(藤本たいち)いや、アボさんが、『某昼の帯番組がなくなったいま、僕が帯を持つ!』って言った時に、これはぜひ、乗っからないと面白くないなと。
(アボカズヒロ)某、あのサングラスのね。彼も深夜の、夜の世界から昼にいきなりこう、下りてきたわけですよ。やっぱり。
(板井麻衣子)まあまあ。言わばそういうことですけど。じゃあ、『ヒルダンス』っていうのにはなにか、由来があるんですか?
(藤本たいち)ええと、で、昼の帯番組っていうところから、いま、ヒルナンデスっていう番組がやってまして。なんか、語感がいいよねっていうところから、ヒルナンデス、ヒルナンデス・・・ヒルダンスだ!みたいな。本当に、ある種、飲み屋でふざけて名前が出てきたぐらいのテンションで。
(板井麻衣子)このまた、ある意味でのゆるさがグッと来ちゃうところなのかもしれませんけど。これ、具体的には、時間帯としてはもう、お昼。どれぐらいの時間幅でやってるんですか?
(アボカズヒロ)ええと、11時半に始まって、2時半に終わります。
(板井麻衣子)えっ、どんな方がいらっしゃるんですか?
(アボカズヒロ)渋谷の、割とオフィス街側でやっているんですよ。
(板井麻衣子)渋谷でやってるんですか!?(笑)。
(アボカズヒロ)渋谷でやっていて。だけれども、明治通りの方の、ちょっとオフィスがたくさんあるようなところでやっていまして。
(板井麻衣子)ちょっとヒカリエとかに近いあたり?
(アボカズヒロ)そうです。なので、もうその近辺で働いてらっしゃる方っていうのが多いんですよね。ほとんど。
(板井麻衣子)オフィスワーカーって考えると、まあ基本的なところで言うと、ベーシック、まあ12時、11時とかじゃないですか。まあ、じゃあその幅で来る人もいれば、2時過ぎまで?
(アボカズヒロ)なんかその仕事の状況とかによって、結構バラバラなんですよ。昼休みの取り方って。意外と。
(板井麻衣子)へー。ふんふんふん。
(アボカズヒロ)だけど、スーツとか、いかにもOLさんみたいな方が多い時間帯もあれば、フリーランスの方かな?みたいな。このへんで、事務所がこのへんにあるのかな?みたいな。ちょっとクリエイティブ職みたいな方とかが多い時間帯とかも。結構その、3時間なんですけど、その中に、割と一晩分ぐらいこう、流れがあるなと。
(板井麻衣子)幅がじゃあ、広いってことですね?
(アボカズヒロ)グルグルグルッて流動していく感じで。面白いんです。で、そういう人たちが交流していくんですよ。
(板井麻衣子)あー。ちょっと異業種交流会みたいな?
(アボカズヒロ)そこまで意識高い感じでもないんですけど。もっとゆるい。なんかクラブが本来持っていた文化のハブとしての役割みたいな。一種のサロン的な役割みたいなものっていうのが、いま一度、ここで有効になっているっていう感じがあって。
(板井麻衣子)ふーん。
(アボカズヒロ)っていうのは、いまってクラブイベントって、誰がやっているから見に行こう、どのDJがやっているから見に行こう、なんのジャンルがかかっているから聞きに行こうみたいな感じにはなってたりしてて。一種のコンサート化してて。その、場としての、何やっているかわかんないけど、とりあえず面白い人たちがそこに集っているみたいな状況って生まれづらくなっている。
(板井麻衣子)はあはあはあ。
(アボカズヒロ)だけども、いま、渋谷の昼の時間。ランチタイムに、彼らにはここらへんで仕事しているっていう緩やかなつながりしかない。だけれども、なんか集っているっていう状況があって。だけれども、音楽のもとには、ひとつになっているわけですよ。その状況で、いままで絶対に出会いづらかったような人たちが一緒にご飯を食べているっていう。
(板井麻衣子)その箱を提供してらっしゃる方々なんですもんね。
(藤本たいち)そうですね。
(板井麻衣子)ということは、そのランチも食べられるわけですよね。どんなメニューがあるんですか?
(藤本たいち)ええと、ラフティーカレーという。
(板井麻衣子)はい。ラフティーって、沖縄の?が、カレーになっている?結構どっしりした感じですか?
(藤本たいち)500円で超大盛りの。
(板井麻衣子)えっ?500円で?ワンコインなの!?
(アボカズヒロ)ワンコインです。ワンコインです。
(板井麻衣子)渋谷で。いいですね。
(アボカズヒロ)渋谷でワンコインで。結構盛りもいいんですけれども、女性とかにはちゃんとこう、加減をして。
(板井麻衣子)野菜系もちょっとあって?
(藤本たいち)玉ねぎが1個、ドン!と入っているので。
_人人人人_
>昼ダンス!<
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
ランチタイムのダンスパーティー「ヒルダンス」でカレーを食べたり踊ったりしてきた!えん食べhttp://t.co/aATB5HakMM昼ダンスもいいけど丸ごと玉ねぎカレーに感動゚Д゚) pic.twitter.com/hpCO0NVItO
— 蟹じゃないです★蟹違いです (@a_an_no_ou_ux_x) 2015, 4月 20
(板井麻衣子)なに、そのワイルドな感じ?(笑)。ちょっと気になるな。でも、ヒルダンスとついているわけで。その曲が、音楽が流れていて。踊るっていうことはどうなんですか?その、踊る人って、いるの?
(藤本たいち)ええと、割とというか、ランチを食べに来て、いい音楽を聞きながら・・・っていうのがベースにあった上で、ランチビールとかで、お酒も飲んだりする方もいたりするので。
(板井麻衣子)あ、飲める方はね。はい。
(藤本たいち)割とこう、がっつり踊るというよりは、体を揺らしているっていう感じの人は、結構います。
(板井麻衣子)ふーん。
(アボカズヒロ)そこもなんかこの、いわゆるDJの方を向いて踊らなければいけない!みたいな。そういう風な強制力みたいなものっていうのがその場には存在しなくて。もう、ダベッてもいいし、ご飯を食べてもいいし、音楽で踊ってもいいし、っていうような。結構いい雰囲気になっていますね。
ヒルダンスなう。
…や、結構贅沢な時間ですよ。 pic.twitter.com/4nurZlDkNe
— Kouji Tajiri (@KouTajiri) 2015, 4月 7
(板井麻衣子)その自由度の高さみたいなのが、いわゆる夜のクラブイベントとの大きな違いになりますか?
(アボカズヒロ)ええと、いや、大きな違いというよりも、本来そうであったものみたいな。むしろ。夜の世界がそうだったから。自由でよかったから、夜の世界が魅力があったっていうところもあって。だからヒルダンスに関しても、すごくヘルシーで健全でフレッシュなものっていう側面もあるんだけれども。それ以外にも、やっぱりたとえば、ランチビールのちょっと背徳的な美味しさとか。
(板井麻衣子)(笑)
(アボカズヒロ)やっぱりこう、後ろめたいことって、ちょっと・・・
(板井麻衣子)まあね。昼からビールの魅力はそういうところにあるのかもしれませんけどね。
(アボカズヒロ)後ろめたさって一種、魅力じゃないですか。ちょっとセクシーな意味も込めて。
(板井麻衣子)セクシーな意味も(笑)。なるほどね。
(アボカズヒロ)含めて。そういう風なところもあるので。だから、昼だからすごい、ヘルシーな方向とかにガーン!って振っているわけでもなくて。だから、夜と昼ってパッキリわかれてなくて。僕らの中では。もっとこう、広く、クラブカルチャーってこういうところがよかったよねっていう。いいところだよねっていうところを純粋に抽出してやっていることだったりします。
(板井麻衣子)いま、渋谷だけですよね。今後こう、ちょっと展開的なことは考えてらっしゃるんですか?
(藤本たいち)キャラバン的に移っていきたいなと。
(板井麻衣子)ぜひ、全国展開していただきたいですよね。
(アボカズヒロ)あらゆるオフィス街でやりたいですよ。
(板井麻衣子)はい。いま、全国で聞いてらっしゃる方がいらっしゃるので。お近くの町でちょっとヒルダンス、あったらどうですか?ちょっと行ってみたいですよね。
(藤本たいち)はい。ぜひぜひ。呼んでいただければ、私たち、すぐにでも行くので。
(板井麻衣子)(笑)
<書き起こしおわり>