玉袋筋太郎と外山惠理 スナックを語る

玉袋筋太郎と外山惠理 スナックを語る たまむすび

外山惠理さんと玉袋筋太郎さんがTBSラジオ『たまむすび』の中でスナックについてトーク。カラオケで歌う曲や、外山さんがスナックを出す場合の店名と開店場所などについて話していました。

(外山惠理)瀧さんからそういえば、お手紙を預かってますよ。「玉ちゃん、よろしくお願いします。今度お礼に外山さんとスナック玉ちゃんに行きます。飲もう!」。お渡ししておきます。

(玉袋筋太郎)ありがとうございます(笑)。あ、本当だ。直筆だ。ねえ。

(外山惠理)いや、スナック玉ちゃんにずっと行きたくて。

(玉袋筋太郎)来てくださいよ。赤坂ですよ。

(外山惠理)ねえ。

スナック玉ちゃん赤坂開店の意図

(玉袋筋太郎)なんで赤坂にオープンしたか?っつったら、赤坂でどれだけレギュラー番組をやらせてもらってるんだと。スタッフどれだけ知ってるんだと。それで赤坂にオープンして。で、2月にオープンして。……意外と来ないんだよ。

(外山惠理)薄情だなー。

(玉袋筋太郎)意外と来ないんだよ。博報堂の人の方が来るんだよ。博報堂の方が。近いから。

(外山惠理)へー。そうなんですか。

(玉袋筋太郎)昨日は営業の人が来てくださって。

(外山惠理)あんまりお金がないのかもしれないですね。

(玉袋筋太郎)良心的ですよ、うちは。女性なんかもう飲み放題で4000円ですよ。宣伝になっちゃいますけども。

(外山惠理)本当に?

(玉袋筋太郎)本当ですよ。

(外山惠理)行きます!

(玉袋筋太郎)タダみたいなもんでしょう?

(外山惠理)本当。タダみたいなもんですね。

(玉袋筋太郎)あとは全部TBSで領収書を切って回しちゃえばいいんだから。

(外山惠理)いやいやいや(笑)。

(玉袋筋太郎)すごいんだよ。だから前ね、金曜日のディレクターをやっていた沖縄出身のディレクターが、なんか「飛ばされて」って言っちゃいけねえな。仕事場が変わって……変わっちゃって。「僕は無念です。玉さんと一緒にやりたかったんです」ってあんな巨体で泣いちゃってさ。俺の前で。で、いま営業でがんばっているんですけどね。

(外山惠理)ええ、ええ。あ、誰だかわかりました。

(玉袋筋太郎)わかったでしょう? そいつも来ねえんだよ。全然。

(外山惠理)何なの? 泣いたくせに?

(玉袋筋太郎)泣いたくせに来ねえ。しかも、営業だったらさ、そういうね、営業先の人を連れてさ、来ればそれが大人の社会がさ、グルグル回るシステムじゃない? 来ねえんだよ、あれが。

(外山惠理)営業はもしかしたらあれなのかな? みんな人見知りなのかな? TBSラジオの営業は。きっと。そうなのかな?(笑)。

(玉袋筋太郎)たのみますよ。営業さん、がんばってください。

(外山惠理)ねえ。本当ですね。お願いします。

(玉袋筋太郎)そう。それで来たんだよ。その後に。4ヶ月でやって来たんだ。その人が。

(外山惠理)泣いちゃうからじゃないですか? 会ったら。

(玉袋筋太郎)そうしたらさ、ねえ。普通に飲んで。男性7000円飲み放題。で、彼は飲み放題なんだから。「7000円でいいよ」って言ったら、「いや、ボッてください。僕から。僕からボッてくださいよ」って。

(外山惠理)「ボッてください」って言い方が悪いわ。

(玉袋筋太郎)その言い方ね。「この野郎、背広組は違うな」って。本当に。「ボッてください」って……思いっきりぼったくってやったけどね。俺。ボッてやったけど。

(外山惠理)(笑)。へー! いいですね、いいですね。

(玉袋筋太郎)外山さん、来てくださいよ!

(外山惠理)行きたいです!

(玉袋筋太郎)どういうお酒になるんですか? 外山さんは。

(外山惠理)どんなお酒? うーん、あんまり変わらないですね。

(玉袋筋太郎)でしょうね。そんな感じ、します。まんまでしょう?

(外山惠理)そんな変わらないです。はい。あんまり変わらないし……。

(玉袋筋太郎)歌とかは何を歌うんですか?

(外山惠理)歌ですか? 最近は『異邦人』を。

(玉袋筋太郎)『異邦人』。

(外山惠理)そう。ちょっとなんか、ちょっと年上の歌。

(玉袋筋太郎)久保田早紀的な。久保田早紀の『異邦人』みたいな。元ヤンキーみたいなね。

(外山惠理)そうなんですか?(笑)。

(玉袋筋太郎)元ヤンキーだったんだよね。なんかね。いま、また仕事変えていろいろやっているけどね。

(外山惠理)ああ、そうなんですか。いや、久保田さんは存じ上げないんですけど、『異邦人』っていう曲を前のラジオを一緒にやっていた(はぶ)三太郎さん。はぶ三ちゃん。

(玉袋筋太郎)出た! 三ちゃん。

はぶ三太郎の紹介

(外山惠理)そう。三ちゃんが番組で紹介してくれて。「これ、いい曲!」って思って。もうその日からずーっと聞いて、覚えて。それで友達と……カラオケに行く友達っていう子がいるんですよ。あんまり人前で歌うのが苦手で。で、その子の前で歌ったら、知らないのね。やっぱり、ちょっと年代があれで。「なに惠理、この歌?」みたいな。

(玉袋筋太郎)ええっ? 久保田早紀の『異邦人』ですか?

(外山惠理)せっかく披露したのにね。

(玉袋筋太郎)うんうん。はぶ直伝の。

(外山惠理)そう! でもそれから毎回歌っていたら、覚えましたけどね。その子も。

(玉袋筋太郎)まあ、そうでしょう。そういうことなんだよ。カラオケって。スナックってそうですよ。

(外山惠理)伝授してやりました。

(玉袋筋太郎)年代別に全然知らねえ歌って。俺もやっぱり若い頃、全然知らねえ歌って流れているわけよ。「なんだ、このおじさんたちが歌ってる歌」って。でも、通っているうちに自然と入ってきちゃうんですよ。「スピードラーニング」って俺は呼んでるんですけど。

(外山惠理)(笑)

(玉袋筋太郎)聞き流す。ずーっと聞き流していくと、年代の歌が入ってくるんだよ。灰田勝彦とかさ、もう平気で歌えちゃうんだ、俺。

(外山惠理)へー! いいですよね。スナックにいらっしゃっている方が一緒に歌えるような曲が歌えるようになりたくて。

(玉袋筋太郎)そうそうそう。デュエットはなにを歌うんですか?

(外山惠理)デュエットはね……。

(玉袋筋太郎)プロファイリングですからね。

(外山惠理)あ、来た。行けよ! まったく~(笑)。

(玉袋筋太郎)もう帰っちゃった。さっき行った営業の男が。

(外山惠理)顔だけ出してね。いいやつなんですよね。

(玉袋筋太郎)そうそう。で、デュエット。

(外山惠理)デュエットは、なんだろう? 『銀座の恋の物語』。もう王道ですね。王道なものしか歌えないですよね。

(玉袋筋太郎)いいですよね。やっぱりね。土曜ワイド的な感じですよね。曲のチョイスもね。やっぱり土曜ワイドのリスナーの方が聞いてくれてわかるような曲がいちばんいいですね。

(外山惠理)そうですね。一緒に歌えるような。

(玉袋筋太郎)『ロンリー・チャップリン』はまだ行かないですね?

(外山惠理)あ、『ロンリー・チャップリン』は私がちょっと途中危ういです。

(玉袋筋太郎)ああー、歌詞がね。

(外山惠理)なんとなく作曲して歌っちゃいます。

(玉袋筋太郎)いいね、いいねー(笑)。あらららら。

(外山惠理)いいですね。スナックってね、好きなんですよ。響きも、雰囲気も。

(玉袋筋太郎)最高ですよ、本当に。ねえ。もう身分関係ないね、人たちが同じところでそういうことを問わないで飲んで。で、ワーッと騒いで一夜が終わっていく。男女混ざって。俺はよく言っているんだけど、スナックっつーのは「ぬるめの半身浴」。しかも、混浴。

(外山惠理)いいですね。いい、いい。私、人手が足りない時、手伝いたいですもん。

(玉袋筋太郎)いいんですか、それ。放送で言って?(笑)。

(外山惠理)(笑)

(玉袋筋太郎)アルバイト、いいんですか? TBSって。

(外山惠理)いやいや、アルバイトじゃなくて手伝うだけでいいんですけど。

(玉袋筋太郎)いやいや、外山さんもやっぱりね、堀井(美香)さんも……でも、堀井美香さんはスナックじゃねえ。クラブなんだよ。

(外山惠理)ああ、高級な感じね。

(玉袋筋太郎)高級クラブだよ。

(外山惠理)すいませんね、そんなことなくてね(笑)。

(玉袋筋太郎)いやいや、大衆的なのがいいって言ってんだよ、俺は。大衆ですよ(笑)。やはり。堀井さんはちょっと高級な、漢字で「堀井」って書いてある。白地に漢字で「堀井」って。

(外山惠理)癒やしてもらいたい人たちが行く感じ。たしかに。

(玉袋筋太郎)ねえ。『黒革の手帖』的な感じ。

(外山惠理)そうかも(笑)。

(玉袋筋太郎)外山さんはやっぱり大衆的なスナックのママっていう感じがするね。

(外山惠理)いや、もう本当にね。仕事を辞めたら、ねえ。そっち方向で。

(玉袋筋太郎)それがいいの。ねえ。

(外山惠理)そっちの方が向いているかもしれない。本当に。

(玉袋筋太郎)そういう企業で働いているOLさんがね、もう大変ですよ。ねえ。忙しくてね、残業もたくさんあって。それだったら、自分の城を持てと。そういういま、女性も増えていますから。

(外山惠理)そうですよね。

(玉袋筋太郎)若きママさんが。ネオスナックが。

(外山惠理)ねえ。ちょっとさらに毎日、生きる目標ができました。

(玉袋筋太郎)店名、どうします?

(外山惠理)店名(笑)。

(玉袋筋太郎)店名、場所ね。どこに開くか。やっぱり赤坂?

店名と開店場所

(外山惠理)いやいやいや、赤坂はね、やっぱり場所が高級ですよ。

(玉袋筋太郎)ああ、家賃もね。どこらへんで?

(外山惠理)赤羽とか、やっぱりそういう……。

(玉袋筋太郎)赤羽(笑)。いいねー! 赤羽はいいですよ。

(外山惠理)赤羽とか……そうですね。でも、浅草とかの方でもいいですけどね。

(玉袋筋太郎)浅草ね。

(外山惠理)「でもいい」って「お前、何様だ?」って話ですけど。

(玉袋筋太郎)(笑)

(外山惠理)みんなでワイワイ飲んで……でもなー、私結構、ちょっと出禁にしちゃう人とか出てきちゃうかもしれないから、やっぱりダメかもしれないな。

(玉袋筋太郎)そうだね。やっぱりね。「ダメ!」っていうね。「あなた、なに?」っていう。やっぱり意見を言う人ですからね。

(外山惠理)「もういい!」って。

(玉袋筋太郎)うん。会員制にすればいいですよ。

(外山惠理)ああー。まあね、でもそうすると……でも、優しいからたぶん3回ぐらい出禁にして、もし来たら、入れちゃう(笑)。

(玉袋筋太郎)優しい! その幅! やっぱね、あなたは本当にスナックのママだ。その幅!

(外山惠理)「行くところ、ないんでしょう?」って。

(玉袋筋太郎)許しきるっていう。店名、店名!

(外山惠理)店名ね。ええーっ?

(玉袋筋太郎)「えり」か。ひらがなで。

(外山惠理)「回し蹴り」とか?

(玉袋筋太郎)スナック回し蹴り……(笑)。

(外山惠理)(笑)

(玉袋筋太郎)ちょっと狙いすぎている感じもあるけども。回し蹴り?

(外山惠理)回し蹴り。それぐらいのことが起きちゃうかもしれないけど……っていう。

(玉袋筋太郎)ああ、そういう危険をはらんでいる店。ほうほう。

(外山惠理)でも、そうするとなんか……ナヨナヨした人ばっかり来るかもしれないから、嫌かも。毎日怒りたくないですもん(笑)。

(玉袋筋太郎)違うよ。叱られに来たいんだよ、お客は。たぶん会社のお偉いさんとか、叱られないから。叱る一方の人っつーのは叱られないから、叱られたいんですよ。プレイですよ。プレイ。外山さんにひざまずいて、「お願いします」って。

(外山惠理)やだ、そんなのー(笑)。

(玉袋筋太郎)「叱ってください」って。

(外山惠理)それは嫌ですけどね。

(玉袋筋太郎)バブバブくわえて、こうやって(笑)。最終的にはオムツまで替えてもらっちゃって(笑)。

(外山惠理)(笑)。それは違うお店になりますけどね。

(玉袋筋太郎)あ、これ!(久保田早紀『異邦人』のイントロが流れる)。

(外山惠理)そうそう、これ! 大好き!

(玉袋筋太郎)行こう、行こう。

(外山惠理)いいんじゃないですか。今日の1曲目。ありがとうございます。借りてきていただいたんですね。本当にスタッフって素晴らしいですね。『たまむすび』のスタッフは。それでは、聞いていただきましょう。久保田早紀さんで『異邦人』。

久保田早紀『異邦人』

(外山惠理)いいですねー。でもイントロでしゃべっちゃったから、三ちゃんはね、そういうの嫌がるんですよ。全部聞きたいの。

(玉袋筋太郎)ああー。三ちゃん。

(外山惠理)そう。特にいいじゃないですか。この前奏とかね。

(玉袋筋太郎)前奏がいいよね。なんかのCMソングだったね、これね。

(外山惠理)そうなんですね。

(玉袋筋太郎)なんかの。そうだよ。なんかのCMソング。「なんか」が出てこないんだ、これ。どうもダメだね。

(外山惠理)(笑)

(玉袋筋太郎)リスナーにモヤモヤさせちゃうね。ごめんなさい。

(外山惠理)それもね、含めてメールを今日、いただきたいと思いますけども。1曲目は久保田早紀さん『異邦人』でした。

(中略)

(外山惠理)さあ、今日のオープニングで話した内容からメッセージテーマを決めていきますが、玉さん、今日のメッセージテーマをお願いします。

(玉袋筋太郎)今日のメッセージテーマはこちら! 「名物店員さん大集合」。ねえ。そういうママさんとかさ、お店でもいるじゃない。名物の人。

(外山惠理)そうですね。楽しそうな店員さんがいたら、近かったら行こう。

(玉袋筋太郎)行ってくださいよ(笑)。だけどね、そのはぶ三太郎っつーのも名物店員ですよ。

(外山惠理)三ちゃんと飲んだこと、あります?

(玉袋筋太郎)飲んだことはないけど。

(外山惠理)ないんですか? じゃあ今度、ぜひ。

(玉袋筋太郎)おこがましい。私なんか、もう。

(外山惠理)なんでですか?

(玉袋筋太郎)あんなもね、レスポンスの早さ。ハガキの早さ。あの早打ち。クリント・イーストウッドか?っていうぐらいの、腰からバッと抜いてもう……すっごいね! レスポンス。

(外山惠理)あの人はね、気を使いすぎる。たぶん日本でいちばん気を使う生き物かもしれないですね。

(玉袋筋太郎)あのはぶっていうものがね(笑)。

(外山惠理)そう(笑)。ただ、その気を使いすぎるあまり、たぶんお酒を飲むとちょっと変わるんですね。

(玉袋筋太郎)暴発するんですね。溜めているものがあるんだよね。毒を、ポイズンを。はぶの毒を。

(外山惠理)そうですね。

(玉袋筋太郎)かー! で、飲みに行くと、あれですか? 外山さんがマングースになるわけですか? グッと、はぶとマングース。

(外山惠理)いや、止めますよ。すっごい。

(玉袋筋太郎)ああ、そうなんだ。へー! いやー、はぶ三太郎さんっていうのも名物店員だよ、まむしプロの。

(外山惠理)そうですね。もう三ちゃんは本当、最高ですよね。はい。

(玉袋筋太郎)なんかあります? お店で、この店員さん、ちょっとあれだなとか。

(外山惠理)ああ、ちょっとあれだな……店員さんはね、割と、そんな。お客さんとかはありますけど。「嫌だな」っていう。

ピエール瀧(50)酒場で出会ったアーティスト気取りの男を論破した話
50才になったばかりのピエール瀧さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で前日に酒場で出会ったアーティスト気取りの男の話を論破し、泣かせてしまった話をしていました。 (ピエール瀧)50才になりましてねー。どうしましょう? (外山惠理)どうします

(玉袋筋太郎)「嫌だな」って……「名物店員さん」っていうのに。なんかもうちょっとハッピーな……なんで「嫌だな」から入っちゃうんだろうな(笑)。

(外山惠理)店員さんね(笑)。ちょっと考えますね。

<書き起こしおわり>

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