菊地成孔さんがTBSラジオ『粋な夜電波』で、ボクらの時代に出演した道端三姉妹を見て考えたことを話していました。
(菊地成孔)はい。どもども。菊地成孔の粋な夜電波。ジャズミュージシャン、そして道端三姉妹の大ファン。なので、『ボクらの時代』っていうTV番組に道端三姉妹が3人でしゃべる、鼎談形式のトーク番組なんですけど。で、わざわざ録画してですね、見たところですね、途中から本人たちがしゃべっているんじゃなくて、外人がしゃべってて、日本人がアフレコしているようにしか見えなくなってしまった。特にジェシカが、の菊地成孔がTBSラジオをキーステーションに全国にお送りしております。
まあ、その番組の中でですね、長女のカレンさんがですね・・・カレンさんってうのはあれです。ご存知の方も多いと思いますけど、最初からシングルマザー志向で。結婚しないで子供を作るっていうことで。お二人、お子さんがいらっしゃるんですけど。まあまあ、シングルマザーはね、とても結構というか。素晴らしいと思いますが。で、『とは言えさ・・・』って三人でしゃべってるんですね。途中から、完全にアフレコに聞こえだしたんですけど。『カレンなんかさ、男手がなくて困った時とか、ない?』って言ったら、『うん、ある』って言って。『えー、どういう時?どういう時?』『たとえば、電球を取り替えなきゃいけない時に、手が届かなかったりするじゃん?』『あ、そう!わかるー!』っつーんだけど。お前ら、全員背が高いだろ!って思ってですね(笑)。
もう、椅子使わないの前提か!?って思いましたね。つっこんでしまいました。届くはずだ!って思いましたね。俺が届かないっつーんならわかるけど、お前ら届くだろ!っていう(笑)。椅子使わないで天井の電球を取り替えてもらえる男って、どういう人たちなんだ?っていうね、感じですけど。チェ・ホンマンか?っていうね。懐かしいぞ、フランケン!っていう感じですけども。まあ、そんな菊地成孔が全国にお送りしております。
<書き起こしおわり>
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