石野卓球 日本最大級の屋内レイヴ『WIRE』立ち上げを語る

石野卓球 日本最大級の屋内レイヴ『WIRE』立ち上げを語る J-WAVE

電気グルーヴのお二人が2026年9月24日放送のJ-WAVE『GRAND MARQUEE』に出演。石野卓球さんが1999年から2013年まで開催していた日本最大級の屋内レイヴ『WIRE』について話していました。

(タカノシンヤ)ちょっとじゃあラスト、いきますか。

(セレイナ・アン)いきましょうか。OK。ラスト、電気グルーヴとテクノの3つ目のポイントはこちら。国内大型レイヴ『WIRE』開催。はい。1999年には卓球さんがオーガナイズする『WIRE』がスタートして。99年から2013年まで続いた日本最大級の屋内レイヴということなんですけれども。

(タカノシンヤ)スタートのきっかけっていうのは?

(石野卓球)これね、やっぱりさっきも話に出ましたヨーロッパで盤が出て。それがきっかけでその海外の『MAYDAY』とかの屋内の大きなレイヴにDJで呼ばれていくことが増えて。で、その時に日本の状況を見て、日本でもやっぱり当時、輸入レコード屋さんとかがいっぱいあったんでシーンは盛り上がっているんですけど。そういった、なんか大きな屋内レイヴっていうのがないなと思ったんで「これはぜひぜひ日本にもあるべきだ」という風に思ってスタートしたんですけど。横浜アリーナでやっていました。で、オールナイトでできるああいう大きな箱がね、当時はそこぐらいしかなかったんですよね。

(セレイナ・アン)ああ、なるほど。

(タカノシンヤ)それが99年。

(石野卓球)これも20世紀ですね(笑)。

(セレイナ・アン)そこがスタートですけれどもね。日本でテクノだけで大きな会場を埋められる手応えっていうのはありましたか?

(石野卓球)いや、手応えっていうかね、でもまあレコード屋さんがいっぱいあったし。そのレコードを買ってる人とかDJとかも多かったんで。そういう潜在的な人はいっぱいいるっていうのはわかっていたので。ねえ。確実にそういうのに興味を持つし、やったら来てくれる人はいっぱいいるだろうなっていうので。そんなに危惧はしてなかったですけどね。

(タカノシンヤ)瀧さんは卓球さんが『WIRE』をやってるのをどう見てらっしゃいましたか?

(ピエール瀧)いやいや、いいことだと思いますし。まあ当時もね、東京のクラブシーンとかもあって。海外から著名なDJが来てプレイとかしてるんですけど。デカ箱でもう爆音で聞けるっていう環境はなかったですよね。で、海外に行って。それこそ『MAYDAY』とかに行くと爆音で、でかい箱で。で、客席を見たらおっさんもおばさんも若い子もみんなキャッキャッ言って楽しんでるっていうようなものをやれたっていうのはすごく意義のあることだなと思っていましたけどね。

(石野卓球)これ、前例がなかったんで。当時ね、その消防法かな? なんかでそのオールナイトでフロアで全部、オールスタンディングっていう、そういう概念がなかったんですよ。なんで、苦肉の策でフロアをですね、柵で区切って。で、通路を作ってっていう。で、それを海外のDJが見て「羊の牧場じゃねえか」って言っていて(笑)。

(セレイナ・アン)安全のためですよね。

(石野卓球)でもね、お客さんからすると動線ができて。飲み物買いに行ってするのに便利だったっていう。

(セレイナ・アン)逆にありがたい形なんですね。

(タカノシンヤ)お二人も電気グルーヴとしても『WIRE』には何度も出演されてますけれども。普段のワンマンとかフェスとはセットの作り方って違うんですか?

(石野卓球)そうですね。やっぱりコンサートとかっていう感じではないので。ねえ。『WIRE』の時はいつも『WIRE』用のセットだったね。

(ピエール瀧)まあお客さんもね、求めてるものがちょっと違うでしょうから。

(石野卓球)全部新曲とかね(笑)。

(ピエール瀧)だからその一晩かけての体験をしに来てるんで。

(石野卓球)言ったらそれの一コマだからね。

(ピエール瀧)そうそう。そのうちのひとつの皿を担当するっていう感じでやっていました。

(セレイナ・アン)その流れの中でお客さんの皆さんをどう気持ちよくさせられるか、みたいなところですかね。

(石野卓球)そうですね。あと時間帯とかね。出る時間帯とかにもよるしね。

(タカノシンヤ)『WIRE』が99年のスタートから2013年のラストイヤーまでテクノ1本にこだわり続けたイベントで。

(石野卓球)意外にやってたんだね。

(ピエール瀧)「そんなにやってた?」と思って。

(タカノシンヤ)これ、最後までテクノにこだわり続けた理由を聞きたいです。どうでしょう?

(石野卓球)それしか知らないんで(笑)。他に手が出しようがなかったんですね。

(タカノシンヤ)でも本当に考えたらね、すごい歴史もあるし。リスナーさんの中でやっぱり何度も足を運んだって方もいらっしゃると思うんですよね。

(セレイナ・アン)Xの方でですね、ハッシュタグをつけて。「『WIRE』、楽しかったです」っていう。今、リアルタイムで投稿もしてくださっていますね。

(タカノシンヤ)あとこちらの方は「初期の『WIRE』、カオスだったけどな」っていう。そんなつぶやきもね、あったりします。

(ピエール瀧)でもいいのは「屋根がある」っていうのが一番いいですよね。

(セレイナ・アン)なるほど。全天候型といいますか。

(タカノシンヤ)ちょっと当時の空気も味わいたかったな、なんていう気持ちもね、あったりしますよね。

(セレイナ・アン)ここまでで電気グルーヴとテクノを軸にその活動の3つのポイントを振り返ってきましたが。ここで1曲、お届けしたいんですが。今日はテクノというテーマで電気グルーヴの楽曲から1曲、選んでいただいております。

(石野卓球)今、『WIRE』の話も出たんでね、この曲を選び出させてもらいました。電気グルーヴ『WIRE WIRED, WIRELESS』です。

電気グルーヴ『WIRE WIRED, WIRELESS』

(タカノシンヤ)これ、僕が仕事中だったら仕事になんないと言いますか。ねえ。体が動いちゃう。

(セレイナ・アン)ノリノリになっちゃいますね。

(タカノシンヤ)電気グルーヴで『WIRE WIRED, WIRELESS』、お送りしました。さあ、この後5時27分頃ですかね。電気グルーヴのお二人に再びご登場いただいてテクノをテーマにさらにお話聞いていきたいと思いますので。

(ピエール瀧)がってんだ!

(石野卓球)なかなか出ないですよ、瀧の「がってん」は。

(タカノシンヤ)なかなか出ないですね。J-WAVEであんまり聞かないですね。

(石野卓球)今日はご機嫌ですから。

(セレイナ・アン)ありがとうございます(笑)。

瀧さんの「がってんだ!」が登場するほどノリノリで話していたお二人。ご機嫌でなによりです(笑)。

GRAND MARQUEE 2026年9月24日

タイトルとURLをコピーしました