大西玲央 井上雄彦に「アトロク『THE FIRST SLAM DUNK』特集を聞いた」と言われた話

マヂカルラブリー『THE FIRST SLAM DUNK』を語る アフター6ジャンクション

大西玲央さんが2023年9月21日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中でFIBA バスケットボール ワールドカップ 2023の沖縄アリーナで『SLAM DUNK』の作者、井上雄彦先生と出会った際、「アトロクの『THE FIRST SLAM DUNK』特集を聞いたよ」と言われたことを宇多丸さんに伝えていました。

(宇多丸)ちなみに井上雄彦先生といえば、現地(FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023・沖縄アリーナ)にいらしていたんですよね?

(佐々木クリス)いらしてました。僕はフィンランド戦に日本が勝って、オーストラリア戦があって。で、その次のベネズエラ戦ですね。初めて会場でお会いして。これまでお会いしたことがなかったんで、結構浮き足立っていたと思うんですけど。お見かけして。そしたら、気づいてくださったので、走ってご挨拶させていただいて。

(宇多丸)井上先生、当然試合とかもご覧なって。クリスさんの解説っていうのはご存知で?

(佐々木クリス)そうですね。解説についても「すごく面白い」とか「ワードチョイスがいいよね」っていう風に言ってくださったので。すごい、もう有頂天で。井上先生とお会いした後でテレビ中継だったので、僕としては「よしよし!」っていう感じで。

(宇多丸)それは最高にもう心強いね!

井上雄彦先生のお墨付き

(佐々木クリス)モチベーションが上がりましたし。あと『THE FIRST SLAM DUNK』実況・解説・コメンタリー上映というのも8月下旬にやっていて。僕も務めさせていただいて。それをちゃんと「僕のキャリアのハイライトのひとつです」って井上先生にお伝えできたの嬉しかったですね。

(宇多丸)ねえ。大西さんはお会いできましたか?

(大西玲央)そうですね。ちょうど僕が(試合運営の通訳として)立って指示とかを出していたところが、先生の席から帰っていく時の動線だったんですよ。なので目が合って日本が勝っていればすごいお互い、喜び合って。握手をしたりとか。でも毎回次、勝たないと意味がないで。「次だ、次だ!」ってお互いに声を掛け合うっていうのをやっていたんですけど。最後のカーボベルデ戦が終わった後、もうパリ五輪が決まって。で、なんか祝勝会みたいなのをバスケ協会がやっていたので、そこにちょっと挨拶しに行ったんですね。そしたらその時、井上先生がいらしていて。そこでちょっと、いろいろ話すことができたので。で、アトロクで『SLAM DUNK』特集をやったってことを伝えたんですよ。そしたら「ああ、聞いた、聞いた」って言ってくださって。

(宇多丸)おおーっ!(笑)。

(大西玲央)「あれは解像度・高過ぎだよ」って言ってくださって(笑)。

(宇多丸)ヤバい! いただきました! 井上先生、「解像度・高過ぎ晋作」、いただきました! フゥーッ!

(大西玲央)笑いながら言っていましたね(笑)。

(宇多丸)最高!

「特集、解像度・高過ぎ晋作だよ」(井上雄彦)

(大西玲央)それを本当に伝えたかったことだったので。直接伝えれて、ご本人もすごい喜んで聞いてくれていたみたいなので、嬉しかったですね。

(宇多丸)だし、これは僕らにとっても嬉しいことだし。井上先生も長年、日本のバスケ界っていうのをある意味、育てるっていうことに尽力されてきたわけじゃないですか。それこそ、留学支援だとか。だから、それが結実した瞬間でもあったろうから。まあ、本当に……なんか井上先生にとってもある種、その『SLAM DUNK』。自分が作ってきた世界……しかも『SLAM DUNK』が現にいろんな影響を与えているから。なんていうか、井上先生にとってもすごい大きな大会だったんじゃないかなと想像するんですけどね。

(大西玲央)ものすごい熱心に応援されていましたね。

(宇多丸)いや、ちょっと待って? 中身に行く前から既に熱いな。ヤバいな!

<書き起こしおわり>

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