町山智浩 映画『ロブスター』を語る

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町山智浩さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で、パートナーのいない独身者は動物に変えられてしまう世界を描いた映画『ロブスター』について話していました。


(赤江珠緒)では町山さん。『ロブスター』の話ですね。

(町山智浩)そう。『ロブスター』。この映画はね、ヨルゴス・ランティモスっていう監督の3作目にあたるんですが。オールスター大作になっていますね。大作でもないですが。ハリウッド俳優のコリン・ファレルが主演で。で、相手役。ヒロインがレイチェル・ワイズ。この人、アカデミー主演女優賞をとっている名女優ですけども。あと、『007 スペクター』のヒロインでボンド・ガールだったレア・セドゥ。と、『007』でかわいこちゃんの秘密兵器開発者のQを演じていたベン・ウィショーっていう、まあすごい大スターが揃っている映画なんですね。

(赤江珠緒)へー。

(町山智浩)どういう映画か?というと、はっきり言うと、彼女ができないやつは罰として動物に変えられる世界の映画です。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)彼女や彼氏がいないと、それは人間としてダメだから。もう人間として生きる価値がないから、人体改造手術によって動物に変えられて、狩りで狩られて食われて死んでしまうという。

(赤江珠緒)うーわーっ!

(町山智浩)で、『ロブスター』っていうのは、ただ変えられる動物だけは選べるんですよ。で、『何になりたい?』って言われたら、この主人公のコリン・ファレルが『僕はロブスターになりたい』って。

(赤江珠緒)『ロブスターになりたい』って言ったんですか!?

(町山智浩)『なりたい』って言うんですね。っていうのはロブスターっていうのはね、なんか、寿命が120才ぐらいまであるらしいんですよ。

(赤江珠緒)はー。

(町山智浩)で、『静かに長生きできるから、ロブスターがいい』って言うんですね、彼は(笑)。地味な性格すぎるだろ、お前!?それじゃ彼女、できないよ!っていう話ですけどね。はい。で、これ主人公のコリン・ファレルが奥さんが亡くなってしまって独り身になっちゃうんですよ。で、独り身担ったら、45日間以内に新しい彼女、ないし妻を見つけないと、動物になっちゃうんですよ。彼の場合はロブスターです。

(赤江珠緒)はー・・・1回結婚をしていた人でもっていう設定で?

(町山智浩)していた人でもっていうことなんですよ。で、ホテルがあってですね、そのホテルに独身者たちが集められて。それでまあ、そこでねるとんみたいな感じでホテルに集められた独身者同士で彼女や彼氏を見つけてくれという話なんですよ。

(赤江珠緒)はいはい。

(町山智浩)で、ただこれだと、見つけられなかったらどうするか?ねえ。したら、強制的に動物に変えられてしまうわけで。『それは嫌だ!』っつって逃げ出す人たちがいるんですよ。そういう人たちは森に潜んで暮らしているわけですよ。独り者で相手が見つからなかった人たちは。

身につまされる悲しい話

(赤江珠緒)うんうん・・・もう山ちゃんが(笑)。山ちゃんが身につまされるような表情で、『悲しい、悲しい』って言ってますけども(笑)。

(山里亮太)悲しい映画だよ、これ・・・(泣)。

(町山智浩)(笑)。それでね、研修みたいなのがあって。独り者でいるってことは、社会に貢献しないし、役に立たないし、コミュニケーションができないっていう問題を抱えているんだからってことでもって、徹底的に教育される塾みたいな感じになっていて。もう、嫌でしょ?

(山里亮太)嫌だよ、もう・・・地獄みたいな。これ、とらえようによればホラーかもしれない。これ・・・(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)嫌な映画でしょ?で、しかも彼氏、彼女を見つけるための施設に45日間監禁されている間、なんとオナニー禁止なんです!

(赤江珠緒)はー!

(町山智浩)オナニーをすることによって欲望が解消されてしまって、一生懸命彼女や彼氏を見つけようってことをしなくなるから。だからオナニーは罰だ!って、オナニーした人は大変な罰が待っているんですよ。

(赤江珠緒)ええーっ!?

(山里亮太)そんな・・・別腹なんですよ、あれは!

(町山智浩)(笑)

(赤江珠緒)何を言うとるんですか(笑)。でも、そうしたらみんな必死でパートナーを見つけようとするでしょう?

(町山智浩)見つけなきゃなんないんですよ。そう。だからもう慌ててしないと動物に変えられちゃうから。で、そうすると余っている人同士ってことになるじゃないですか。そうすると、やっぱりある程度妥協するじゃないですか。生き残るために。で、まあ好きでもない彼女に好かれるように、何か趣味を合わせたりするっていう話が出てくるんですよ。

(山里亮太)なんかちょっと面白そうだな。

(町山智浩)面白いでしょ?これってだから、いろいろと考えさせられる映画で。たとえばだから、そういうことってあるじゃないですか。好きでもないのに、彼女が『○○好き』っつったから、『ああ、いいよね!』とか言ったりするっていうの。

(赤江珠緒)うんうん。

(町山智浩)で、これは切羽詰っている状況なんですよ。それが。

(山里亮太)命がかかっているわけだから。

(町山智浩)命がかかっているんですよ。そういう変な趣味の女の子と付き合おうとして、合わせようとして上手くいかなかったことってないですか?

(山里亮太)いやいや(笑)。僕の引き出しにはそれはないですよ(笑)。

(赤江珠緒)ないですか?町山さんはあるんですか?

(町山智浩)僕はないけど、芸能界の都市伝説で、すごく清純だった女性の女優さんがいて。はじめて恋をして付き合った相手が、なんて言うか、ネギトロじゃなくて、ネギのところがスカになっているネギトロの趣味だったんで・・・

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)それが当たり前だと思って。で、恋愛っていうのはそういうもんだと思い込んで。で、その後、別れた後、別の彼氏と付き合ったら、はじめてエッチする時にいきなりやっちゃったっていう。

(赤江・山里)(笑)

(町山智浩)そういう都市伝説がありますが。だいぶ関係ない話ですが(笑)。

(赤江珠緒)関係ないじゃん!(笑)。

(町山智浩)はい、すいません(笑)。だいぶ関係ないんですが(笑)。ただね・・・

(山里亮太)オブラート、薄いよ、いまの(笑)。もうわかっちゃう・・・(笑)。

(赤江珠緒)なんかネギトロまで被害にあっちゃったよ(笑)。

(町山智浩)ネギトロまで・・・そう(笑)。ネギトロ、食べられなくなっちゃう(笑)。それでね、この主人公、やっぱりできないんですよ。なかなか。やっぱりね、ちょっと暗い人なんですよ。『ロブスターになりたい』っていう人だから。ねえ。で、これは動物にされちゃう!ってことで、森に逃げ出すと、そこにはレジスタンスたちがいるんですよ。

(赤江珠緒)おおー。

森の中のレジスタンスたち

(町山智浩)こんな、非モテを人間扱いしない社会をぶっ潰すんだ!ってテロリストたちが徒党を組んで森の中に潜んでゲリラをしてるんですけども。ところが、そこに行ったらそこに行ったでね、彼はね、好きな人ができちゃうんですよ。

(赤江珠緒)あっ!その中には、できた。

(町山智浩)ところがそこは非モテゲリラ。非モテレジスタンスだから、リア充禁止なんですよ。

(山里亮太)なるほど!

(町山智浩)『リア充は殺す!』っていう。『リア充、爆発しろ!』っていう世界だから。これはどっちもどっちなんですね(笑)。

(赤江珠緒)うわー、どっちもどっちですね。

(町山智浩)どっちもどっちで。なんか、その中間ねえの?みたいなね(笑)。

(山里亮太)たしかに(笑)。

(町山智浩)ちょっと、その間ないの?っていう世界なんですけど。

(赤江珠緒)へー!

(山里亮太)そうか。ここでもし恋ができたら、お前ら戻っていいよとかじゃないんですね。

(町山智浩)そうなんですよ。

(山里亮太)あ、でも自分がそこのゲリラにいたら、絶対に許さない。

(赤江珠緒)(笑)。なんでゲリラ側の心理が(笑)。

(町山智浩)ものすごいファシストになりそうですね(笑)。ものすごい厳しい、鬼軍曹みたいになりそうですね。山ちゃんね。

(山里亮太)結構序盤で幹部になる自信、あります。

(赤江・町山)(笑)

(町山智浩)『お前ら、イチャイチャしてただろ!』みたいな?(笑)。

(山里亮太)チクって。すぐ密告して(笑)。

(町山智浩)でも、連合赤軍ってリンチ殺人、やっているじゃないですか。あれってそんな感じで実際に殺していたんですよね。まあ、嫉妬深いリーダーがいて。かわいい子がいたりすると、『色目を使っただろ?それは我々の政治活動に反するイチャつきだ!』っつって。で、リンチして殺していたんですよ。

(赤江珠緒)自分たちの中でどんどん掟ができちゃって。

(町山智浩)そうそうそう。でも、集団でさ、そういう限界状況で暮らしていれば、絶対にちょっと恋愛関係になるもんですよ。それを潰していったっていうのがあって。これは結構リアルで。本当にやっているんですよ。

(赤江珠緒)はー!

(山里亮太)だからその、単純にコメディーで全くあり得ない話とは・・・

(赤江珠緒)これ、コメディー!?

(町山智浩)あ、これコメディーですよ。

(山里亮太)いや、コメディーでしょ。絶対。

(町山智浩)どう考えてコメディーですよ。

(山里亮太)これ、ドキュメンタリーだったらどうします?

(赤江珠緒)(笑)。そりゃ、ドキュメンタリーだとは思ってないけど。なんか社会風刺みたいな感じかな?と思って。

(町山智浩)それはあるんですけども。でも、風刺っていうのは基本的にギャグだから。ただね、タイミングとかはね、ものすごく、ギャハハ!って笑ってどんどんどんどん展開していくっていう、テレビの普通のベタのコメディーの作りじゃなくて。もっとほら、それこそ松本人志さんがやったり、内村さんがやったり。あと、バカリズムさんがやったりしている、非常に間の悪いコメディーってありますよね?

(山里亮太)はいはいはい。

(町山智浩)静かで。ねえ。でも、あれでもテレビとかでやると、お客さんとかスタッフの笑い声が入っているからいいんだけど。それが全く入ってない状態に近いです。だからものすごく居心地が悪いです。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)すごい居心地が悪い。僕、松本さんの映画ってすごくみんなあんまり評価が高くないけども。あれはあれで、もっとネタを圧縮して。しかも、ものすごい芸術的なカメラマンが芸術的に撮ったら、世界にぜんぜん通用する映画だと思うんですよ。

(赤江珠緒)あ、そうか。じゃあ着想自体がもう破天荒っていうか、コメディーになっているっていう。

(町山智浩)そうそうそう。

(赤江珠緒)1回1回笑うというよりも。

(町山智浩)1回1回笑わせる感じじゃなくて、気まずい感じなんですよ。黙って見つめ合っているだけで、すごい気まずい感じってあるじゃないですか?コメディー独特の。あの感じ。

(山里亮太)はー!なるほど。

(町山智浩)バカリズムさんが時々そういうギャグをやってますよね。ああいう感じなんですよ。

(赤江珠緒)へー!それが今回のこの『ロブスター』もそんな感じ?

(町山智浩)『ロブスター』ですね。はい。だって、オナニー禁止とか、こんなもん真剣に作る映画じゃないですよ。どう考えたって(笑)。

(赤江珠緒)(笑)。いや、でもなんかね、ポスターだけ見たらすごくいい感じの・・・

(山里亮太)社会派の。

(町山智浩)だってカンヌ映画祭で賞をとっているんですね。審査員特別賞かなんかとっているんですよ。

(山里亮太)あ、本当だ。

(町山智浩)でもね、そういうんじゃないんですけど。でも、最後の方はね、『愛とは何か?』っていう話に行くんですよ。

(山里亮太)行けるか。そうか。

(町山智浩)そこから、『愛とは何か?』っていう話に行くんで。ちょっとびっくりしましたね。で、最後はなんと、谷崎潤一郎のように映画が終わるんです。

(赤江珠緒)あらっ!もうね、愛と言えばね、谷崎潤一郎。

(町山智浩)いや、谷崎潤一郎の愛はちょっと違う愛ですよ。

(赤江珠緒)倒錯してるけど(笑)。

(町山智浩)ちょっと違う愛ですよ。あの・・・ネギトロみたいな愛が入ってますから。谷崎潤一郎は。

(赤江珠緒)(笑)。そうですね。入ってる。そっちじゃなくて?

ロブスターの元になる文学作品

(町山智浩)谷崎潤一郎の愛の映画に近いんですよ。これね、『ロブスターになりたい』っていうのはね、たぶん文学作品に元があって。T・S・エリオットっていう詩人が昔、『プルーフロックの恋歌』っていう詩を書いていて。それは、『かわいい女の子がいっぱいいて。僕はその女の子たちと恋をしたり、楽しいことをしたいんだけども、僕みたいなちょっと髪の毛が薄くなっている男は自信がないし、女の子と話のはすごく難しいから・・・僕はザリガニになって、ギザギザのハサミを持って静かな海の底で這いつくばってる方がいいんだ』っていう詩なんですよ。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)モテない男のものすごいなんか・・・情けないっていうか。お前、そうなったらおしまいだろ?みたいな詩があるんですけど。これ、有名な。英米文学の中で非常に有名な詩なんですよ。『いやー、行こうかな?彼女に・・・いや、ちょっと・・・でもダメだ。やっぱりやめておこう』みたいな。

(赤江珠緒)あ、そうか。そういうのを踏まえた上でのロブスター?

(町山智浩)たぶんそれでロブスターっていう動物を選んでいるんで。詩的でありながら、情けない(笑)。

(赤江珠緒)そうか。日本でもなんか、『私は貝になりたい』みたいなの、あるじゃないですか。

(町山智浩)それ、全然違いますよ!それ、反戦映画です!

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)そうですよ!

(町山智浩)それは反戦の・・・(笑)。

(山里亮太)赤江さん!

(赤江珠緒)いや、そういうのの貝を、こう、ね?

(町山智浩)(笑)

(山里亮太)意味合い全然違うじゃない(笑)。何もしゃべらないでいい、そういう存在になりたいっていう(笑)。

(町山智浩)それ、社会派ですから(笑)。

(赤江珠緒)そういう感じかな?と思ったけど(笑)。

(町山智浩)『私は貝になりたい』を『エクスペンダブルズ』で映画化するといいですね!

(赤江珠緒)(笑)

(山里亮太)無理ですよ!

(町山智浩)無理ですね。全然ね(笑)。マシンガン持って、皆殺しにしちゃうから(笑)。

(赤江珠緒)そうか。コメディーなんだね。へー。

(町山智浩)というのが『ロブスター』で。これ、今週末から公開。

(赤江珠緒)はい。日本でも見ることができる。3月5日から。

(町山智浩)はい。非常に身につまされるね。

(山里亮太)どっちの気持ちで見ようかな?

(町山智浩)モテなければ、ブタになれ!っていう話なんで。本当にその森にいっぱいブタがいるんだけど。『あっ、お兄さん!』みたいな感じなんですよ(笑)。

(赤江珠緒)ええーっ!?

(町山智浩)動物にみんなされているから。モテない人は。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)大変な世の中ですね、はい!

(赤江珠緒)そうですね。今日はアカデミー賞の振り返りと、映画『ロブスター』のお話でした。町山さん、ありがとうございました。

(山里亮太)ありがとうございました。

(町山智浩)どうもでした。

翌週の山里亮太鑑賞後の感想トーク

この放送の翌週の『たまむすび』で『ロブスター』を鑑賞した山里さんが町山さんとその感想を語り合っていました。

(赤江珠緒)町山智浩さん。今週もアメリカカリフォルニア州バークレーからのお電話です。もしもし、町山さん?

(町山智浩)はい。もしもし、町山です。よろしくお願いします。

(赤江珠緒)お願いします。先週はスタジオでね、ありがとうございました。

(町山智浩)いえいえ、こちらこそ。

(山里亮太)ネギトロ事件ですよ(笑)。

(赤江珠緒)そうそうそう(笑)。

(町山智浩)いつもひどい話ばっかりですいませんでした。

(山里亮太)ネギトロ事件ね(笑)。

(町山智浩)事件じゃないですよ(笑)。

(山里亮太)町山さん、あの、『ロブスター』を見てきて。悲しい気持ちになりました(笑)。

(町山智浩)あ、えっ、でも最後には、あれですよね?突きつけられるものがあるじゃないですか。

(山里亮太)はいはいはい。わかります。面白かったですね。

(町山智浩)ねえ。まあ、言えないですけども。

(赤江珠緒)動物になっちゃうっていうやつね。恋をしないと。

(山里亮太)自分は何になるか?を考えながら。泣きながら帰りましたよ(笑)。

(町山智浩)(笑)。もう、動物になる準備をし始めているんですね。もうね。

(山里亮太)そうですね。もうたぶん、そろそろだなっていう。はい(笑)。

(町山智浩)とりあえず、決めておいた方がいいんじゃないか?っていうね。

(山里亮太)そうですね。そう思わされました(笑)。

(町山智浩)オットセイがいいですよ、はい。

(山里亮太)精力あるから(笑)。

(赤江珠緒)(笑)

(町山智浩)あれはでも、競争がもっと厳しくて。勝てば何百匹のハーレムだけど、負けると一生にゼロですけどね。

(山里亮太)地獄!

(赤江珠緒)うわー!そうなんだ!

(山里亮太)嫌です(笑)。

(町山智浩)そう。鹿とかもみんな、そうですよ。

(赤江珠緒)あ、そうかそうか。群れになって。

(町山智浩)そう。王様の雄鹿が何十匹もの雌鹿に君臨するから。まだ人間の方がマシだったよ!

(山里亮太)おっ、そうだ!町山さん、俺、勇気出ましたよ、いま!

(赤江珠緒)なんという慰めの仕方(笑)。

(町山智浩)あとは、魚になって撒くだけとかね。かけるだけとか(笑)。

(赤江・山里)(笑)

(赤江珠緒)もういいんだよ!これ以上広げなくて。町山さん(笑)。

(町山智浩)あ、そうですか。すいません(笑)。

<書き起こしおわり>

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