かまいたち山内『ABCお笑いGP』カベポスター優勝と山里亮太MCのすごさを語る

かまいたち山内『ABCお笑いGP』カベポスター優勝と山里亮太MCのすごさを語る かまいたちの ヘイ!タクシー!

かまいたちの山内さんが2022年7月25日放送のTBSラジオ『かまいたちの ヘイ!タクシー!』の中で審査員を務めた『ABCお笑いGP』についてトーク。優勝したカベポスターや、MCを務めた山里亮太さんのすごさなどについて話していました。

(山内健司)俺、ABCの審査員をやって。昨日だったんですよ。

(濱家隆一)ABCお笑いグランプリ。

(山内健司)行ってきましたけど。見ました? もう関西の賞レースですけど、ABEMAさんで放送があったりで。もうあれ、全国の賞レースに近いですよね。やっぱり毎年思いますけど、優勝する人ってすごいよね。もう順番から何から……。

(濱家隆一)いろいろ、一回戦のネタはあれやけど。2回戦、決勝のネタに関してはもう、めちゃめちゃカベポスターやったわ。すごかったね!

(山内健司)うん。M-1、今年あるかもぐらい、現場では……去年も面白かったのよ。カベポスターは。で、今年も面白くて。「ああ、伸び盛りってこういうことなんやろうな」って。よゐこ濱口さんと横で。ネタ、あんだけ……今まで決勝に3回か4回、来てて。それで毎年面白くて。今年、さらに上回ってくるっていう。「これ、伸び盛りやな!」っていう(笑)。

(濱家隆一)めっちゃ優勝を意識したネタやったよな。山内さんが言ったあの、めっちゃ速いテンポで漫才やるやつじゃないのに、ちゃんとたたみ込みでテンポ出てたっていうのはあれ、すごいよかったですね。あなたのコメントが。

(山内健司)ああ、俺のコメントが?

(濱家隆一)わかりやすかった。

(山内健司)コメントがよかったんや(笑)。

(濱家隆一)「ああ、そういうことか」と思って。

伸び盛りのカベポスター

(山内健司)なんかボケ自体がさ、1個1個ワードとかニュアンスとかが強めの、大喜利チックな感じでウケるボケやんか。で、あれは結構単発になるやん? それが全部のボケ、繋げていってるから途切れない。あれはすごいと思いました。それで俺、カベポスターがNHKと読売かな? なんかを取ってるみたいなのを2ヶ月ぐらい前にネットニュースとかで見てたから。

だからNGKの袖でツッコミの浜田くんがいたから。普段、俺は自分から後輩にしゃべりしてないねんけど。「なんか賞レース、調子いいね」みたいな風にパッと声をかけたら「あっ、えっ?」みたいになって。「えっ?」みたいに戸惑ってたから、「あれ? 俺、違う賞レースのこと言ってるかな?」と思って。「ああ、まあまあまあ……」みたいにごまかしてもう1回見たら、さや香の石井やった……(笑)。

(濱家隆一)賞レース、調子良くないやつに声をかけてもうて(笑)。

(山内健司)「えっ、どういうことですか?」みたいにもう1回、石井が聞いてきて。「まあまあまあ……」って。

(濱家隆一)ああ、間違えたことを言わへんかったんや(笑)。

(山内健司)言わんかった(笑)。

(濱家隆一)言えや!

(山内健司)いや、なんとなく暗かったから。

(濱家隆一)雰囲気、似てるよな(笑)。ツッコミの浜田の顔、おもろいよな! 俺、昔から言ってんねんけど。「それ、何のためやねん?」みたいなしゃべり方と顔、めっちゃおもろない? 笑うてまうわ。

(山内健司)いや、面白いね。いや、よかったっすね。

(濱家隆一)すごいっすね。

(山内健司)あと俺、Gパンパンダがめっちゃ面白かった。

(濱家隆一)ああ、面白かった。

(山内健司)俺、あのタイプやから。あるあるもめちゃくちゃあったし。ええとね、Gパンパンダのネタが、先輩に飲み会に誘われて。「いやー、行きたいんですけど、ちょと都合が……」みたいなんで。別日を挙げられて「うわっ、そこも入ってるわ……」みたいなんで。先輩は「いや、行きたくなかったらそんなん、言わなくていいよ」みたいな。「いや、行きたいんすけど!」みたいなところから始まっていくっていう。「行きたいんすけど、ほんまにスケジュールが無理なんすよ」みたいなところから始まっていくネタやねんけど。「うわっ、めっちゃあるわ……」って思って(笑)。

(濱家隆一)「逆に曜日、出してくれ」みたいな。

(山内健司)そうそう。向こうがどんどんこっちの退路を断っていく感じとか、おもろかったし。そこのかわし方とかも、あるあるプラスちょい強めのデフォルメしてる感じとか。で、オチもおもろかった。

(濱家隆一)ああ、おもろかった! 「全部言うてもうた」的なやつね。

(山内健司)うん。全部言うてもうて。決勝に行ってもいいぐらい面白かったんですけどね。

(濱家隆一)そういう意味で言ったら、カベポスターのオチ、きれいすぎひんかった?

(山内健司)ああ、2本目?

(濱家隆一)2本目。面白くもあり、きれいっていう。

(山内健司)だから俺はM-1でしてもいいと思ってんねんけど。さらにまだM-1用にここから仕上げてくるのか……伸び盛りやから! 非常に楽しみですね。

(濱家隆一)伸び盛りってほんま、あんねんな。目の当たりにしたというか。

(山内健司)あと山里さんが、すごい。もうCMの合間も……オンエアー中はもちろんですけど。CMの合間もずっと途切れずにお客さんの集中を。

(濱家隆一)あっためたまんま。集中を切らずに。

(山内健司)それで「すげえ!」って思って。ずっと全部のCMを山里さんが1人で……まあ横のアナウンサーの方とずっとしゃべってはって。最初は俺も審査員で緊張してて。ちょっと「ああ、CMに入った……」みたいな感じやってんけど。途中から「うわっ、山里さん1人でやってくれてるやん」と思って。で、「なんか援護射撃せな」と思って。

山里さんが「5年目って言ったら僕はM-1の決勝に行ってましたね。なんか自慢みたいになりましたけど……」みたいな感じで言って、バーッと沸いていて。「でも山里さん、5年目にM-1に出て。その後、『いいとも』のレギュラーになっちゃったのにbaseよしもとでソロライブをやった時、お客さんが埋まらなかったですよね」って言って、めっちゃ変な空気になって(笑)。

(濱家隆一)やめろよ!(笑)。お前、邪魔して……(笑)。

(山内健司)援護射撃で大失敗(笑)。1人で繋いでくれているところを(笑)。

(濱家隆一)邪魔して、ほんま……テンポを乱して(笑)。

(山内健司)「いうな、そんなん!」みたいに言ってくれて(笑)。

援護射撃大失敗

(濱家隆一)いや、すごかったですよね。ほんまに集中力を切らさずにあったかいまんま、みんな気持ちよくネタができるような状況を作るっていう。で、俺はオンエアーを見てて思ったけど、全部すごかったっすよね。当たり前やけど。山里さんやから。兵動が「相方、呼びましょうか?」みたいな言うて。それにユースケさんもかぶせて。それで「いや、ちょっと審査の軸が変わるんで……」とか。

「津田さんだったらあの人、面白い人にスーを差し上げることしかできないんで」みたいな風に山里さんがパンパンパンッ!って返していて。で、最後に岩尾さんが「じゃあ、後藤を呼びましょうか?」って言った時に「それはここ(MC)が取られる! ここになっちゃうから……」っていうのでドーン!ってウケてる時に、もうバケモンとかじゃなくて、神様なんやろうな。その、速さとかクオリティーとか。

(山内健司)いや、すごかったな。

(濱家隆一)あの時、だって山内さんもちょっと入ろうとしてたやろ、たぶん?

(山内健司)そう。入ろうとしてたけど、あまりに後藤さんのできれいになってたから。その前に俺はもう援護射撃に失敗してるのよ。

(濱家隆一)それじゃあもう入られへんな(笑)。

(山内健司)援護射撃失敗したから(笑)。

<書き起こしおわり>

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