藤井風さんとYaffleさんが2022年5月1日放送のJ-WAVE『J-WAVE SELECTION BEHIND ALL THE MUSIC ~藤井 風×Yaffle~』でアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』を全曲振り返り。『燃えよ』について話していました。
【藤井 風×Yaffle、『LOVE ALL SERVE ALL』のこだわりは】
5/1 22時~
『J-WAVE SELECTION BEHIND ALL THE MUSIC ~藤井 風×Yaffle~』『LOVE ALL SERVE ALL』全楽曲を二人が紐解く特番。アルバム収録曲順に1曲ずつ解説します。
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— J-WAVE 81.3FM (@jwave813fm) April 29, 2022
(藤井風)前半最後です。5曲目『燃えよ』。このアルバムの中では一番古い曲で。だから地元にいる時に作った曲ですね。家から近い中学校に行って、なんか「中学生、頑張っとんなー」みたいな。「うわー、わしもああじゃったからな」みたいな。
(Yaffle)なるほどね(笑)。そうかそうか。他者に対しての曲なんだね。ある程度。
(藤井風)そうっすね。そういう若い時のエネルギーみたいなものに大いにインスパイアされてますね。
(Yaffle)オルガンソロとかもうちで弾いたもんね。
(藤井風)弾きました。ヤフさん家で。このソロがオルガンの音色になるって誰が思いますか?って感じの。こんな熱い、運動会みたいな曲なのにジャジーなオルガンが出てきてわしはびっくりしましたけどね。
(Yaffle)ああ、本当に?
オルガンソロ
(藤井風)はい。でも、そこがおもろいなとは思って。何をやってもちょっとダサくなっちゃうから。だから、ジャジーなオルガンの音色とかが結構ちょうどよかったんですよね。
(Yaffle)そうそう。なんかね、たぶん人を応援してて一番盛り上がるところで違う人が出てくる感じがなんか、違った気がしたんだよね。
(藤井風)ああ、なるほど。
(Yaffle)要は藤井風が歌っていて「燃えよ、燃えよ」って言っていて。で、グワーッと盛り上がってきて、それでギターとかサックスとか、その違う人が出てきて……っていうよりは、なんかもう自分でそこまで行ったんだから最後まで自分でやれよ、みたいな。要は本人。「燃えよ」って言っている本人がその最後まで盛り上がりを担保するっていう方が美しい流れ……曲としてはね。結構ね、なんかライブの音響を意識したわけじゃないんだけど。なんか、ライブをやっているイメージみたいなのを考えたりもするんだよね。アレンジをしている時って。
(藤井風)おおー、そうなんだ。
(Yaffle)ってなった時に、結構本人ができる範囲で……でもピアノソロって感じでもないよなあ、とかって思って。
(藤井風)うんうん。ヤフさん家で録音したオルガン、結構これはきれいにしてもらったんですよね。でもなんか、わしが結構適当に弾いたフレーズを……。
(Yaffle)はいはい。いろいろと編集とかね。
(藤井風)「やっぱりここのフレーズ、こうしよう」みたいな。そうそう。
(Yaffle)そうね。試行錯誤というか。
(藤井風)試行錯誤はしてますね。
藤井風『燃えよ』
(Yaffle)だから、あれだよね。紅白の時にもさ、ピアノ、ソロでやったじゃん? だからあれの時も、なんかそれにある程度、また影響を受けたようなプレーになっていて。
(藤井風)本当、そうっすよ。本当に。「いやー、絶対このフレーズ、完コピしてピアノで弾いたろ!」って思いましたよ。
(Yaffle)ああ、そうなんだ(笑)。
(藤井風)本当に。「このアレンジのテンションがピアノで出せたらすごいよね」って思って。頑張りました。
<書き起こしおわり>