般若『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を語る

般若『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を語る 文化放送

(般若)いや、これマジで面白いんすよ。たぶん僕のこと、みんな「なにやっている人だろう?」って思っていると思うんですよ。一応、職業はミュージシャンなんですよ。

(青木佑磨)フフフ、そこはわかってます(笑)。出自というか、どういう流れでここに至ったのか?っていうことを。

(般若)自叙伝を出しました。あと、この間同じ日にTestosteroneっていう人がいまして。Twitterのフォロワー数が63万人とかを超えている、姿形は出さない人なんですよね。顔を出していない人がいるんですけども。「筋トレを義務教育に入れよう」ってずっと言っている素晴らしい人なんですけど。その人と『筋トレ×HIPHOP』っていう、要は筋トレの本を出して。僕はトレーニングをする時に聞くアルバムを作ったんですよ。

(青木佑磨)ほうほう。

(阿澄佳奈)筋トレの時に聞く。

(青木佑磨)般若さんの曲を聞きながら、体を鍛える。

(般若)そうなんですよ。だからそうなると、もう承太郎みたいな体になれるじゃないですか。

(青木佑磨)胸板、エグいっすよね。

(般若)そうなんですよね。あいつら、肩幅がおかしいじゃないですか。第三部を見て気づいたことがあると思うんですよ。花京院が入院するじゃないですか。「そのパジャマの肩、なに?」っていう(笑)。

(青木佑磨)フハハハハハッ!

(般若)すごくね?っていう。

(青木佑磨)あいつらね、男子高校生ですからね。

(般若)すごいっすよね!

(阿澄佳奈)ああー、えっ?

(青木佑磨)三部のキャラクター、そうですね。

(般若)なんだろう? 本当に60キロぐらいのダンベルでフライとかやってんのかなとか超思うんすよね。

(青木佑磨)フハハハハハッ! 筋トレ用語を(笑)。

(阿澄佳奈)鍛えていないはずがない。

(般若)すごいっすよ。

(青木佑磨)ただ、この本を読んで般若さんの曲に合わせてトレーニングをすると……。

(般若)これはもう最高ですよ。

(青木佑磨)三部ボディーも夢じゃない!

(般若)「なじむ 実に! なじむぞ」ってなりますよ。

(青木佑磨)フハハハハハッ! 体、入れ替わっているじゃないですか、それ(笑)。ムキムキの体のやつと入れ替わっているんじゃないですか?

(般若)そうなんですよ。いや、ディオぐらいの感じもいいですよね。ちょっと細身で絞っている感じもいいっすよね。

(阿澄佳奈)アルバムがその、プレワークアウトの時にはこの曲を聞いて、イントラワークアウトの時には……。

(般若)そう。ワークアウト中に聞いて。

(青木佑磨)全然わからない言葉が飛び出してますけども。「ワークアウト」って何?

(般若)トレーニングのことですね。だからジムに行く前……いま、流れているのが『黙ってやれ』っていう曲なんですけども。

般若『黙ってやれ』

(青木佑磨)フハハハハハッ! いきなり精神に訴えかけてきますね!

(阿澄佳奈)心にグッと来るタイトルですね(笑)。

(般若)そうなんですよ。それを聞いてまずジムに行く。で、トレーニング中に他の曲があるんですよ。『人間をきわめろ』とか『オレの前に来て言え』とか。『裏切り』とか『ワンモアレップ』とか。

(阿澄佳奈)それも全部筋トレ中に聞くといい?

(般若)もう最高ですよ。

(青木佑磨)筋トレがんばれっていうか、もうどんどん般若さんが追い込んでくるんですね。「やれ! やれ!」って。

(般若)はい。でも終わった後に聞いてほしい2曲があるんですけども。『Hate me now』っていう。「嫌うなら嫌え」って言っているんですよ。で、最後に『大丈夫』って。僕が「こんだけ辛いことをやったんだから大丈夫だぜ」って言っていますね。

(青木佑磨)へー! この1冊と曲を聞きながらトレーニングをすると、トレーニング中はグッと追い込まれて、最終的には気持ちよくもなれるっていう?

(般若)なれます!

(青木佑磨)般若さん、もともと体を鍛えている人なんでしたっけ?

(般若)僕、10年ぐらいです。30を超えてからなんで。

(阿澄佳奈)へー! 30を超えてからやりだして、筋トレが大好きになってしまったっていうことですか?

(般若)いや、好きではないんですよ。やっぱり辛いんですよ。

(阿澄佳奈)ああ、辛いもんは辛い。

(般若)辛いんですよ、やっぱり。このジョジョをずっと読まなきゃいけないみたいなあの感覚ですよね。やっぱり1週でも抜かせないじゃないですか。

(青木佑磨)そうですね。人生をかけての付き合いですから。

(阿澄佳奈)ああ、そうなんですか? へー。

(般若)だから海外ドラマを1話見逃しても、頭とケツだけ見ておけばだいたいわかるじゃないですか。だけどジョジョは絶対に違うっすよ。1話抜かしたら無理なんで。いきなり「誰だ、こいつ?」みたいなやつから攻撃されている可能性があるんですよ!

(青木佑磨)もうすでにスタンド攻撃が始まっているんだから。翌週には!

(般若)いや、もう次はあれですよね。いま、フーゴが出たから、ギアッチョが来るでしょう?

(青木佑磨)ああ、来ますね!

(般若)で、プロシュートと……。

(般若・青木)ペッシが!

(般若)ああっ、列車に乗るの、怖え!

(青木佑磨)うわー! ワクワクしますよ、今後の展開!

(般若)怖え!

(阿澄佳奈)情報を入れつつ、ちゃんと徐々に戻している……!

(青木佑磨)本当にもう、セッコとチョコラータの時とかどうなっちゃうんですかね? 本当に。角砂糖のくだりとか。

(般若)「良ぉお~~~~しッ! よしよしよしよし……」って(笑)。

(青木佑磨)フハハハハハッ!

(阿澄佳奈)でも、なんだか超楽しそう!

(般若)「最も気をつけなくちゃいけないのは『電池(バッテリー)』切れだぜ……」って(笑)。

(青木佑磨)いいですか、阿澄さん。もう1回言いますけども。阿澄さんだけが頼りなんです。

(般若)ああっ、興奮するー! 超楽しい!

(阿澄佳奈)ちょっとだけ自叙伝の話に戻しますけども。実は般若さん、ラジオで人生が変わった人でもあるとうかがいました。TOKYO FMから電話がかかってきた時のお話を……。

(般若)ああ、ああ、くだらないっすね、それね。

(青木・阿澄)フハハハハハッ!

(阿澄佳奈)ええと、じゃあやめます?

(般若)いえいえ、ジョジョの方が大事ですよ、俺にとっちゃ。

(阿澄佳奈)それはわかるんですけども……(笑)。

(般若)なんか子供の時にTOKYO FMからかかってきて。なんかZEEBRAっていう人がラジオをやっていて、そこでちょっとフリースタイルをしたぐらいなんですけども。それはちっぽけな話ですよ。

(阿澄佳奈)子供の時なんですか?

(般若)17歳ぐらいっすね。いま俺、40ちゃいなんで。

(青木佑磨)フフフ(笑)。

(般若)いや、みんな聞いてくれ! 40ちゃいがいま、ジョジョについて熱く語っているんだよ! 公共の電波で。

(青木佑磨)これはとても大事なこと。

(般若)大事なことなんだ、本当に。

(阿澄佳奈)その通りなんです。日曜日のお昼のアニソンリクエスト番組です(笑)。

(般若)俺が来たぞ! 安心しろ!

(青木佑磨)フフフ、しかも1回原作でガッツリ読んで知っているところなのに、アニメは毎週ワクワクしながら見ているんですよ。「次、誰が出てくるぞ!」って(笑)。

(般若)全部録っているし、dTVでは水曜更新なんですよ。

(青木佑磨)フハハハハハッ! 配信でも見ちゃっている(笑)。

(般若)そうです。CMないんで。

(阿澄佳奈)そんな方がやっている音楽の話を本当は聞いていくゲストコーナーなんですが、まあでも楽しそうだからいいのかな?

(般若)はい。「バーバッバーバッバッバッババッ!」ってなるじゃないですか(笑)。

(青木佑磨)フハハハハハッ!

(阿澄佳奈)またジョジョに戻した? ベストアルバムを11月に発売し、来年1月11日の日本武道館公演も迫っていますよ!

(般若)はい。

(阿澄佳奈)日本武道館公演では……。

(般若)そうなんですよ。こんなふざけたやつなんですけど、武道館でライブをやるんですよ。初ワンマンです。

(青木佑磨)武道館をやる人なんですよ、みなさん。

(般若)はい(笑)。

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