勝俣州和がTBSラジオ『たまむすび』にゲスト出演。かつてCHA-CHAというグループでアイドル活動をしていた勝俣さんが、当時まだデビュー前だったSMAPのメンバーたちとよく絡んでいた話などをしていました。
(赤江珠緒)こちら、35才女性の方です。(質問メールを読む)『勝俣さんにはぜひ、CHA-CHAのことを教えてもらいたいです。私も幼いころ、ぼんやりとテレビ東京系の番組などでCHA-CHAさんが出ていたこと。勝俣さんが爽やかなアイドルだったことや、桃太郎さんという変わった名前の方がいたことなどはおぼろげに記憶があるのですが、どんなことをされていたとかは全く覚えておりません。あとで調べてみたらSMAPの草彅剛さんが入りそうだったとか。どんなアイドル時代だったかをぜひ教えてほしいです。よろしくお願いします』と。
(勝俣州和)そうです。
(カンニング竹山)へー。もう、がっつりアイドルですよね?CHA-CHAって。
(勝俣州和)アイドルです。だから『光GENJI VS CHA-CHA』っていう特集が毎回『平凡』とか『明星』で組まれてましたから。『かぁくんVSかっちゃん』っていう。
(赤江珠緒)『かぁくんVSかっちゃん』?(笑)。
(カンニング竹山)へー!
光GENJIのライバル CHA-CHA
(勝俣州和)ぜんっぜん違いますよ。もうルールは。ただ、そん時の光GENJIのライバルがいなかったんです。いまでこそ、いっぱいアイドルはいるけど。いなかったから、ちょうどCHA-CHAが。その欽ちゃんの番組で、バラエティーもやる、お笑いもやるアイドルっていうので。だから、面白がられたんですね。
(カンニング竹山)ふんふんふん。
(勝俣州和)そうそう。だから、欽ちゃんの番組から出たんで。その欽ちゃんの番組のオーディションに、SMAP全員来たんじゃないですか?
(赤江・竹山)へー!
(勝俣州和)はい。僕、木村くんが来たのを見てますから。で、木村くんが落とされた瞬間も見てますから。
(赤江珠緒)ええーっ!?
(カンニング竹山)えっ、どうやって落とされるんですか?オーディションって。『あ、もう大丈夫。君』って言われるの?
(勝俣州和)たぶん、番組として木村くんは相応しくないなって。欽ちゃんが見て、『この子は違う。もっとスターになる子だから。うちの番組じゃなくてもいいよ』みたいな感覚だったと思う。
(カンニング竹山)へー!
(勝俣州和)ただ、剛は番組が始まった時にもいましたから。で、『茶々隊』っていう中には剛がいたんですよ。草彅剛が。
(カンニング竹山)はじめ?
(勝俣州和)はい。で、デビュー曲が決まった時に、剛が欽ちゃんに呼ばれて。『お疲れ様でした』って番組から去っていったんですよ。
(カンニング竹山)ほー。なんでですかね?
(勝俣州和)だから俺は『降ろされたんだな』って。で、俺が真ん中だったんです。茶々隊からCHA-CHAにデビューする時、CHA-CHAの真ん中だったんで。『ああ、あのジャニーズの子、俺に負けたんだ』って。
(カンニング竹山)当時、思った?
(勝俣州和)『大将は、欽ちゃんは俺を軸で行かせようと思ったんだな。かわいそうだな、あの子』って。後々、SMAPの剛に聞いたら、『汚れたやつらで作るから。あなたたちはスターになるから、逃げなさい』って(笑)。
(赤江・竹山)(爆笑)
(カンニング竹山)それ、萩本さんがおっしゃった?(笑)。
(勝俣州和)そう(笑)。欽ちゃん、こっそり言ったんだって。『CHA-CHAはちょっと汚れているから。あなたは汚れちゃダメだ。後々大スターになるから、逃げなさい』っつって、『お疲れ様でした』って逃げたんだって(笑)。
(カンニング竹山)(笑)
(赤江珠緒)へー!
(勝俣州和)で、俺は単に落とされたと思ったから。剛が。で、会うたびに『かわいそうだな』って思っていた。
(カンニング竹山)へー!
(勝俣州和)だって、SMAPがまだデビューする前に、『アイドル共和国』っていうSMAPの番組があったんだよ。で、俺らはCHA-CHAでデビューして、そこによく呼ばれていたの。で、歌を歌っていたの。で、SMAPはゲームをやるだけだったから。で、俺たちが歌っていると、袖のところで1人の男の子がいっつも見てたんですよ。で、『歌うたびにあの子、いつも見てるな』と思っていて。それが中居くんだったの。
(赤江・竹山)へー!
(勝俣州和)で、俺、歌い終わって去る時に『なに?』って言ったら、『僕もCHA-CHAみたいにかっこよくなりたいです』って言ったから。『君も僕みたいにいつかなれるよ!』って、肩を叩いたんです。
(赤江・竹山)(爆笑)
(勝俣州和)恥ずかしいでしょ!?あっという間に抜かれて!あっという間に抜かれて。でも、中居くんもそれを覚えているんですよ。僕もすっごい覚えている。
(赤江珠緒)でも、やっぱりね、CHA-CHAさん。それはもう、アイドル。かっこいいっていう。
(カンニング竹山)いま、流れているのもCHA-CHAなんでしょ?
(勝俣州和)そりゃ憧れた方も多かったと思いますよ。やっぱり。うん。いまは『ファンタジーキッス』。
CHA-CHA『ファンタジーキッス』
(勝俣州和)これ、B面ですよ。
(カンニング竹山)あ、そうなんですか。
(勝俣州和)デビュー曲のB面ですよ。
(カンニング竹山)歴史ですよね。こういう時代があったわけですね。
(勝俣州和)楽しかったですよ。アイドルは。
<書き起こしおわり>