俳優の西島秀俊さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。大好きなビートたけしさんと劇場版『MOZU』で共演した話をしていました。
(小林悠)あの、今回はね、実は西島さん、みなさんだいたいお気づきだと思うんですけど。『MOZU』の公開が近いということもありまして、いらっしゃったということなんですよ。
(西島秀俊)いいですよ。それはもうね。
(玉袋・小林)(笑)
(西島秀俊)いやいや、もう。ここはもう、そういう場所じゃないですよ。ぜんぜん。北野さんへの愛を語りに来てますから。僕も。軍団さんの芸名って北野さんが全部つけてらっしゃる?
(玉袋筋太郎)そうですよ。
(西島秀俊)全員、そうですか?
たけし軍団員の芸名
(玉袋筋太郎)全員そうだと思います。俺は玉袋筋太郎。まあ、その命名会があって。3つ名前が残っていて。『「蟻の戸渡哲也」と「シロマティ」と「玉袋筋太郎」があるんだけど、どれにするか?』って言われて。
(西島秀俊)(笑)
(玉袋筋太郎)『蟻の戸渡哲也だったら石原軍団に怒られちゃうかな?』『シロマティもちょっと、いろいろあるかな?』と思って。それで玉袋筋太郎をいただきまして。
(西島秀俊)あ、そうなんですね。
(玉袋筋太郎)西島さんももらったらどうですか?シャレで。
(西島秀俊)いや、もらえるんだったら・・・でも、それ断れないですよね?
(玉袋筋太郎)断れない。どんな変な名前でもね。
(小林悠)まあ、どれか選べと言われたら、それを絶対に選ばないと行けないんですね。西島さん、その3つだったらどれを選びますか?(笑)。
(西島秀俊)いや、その三択ですか?(笑)。いま、ちょっとプロデューサーが真顔で怒っているんで、ちょっと宣伝に戻りたいと思うんですけど。
(小林悠)あら、まあ(笑)。
(西島秀俊)これ、生だから。そうなんですよね。
(小林悠)いや、時間はたっぷりあるんですよ。みなさん、本当に。安心してください。
(西島秀俊)あ、じゃあ戻しますか?芸名の話に(笑)。
(小林悠)でも、やっぱりあの、『MOZU』。私も拝見しましたけども。実はいま、スナックの話をしていましたが、西島さんがいっぱいお酒を飲まれるシーンもね、たくさんありましたね。
(西島秀俊)ああ、そうですね。バーのシーン、気合い入っているんで。キレイな照明で素晴らしいバーが出てきます。たくさん。
(小林悠)本当に素敵でしたけども。その11月7日公開、劇場版『MOZU』について、私がご紹介いたしますね。西島さん演じる主人公、警視庁公安部の捜査官、倉木が妻の死の真相を求めて殺し屋MOZUを追ううちに巨大な陰謀に巻き込まれていくという壮大な物語で話題をさらった刑事ドラマです。多くの熱狂的ファンを獲得したこの人気ドラマがついに映画で完結します。今回の劇場版ではドラマでは未解決のままとなっていたシリーズ最大の謎であって、最強にして最後の敵。ビートたけしさん演じるダルマが登場します。重大犯罪を影から操ってきた存在、ダルマとの壮絶な対決を、日本映画の常識を超えた史上空前のスケールで描き出すということで。
(玉袋筋太郎)うーん!
(小林悠)また、たけしさんとのつながりが新たに生まれるということですね。
(玉袋筋太郎)そうなんですね。まあ、バラエティーの共演はね、『ぴったんこ』で見たんですけど。やっぱり、実際に映画で共演するとどうですかね?うちの師匠っていうのは。
俳優 北野武の凄さ
(西島秀俊)いや、やっぱりその、俳優としてそれこそ『戦場のメリークリスマス』から脈々とつながる北野さんのフィロモグラフィーで。やっぱり俳優としてすごい方だっていうのが、もちろん僕の中にあるので。まあ、緊張しましたね。やっぱり。
(玉袋筋太郎)緊張。うん。
(西島秀俊)で、本当に『Dolls』以来でご一緒したので。やっぱり、なんだろう?失礼のないようにというか。やっぱり全力で演技させていただきました。
(小林悠)やっぱり演じられている時は役に入り込んでらっしゃるとは思うんですけど。結構広い空間でたけしさんと2人きりで対峙するシーンもありましたよね。ああいうシーンは特に、思いが違ったんじゃないですか?
(西島秀俊)そうですね。とにかくですね、やっぱり北野さんが現場に入った時に相当たくさんのスタッフがいる現場なんですけど、やっぱりシーン!として。すごい緊迫感で始まって。でも、北野さんもすごく映画、愛情ある方なので。すごい過酷な・・・予告でも出てますけど、炎。あれ、本物なので。内側にどんどん入ってきて、すっごい熱いんですよ。
(玉袋筋太郎)危ねえ。
(西島秀俊)で、特殊メイクされていて。2時間とかかけてされていて。それの中で、あの炎なんで大変だったと思うんですけど。夜中の1時ぐらいまで、本当に楽しそうに撮影されて。だから本当に、すごい方だなと思って、はい。ご一緒しましたね。
(玉袋筋太郎)まあ、空前のスケールですからね。今回は。海外ロケもあって。
(西島秀俊)はい。フィリピンのロケにも。ハリウッドのアクション映画を撮っているスタッフとやったんですけど。
(玉袋筋太郎)ほうほう。どうでした?やっぱり。
(西島秀俊)いや、もう爆破がだいたい本番が・・・テストと話が違うんですよ。ぜんぜん。
(玉袋・小林)(笑)
(西島秀俊)大きくて。
(玉袋筋太郎)それ、あれだ。お笑いウルトラクイズと一緒ですね。
(西島秀俊)もう、本当に(笑)。
(玉袋筋太郎)聞いてないよ!っていう。危ねえ、危ねえ。火力が違う。
(西島秀俊)危なくてしょうがないっていう。はい。で、ハリウッドは吹き替えの方、使っているんでしょうけど。僕らは全部本人でやっているんで。いや、もう本当に文字通り命がけの撮影を、オールキャストやりました。でも、素晴らしいシーンがたくさん撮れたんで。大きなスクリーンで本当、見ていただきたいなと。
(玉袋筋太郎)そうですよね。
(小林悠)迫力をぜひ、全身でと思いますけどね。改めて、劇場版『MOZU』。11月7日から全国で公開ですが。改めて、いまお話いただいたんですが、リスナーさんに、『こういったところを見てほしい』。メッセージをお願いいたします。
(西島秀俊)はい。ビートたけしさんをはじめ、素晴らしいキャストがいま言ったように本人たちでアクションはもちろん、その演技合戦もすごいので。ぜひ、そこを見ていただきたいなと思います。テレビドラマシリーズを見てなかった方に、ぜひ見ていただきたいんです。この映画で完結しているし、単体で面白いものだし、しかもこれは入り口にもなる作品で。ぜひ、見てない方に見ていただきたいと思っています。
(玉袋筋太郎)すごいね、その、俳優さん同士のバチバチッていうね。
(西島秀俊)みんな気合い入っているんで。
(玉袋筋太郎)うおっ、怖え!怖い怖い怖い。
(小林悠)何度ビクッ!っとなったことか(笑)。試写で拝見したんですけども。ビクッ!っとなりました。
(玉袋筋太郎)まあねえ、ぬるま湯体質ですから。私なんて。そういう、ねえ。仕事は熱湯風呂に入ってましたけども。心はぬるま湯体質ですから。その話を聞いただけで、ドキドキしちゃって。俺。俳優さん同士がバチバチバチッ!ってしてるところなんて。ねえ。想像すると、怖いよー。
(小林悠)プロのお仕事を見にまいりましょう。そして来週の『ぴったんこカン・カン』も。
(玉袋筋太郎)必見!
(西島秀俊)これはね、僕も早く見たいんですけど。はい。
(玉袋筋太郎)この振れ幅ですよね。その『MOZU』と『ぴったんこカン・カン』っていう。その振れ幅を見るのも、非常に面白いと思います。うん。
(西島秀俊)そうですね。ぜひ。ぜひぜひ、両方見てください(笑)。お願いします。
(小林悠)ありがとうございます。改めて、劇場版『MOZU』。今週11月7日より全国で公開です。俳優の西島秀俊さん、ありがとうございました。
(西島秀俊)ありがとうございました。
(玉袋筋太郎)じゃあ1曲、紹介してもらいましょう。
(西島秀俊)『哀しい気分でジョーク』。ビートたけしさん。
(玉袋筋太郎)ありがとうございます。
<書き起こしおわり>
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