時代劇研究家の春日太一さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。玉袋筋太郎さんと映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を熱く語っていました。
(小林悠)こんにちは。TBSアナウンサー小林悠です。この時間、TBSテレビ『Nスタ』との勝手に連動企画。TBSラジオ第七スタジオからお送りする『七スタ』。コメンテーターはこの方です。
(玉袋筋太郎)玉袋筋太郎です。
(小林悠)よろしくお願いします。
(玉袋筋太郎)お願いいたします。
(小林悠)そして本日は特別にお客様がいらっしゃっています。最近、Twitterのリツイート数が急上昇している時代劇研究家 春日太一さんです。
(春日太一)どうも、よろしくお願いいたします。
(小林悠)よろしくお願いいたします。
(玉袋筋太郎)急上昇ですか?
(春日太一)驚きましたよ。なにが起きたか知らないんですけど、マッドマックスを2回目見た時の感想を、まあ止まらなくなっちゃいまして、Twitterにバーッ!ってやっていたら、なんか今日見たら、2300リツイート?
マッドマックスツイートが2300RT
マッドマックスが最も素晴らしいのは、サスペンスな状況を盛り上げるために投入されがちな「無能」「わからず屋」「困ったヤツ」が一人もいないこと。敵も味方も、見事なまでに潔い生き方をしているから見ていてストレスがない。ああいうキャラクターを入れずともサスペンスは盛り上がることを証明した
— 春日太一@役者は一日にしてならず発売中! (@tkasuga1977) 2015, 7月 6
(小林悠)ええっ!?
(玉袋筋太郎)すごいじゃない。
(春日太一)すごいっすよ。炎上してるわけでもないのに、こんだけリツイートしてるってどういうことだ?っていうね。
(玉袋筋太郎)いい意味での炎上ですよ。
(小林悠)っていうことですよね。みんなが見たいっていうことですもんね。
(春日太一)仕事の告知とかやったって、10とかしかいかないのに。
(玉袋・小林)(笑)
(春日太一)みなさんね、すごいですよ。
(玉袋筋太郎)マッドマックス効果ですよ。
(春日太一)起きてますよ。
(玉袋筋太郎)ありがてえ。よかったね、春日先生ね!もう、本当いい映画だった!
(春日太一)さっき、『キメに行く映画』っておっしゃってましたけど。いや、もう禁断症状が起きる映画ですよ。これは。あの、だからしゃべってないとごまかせないんですよ。もう見たい!っていう気持ちに引っ張られちゃって。
(玉袋筋太郎)ヤバいもん。時間があったら行っちゃうんだから。
(春日太一)行っちゃいますね。
(小林悠)どうしましょう?1人で見ない方がいいですか?
(春日太一)あ、1人の方がいいですよ。あのね、人のペースで立てなくなると思うんで。立ち上がる時に。見終わった後、すごい虚脱感が来るんですよ。『うわはぁーーー』みたいな感じで。
(小林悠)(笑)
(玉袋筋太郎)『すげーもん、見ちゃったよー、おい・・・』って。
(小林悠)口、開きっぱなしみたいな。
(春日太一)だからその時、自分の好きなペースで立ち上がらないと、たぶん疲れると思うので。
(玉袋筋太郎)小林さんは、ねえ。今回シャーリーズ・セロンっていう女性が。
(小林悠)はい。有名なハリウッド女優さん。
(玉袋筋太郎)彼女に結構重点を置かれている映画だから。もう女性が見てもすごい、いい映画だと思いますよ。
(小林悠)女性が戦っている?
(春日太一)女性がね、戦うし、そう。立ち上がっていく映画ですから。もう、かっこいいですよ!だから男はむしろ・・・まあ、あんまり言いすぎるとあれですけど。
(玉袋筋太郎)そうそうそう!
(春日太一)でもね、最初に見た時、マックスの顔を俺、覚えてなかったんですよ。
(玉袋筋太郎)ああー!
(春日太一)主人公、どんな顔だったっけな?と思って。
(玉袋筋太郎)ぐらい、インパクトありますからね。
(小林悠)そこまでですか?
(春日太一)で、2回目見たら、もう主人公の顔を逆に注目して見てやろうと思ったらね、かっこよかったー。
(玉袋筋太郎)よかった。トム・ハーディ、いいんだよ。
(春日太一)トム・ハーディ、かっこいいんですよ。
(小林悠)少なくとも2回は見ないとダメですね。
(春日太一)ああ、もう2回。
(玉袋筋太郎)最初はだってもう、ドーン!って来ちゃうから。細かいところ、見れないんだよ。
(春日太一)もうね、『ワハハハハハハ!』しか言えないですよ。
(玉袋筋太郎)そうそう。途中で笑い出しちゃうから。すごすぎる、これ!って。
(春日太一)いや、久々に僕、あれですよ。映画を見ながら叫んじゃいましたから。
(玉袋筋太郎)(笑)
(春日太一)『うわっ、うわーっ!』って。
(小林悠)アトラクションじゃないですか(笑)。
(春日太一)面白くなりすぎちゃって。感情がもう、越えて行くんですよ。ある、自分の知っている理性の限度を。だからもう叫ばないといられなくなっちゃって。
(玉袋筋太郎)昔の人がすげー映画を見た経験ってあるわけだよ。なんかすごい大作。『ベン・ハー』を見た後の、うおおおおっ!って。それぐらいのクラス。もうベン・ハーを超えてきてるっていう。そういうもんだと思いますよ。で、映画の中でね、ニュークスっていうのがいてね。
(春日太一)ニュークス、かっこいい!
(玉袋筋太郎)『なんてラブリーな一日だ』って言うわけですよ。
(小林悠)あ、『What a lovely day.』って。
(玉袋筋太郎)言ってるでしょ?そのね、効果でですよ、この間の宝塚記念。私、『ラブリーデイ』っていう馬で、馬単取っているわけですよ!
(春日太一)素晴らしい!
(玉袋筋太郎)ご祝儀。マッドマックス馬券なんだよ!
(小林悠)いま、小銭の音が聞こえましたけど(笑)。
(玉袋筋太郎)いやいやいや、まあそんな大して買わなかったんだけど、300円買って、5万7千円。
(春日太一)おおー、すごい!
(小林悠)おめでとうございます!
(玉袋筋太郎)マッドマックス馬券!
(小林悠)あの、実は春日さん、マッドマックスの話をしに来たわけではないんですよね?
(玉袋筋太郎)(笑)
(春日太一)えっ?マッドマックスですよ。
(玉袋筋太郎)マッドマックスでいいと思うよ。
(小林悠)違います。いや、でもいいかもしれないですけど。一応、一応といいますか、こちらのニュース、ぜひ、ご紹介したいので。
(玉袋筋太郎)行こう行こう行こう。
(小林悠)『たまむすび』で検索すると『マッドマックス』で最近関連ワード出てくるぐらい、たまむすびではマッドマックスの話をしていますけども。
(春日太一)いいなー。うん。
<書き起こしおわり>
https://miyearnzzlabo.com/archives/28016