山口一郎『MUSIC AWARDS JAPAN』に音事協と音制連が名を連ねるすごさを語る

山口一郎 デートで歌いたいサカナクション楽曲を語る サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン

サカナクション山口一郎さんが2026年6月16日放送のニッポン放送『山口一郎のオールナイトニッポン』で『MUSIC AWARDS JAPAN』基本設計チームのオミさんを招いて『MUSIC AWARDS JAPAN』について特集。日本音楽事業者協会(音事協)と日本音楽制作者連盟(音制連)など業界五団体が名を連ねていることのすごさについて話していました。

(山口一郎)まず『MUSIC AWARDS JAPAN』について、たぶん今年はじめて『MUSIC AWARDS JAPAN』っていうものを知った人もたくさんいると思うんで。『MUSIC AWARDS JAPAN』の基本的な部分をまず、伺っていこうかなと思うんですけども。そもそも『MUSIC AWARDS JAPAN』とは一体、どういうものなのか?っていうのをちょっとお聞きしたいんですけども。まあ、ここにある資料では「日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会の日本音楽業界を代表する五団体が協力して設立した国際音楽賞」って書いてあるんですけど。

(オミ)硬いですよね。

(山口一郎)硬いですね(笑)。でも僕、まあデビューして19年目で、ビクターに所属したのが18歳の時なんでもう長い間、音楽業界にいるんで。このメンツを見た時に1個、驚くのが音楽日本音楽事業者協会……つまり音事協と日本音楽制作者連盟(音制連)。この二つが一つの国際音楽賞の中に入ってるっていうのがまず、ものすごい驚きなんですよね。

(オミ)奇跡のようですね。

(山口一郎)こんなこと、だって今までなくなかったですか?

(オミ)プラス、レコード協会。そこも音制連とかと一緒になっていくってところでいうと、たぶんこれまでありえなかったことだと思いますね。

(山口一郎)なんかこれ、たぶん業界にちょっと詳しい人からするとこの日本レコード協会、音事協、音制連が名前を連ねてるっていうのって奇跡というか。「何が起きたんだろう?」っていうぐらいびっくりする出来事かなと。

業界的には奇跡的な出来事

(オミ)めちゃくちゃそうですね。しかもその会議とかでその方々がみんな、集まるじゃないですか。いや、不思議な光景を見てるように思いますよ。だってその今まで、売り方とかも含めてそれこそマーケティングからスタートして、タイアップだのアニメだの、みたいな形で売っていく方々……マーケティング先行の方々とアーティストのことを信じてコツコツライブでやっていく方みたいな。たぶんまあ、どっちも正しいと思うんですけど。それをやっている人たち。でも考え方は全く違うじゃないですか。その人たちが一緒の席に座ってニコニコと笑い合ってるんですよ。なので最初ね、ちょっと「これは何が起こってるんだ!?」と思いましたよ。

(山口一郎)僕からするとなんかグッと来たっていうか。ここまで……そのCDが売れなくなって音楽業界でどうなっていくのか?っていう時、サブスクリプションっていうものが登場してきて。で、ライブっていうものがある種、バブルのような状態になっていて。音楽業界ってガラッと変わったじゃないですか。その中でこの団体たちが名前を連ねて「日本の新しい国際音楽賞を作ろうよ」ってなったっていうのが……。

(オミ)いや、本当に美しいことですよね。

(山口一郎)すごいなと思いましたね。で、まあなんかこう、すごいこの五団体が協力して立ち上げた国際音楽賞だと思うんですけども。イメージするのって、グラミー賞でいいんですか?

(オミ)そうですね。目指すものはそうですね。ただ、まあその選び方とかその辺とかも違っていきますし。グラミー賞ってもう80年、経ってるんですよね。

(山口一郎)あれ、80年もやってるんですか。

(オミ)その中で、たぶん賞とかも増えたり減ったりとかを繰り返してきて今の形になってると思うんですけど。『MUSIC AWARDS JAPAN』ってまだ2歳なんで。そういったところでいうとたぶん選び方みたいなところとかも全然、違う性質にはなっています。ただ、やっぱりああやって国際的に認められる賞を目指しているところではありますね。

(山口一郎)これ、なんでまず『MUSIC AWARDS JAPAN』みたいなものを立ち上げようっていう風になっていったんですかね?

(オミ)コロナの時期みたいな時、やっぱりそのCDから突然ストリーミングに移ったみたいなことが起こったんですよね。その時、やっぱりアーティストの皆さんがそこではじめて……で、日本ってストリーミングに乗り遅れてしまった国ではあったんですよ。

(山口一郎)それ、めちゃくちゃミュージシャン的には思ってましたね。だってSpotifyが世界的にもバーン!って広まってる中で、まだダダこねてるビクターがいるみたいな。モジモジしているビクターがいるみたいな感じでしたね。

(オミ)そうですね。で、まあそのCDがとにかく売れていた国っていうところで。それは素晴らしいことだったんですけど。ストリーミングにやっぱり乗り遅れてしまってるってところでいうと、お隣の韓国はもうグローバル化をガンガンいっていたので。そこでいうと日本の音楽業界が力を合わせて日本だけじゃなくて世界でちゃんと聞けるようになっていかないといけないよねっていう話になったのがスタートらしいですね。

(山口一郎)じゃあ結構、危機感があったってことなんですね。

(オミ)そうですね。

(山口一郎)世界からも……アジアの中でも日本の音楽がちょっと出遅れるんじゃないかっていう危機感もあってちゃんと国際的に評価される日本のミュージシャンやアーティストを出していこうっていう、そういう動きが全部の団体で、一致団結して動き出したっていう?

(オミ)「やばい。なんとかせねば」っていう話になったと思いますね。

(山口一郎)なるほどね。

サカナクション山口 忖度だらけの日本の音楽賞を語る
サカナクション山口一郎さんが2026年5月5日放送のニッポン放送『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』の中で『MUSIC AWARDS JAPAN』についてトーク。それまでの日本の音楽アワードが忖度だらけだったため、『MUSIC AWARDS JAPAN』のような賞が作られたと話していました。

サブスクリプションに乗り遅れてしまった日本の音楽業界が危機感を持ち、それまで相容れなかった団体同士が手を取り合って国際音楽賞を設立したということなんですね。すごい!

サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン 2026年6月16日

タイトルとURLをコピーしました