放送作家高橋洋二 大根仁監督作品『恋の渦』を2013年ベスト1に選ぶ

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年間劇場で200本映画を見る男、放送作家の高橋洋二さんがTBSラジオ『タマフル』にゲスト出演。宇多丸さんと2013年のベスト映画を語る中で、第一位に『恋の渦』を選んでいました。


(宇多丸)さあ、一位。

(高橋洋二)『恋の渦』。

(宇多丸)キター!

(高橋洋二)これはね、まずなにがすごいかと言うと、低予算、低予算って言いますけど、四万とも十万とも言われてるんです。直接制作費が。

(宇多丸)あれですよね?企画として十万で作りなさい、みたいなあれですよね?

ポツドールの戯曲を映画化した作品

(高橋洋二)それで自主映画でございまして。『シネマ☆インパクト』という企画の1本なんですけど。脚本が三浦大輔さん。っていうよりも、元々ポツドールっていう劇団の2007年に公演した戯曲をほぼそのまま、大根仁さんが映画にしてるんですけど。

(宇多丸)『モテキ』でおなじみ、大根さん。

(高橋洋二)で、僕、2007年の作品も見ているんですけども。

(宇多丸)舞台の方も。

(高橋洋二)『こんな面白い戯曲、ねえな』って思いながらいて。それをついにやるんだ。これは面白いに決っているけど、でもなー。演劇を超えられるかな?と思っていたらですね、あえて、演劇を映画にする場合、演劇で出来ないことをしようとするあまり、ロケに行ったりとかするんですけども。予算の関係もあってか、ロケしてないんですよ。

(宇多丸)部屋の中だけで進行する話。僕も拝見しましたけども。もちろん。

(高橋洋二)そうやると、なにが豊かな気持ちになるかっていうと、『あ、編集点っていいな』って思うわけですよね。演劇になくて映画にあるもの、編集点。それと、画角の選び方。2ショットにするのか?1ショットにするのか?っていう。

(宇多丸)逆に映画のアドバンテージのところが際立ってくる。面白いな。それ。

(高橋洋二)それとこれは、本来ムーブオーバーとかはしない約束で作っていたところがあるんですけど。あまりにもお客さんが入るものだから、もうどんどん各地でムーブオーバーして。

(宇多丸)まあ、宣伝でも使っていますけど、いわゆるDQN的なっていうか。EXILEとavexの音楽でドン・キホーテに行っているような若者たち。こういう若者たちをこういう風にリアルに描き出した作品ってなかったなと思って。

(高橋洋二)なかったんですよね。

(宇多丸)すっごいそれ、面白かったです。っていうか大根さん、面白かったっすよ。マジで。本当に本当に。マジでマジで。これは僕もおすすめです。恋の渦。

(高橋洋二)見た時から、これは今年はこれだな!って思って。この番組で当たんなくて、ああよかったって思いましたね(笑)。

(宇多丸)いやいや、これあまりにも公開のあれが短すぎて、どうしてもあれだったんですけど。

(高橋洋二)僕、2回見ましたけども、超満員です。毎回ね。みんなゲラゲラ笑って。

(宇多丸)いや、面白いしおすすめですよ。本当に。これこそ、若者の捉え方の発明が1個あるってところもありますしね。

(高橋洋二)名台詞もたくさんありますしね。

<書き起こしおわり>

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