Young HastleさんがJ-WAVE『GOLD RUSH』にゲスト出演。渡部建さんと夏に向けた理想のカラダづくりについて話していました。
(渡部建)さあ、いよいよ薄着になって冬に蓄えた脂肪が気になるところです。せっかくトレーニングするなら効率や高い効果を期待したいものですね。そこで今回は夏に向けたカラダづくりについてこの方にレクチャーしていただきます。超肉体派ラッパーのYoung Hastleさんです。よろしくお願いいたします。
(Young Hastle)イエーッ、俺がYoung Hastle! 今日もキレてるマッスル!
(渡部建)よろしくお願いいたします(笑)。
(Young Hastle)フフフ、お久しぶりです。4年ぶりぐらいっすかね?
(渡部建)4年ぶり。で、当時もキレキレに体だったんですけど、いままただいぶ体の雰囲気変わりましたね?
(Young Hastle)はい。ちょっと脂肪が落ちてすっきりした感じっすね。
(渡部建)すっきりしたということで。これはなんかしているんですか?
(Young Hastle)食事をちょっと変えたっすね。
(渡部建)これ、後ほどゆっくり聞かせていただきたいと思いますけども。まず、そもそもいつから筋トレを始めたんですか?
(Young Hastle)いちばんはじめにやったのは、自分は高校の時に野球部だったんですけど。その時に野球以外にトレーニングをした方がいいみたいなのを本で読んで。で、学校のトレーニングルーム、トレルーでやったのがはじめてですね。
(渡部建)これ、当時まだヤンハスさんの時代はそんなに筋トレをガンガンやろうっていう感じじゃないですよね。野球部はね。
(Young Hastle)そうですね。まあちょっと出てきたぐらいですね。
(渡部建)そんな中、トレーニングルームにこもって?
(Young Hastle)仲間と始めたのがきっかけですかね。
(渡部建)で、いろいろと興味を持ってやって。もちろんラッパーになってからもそれを継続して。
(Young Hastle)そうっすね。で、高校野球を引退してしばらくやめていたんですよ。トレーニングもしていなかったんですけど、大学を卒業して一人暮らしを始めて。そしたら食生活が変わるじゃないですか。すると、一気に体重が58キロまで落ちちゃって。自分、180センチあるんですけど。これはちょっとガリガリすぎだなと思ってもう1回、ちょっと体を大きくしようと思って始めたっすね。
(渡部建)今日は「美しい体にするために」っていうことなんですけども。必要なトレーニングってざっくり言うとどういうことなんですかね?
(Young Hastle)女性ですよね。まあ女性は簡単に言うなら腹筋、背筋の体幹と、あとはお尻じゃないですかね。プリケツ。
(渡部建)プリケツ。これが大事。でもこういう話を聞いて「よし、夏前だからやろう!」って。この時期ってトレーニング熱がみんな高まるじゃないですか。
(Young Hastle)いやー、もうジムでもすごいっすよ。
(渡部建)でも、どう継続するか?っていうことがね、なかなか初心者の方には難しいと思うんですけども。
(Young Hastle)なるほどっすね。続けるのがいちばん大事なんすけど。やっぱり強烈な目標というか、なりたい自分のイメージみたいなのがあるとキツいトレーニングを乗り越えられるっすよね。
(渡部建)これ、よくビルダーの方とか写真を飾ったりしているじゃないですか。ああいうの、大事ですか?
(Young Hastle)そういうことっすよね。やっぱり本当、同じトレーニングをずーっと続けるんで、無限ループなんですよ。終わりがないっていうか。だからその、本当にやりたくない時はやりたくないんすけど。その時に「でも、これをやらないとなりたい体になれない」とか、そういう風に思うと辛い時も乗り越えられるっていう感じですかね。
(渡部建)いま、どうしているんですか? ヤンハスさん自体、モチベーションは。
(Young Hastle)いや、本当にもう嫌なんで。俺も本当はトレーニング、嫌いなんすよ。ただ辛いだけなんで。
(渡部建)フフフ(笑)。
(Young Hastle)だから無理やりジムに行くっすね。たとえば「ジムに行けば、この前いたキレイなお姉さん、いるかな?」とか。そういうことを考えながら……。
(渡部建)とりあえず体だけは行っちゃう。行けば、やるだろうと。
(Young Hastle)もうやるしかないじゃないですか。そういう感じでやっているっすね。
(渡部建)あと、やっぱり食事というのも切り離せないと思うんですけども。
(Young Hastle)食事がいちばん大事っすね。
食事がいちばん大事
(渡部建)これは特に初心者、意識しなきゃいけないのは何ですかね?
(Young Hastle)よく言われているのは、だから「高たんぱく低脂質」っていう感じですかね。
(渡部建)いわゆる鶏のササミとか。
(Young Hastle)そうですね。脂が少ないお肉。鶏むね肉とか。あとは炭水化物。米とかパンの摂る種類とタイミングっすかね。
(渡部建)これが大事。これ、「○○だけ」っていうのは当然よくないわけですよね。
(Young Hastle)そうっすね。あとはバランスよく栄養を摂るっていうのがいいですね。
(渡部建)バリバリの頃はプロテインとかも飲んでいたんですか?
(Young Hastle)いまでもガンガン飲んでます。
(渡部建)ガンガン飲んでる。やっぱりたんぱく質を補う感じ?
(Young Hastle)そうですね。食事で摂れない分のたんぱく質とか栄養をサプリメントで補うっていう感じでっすね。
(渡部建)そうですね。いま、自らの体を使って大実験中の話はこの後にゆっくり聞かせていただきますけども。まずは先月リリースされましたヤンハスさんの5枚目のアルバム『Love Hastle』。
(Young Hastle)イエーッ、ラブハス!
(渡部建)ここから1曲、お送りしたいんですけども。どういった曲でしょうか?
(Young Hastle)さっきも言ったように自分、高校球児だったんすよ。
(渡部建)駒大高校。
(Young Hastle)駒大高校。その時の自分の青春の思い出を歌った曲なんですけど。まあ高校野球。というか、それ以外の部活って引退する時、甲子園だったら優勝する1校以外は全部最後は負けて終わるわけじゃないですか。
(渡部建)そうですね。
(Young Hastle)で、やっぱり全員甲子園で優勝するのを目標にしているけど、その目標が叶わずに悔しい思いをして引退するけど、でもそれまでに続けてきた努力っていうのはたとえ勝てなくても今後の人生に生きてくるっていうメッセージを込めた曲なんですよね。
(渡部建)これ、高校野球好きとしてはあのミュージックビデオ。実はあの映像っていろんな規制があってなかなか撮れないので。ああいう映像はね。ちょっと必見ですね。
(Young Hastle)はい。母校にたのんで撮らせてもらいました。
(渡部建)じゃあ、曲紹介をお願いします。
(Young Hastle)じゃあ聞いてください。Young Hastleで『最後の夏』
Young Hastle『最後の夏』
(渡部建)お送りしたのは先月リリースされたYoung Hastle5枚目のアルバム『Love Hastle』から『最後の夏』でした。
(Young Hastle)イエーッ! Shout Out To 全ての高校球児!
(渡部建)いいですねー。今回は夏に向けたカラダづくりについてラッパーのYoung Hastleさんに伺っております。さあ、先ほどから言っている自分の体である実験をしているということで。いま、なにをしているんですか?
(Young Hastle)やっぱり筋肉をつけるっていうとお肉をいっぱい食べなきゃいけないっていうイメージ、あるじゃないですか。でも自分もそういう風に思っていたんですけど、実は野菜だけのたんぱく質でも筋肥大、筋肉をデカくできるみたいなドキュメンタリーを見て。それが本当だったら、鶏むね肉って美味しくないんで。それよりも美味しい野菜の方がいいなと思って、いま自分の体で実験してるんすけど。
(渡部建)うわーっ! じゃあ完全にいまは肉なし?
(Young Hastle)完全ではないんですけど。まあ、家で食べる時は肉、魚、乳製品を抜いて。外食の時には食べちゃうんですけども。
(渡部建)じゃあ、ほぼいまは野菜中心?
(Young Hastle)そうですね。
(渡部建)たんぱく質は豆類とか?
(Young Hastle)そうっすね。いろんな旬の野菜をいっぱい食べることによってトータルで必要な栄養素が全部摂れるみたいな。
Young Hastle ヴィーガン生活と筋肉を語る https://t.co/kJZZVfJQi0
(ユージ)野菜だけで肉に代わるたんぱく質って、やっぱり豆とかですか?(Young Hastle)そうっすね。だから納豆もガン食いっすね。
— みやーんZZ (@miyearnzz) 2018年5月26日
(渡部建)でも野菜を揃えるの、大変でしょう?
(Young Hastle)でも、自分は川崎の溝の口っていうところに住んでいるんですけど。その周辺って結構畑がいっぱいあって。で、その畑で作っている無農薬の美味しい野菜を仕入れて近所に軽トラックで売りに来るおじさんがいるんですね。で、そのおじさんに「野菜で筋肉をデカくしたい」って相談したらすごい共感してくれて。
(渡部建)フハハハハハハッ! おおーっ! すげえ!
(Young Hastle)いまではメールが来るっすね。「今日は○○を入荷しました」みたいな(笑)。
Young Hastleの野菜仕入れ
(渡部建)フフフ、ヤバい! じゃあもう、本当にこれ実験中……でも、俺パッと見て、相変わらずナイスなガタイなんすけど顔がシュッと締まった感じがあったんですね。
(Young Hastle)そうっすね。これはたぶん個人差があると思うんですけど。自分は顔から痩せちゃうタイプなんで。やっぱりほっぺがちょっとこけているのが目立つんですけど。とにかくやっぱり脂肪がつきにくい。全くつかないですね。
(渡部建)筋量は? 落ちやすいですか?
(Young Hastle)筋量はちょっと減っちゃったんすけど。でもこれから……実験中なんでいまからデカくしようかなっていう感じですね。
(渡部建)いや、すごいね。そんなことやっている人、他にいるんすか?
(Young Hastle)いや、日本ではなかなかいなくて。でもそんな情報、知らないじゃないですか。テレビでも雑誌でも言わないし。ネットフリックスのアメリカのドキュメンタリーだったんすけど。それを見たらもう目からウロコで。それが本当かどうかはわからないですけど、自分の中では結構辻褄が合ったんで。
(渡部建)いま、ちなみに始めてどれぐらいですか?
(Young Hastle)去年の8月からなんで1年弱ぐらいですかね。
(渡部建)ここまで、どうですか?
(Young Hastle)そんなに何が変わったっていう……パワーが不足しているとか、そういう感じじゃなくて。とにかく脂肪がつきにくくなったっていうか。あとは肌がすべすべするっていうか、ツヤツヤするっていうか。たぶんビタミンをいっぱい摂っているんで。
(渡部建)性格的にはどうっすか? ほら、肉を抜くと結構穏やかになるとか言うじゃないですか。
(Young Hastle)うーん、でもそれはそんなに自分ではわかんないっすね。
(渡部建)わからない。そうか。ラップ活動、たとえばリリックを書く時に変わったとか、ありますか?
(Young Hastle)いや、全然そんなに。そこまで変わらないっすね。
(渡部建)いや、これはちょっと楽しみですね。
(Young Hastle)とにかく野菜がうまくて。「こんなに野菜ってうまいんだ!」みたいな。
(渡部建)いやー、最高っすね、それは。
(Young Hastle)最近はそら豆が超うまくて(笑)。
(渡部建)フハハハハハハッ! ちょうど旬でね。またちょっと経過を聞かせてください。
(Young Hastle)はい。お願いします。
(渡部建)ということでそんなヤンハスさん、最後にお知らせはありますか? あらためて、まずはアルバム。5枚目の『Love Hastle』。これはどういう内容ですか?
(Young Hastle)いままでは自分は自分のことを歌った曲が多かったんですけど。今回は聞いてくれた人が共感するっていうか。聞いた人が励まされるというか、人生の応援歌になるような曲を入れたくて。そういう意味で『Love Hastle』というタイトルをつけたんですけども。
(渡部建)さらにこれで全国ツアーに行っているんですね。
(Young Hastle)そうっすね。自分Young Hastle、あとDJ TY-KOH、KOWICHI。我々FLY BOYレコーズの全国ツアーをやっていたんですけども。
(渡部建)いよいよファイナル。
(Young Hastle)そのツアーファイナルが明後日、5月27日(日)。渋谷クアトロで5時オープン、6時スタートでやるので。これ、未成年も入れるし、当日券もあるので。みんな遊びに来てほしいなっていう感じですね。
(渡部建)このへんもじゃあ、そら豆パワーで(笑)。
(Young Hastle)そら豆パワーでブチかまします!
(渡部建)当日券もあるということでチェックしてください。夏に向けたカラダづくりについて超肉体派ラッパーのYoung Hastleさんに伺いました。ありがとうございました。
(Young Hastle)イエーッ! ありがとうございます!
<書き起こしおわり>