WWEリンダ・マクマホン トランプ政権 中小企業局局長就任まとめ

WWE元CEO リンダ・マクマホンが共和党上院議員候補に選出! プロレス

プロレスファンにビッグニュース! あのアメリカのプロレス団体WWEのオーナー、ビンス・マクマホンの妻、リンダ・マクマホンがドナルド・トランプ次期アメリカ合衆国大統領の政権で中小企業局(SBA)の局長に就任することが内定したようです。

リンダ・マクマホン自身もTwitterで以下のように喜びのコメントを出しています。

ざっくり訳すと……「次期大統領のドナルド・トランプ氏が中小企業局局長として私を指名してくださって光栄に思います」みたいな感じでしょうか。

以前、このブログでも取り上げたことがありましたが、リンダ・マクマホンは共和党から上院議員選挙に何度も出馬するなど、政治活動に熱心でした。

WWE元CEO リンダ・マクマホンが共和党上院議員候補に選出!
プロレス団体「WWE」元CEO、上院選候補にこんなニュースがネットに出てました。WWEのCEO?え、もしかしてビンス・マクマホンが上院議員候補に!?なんて一瞬驚いたんですが、よーく記事を見てみたらビンスじゃなくて妻のリンダの方でした。 Co

2010年、2012年の上院議員選挙に出馬しておりますが、残念ながら民主党候補に敗れて当選できませんでした。その後は共和党の支援者として活動をし、2016年のドナルド・トランプの選挙キャンペーンも支援していたようです。


ドナルド・トランプ当選を喜ぶリンダ・マクマホンのツイートです。

もともとドナルド・トランプは2007年のレッスルマニアでビンス・マクマホンと億万長者髪切りマッチを行うなど、WWEとの関係が強い人でした。2013年にはWWEの殿堂入りも果たしています。一説には彼のトークや演出はビンス・マクマホンに学んだという話もあるようです。

WWEとビンス・マクマホンがトランプに与えた影響

プチ鹿島 ドナルド・トランプがWWEプロレスで学んだことを語る
プチ鹿島さんがTBSラジオ『荒川強啓デイ・キャッチ!』の中で、ドナルド・トランプ氏についてトーク。トランプ氏が2007年にアメリカのプロレス団体WWEに参戦し、ビンス・マクマホンCEOと戦った際に学んだ手法を現在の大統領選挙に活用していると

そんなトランプが次期大統領になったのだから、その支援者で親交の深いマクマホン・ファミリーから誰かが入閣するんじゃないか? という噂も流れており、それが今回、本当になったということですね。すごい! WWEは家族経営のファミリービジネスがベースで、もともとはニューヨークを拠点とした地方のプロレス団体のひとつだったわけで、それをビンスとともに世界一の団体にまで成長させ、CEOの役職まで務めたリンダ・マクマホンが中小企業局局長という役職に就任するのもある程度、納得感があるかもしれません。

ちなみにNY証券取引所に上場しているWWEの株価はドナルド・トランプが大統領選挙で勝利した後、大幅に上昇。大統領選挙終了後の11月8日から昨日まで約14%上昇しています。同じ期間の株価指数S&P500の上昇率は約5%なのでトランプ当選の恩恵を受ける銘柄と投資家から判断されているということかもしれません。

トランプ当選後のWWEとS&P500 株価推移

トランプ当選後のWWE株価
トランプ当選後のS&P500指数

リンダの政治的手腕はぜんぜんわかりませんが、何はともあれ入閣おめでとうございます! プロレスファンとしては馳浩さんが文部科学大臣になった時ぐらいうれしい! これからはWWEの時のように文字通り”体を張って”、アメリカの中小企業のために尽くしてもらいたいと思います!

以下、小ネタです。


「ヒールターン」というのはWWEでよく使う言葉で、ベビーフェイス(いい者)がヒール(悪者)に転向すること。WWEではビンスの暴走を止める良心的な役割だったリンダが悪のドナルド・トランプ政権に入閣することでヒール化したっていう意味ですね。この人、上手い! 座布団3枚アメリカに送ろう!

WWEのリンダ・マクマホンの活躍動画


アンダーテイカーと組んでやりたい放題のビンス・マクマホン。そんなビンスに対抗してビンスの天敵、ストーンコールドをWWEのCEOにしてしまうリンダ・マクマホン! 敏腕! すごい決断力! できる人や!


トリッシュ・ストラタスとノリノリで不倫するビンス・マクマホン。それによって病んでしまったリンダは心を閉ざし、車椅子生活に。そんなリンダの目の前で不倫相手のトリッシュとキスするビンス。まさに鬼畜! もちろん病気は演技ですが、こんなことまでやれる肝っ玉がリンダにはあります。


その後、なんだかんだあってビンスと息子のシェイン・マクマホンがレッスルマニアで対決。車椅子生活のリンダは最終的に立ち上がり、ビンスに金的攻撃! リンダ、すごいガッツだ!

ということで、こんだけすごい女性が局長になるんだから、きっと間違いないでしょう。アメリカの中小企業の未来は明るい!

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