有吉弘行さんが2026年9月6日放送のJFN『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』の中で『アメトーーク!』東京吉本芸人についてトーク。自身が品川庄司の品川さんに対して放った「おしゃべりクソ野郎」発言によって歴史が大きく動いたという証言について話していました。
(有吉弘行)しかしね、『アメトーーク!』を見ていたんですよ。東京吉本みたいなやつ。吉村とかね、ニューヨークとかね。面白かったですけどね。
(安田和博)面白かったですね。
(有吉弘行)いやなんかね、で、まあ自分もこう、たしかにその中に少し影響もしたのかなというようなこともあって。お話も出てきてたんだけど。名前も出てたんだけど。まあその時のトップの品川庄司の品川のことを俺が「おしゃべりクソ野郎」って言ってね、それでちょっとダメージがあったとかいう話もあるんだけど。で、俺と山崎……ザキヤマが結構、東京吉本をぐちゃぐちゃにかき回したみたいな話があったんだけど。当時のこと言うとね、まあいわゆる大阪吉本、東京吉本。なんでもありだけど。当時は本当に、わかるでしょう? ダウンタウンさんもいて、今田さんの番組もあって、東野さんの番組もあって。とにかくもう吉本の番組だらけ。
で、芸人が100人集まるとか50人集まるとかがザラで。そこで本当に48人が吉本。で、俺と山崎だけとか。あとそこに竹山さんいたりっていうような状況がまあ、よくあったの。だからそこでどういうことが起こるか?っていうと、黙っていると3時間だろうが、5時間だろうが、吉本でパス回しがされるっていう。
(安田和博)そうだね(笑)。
吉本芸人たちの無限パス回し
(有吉弘行)だよね。それはだってもう、みんなそりゃ勝手を知った仲だから、パス回しもして。東京吉本とか大阪吉本とか、これはわからんからね。全員が吉本の中でっていう。で、当然MCの人も吉本だから全部吉本で。だって、それでいいんだもんね。なんなら「なんで俺らがいるんだ? 邪魔になって悪いな」と思っていたよ。元々は。だけど、やらなきゃいけないからやったっていうだけで(笑)。まあ、そのまんまだと5時間でも放っておかれるから、仕方ないけども乱暴なことしたっていう(笑)。
まあ、そういうことなんですよ。だから当時の空気感っていうのはまあ、何て言うかな? 本当に圧倒的だったんだよね。吉本の芸人の番組がね。そこに俺らが出てるっていうのは本当、「吉本の芸人だけじゃ申し訳ないから。東京でやってるし。じゃあまあ一応、ちょっとお裾分けで席を3席だけ用意しましたから」っていうぐらいの感じだったんですよ。
まあそんな中で「ありがたい。すいません」って出させてもらって。で、もうしょうがないんでションベンしたり(笑)。まあ、品川の口の中にクソを詰めたりとか。山崎は山崎でああいうすごいやつだからね、もう自分の包茎の話で2時間しゃべったりとか(笑)。竹山さんにずっと水かけたりして、もうトークをさせないようにしてたりとか(笑)。それだけの話なんだよね。まあいろいろ乱暴なことしたのも理由があったっていうことで(笑)。そもそもは向こうが乱暴だったって話なんでまあまあ、理解してほしいなという風に思ってますけど。相当面白かったですよね。ああいう吉本の話ってさ、やっぱりいっぱい芸人がいて役者が揃ってるから、聞いてると楽しいよね。
(安田和博)楽しいですね。
(有吉弘行)やっぱり太田プロなんかじゃ絶対できないことだもんね。
(安田和博)そうですよね。
(有吉弘行)太田プロの「ダチョウ倶楽部を考えよう」なんて、粗品の力を借りなきゃ成立しないようなもんで。太田プロだけじゃ成立しないんだから。なので粗品様々でやってたからね。だからそれはもう、吉本のメンバーだけでああやって話ができるのはすごいなと思いますけどね。他の事務所じゃできないでしょう? なかなかね。
(安田和博)やっぱり難しいんじゃないですかね。人数がやっぱりそこまで揃わないという感じが……。
(有吉弘行)あと太田プロも精鋭がいないからね。
(安田和博)そうですよね。
(有吉弘行)なんか人力舎とかだったら成立しそうな感じするけどな。20人用意して……20人は無理か。「20人用意しろ」って言われてパッと用意できる事務所なんてないだろうね。
(安田和博)出てこないですよね。
(有吉弘行)出てこないよね。その20人、ちゃんとトップどころ、一線級が出てくる事務所なんていないだろうね。うん。だからやっぱりすごいんだよね。しょうがないですよ。だからクソしたりションベンするしかなかったんですよ(笑)。
(安田和博)まあそういう感じのことをね。そういうね(笑)。
(有吉弘行)いや、クソしてもションベンしてもいいと思ってましたしね。別にね。あんまりパス回しが長いならね。
(安田和博)「こっちだってやってやるよ!」って?(笑)。
(有吉弘行)「あんまりそんなずーっとパス回ししてるんだったら、こっちもションベンしてちょっと1回、止めるよ?」っていうね(笑)。
(安田和博)自分のやってきたことをクソとションベンでたとえるなよ!(笑)。もっとしっかりやってたろ?
(有吉弘行)ということでございますけども。まあ、いいよね。だからね、まあ面白かったのは面白かったじゃないですかね。
(安田和博)面白かったですね。
(有吉弘行)太田プロで集めるっつったら、集まる? だって土田さんがいて。もうダチョウさんは入ってこないからね。そういう面では。悪いけどね。「一線級を集めろ」って言われた時にじゃあ太田プロで誰がいるか?っていうと、まあ土田さんを呼んで。それは当然、劇団ひとりを呼んで。まあ俺も末席に座らせてもらうけども。あとはまあだからタイムマシーン3号とアルコ&ピースと。
(安田和博)草薙とおか?
(有吉弘行)まあ宮下草薙を一線級って言うのはどうかと……まあでも頑張ってるっちゃ頑張ってるけどね。そこぐらいまでじゃない?
(安田和博)ああー、そこで止まっちゃいますか?
(有吉弘行)柳原可奈子って言ってもね、一線級とはもう今、言えないでしょう?
(安田和博)まあまあでも、ちょっと路線が違うか。
(有吉弘行)路線がちょっと違うね。そうすると鶴太郎さん……鶴太郎さんは一線級かもしれないね。面白さでは。面白さで当然一線級ですね。鶴太郎さんが「うん」って言ってくれるなら。でも、ちょっと御大すぎてね。御大がいるっていうのもね、そういう意味ではなかなか……他にいますか? 安田は入らないよ。安田3軍だからね。
(安田和博)3軍ね……2軍にしてくださいよ。2軍にして。せめて。ねえ。
(有吉弘行)いや、そもそもが2軍なんだから。我々は。太田プロは2軍なんだから。
(安田和博)太田プロ全体がね。
(有吉弘行)全体が。だから3軍だよ、安田は。
(安田和博)いや、2軍にしてくれよ。だから。嫌だよ、3軍は。
(有吉弘行)だからもう2軍なんだから。土田さんと劇団と俺がもう、まず2軍なんだよ。芸能界の2軍なんだよ。
(安田和博)お前はメジャーじゃん。もう、だって。
(有吉弘行)いやいや、そんなことはない。安田は3軍。
(安田和博)「安田さん」だよ。
(有吉弘行)安田基準で考えるともう、安田が3軍だとしたら俺らは2軍。ねえ。
(安田和博)自分のこと2軍って言わないで? そしたら俺、当然3軍になるから。お前が2軍だったら俺は3軍だよ。それは。だからお前、2軍じゃないじゃん。お前、メジャーじゃん! 「3軍、3軍」って言うなよ、そうやって!
(有吉弘行)メジャーは渡辺直美だけ(笑)。
(安田和博)本当に海外に行ってる話、してねえんだよ! たとえでだよ。わからず屋か、お前!
(有吉弘行)「安田は3軍」って言うのになんでわからないの? わからず屋だな、お前は(笑)。
(安田和博)お前が2軍って言い出すからだろ! お前は2軍じゃないだろ!
(有吉弘行)だからまあまあ、じゃあまあ精一杯で俺ら、1.5軍ね。1軍の……まあ1.5軍。だとしたら安田は3軍(笑)。
(安田和博)変わんねえじゃねえか、俺はずっと!
(有吉弘行)まあだから太田プロじゃ「20人集めろ」って言われたら、無理だね。
(安田和博)ちょっとそうですね。思いつかないですね。たしかにね。
(有吉弘行)だから「大勢で番組しやがって」って文句を言っててもしょうがないんだよ。しょうがない。集められないんだから。俺らは。
(安田和博)まあまあ、そもそも文句言ってないけどね(笑)。
(有吉弘行)吉本、入れてくれないかな? 「11期生です」って。
(安田和博)いまから?(笑)。
(有吉弘行)「実は11期生なんですけど」って。
(安田和博)「実は」で?(笑)。
もしも巨人師匠の弟子を続けていたら……
(有吉弘行)あのまま俺、巨人師匠の……まあ俺がね、要領が悪くてさ。まあ頭も悪かったからさ、弟子が続かなかったわけですけど。その結果としてね、今こう東京に最初は逃げてきてっていう形で。まあ円満に破門にしてもらって、今では普通に活動してこうなってますけど。で、今は太田プロの1.5軍でね、なんとか収まってますけど。
(安田和博)1.5軍じゃないけどね。
(有吉弘行)俺がさ、あのまま弟子続けてね、うまいこと弟子を……まあ2年か3年で弟子上がって。「じゃあもう吉本でね、芸人としてやっていいよ」っていう風に許されたとしてね、どうなってたんだろうとは思うね。NSCでもなくさ。
(安田和博)ああ、なるほどね。どういう風にって。
(有吉弘行)弟子っていうね。当時、でも弟子ついてたのは中田カウス・ボタン師匠についてたやすよ・ともこさん。やすよ・ともこさんが俺らのちょっと先輩だけど。弟子としていたよね。だから、あとはでもね、阪神師匠のお弟子さんとかね、三枝師匠のお弟子さんとか、いろいろ一緒にいたけどね。劇場にちょっといて、お手伝いを色々させてもらっていたけど。どうなってたんだろうね。まず俺、そのお弟子さんとかがやってる中から相方を見つけなきゃいけないっていうのがあるじゃない?
(安田和博)そういう作業になるもんね。
(有吉弘行)でしょう? それがまず、難しいじゃない? NSCなんてさ、まあいっぱいいる中から一応、いろいろ選べる材料があるじゃない? でも弟子なんてさ、本当に数が限られているのよ、やっぱり。そうするとさ、「面白くないな」と思ってる人とも組む可能性があるわけですよね。で、なんなら巨人師匠、「お前、あいつとやってみろ」っていうこともあっただろうし。たとえばね。いや、ゾッとするね。俺の性格からしてゾッとするわ。それ、たぶん「誰かと組め」って言われたら巨人師匠の言いなりになって。なんか首を傾げながら一生を終えていた気がする。
(安田和博)そうなの?(笑)。
(有吉弘行)首を傾げながら。全然売れないんだけど。で、俺が「全然面白くないな」と思う人とずっと売れずに、ずっと首傾げながら。「なんでかな? こんな人生じゃなかったな」と思いながら終わってたなって。
(安田和博)そんなことねえだろ(笑)。首傾げながら「こいつじゃないな」っていう漫才を?
(有吉弘行)「こいつじゃないんだけど、でも巨人師匠が『組め』っていうしな。向こうから解散の話も出てこないしな……まあな、こういうもんなんかな、弟子っていうのはな」っていうので俺、終わってたと思うね。
(安田和博)終わってないだろう?
(有吉弘行)いや、俺はそう思うね、自分で。
(安田和博)そう? そんなさ、だって20年、30年と重ねていってさ。まだ巨人師匠が言ってるからこいつと組んでって、やらないでしょう?
(有吉弘行)いや、俺はそういうところあるのよ。結構。
(安田和博)ああ、そう?
(有吉弘行)結構あるからね。たぶん俺、NSCに行っていてもね、結局相方を探すのはやっぱりできなくてさ。俺、たぶん首傾げながらピンでやってると思うもん。
(安田和博)なんでいつも首を傾げて?(笑)。
(有吉弘行)「本当は組みたいんだけどな……なんか徳井みたいなやつやりたかったな。小杉とか吉田みたいなやつ、いいなあ。あんな奴らとやりたかったな」って言いながらさ、1人でやってると思うよ(笑)。
『東京吉本芸人の実情 〜我々は30年、間違い続けたのか〜』
今夜のアメトーーク!は
『東京吉本芸人の実情 〜我々は30年、間違い続けたのか〜』▼先行ちょい見せ動画
#アメトーーク #アメトーク pic.twitter.com/opXE4WYy5f— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) August 27, 2026
当時の吉本芸人たちの圧倒的な人数とパス回しに対抗するため、仕方なく乱暴なことをせざるをえなかったという有吉さん。そんな中であのおしゃべりクソ野郎発言もあったということなんでしょうね。後半の「もしも巨人師匠の弟子を続けていたら……」というトークもなんか実感がこもっていて面白かったです。
