ジェーン・スーが語る『中年のファッション』書き起こし

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TBSラジオ『赤江珠緒たまむすび』でジェーン・スーさんが中年の現実を語るコーナー。今回は中年のファッションと題し、中年になるとファッションがどう変わるのか?などについて話しています。


(赤江珠緒)さあ、今日はね、スー刊現代、『中年のファッション』ですか。

(ジェーン・スー)そうなんです。

(赤江珠緒)ファッションを語ると。

(ジェーン・スー)ねえ。お洒落な人が語るファッションと、そうでない人が語るファッションって、全く別物じゃないですか。私の場合、後者なので、ちょっとその赤江さんのね、斬新なスタイリングっていうのにもいつも・・・今日はでも、比較的ね。

(赤江珠緒)あ、でも靴下。ちょっと・・・

(ジェーン・スー)どうしたんですか!?その、なんか切り貼りしたような靴下。

(赤江珠緒)これはちょっと赤江が。色を合わせた方がいいかな?って思いまして。

(ジェーン・スー)あの、カウチンセーターをね、上は着てらっしゃって。かわいらしいんですけど。靴下がだからちょっとね。

(赤江珠緒)靴下、普通にしちゃうと面白味がないなと。

(ジェーン・スー)あ、面白くなくていいんですよ。たぶん。

(赤江珠緒)(笑)。ファッションに面白味は求めなくていいですか?

(ジェーン・スー)いらないと思うんですけど。まず最初にね、30年前の中年を思い浮かべてみましょう。私たちが10才ぐらいの時の話です。いわゆる、みなさん中年らしい格好をしてたじゃないですか。

(赤江珠緒)いや、本当そうですよ。ねえ。親世代はね。

(ジェーン・スー)親世代は。ビッグベアーのポロシャツみたいな。ペンギンとかね。休日、みんなそうだったんですけども。現代はやっぱりほら、若々しくいることが良しとされるっていうのが世間の風潮としてまず1つあるのと・・・

(赤江珠緒)アンチエイジングみたいな感じですね。

(ジェーン・スー)そう。とにかく老けない方がいいみたいな風潮がやっぱりあるじゃないですか。プラス、年甲斐もなく若作りをするのはみっともないという風潮も、かたやあると。

(博多大吉)うん。根強い。

(ジェーン・スー)ありますよね。この2つの間で、グラグラグラッ!っとね。揺れ動くのが中年なんじゃないかなと思いまして。

(赤江珠緒)確かに、ちょうど立ち位置が難しい。

(ジェーン・スー)そうなんです。いろいろ考えてみたんですけど、誰もがお洒落になりたいわけじゃないですか。誰もがお洒落になりたいわけではなくて、誰もがファッションにお金を注ぎ込みたいわけでもないと。Not Everyone want to be fashionableなわけじゃないですか。まあちょっと、英語で言ってみましたけど。

(赤江珠緒)(笑)。いま、お洒落な感じで。なぜ(笑)。

(ジェーン・スー)で、ファッションセンスっていうのは大人になればなるほど思うのが、絵心と一緒で、ある程度もともとのセンスがないと後天的にどうにもならないところって多くないですか?

(赤江珠緒)あると思う。

(ジェーン・スー)それ、赤江さんが言うと、本当に説得力あるな!って思うんですけど。

(赤江珠緒)(笑)。なんでなんで?これも一般的な論として。いま。

(ジェーン・スー)一般的(笑)。

(博多大吉)だからファッション雑誌で勉強しても、そのままっていうのはどっか抵抗があるから、自分なりにアレンジを加えて大失敗しちゃうっていう。

(ジェーン・スー)そうです。そうです。料理とかもそうですけど、なぜここで一味、これを入れた?っていうようなこと、ファッションでやっちゃうこと、多いですよね。やっぱり中年になると、ただ怖いのが、若い時はね、『これが俺だ!』とか、『これが私よ!』っていうところ。『(笑)』みたいな感じで進めますけど、中年になると、着てるものが人に与える情報ってものすごく増えていくわけですよ。

(博多大吉)と、いいますと?

(ジェーン・スー)と、いいますと、結局自分が社会的にどこに属しているのか?とか。この人は親なのか?親ではないのか?とか。

(赤江珠緒)あー!

(博多大吉)未婚か既婚かとか。

(ジェーン・スー)そうです。そうです。子どもがいるのか?いないのか?

(赤江珠緒)それ、如実に物語ってしまいますね。

(ジェーン・スー)フリーランスなのか?部下がいるような会社で働いているのか?とかっていうのが。

(赤江珠緒)ネクタイ一本でもね、大人は変わりますからね。

(ジェーン・スー)そうです。で、今度逆に、『あ、この人、部下がいるような仕事をしているのに、こんなファッションなんだ』とか。『この人、子どもがいるのにこの格好なの?』みたいな。それが良く転んだり、悪く転んだりっていうのが全く予見ができないと。

(赤江珠緒)たしかに。

(ジェーン・スー)あるじゃないですか。有りと無しがよくわかんなくなるというのが結構あると思って。まず、赤江さんの有りと無しっていうの、私わかんなくて。

(赤江珠緒)なんでですか?えっ?

(ジェーン・スー)赤江さんのファッション、有り無しっていうのが。

(赤江珠緒)私はちょっと面白味があった方が、なんか生きていて楽しいかな?っていう(笑)。ちょっとしたスパイスをかけたくなるんですよね。

(ジェーン・スー)なるほど。あの、面白味っていうのは、笑いってことですか?

(赤江珠緒)うーん・・・そういうことじゃないんですよね。

(ジェーン・スー)あ、笑いではない?

(赤江珠緒)笑いではないです。もちろん笑われようとしている服装ではないんですよね。

(ジェーン・スー)笑われようとしてるんではなくて、みんなを楽しませるような?

(赤江珠緒)あまりにも、こう雑誌から飛び出てきたような格好のままだと・・・

(ジェーン・スー)さっき言ったやつですよね。さっき大吉さんが言ったような。流れとして、それ失敗するっていう話にいきましたよね。

(赤江珠緒)あ、そっか。そっか。それでいいのか。

(ジェーン・スー)大吉さんは、なんかありますか?有り無しっていうの。

(博多大吉)僕は、かならずどっかにウルトラマンだったり仮面ライダーであったりを・・・

(ジェーン・スー)入ってる!入ってる!今日も!

(博多大吉)赤江さんにいただいたんですけど。

(赤江珠緒)これはプレゼントしたんです。

(博多大吉)だから、なかなか売ってないんで。ちょっと前までは常にバッヂつけてましたよ。ウルトラマンだったり怪獣だったり。で、最近時計を買ったんで。1年ぐらい前に。常に僕、ウルトラマン身につけてるんで、楽になりましたけど。

(ジェーン・スー)なるほど。

(博多大吉)これ、なんでかって言うと・・・

(ジェーン・スー)ちょっとよくわかんない。『楽になる』のところで、すごい勢いでハシゴは外されたんですけど。

(赤江珠緒)(笑)

(博多大吉)いやいや、なんかあった時っていうか、ちょっと落ち込んだりとか。『ああ、もうひと頑張り!』っていう時に、フッとウルトラマンを見ると、ちょっと、よし!ってなるんですよ。

(ジェーン・スー)あと3分のびるんですか?

(博多大吉)まあまあ、そうですね。活動時間というか。

(ジェーン・スー)あ、そうなんだ。自分への起爆剤みたいなものを。

(博多大吉)自分を鼓舞するために入れてるんですね。

(ジェーン・スー)なるほどね。

(赤江珠緒)そういう人もいますよね。好きなもので固めて、戦場へ向かっていくみたいな。

(博多大吉)戦場かどうかわかりませんけど。

(ジェーン・スー)ウルトラマンとかは、大人になると、大人になっても持てるようなウルトラマングッズが出てくるじゃないですか。キティちゃんとかもそうですよね。

(博多大吉)いま、ピンポイントでね、どんどんどんどん、ヤツが出してくるんですよ。

(ジェーン・スー)狙われてるんですね。

(赤江珠緒)だって、子供向け用じゃなくて、大人向け用のキティちゃんの籠バッグとかね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。

(博多大吉)僕、あそこにかかっているの、円谷プロの革ジャンですよ。

(ジェーン・スー)なんですか!?あれ。裏側が、花柄。

(赤江珠緒)そう。裏地はね、和柄の花柄なんですけが。

(博多大吉)背中が。

(ジェーン・スー)うーわ!バルタン星人!

(博多大吉)こんなもん、もう大人専用でしょ?

(ジェーン・スー)これ、いくらするんですか!?

(博多大吉)8万4千円です。

(ジェーン・スー)マジっすか!?

(博多大吉)でももう、買っちゃいました。これはもう、悩みに悩んだ結果。自分へのご褒美です。

(ジェーン・スー)うわっ!和柄!すごいです、裏地も。

(赤江珠緒)これ、相当悩んで買われた。

(博多大吉)ええ。それも踏まえて今日ね、ウルトラマンのパーカーを誕生日ということでいただいたんですよ。

(ジェーン・スー)なるほど。そう。そうやって自分をどういう風に飾るか?とか、自分にとって何を着てれば元気になるのか?とかっていう要素もファッションの1つだと思うんですけど。ちょっと周辺5メートルをですね、またリサーチしてきたら結構恐ろしいことが出てきまして。

(赤江珠緒)ええ。

(ジェーン・スー)たとえばですね、40代主婦の女性。『もう失敗も冒険もしたくないので、白黒ベージュばかり着ています。冒険より安心がファッションの心得です』。そしてですね、この方、お子さんが2人いらっしゃるんですね。『公立、私立の学校の親、服装が違いすぎて驚きます』。1人が私立、1人が公立らしいんですよ。

(赤江珠緒)あー!そういうこともありますよね。

(ジェーン・スー)『私立のママはハロッズのワンピースにフェラガモの靴。アクセサリーを合わせると100万円ぐらい。公立のママたちはTシャツにジーンズとカジュアルな格好』。で、ここでママにとって着ているものは世帯年収を直接的に反映させるアイテムだっていう。

(赤江珠緒)でも私立と公立だと、そこまで違いますか!

(ジェーン・スー)こんなに違うんですって。

(赤江珠緒)これは、ずいぶんですね!完全なよそ行きと、日常着っていうね。

(ジェーン・スー)わかんないですよ。ハロッズのワンピースが日常着かもしれないですよ。

(赤江珠緒)日常着なのか。なるほど。

(ジェーン・スー)だからどこの部族に自分が所属しているのか?っていうのをやっぱり出して、お互いに安心感を与えたりとか。敵ではないことをアピールしたりとか。

(博多大吉)周りがそうだから、そうせざるを得ないんでしょうね。ハロッズのワンピースだったりね。

(ジェーン・スー)あとですね、体型関係の話が男性からも出まして。30代の男性。『人にどこを見られているか?を意識します。靴や時計を見られているので、そこをおさえておけばOKです。悪目立ちすることないよう心がけていますが、体型がわかるものは着なくなりました。たとえばTシャツ1枚。着ない』。これ、びっくりしたんですけど、男性ですよ。『胸の垂れがTシャツ1枚だと出てしまう』と。

(赤江珠緒)ええっ!?男性も胸の垂れ?

(ジェーン・スー)『出っ張ったお腹。出てしまう』。

(博多大吉)お腹はね、わかりますけど。

(赤江珠緒)30代でもう、垂れます?

(ジェーン・スー)胸、垂れるんです。男性も。

(博多大吉)だから若い頃、多少はね、鍛えてたりもしたんでしょうけど。その厚かった胸板が、ちょっと、タルン!っと。

(ジェーン・スー)あと、男性で乳首が出ているか?出てないか?をすごく気にされる方もいますよね。

(赤江珠緒)そうですね。

(ジェーン・スー)中年になればなるほど、それを気にしてらっしゃるんで。

(博多大吉)あの、これちょっと関係ないかもしんないですけど、男の乳首って、中年になったらちょっと大きくなりません?

(ジェーン・スー)知りませんよ、そんなこと!

(赤江珠緒)ええっ!?本当?

(博多大吉)ならん?みんな、ならん?

(赤江珠緒)そうなの?

(ジェーン・スー)『なる』って言ってる!みんな!

(博多大吉)これ、フッて気づいて。『こんなに乳首でっかかったかな?』って思って。

(ジェーン・スー)だから気にするんだ!みんな。

(博多大吉)急になんかでっかくなるんですよ。でっかくなりますよね?あれ?違う?乳首の大きさ。みなさん、ちょっと。中年男性。

(ジェーン・スー)ちょっと大きくなるっていう顔、してますね。みなさん。

(博多大吉)ちょっとね、大きくなるんですよ。だから余計、気になるんですよ。

(ジェーン・スー)目立つんですか?昔よりも。

(博多大吉)だから昔着ていたTシャツを着ると、やっぱり昔よりも乳首、大きくなってるんで。ピョコって出ちゃうんですよ。

(赤江珠緒)じゃあそれは大人の男性の嗜みですね。なんとか隠すっていうのは。なるほど。

(ジェーン・スー)結局そこで出てくるのが、どこに属しているのか?私はどう見られたいか?っていう話と、あと体型。布をかぶせるブツですね。

(赤江珠緒)自然の摂理で。しょうがないですからね。

(ジェーン・スー)布をかぶせるブツが劣化してくるので、そことの兼ね合いっていうのがわからなくなってくると。まあ、みなさんに他にもいろいろ意見を聞いたんですけど、『中年の要注意ファッションって逆になんだと思いますか?』というのを聞いたところ、『全身安物を着ていることがはっきりわかる服装』。

(赤江珠緒)(笑)。身も蓋もないですが。

(ジェーン・スー)なぜか?っていうと、色。発色ですね。型。毛玉のつき具合。このへんが。みんないま、クルクル見てますけど。自分の服。

(赤江珠緒)毛玉・・・マズい。

(ジェーン・スー)毛玉、大丈夫です。はい。で、結局、袖とか襟ぐりの伸び具合、このへんでボロが出てるとね。

(赤江珠緒)たしかに若いとね、カジュアルとか。それがかえってお洒落に見えたりするものもね。

(ジェーン・スー)その理由を聞いたらですね、『着ている人がボロいから、ボロとボロの2乗になって辛い』っていう。もう、なるほどね!としか言いようがない意見をいただきました。

(博多大吉)まあ、なるべくこれは避けたいですね。

(ジェーン・スー)そうですね。あとですね、『季節感を無視したもの。夏の素材である麻や薄い綿のスカートに厚手のタイツなど』。若い人だとこれ、ファッションあるんですよね。

(赤江珠緒)ああ、季節感をちょっと無視したような感じのね。

(博多大吉)中年がやっていると、ちょっと体温調節・・・

(ジェーン・スー)そうです。季節が認識できない人になっちゃっているっていう。結構厳しい意見がありましたね。あと、『自分がいちばん良かった時代のファッションをやめられない人』っていう。

(赤江珠緒)あー!

(ジェーン・スー)女性なら、『脚がキレイなんだろうけど、これ以上アピールされても困るよ。顔、くしゃくしゃだよ』っていうすごい厳しい意見を聞きました。

(赤江珠緒)ミニもね。そうですね。

(ジェーン・スー)だから結局、そこで脚がキレイなところっていうのが40になって見えてても、もういいっていう声があったりとか。あと、男性でですね、『第2ボタンまで開けているYシャツ』。

(博多大吉)胸元をね。

(ジェーン・スー)いますよね。

(赤江珠緒)結構いらっしゃいますよ。

(ジェーン・スー)だから結局、『痛い』と感じさせるのは貧乏臭さと、肉体の変化との不釣合いっていうのが原因かなと。

(赤江珠緒)真実を見よと。

(ジェーン・スー)一方ですね、『若者と同じような格好をしていても、あまり痛く見えない人って何なんですか?』って聞いたらば、男性なら圧倒的にやっぱり体を鍛えている人なんですって。

(博多大吉)やっぱりそうでしょうね。

(ジェーン・スー)で、女性だと、体に加えて顔の皮膚・髪が加齢してない人。難しい!

(赤江珠緒)あー!難しいね、これは。

(ジェーン・スー)体だけじゃダメらしいですね。女性は。

(博多大吉)髪の毛も加齢するかー。そう言われてみれば、そうか。

(ジェーン・スー)髪はですね、チリチリしてきて、ツヤがなくなってくるんですよね。年取ってくると。本当に。ずっと同じシャンプーを使ってるとね、いろんなところの毛が全部同じになっちゃうんですよ。全身の毛が統一化されてくるっていう、不思議な現象が。

(博多大吉)1ヶ所に集まってくる。

(赤江珠緒)時々、変えた方がいいね。メーカーも。

(ジェーン・スー)まあ結局、若者は自分の属性とかだけじゃなくて、意思の表明とか文化的な側面っていうのでファッションが機能してたんだけども、中年になると、そこに親だとか仕事の年長者といった社会的な役割とか、体型の変化などフィジカルな問題が関わってくるなと。働いている人は仕事中のファッションがメインの軸になって。主婦は嫁とか母といった顔にフィットする服装がファッションの軸になる。だからその軸からズレた時に、『なに着るの?』っていうのがわかんなくなるんですよね。

(赤江珠緒)そうですね。

(ジェーン・スー)やっぱりこう、サラリーマンのスーツ、バシッと着てる人の休日着が、なぜ常にゴルフウェアなのか?みたいなの、あるじゃないですか。ゴルフじゃない日もゴルフウェア。あと、釣りはしてないのに、ポケットいっぱいのベストみたいな。

(赤江珠緒)そうですね。ここからね。この立ち位置は難しいな。本当に。女性もカジュアルな感じでね、ナチュラルなテイストとか、若い時はサラッとした感じで行けますけど。もう、一歩間違えると本当にただのね、エコな人みたいになっちゃったりね。

(ジェーン・スー)そうなんです!プロ市民みたいになっちゃうんですよね。そうそう。あれ、困りますよね。ナチュラルなのか・・・

(赤江珠緒)お洒落なロハスなのか、ただの洗いざらしで来たのか?みたいなね。

(ジェーン・スー)森から出てきた人なのか、区別がわからなくなる。だからファッション=人格、ファッション=収入っていうですね、この2つが出てきて厳しいなという話をみなさんしてまして。だから自分がどう見せたいか?っていう情報を意識することよりも、自分がどう見られている方が安心であり、安全であるか。っていう受動的な意識に人は変わってくると。中年の服装は個性の表現よりも、属性を示す大人の制服なのではないか?というですね、話をしていたところでですね、大きな疑問がわいてきました。

(博多大吉)なんでしょう?

(ジェーン・スー)最近話題の佐村河内さん。髪を切ってヒゲを剃ってサングラスを外して、別人!別人!って騒がれているではないですか。気がついたんですよ。そこまでやったのに、首から下、この人、ぜんぜん変わってないんですよね。画像、ここにあるのを見ていただくとわかると思うんですけども。

(赤江珠緒)黒いジャケットに下は白シャツで、胸元が・・・

(ジェーン・スー)ボタンが2個目まで開いてるんですよ!

(博多大吉)へー。謝罪会見でもね。ちゃんとボタン開けてます。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。みんな、別人!別人!って言ってるけど、首から下は一切変わってなくて。男性心理として、これわかんないんですけど、大吉さん。なんで第2ボタンまでこの人、外したままなんですかね?

(博多大吉)うーん・・・ひょっとしたら、乳首の肥大化が止まらず・・・

(ジェーン・赤江)(笑)

(赤江珠緒)閉めきれない。

(博多大吉)閉めきれないっていうね。

(ジェーン・スー)だって、普通反省会見で髪切ってサングラス外して、ヒゲも剃って。

(赤江珠緒)だって、サングラスを外した理由も、『叱られると思って』って。

(ジェーン・スー)なのになぜ、第2ボタンまで開けてるんですか?

(博多大吉)ネクタイをするというね、締めるという選択肢がないのが不思議ですけどね。

(赤江珠緒)ねえ。そう言われれば、そうだ。

(ジェーン・スー)で、じゃあ輩っぽい人だけがこういう格好してるのか?って思いきや、鳥越さんみたいな文化人も外してるじゃないですか。

(赤江珠緒)そうそう。鳥越さんもね、ご一緒されていただきましたけど。仕事で。もう頑なに、『閉めたくない。開けたい。2番まで開けるのが、僕のポリシー』って。おっしゃってましたね、そういえば。

(ジェーン・スー)なんなんでしょうね?あれ。なんか理由が?

(博多大吉)(小声で)乳首が大きい・・・

(赤江珠緒)乳首がもうね、かなり・・・おっきくなってたかな?ちっちゃく言っても、聞こえてるからね(笑)。

(博多大吉)でもね、開ける人は本当、開けますからね。24時間。1年中開けてますよ。開けてる人って。

(ジェーン・スー)質問なんですけど、下になにも着てないってことですよね。あれは。

(博多大吉)着てないと思います。あ、Vネックの深めのやつを。

(ジェーン・スー)フレディー・マーキュリーぐらい深くないと、見えちゃうでしょ?

(博多大吉)そういうの着てる可能性はありますよ。冬場とか。

(赤江珠緒)あと、昔のレスリングのね。

(ジェーン・スー)ねえ。人みたいに。グレコローマンスタイルじゃないと、あれ見れないですよね。

(博多大吉)なかなか難しいですよね。だから。

(ジェーン・スー)だからある一定のこだわりっていうのが中年になってくると。

(赤江珠緒)そっか。こういう場面でも抜け切れないんですね。

(ジェーン・スー)抜けないし、あと誰も言ってくれないから。わかんないんですよね。

(赤江珠緒)はー!見えてきますね。いろいろファッションね。

(ジェーン・スー)もう1つ、疑問なのがですね、女性議員。女性議員のスーツって、国会中継と選挙運動以外、見たことない服、ないですか?あのスーツ。他の人が着てるの。

(博多大吉)カラフルなね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。で、あれよーく観察してみると、働いている人に失礼がないスーツでありながら、授業参観のお母さんみたいな要素もあって。なんか、働いている人と家庭人、足して2で割って中間地点にそこには誰もいなかったみたいな。

(赤江・大吉)(笑)

(ジェーン・スー)独自な服な。だって、売ってるの見たことなくないですか?あれ。

(赤江珠緒)そうなんですよ。どこで買ってらっしゃるんだろう?みたいなね。

(ジェーン・スー)仕立てなんですかね?あれ。

(赤江珠緒)議員さん専用のお店があるんじゃないか?っていうぐらいね。

(ジェーン・スー)あれですか?キャバ嬢専用の服、みたいな。

(赤江珠緒)結構みなさん、それぞれの勝負色というか。色がおありですもんね。

(ジェーン・スー)赤江さん、女子アナウンサー、女性アナウンサーとして、こういうスーツとかっていう指導はあるんですか?

(赤江珠緒)いや、それはないんですけど、意外とそれこそ、選挙特番の時とかやると、各局みんなね、同じ白のジャケットになったりとか。かぶる率が高いんですよね。

(ジェーン・スー)白。あと、薄いピンク。明るい水色。あと、黄色?このへんですよね。ベージュ。意外とね、紺とか黒は、一応画像でググッてきたんですけど、高市早苗さんと野田聖子さんは紺と黒の比率が高かった。

(赤江珠緒)これは男性がやっぱりスーツ、黒の方、紺の方が多いんで。女性アナウンサーもそうですけど、黒・紺はね、あまり喜ばれないんですね。

(ジェーン・スー)そうなんですよね。そう。そこが面白いんですよ。男性を喜ばせるとか、紅一点的な意味での色を着てるんだけど、ただシェイプは女性らしいか?っていうと、シェイプは男性ぽいんですよ。誰を喜ばせるための、なんの服なんだろう?と思って。

(赤江珠緒)たしかにね。

(ジェーン・スー)すっごい不思議なんですよね。これ。

(赤江珠緒)そうですな。そう言われれば。

(ジェーン・スー)女性のスーツって世の中で売られているものとは、ちょっと違いますよん。

(赤江珠緒)そうですね。襟なしのとかね、最近流行っているようなスーツとかね。あんまり着られてないですね。やっぱり戦闘服!っていう感じなんじゃないですか?

(ジェーン・スー)そうそう。とかいろいろ、中年独特の服っていうのが男女ともにあるなと思いながら見てたんですけど。個人的な話なんですけども。

(赤江珠緒)スーさんはどうするんですか?

(ジェーン・スー)私はですね、やっぱり年齢を顧みない格好っていうのをしてまして。あと、誰も注意してくれなくて。

(博多大吉)今日もね、蛍光・・・

(ジェーン・スー)そうですね。蛍光緑、黄色の。

(博多大吉)ネオンカラーだ。ネオンカラー。

(赤江珠緒)芽吹く感じ。茶色でね。

(ジェーン・スー)春です!土です!土、からの萌えです!季節をあらわしているわけですけど。まあ、ほとんどニッセンの。私、ニッセンのスペシャル会員ですから。ニッセンとかフェリシモとか。安い服ばかり着てたんですけども。そんな私でもですね、1個だけ気にしてることがありまして。これはですね、大胆な柄とか、奇抜なデザイン、目の覚めるような高そうな服。これらを着ている、押しの強いおばさんっているじゃないですか。文化人の人たちで。誰とは言いませんけど、そういうね、大胆おばさんみたいなのはやめたいなと思ってまして。

(赤江珠緒)なるほど。そっち方向には行かないように気をつけていると。

(ジェーン・スー)ちょっと人間の枠を超えていく人、いるじゃないですか。だんだん。誰とは言いませんけど、ちょっとした妖怪感というか。みたいなところに。

(赤江珠緒)服に飲まれそうな。

(ジェーン・スー)そうそうそう。自己主張の強さっていうのがガーン!って出てくるっていうのは気をつけないと、ただでさえ口調が強いので。スッとそっちに取り込まれるなと思って。それは気をつけたいなと思って。

(赤江珠緒)柔らかめ、柔らかめで。

(ジェーン・スー)まあ、個人的な結論としては、『困ったら喪服を着ろ』っていうのを持ってます。喪服というのはですね、いちばん厳粛にしなきゃいけないところで、正しい服とされているもんですから。それを着て、鏡を見た時の見た目年齢っていうのが私の実年齢だなと。

(博多大吉)ほう。もうごまかせない。

(ジェーン・スー)ごまかせない!喪服はですね、体型がズベッとしてたらズベッとしますし。痩せてりゃいいってものでもなくて、痩せてたら貧相な人は貧相になりますし。丈とかデザインがオール中途半端なので、完全に実年齢が出るんですよね。

(赤江珠緒)そうですよね。スカート丈とかもね。

(博多大吉)真価が問われるといったところですね。

(赤江珠緒)全ての年代からつっこまれないっていうようなことですから。

(ジェーン・スー)で、それを見た時に40だったら、『やっぱり私、40』っていう。なにを着てても。

(赤江珠緒)なるほど。なるほど。若作りしそうな時は。

(ジェーン・スー)1回喪服です。喪服になって、それまではアクセサリーをしないでも、そこそこだった人間がパールをつけないと・・・

(赤江・大吉)(笑)

(ジェーン・スー)もうこれはただの黒子だぞという状態になったら、これは完全に40代。

(赤江珠緒)大粒パールとかね。だんだんね。

(ジェーン・スー)そうです!なってまいりますから。

(赤江珠緒)わかりました。

<書き起こしおわり>

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