竹内まりやさんが2022年6月25日放送のNHK-FM『今日は一日”山下達郎”三昧2022』の中で山下達郎さんの『SPARKLE』制作について話していました。
【#山下達郎三昧】川´3`)
??#山下達郎 ヒストリー??
続いては
『1990年代』達郎さんが作曲・編曲・プロデュースした#KinKiKids のデビュー曲
??硝子の少年 はこの時期ですね??https://t.co/qnq32ab25o— 今日は一日○○三昧 (@nhk_zanmai) June 25, 2022
(杉浦友紀)先ほど、ちょっとお話にも出てきましたが。やはり達郎さんといえばカッティングギター。
(竹内まりや)そうですね。
(杉浦友紀)ぜひカッティングがやはり一番生きるこの曲を。
(竹内まりや)象徴的なやつね。
(杉浦友紀)はい(笑)。聞きたいと思っているんですが。『SPARKLE』を聞こうと思うんですけども。『SPARKLE』を作っている時の達郎さんを?
(竹内まりや)そうなんです。私、知っているんです。この時代を。「時代を」っていうか、要するに『SPARKLE』……『FOR YOU』のアルバムをレコーディングした頃から私たちは一緒に住み始めたんですね。で、『FOR YOU』でロサンゼルスのレコーディングに行った時に私はそれを見学しに行ったんですけども。で、最初にこのリズムのパターンだけを録っていて。「これ、メロディーないの?」って聞いたら「いや、メロディーは後でつけるんだよ」って言っていて。「不思議な作り方をしているな」って。で、ずっと「決めはここで『ダダダッ』って……」とかね。
青ちゃん、青山純に指示をしていて。「あとで」って言ったって、普通はAメロ、Bメロがあって。それでここでこういう歌詞にしようかなとか、だいたい組み立ててからレコーディングスタジオに行ったりするんだけども。パターンで全部録って。「だいたいこれでいい」って言って持って帰ってきて。そのテイクは使わなかったんです。「ロサンゼルスの音はよくなかったから、もう1回東京で録る」って言って。ソニーのスタジオでもう1回、録ったのが『FOR YOU』に入っているんですけどね。もったいないんですけども。
(杉浦友紀)ロスのテイク……(笑)。
ロサンゼルスのテイクはボツに
(竹内まりや)そう。そのスタジオにロッド・スチュワートがいたのを覚えいるんですけども(笑)。
(杉浦友紀)ええーっ?
(竹内まりや)レコード・プラントっていうね、LAのスタジオだったんですけども。そこで録ったテイクではなく、もう1回東京で録り直したのがこの『FOR YOU』なんですけども。で、後でついたメロディーが「へー。こんなメロディーにしたんだ」っていう。それを今でも忘れられないですね。
(杉浦友紀)では、聞いていただきましょう。1982年のアルバム『FOR YOU』から『SPARKLE』。
山下達郎『SPARKLE』
<書き起こしおわり>