エバースのお二人が2025年12月25日放送のJ-WAVE『GURU GURU!』でM-1グランプリ2025を振り返り。全て終わった後、ネットで様々な考察がされている件や「エバースが暫定席で揉めている」とする説がネットで拡散したことなどについて話していました。
(佐々木隆史)まあまあでも、僕ら的には全然、(町田が選んだ腹話術ネタでファイナル敗退は)結果論ですからね。だって、町田は受けると思ったんだもん。で、僕もそれに乗っかりましたし。「じゃあ、行ける!」って町田に乗っかったから。エバース2人でそれに乗っかって、やって負けたんだから、もうしゃあないのよ。こんなの。「しゃあない」としか言いようがない。
(町田和樹)お前がそう言ってくれると、ありがたいわ。本当に。
(佐々木隆史)本当にしゃあないと思う。お前、終わった後にめっちゃ落ち込んでたじゃん?
(町田和樹)そうよ。
(佐々木隆史)あんな落ち込まんでいいよ、マジで。
(町田和樹)押し込めなかったから……全く。
(佐々木隆史)押し込まれてたもんな? どっちかって言ったら(笑)。
(町田和樹)なんか1人になっちゃって。俺が会場の空気に押し込まれてた。
(佐々木隆史)まあまあでも、全然そんなん……俺的には全然。
(町田和樹)そうだね。うん。まあもう、しょうがない。しょうがないというか、やれることはやったかなっていう。
(佐々木隆史)そうそう。なんかもう、やるべくして、なるべくして3位になったっていう感じですね。本当に。
(町田和樹)別に弱気になったわけでもないし。弱気で「いやいや……もういいや。こっちをやろう!」とかでもないっていうか。
(佐々木隆史)うん?
(町田和樹)弱気になったわけでもないし、別に。強気の姿勢で挑んで、それがただ……お前が思っていた不安要素が的中したっていうだけであって。
(佐々木隆史)うん、そうそうそう。そんな感じっすね、本当に。なんかよく終わった後に「こうだったからダメだったんじゃないか」みたいな考察、めっちゃ流れてくるんですけど。あんなん、もう始まる前に俺、全部言ってたよな?
(町田和樹)ああ、言ってました。
事後の考察で言われていることは全て想定していた
(佐々木隆史)「こういう可能性があるけど、大丈夫?」みたいな。今、全員が結果論でしゃべってることを僕はもうネタ前に言ってるんですよ、町田に。
(町田和樹)そうね。っていうか、もうそうね。その当日とかの前からね。元々ね。
(佐々木隆史)元々言っていて。
(町田和樹)で、俺もそれに「ああ、たしかにな」っていう。
(佐々木隆史)で、それを聞いた上で町田は「いや、押し込める」って言ったんで。「じゃあ、押し込めるな」って。
(町田和樹)そう。だから考察は全部、違う。「押し込めなかった」なんだよな。正解は。
(佐々木隆史)そうそう。そうなんだよ(笑)。
(町田和樹)「町田が押し込めなかった」なんだよな。
(佐々木隆史)まあ「町田が」っていうか、エバースとしてね。「こうだから」とか。
(町田和樹)そうそうそう。「何番からどうこう」とか。
(佐々木隆史)「町田が人形になったからどうだ」とか。そんなの、関係ないの。「押し込めなかった」っていうだけ。だって、俺らもそんなのわかってたんだもん。そこの不安要素は。
(町田和樹)そうね。これは難しいね。
(佐々木隆史)お前、全然気にすることない。終わった後、泣いてたけどさ。
(町田和樹)泣いてねえよ。「泣いてねえよ」とか言うのもあれだけどな。泣いてはいない。
(佐々木隆史)泣いてたけど……ああいうのも全然気にすることない。
(町田和樹)泣いてないんだって。
(佐々木隆史)あと、お前。ファーストラウンド1位の得点の発表の時、どんどん審査員の方々の点数が出た時のさ、お前のあのリアクションもさ、普段はあんなやつじゃないじゃん? あそこも俺、冷めたわ。なんか。「っしゃ! よしよしよしよし! ありがとうございますっ!」みたいな。なんか点数が出るたびに……お前、あんなやつじゃないじゃん? あんなリアクション、しないじゃん?
(町田和樹)普段、あんなシーンがないじゃん?(笑)。
(佐々木隆史)お前、あんなに感情が高ぶらないじゃん?
(町田和樹)いや、高ぶる時は高ぶるよ。俺は。
(佐々木隆史)ああ、そうなん? あれ、本当にやってた?
(町田和樹)うん。本当に嬉しかった。びっくりもあったしな。「ええっ、ああ、そんなにつく?」っていう。
(佐々木隆史)ああ、そうなんだ。俺はもう「ああ、またやってるわ」と思った。全国放送で高い点数が出て。「なんか喜んでる感、出した方がいいんかな」でやってんだろうなとか思いながら見てた。俺は。
(町田和樹)いや、そんなことはない。本当に。
(佐々木隆史)ああ、そうだったんだ。あれ、本当に喜んでたんだ?
(町田和樹)うん、本当に嬉しかった。
(佐々木隆史)ああ、ごめんごめん。まだお前の知らない一面だったわ、じゃあ。10年一緒にいても、まだ知らない一面があったわ。
(町田和樹)ファーストラウンドであんなバチバチに点を入れてもらうなんてこと、ないから。嬉しかったよ、普通に。「テレビだから」とかは関係ないですよ。
(佐々木隆史)本当にたくろうさん、おめでとうございます。
(町田和樹)いや、すごかった。
(佐々木隆史)ドンデコルテさんも準優勝でね。もう完全に力負けでした。
(町田和樹)あと、なんか揉めてるみたいなやつは?
(佐々木隆史)ああ、あとなんか「暫定席でエバースが揉めている」みたいになんか言われてたね。
(町田和樹)そうそうそうそう。
(佐々木隆史)見ました? なんか暫定席でって。あれ、ただ単にネタ合わせしてただけ。
ネタ合わせをしていただけ
(町田和樹)そう。ネタ合わせなんですよ。あんなの、俺、言わないから。お前のことを親指で指して「いや、だから!」みたいな。意味わかんないよ。ネタ書いてないんだから。「こっちに決まってるだろ!」なんて言うわけないだろ?っていう。あれ、ネタ合わせだって。
(佐々木隆史)そうそう。ただただネタ合わせしてただけ。そしたら急に映されてたから急に姿勢を正したっていうだけ。
(町田和樹)「ヤバい、ヤバい! 揉めているところ、見られた!」とかじゃないのよ(笑)。
後出しで「こうだったなら……」と考察していることなんて全て想定した上で、でもエバースとして腹話術で押し切る決断をしていたんですね。ただネタ合わせしているところをあと付けで「これは2本目のネタをどうするか、揉めているんじゃないか」と勘ぐるのはなんだかなと思ってしまいました。
