ラブレターズ溜口 ボールボーイ時代に巨人・原監督の一言にグッと来た話

ラブレターズ溜口 ボールボーイ時代に巨人・原監督の一言にグッと来た話 ラジオビバリー昼ズ

ラブレターズ溜口さんが2023年10月24日放送のニッポン放送『ラジオビバリー昼ズ』の中でかつて、神宮球場のボールボーイのアルバイトをしていたことについてトーク。巨人の原監督から言われてグッと来た一言について話していました。

(東MAX)じゃあ、最近気になってるものとかは?

(溜口佑太朗)僕はでもずっと、これは他のところでも言ってるけれども。東京ヤクルトスワローズが大好きで。

(黒沢かずこ)溜口さん、東京ヤクルトスワローズが好きなんだ。

(溜口佑太朗)そうなんですよ。それで、7年間、神宮球場でボールボーイをやっていたんですよ。もう好きすぎて。

(黒沢かずこ)それって、どうやって応募できるの?

(溜口佑太朗)これ、公に募集ってしていないんですよ。ボールボーイって。だから僕、初めて入ったのは学生の頃で。とにかく学生の頃、野球を見る時間がめちゃくちゃあったんで。ヤクルトのことがもっともっと好きになっちゃって。「ああ、近くで応援したい!」ってなって。それで「近くで応援するには、どうしたらいいだろう? 神宮球場で働くしかないな」って思って。でも、ビールの売り子さんとかってなかなか見れないっていうのがネットを調べたら出てきたから、「これはもう、神宮のグラウンドに入るしかないな」と思って。それで直接、神宮球場のお問い合わせのところに電話して。「ボールボーイ、やりたいんですけど。今、空いてませんか?」みたいなことを……。

(黒沢かずこ)怖い!

(塚本直毅)怖み、ありますよね?

(東MAX)でも、やる気は伝わるよね。

神宮球場のお問い合わせに直接電話

(溜口佑太朗)そしたらたまたま、「ちょうど先週、バイトの子が辞めちゃったから。ちょっと面接に来てください」って言われて。

(黒沢かずこ)すごい運だ!

(溜口佑太朗)それで当時って、ヤクルトファン自体も少なかったから。ヤクルトファンじゃないと、試合を見てられないんですよ。だって巨人ファンの方がヤクルト対中日とか、見てられないじゃないですか。だからすぐ、バイトを休んじゃったりとかするので。「君、ヤクルトファンならぴったりだよ。明日からぜひ、お願いします」ってなって。それで、もうヤクルト対巨人戦に急に入れてもらって。

(東MAX)えっ、そんな急にできるの?(笑)。

(溜口佑太朗)当時はね。今はわかんないすけども。当時はもう、入れてもらって。それでたまたま、球場の中継とかにも抜かれちゃって。当時って、テレビと中継とかある時代だったんで。だからそこがマジで僕の地上波デビューなんですよ。芸人よりも先に……。

(東MAX)面接で「ボール、拾ってみろ」みたいなのはないの?

(溜口佑太朗)一応、野球経験者じゃないとダメなんで。それで「僕、硬式野球の経験もあったし、中学も軟式やってたし、大丈夫だと思います」みたいな。で、受け答えとかも聞いたりして。向こうも電話を取った時はやばいやつだなと思ったらしいんですけど……。

(黒沢かずこ)「らしい」って(笑)。

(東MAX)もしくは、もうボールボーイとかやるのは、やばいやつしかいないんじゃないの?(笑)。

(溜口佑太朗)そんなことはない(笑)。

(塚本直毅)ああ、そういうもんなんですかね? あれ、やばいやつがボールを拾いに行ってるんですか?(笑)。

(溜口佑太朗)そんなことはないですよ。ちゃんと真面目に……(笑)。

(東MAX)「ボールが拾いたい」って……。

(黒沢かずこ)好きすぎて、近くにいたいんだもんね。

(溜口佑太朗)それが7年間も続いて……みたいな。

(東MAX)ファンだからできるんだね。

(黒沢かずこ)7年間、楽しかった?

(溜口佑太朗)めちゃくちゃ楽しいです!

(東MAX)だって球場にいるって、特別じゃん?

(溜口佑太朗)グラウンドレベルです。あとはベンチの会話とかも聞こえるし。もうヤクルト側じゃなくて、他球団の方の会話も聞こえるんで。なんなら他球団の選手も好きんなっちゃうぐらいで。1回、僕は原監督にスカウトされたことがあって。

(黒沢かずこ)えっ、嘘だ? そんなわけないでしょう?

(東MAX)「巨人に入らないか?」って?

(溜口佑太朗)原監督の時に僕、巨人側のベンチに座っていたんですよ。そしたら、選手が打ったライナー性の打球が巨人ベンチに飛んで来たんですけど……その時に僕がパッとキャッチして。本当にベンチに飛んでくる球をパッと取って、巨人ベンチを救った感じになったんですよ。それで「うわーっ!」ってベンチ側もわいて。それで、原監督が僕の肩をポンポンって抱いて「ドラフトで待ってるよ」って(笑)。

(東MAX)うわっ、かっこいい!

「ドラフトで待ってるよ」(原辰徳)

(溜口佑太朗)それで「若大将!」ってなって。僕、あんまり巨人のことを……やっぱりライバルチームだったんで、そんなによくは思ってなかったんですけども。「ああ、この人はやっぱり人の心を魅了するなにかがあるな!」って。

(黒沢かずこ)人たらしだ!

(溜口佑太朗)そうなんです。「人たらしだな!」って思って。だから、そういう経験とかも結構ありますね。

(黒沢かずこ)好きになっちゃうね。

(溜口佑太朗)大好きになっちゃいます。

(東MAX)これはもう、ファン冥利に尽きるというかね。野球好きからしたら、たまらないね。

(溜口佑太朗)だからぜひ、ヤクルトファンの方は面接を……まあ、今はもう受からないかもしれないですけども(笑)。

<書き起こしおわり>

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