ジェーン・スー しまおまほ 『一人暮らしする・しない』問題と今後の展望

ジェーン・スーが語る 30代後半男女の恋愛と結婚を維持するコツ

アシッドパンダカフェ8周年記念のトークイベントの、ジェーン・スーさんとしまおまほさんがゲスト出演したパート書き起こし。『一人暮らしする・しない』問題などについて話していました。

ジェーン・スー しまおまほ 『結婚したい・したくない』問題 の続きです。

出演者:ジェーン・スー(音楽プロデューサー・ラジオDJ)、しまおまほ(漫画家・イラストレーター)、高野政所(DJ・クラブ アシッドパンダカフェ店主)、浮き輪(アシッドパンダカフェPodcast司会進行役)

(浮き輪)だからまずね、しまおさんは『一人暮らしする・しない』問題ね。

(ジェーン・スー)本っ当、早くした方がいいですよ!

(しまおまほ)えっ、やっぱりした方がいい?

(ジェーン・スー)今日より明日の方が親は老けてるんですよ。明日より明後日の方が親は老けてる。どんどん出づらくなりますからね。

(高野政所)あ、まあそれはそうかもしれないですね。

(しまおまほ)した方がいいんですか?じゃあ、した方がいいんだ。

(高野政所)一人暮らしというものの是か否かについてですよ。だから。別にそんなに必要性を感じてないんですよね?特に。『した方がいいかな?』ぐらいなんですか?

(しまおまほ)『いいかな?』ぐらいだけど・・・

(高野政所)『しといた方がいい』ぐらいな。経験としてのってことですか?

(浮き輪)『いずれするんだろうな』は、あるでしょ?

(しまおまほ)いっつもね、R不動産とかSUUMOとかで・・・

(ジェーン・スー)(笑)R不動産から見ちゃうところがダメだよね。そこがダメ。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(しまおまほ)私もね、そう思う。

(ジェーン・スー)あの、奇抜な物件とかいらないから。

(しまおまほ)おしゃれなやつ。

(ジェーン・スー)普通に四角い部屋から住んだ方が。

(高野政所)(笑)

(浮き輪)デザイナーズ系のね。

(しまおまほ)バルコニーとか広いの、ダメですか?

(ジェーン・スー)分かりますけどね(笑)。

(しまおまほ)見ちゃうんです。

(ジェーン・スー)もしくは、いきなり同棲とか。

(浮き輪)そうね。転がり込むパターン。

(しまおまほ)(笑)それが大変じゃん!まず、そうできる人をさ、探さないといけない。

(浮き輪)いやまあ、そうだけど。でも一人暮らしと相手っていう、ダブルゲット。

(しまおまほ)みんなは一人暮らししてるんだ?

(浮き輪)僕が、ちょうどいいパターンだと思うんですけど、昨年の9月から一人暮らしするようになったんすよ。僕、今35なんですけど。で、別に何にもないですけど、してよかったなとは思います。

(ジェーン・スー)楽しいですよね。一人暮らし。

(浮き輪)楽しいし。ねえ、家のどこでもエッチな事が出来るし・・・

(しまおまほ)わー・・・

(高野政所)まあ、分かりやすいところではそうですよね。だから、逆に言うと僕は実家にいた時に両親亡くなって、ちょっとの間一人暮らしで、その後すぐシェアハウスなんですよ。おっさん4人で。だから正式に言うと一人暮らしはそんなしたことがないっていう。

(ジェーン・スー)でも、実家が都内だったら出たり入ったりすればいいじゃないですか。私も2年おきにちょっと用事があって戻ったりとかしてましたよ。

(しまおまほ)そんな自由なこと・・・

(高野政所)でも、『一人暮らしにそんなに恩恵があるのか?』問題ですよ。

(浮き輪)まあ、してみないとね、実際の利害というかプラスマイナス分かんないしね。

(高野政所)まあ、そうですね。だからいつ帰ってきても怒られないとか。まあ、好きな時にご飯が食べられる、エッチな事が出来る・・・

(浮き輪)お風呂に何時でも入れるみたいなね。

(高野政所)そんぐらいかな?だって、実家にいたら自動でご飯出てくるし、楽じゃないですか。

(浮き輪)そうそう。洗濯物とか・・・

(高野政所)お母さんがやってくれるし、最高じゃないですか。

(ジェーン・スー)だってほら公共料金、自分の電気代ってだいたいいくらかかるのかとか分かんないじゃないですか。そう、そういうのはね。

(高野政所)『世の中を知る』っていうのはね、たしかにそうかもしれないですね。

(浮き輪)すげーんすよ。一人で暮らしていると、すげー電気代かかるんすよ。ビックリしますよ。水道代とかね、ガス代とかかかるんすよ。

(高野政所)(笑)なんと!

(浮き輪)知らないと思いますけど!

(高野政所)水、タダじゃないんだ!

(ジェーン・スー)NHKがガンガン来るんですよ。NHKが。「ワンセグとかも無いですか?」とかね、(NHK集金の)ジジイが言うんですよ。

(高野政所)(笑)『おめー、知ってんのかよ?ワンセグってよ。』って。

(ジェーン・スー)『ワンセグ』って何だか言ってみろ!

(高野政所)「何の略だか言えよ、お前!」っつって。

(しまおまほ)あー、一人暮らしねー・・・

(ジェーン・スー)でもまあ、ご実家の近くにね、たとえば。

(浮き輪)とかでもいいと思うけどね。しまおさんのパターンだったらね。

(しまおまほ)私ね、電気代は家の払ってるんです。

(ジェーン・スー)あっ、偉い偉い偉い。そうすると分かりますよね。

(しまおまほ)父が水道代払って・・・

(高野政所)分担制なの!?

(しまおまほ)そう。母がガス代払ってる。私が電気代。

(ジェーン・スー)電気代、一番高いじゃない。

(浮き輪)電気大臣。

(しまおまほ)一番高いの。一番パソコン使うから。

(浮き輪)だから、電気大臣。お父さんが水道大臣。

(しまおまほ)お父さん、お風呂好きなんで。

(高野政所)あっ、そういう嗜好に基づいた料金を払ってるんだ(笑)。

(浮き輪)「これはじゃあ、お父さん負担だな」っつって。

(しまおまほ)うーん、ねー・・・一人暮らしか、まあちょっと考えるか。宇多丸さんにもすごい言われるんですよ。宇多丸さんも「一人暮らしじゃないか」っつって。

(ジェーン・スー)何かすごい一人暮らししたら・・・

(高野政所)この現状をブチ抜く鍵は一人暮らしにあるっていうこと?

(ジェーン・スー)お家に呼んで下さいよ。是非。家にあそびに・・・

(しまおまほ)えっ、本当ですか?いいの?

(高野政所)(笑)何なんすか、それ?

(しまおまほ)私、スーさんに何かうっかり話しちゃいそうな気がして。それがやっぱりね・・・

(ジェーン・スー)みんなのうっかりを集めて私は・・・スイスうっかり銀行みたいになってますから。誰にも出さないでこう・・・

(高野政所)うっかり銀行にしまっておくんですね。

(ジェーン・スー)お前らに言えないこと、いっぱいあるんだぞ!誰かのあんなこととか、小林悠のあんなこと・・・

(高野政所)恐ろしい・・・

(しまおまほ)あー、口固いんだ。

(ジェーン・スー)しゃべんないですよね。さすがに。っていうかあいつら、ビックリする球投げてくるんで(笑)。言っちゃダメだよ、それ!って。

(高野政所)まあだから、そこは信頼していいんじゃないですか?

(浮き輪)この銀行、信頼なさって大丈夫ですか?

(高野政所)この銀行はかなり信頼性が高いということで。

(ジェーン・スー)何なら、アシパンに箱つくってもらいましょうか。シャッ!みたいな。

(高野政所)ボックスね。懺悔箱。

(しまおまほ)ねー。全部こう、内にね、入れちゃってるんでね。

(ジェーン・スー)来週、土岐(麻子)さんとご飯行くんですけど、一緒に行きませんか?

(しまおまほ)えっ、嘘!?本当ですか?私、土岐さんになかなか会ってなくってね。

(ジェーン・スー)どうですか?あとで合わせましょうか。何で怯えてるんですか?

(しまおまほ)いやいやいや・・・

(高野政所)やっぱりスーさんのことに、何か畏れを抱いてるんじゃないですか?

(しまおまほ)いや、何かね、答えをビシッと言われちゃいそうな気がして。自分で曖昧にしてることがあるじゃないですか。いろいろ。

(高野政所)曖昧にしておきたいこともありますからね。正直。

(しまおまほ)そうそうそう。

(ジェーン・スー)それ、すごい怒られます。友達に。「言うな!」って(笑)。

(しまおまほ)「もうそれ、やめたほうがいいよ!」とか言われたら、もうそこでね、終わりじゃないですか。オワ・・・\(^o^)/オワタじゃないですか。

(高野政所・浮き輪)\(^o^)/オワタ(爆笑)

(しまおまほ)\(^o^)/オワタが怖いんですよ。\(^o^)/オワタになるのが。

(ジェーン・スー)レッツ\(^o^)/オワタですよ。

(しまおまほ)ええー!?でもね・・・

(高野政所)そういう\(^o^)/オワタ経験を繰り返していくんですか?スーさんの強さっていうか・・・

(ジェーン・スー)そうですね。\(^o^)/オワタ・・・でも、終わってない!

(高野政所)(爆笑)

(ジェーン・スー)何も終わってない!っていう。

(高野政所)\(^o^)/オワタ、ナシよ!みたいな(笑)。

(ジェーン・スー)むしろ始まってないみたいな。

(浮き輪)終わりが始まりだったみたいなね。

(高野政所)じゃあそこはやっぱり、突破しないといけないかもしれないですね。

(ジェーン・スー)何にもね、恐れることなんかないですよ。人生に。

(しまおまほ)ふぁーーーっ!

(高野政所)無敵!1人無敵艦隊!すげーなー。

(ジェーン・スー)本当。大丈夫大丈夫。

(浮き輪)先ゆく選手がそう言ってますからね。

(しまおまほ)スーさん的にはどうなんですか?今後の展望っていうか・・・

(ジェーン・スー)今後の展望?

(高野政所)ああそうか。『お前はどうなんだ?』問題ってやつ。スーさんってすっごい人に言うけど、『お前はどうなんだ?』問題っていうのは、たぶんみんな気になっていると思ってますよ。

(ジェーン・スー)人生ですか?仕事とか結婚とか、そういうことですか?結婚はね、『結婚欲は無い』ってようやく認めました。ずーっと「結婚したい」って言って、周りがみんな「何で嘘をつくんだ?」ってずっと言われてて、「何で分かってくれないの?」とかって言ってたんですけど、『もしやこれは結婚したいと思っている人ほどではない?』みたいなことが分かってきて。

(高野政所)なるほど。分析したところ。自分で。

(ジェーン・スー)でも、だから、『縁があれば』みたいな。

(しまおまほ)ご兄弟はいらっしゃるんですか?

(ジェーン・スー)一人っ子です。一緒です、一緒。だから、『縁があれば』って感じですね。

(高野政所)『縁があれば』ってずっと言い続ける感じですよね?

(ジェーン・スー)そう・・・

(高野政所)もう分かってるのに、まだ言ってるんすか?

(ジェーン・スー)これ、本当に申し訳ないんですけど、もうウチの親とかが信じてないんですよ。こんなナリでこんなことを言うとすごい怒られそうなんですけど、「結婚したい」って言ってくれる人もいるわけじゃないですか。で、そういう人が年明けとかに挨拶に来る。来ては立ち消え、来ては立ち消え・・・

(浮き輪)親の側もね・・・

(ジェーン・スー)ピーターと狼みたいな。テレビ見ながら「ふーん。」って言ってるんですよ。

ピーターとおおかみ

(浮き輪)『結果的にそうでなくなるものを連れて来おって』みたいな。

(しまおまほ)えー・・・

(ジェーン・スー)それでこの間、父親が墓前に「母さん、ジェーンも1人で生きていく覚悟が出来たようです」って。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(ジェーン・スー)一緒に墓参りに行って、「オーイッ!!」っつって。

(浮き輪)何も言ってね-よ!って。

(ジェーン・スー)言ってないよ!

(浮き輪)でもバレてんだ。

(高野政所)そういうことですよね。でもね。

(ジェーン・スー)そうですね。これぐらいの歳になると、みんなそうですよ。(結婚)したくてしたくてしょうがない女なんてね、私の周りはいないです。

(高野政所)もうしてるんですね。そういう人たちはね。

(ジェーン・スー)そう。みんな、「いやー、今だって結婚したら、相手の親の介護でしょ?すぐ。ヤダヤダヤダヤダ!」っていうのばっかりですよ。残っているの。

(しまおまほ)あと、結婚して離婚した人で、もう1回結婚したりとかしてるもんね。

(ジェーン・スー)そう!離婚した人は、さすが結婚早くしただけあって、またすぐ(結婚)するんですよ。

(高野政所)あ、でもそれはあるかもしれないですね。

(ジェーン・スー)結婚1回できるやつは、何度でもできるんですよ。本当に。

(しまおまほ)不思議じゃない?

(ジェーン・スー)本当に。

(浮き輪)結婚する才能があるんだよね。

(ジェーン・スー)あれは完全に才能です。全然私はその才能が無いので。

(しまおまほ)ああそう・・・

(ジェーン・スー)うん・・・

(高野政所)(笑)「ああそう・・・」っていう。

(ジェーン・スー)ね、チャンスがあれば。次なんかそういうことがあったら、まあ真剣に・・・考えて・・・(笑)

(浮き輪)笑っちゃってんじゃん!

(高野政所)1ミリも真剣味が感じられないですけどね。

(ジェーン・スー)たぶん報いを受けると思うんです。私。今までそういう身の程を、身の丈に合っていない、断ったりとかっていうことをしてるから。たぶんそろそろ神が『もうお前には婚姻届は書かせない』っていうアレをしてくると思うんで。

(しまおまほ)このさ、おもしろトークは・・・

(高野政所)(爆笑)スゴい!ガチャッ!って路線が変わったぞ!おもしろトーク話、はい。行きましょう。

(しまおまほ)ラジオをする前は、ただ知り合いにしてただけなんですか?

(ジェーン・スー)そう。だから・・・

(しまおまほ)スゴいですね!

(ジェーン・スー)ファミレスでずーっとこれをしゃべってて、今ブログも書いてますけど、すごいたくさんの人に読んでもらってますけど、それもずっとmixi日記で非公開で書いてたんですよ。で、ちょっと公開にしたり非公開にしたり。で、このしゃべりはずーっと友達としゃべっていて。友達もこういうノリなんですね。

(しまおまほ)リスナーってことですよね。

(ジェーン・スー)まあ、リスナーっていうか、奴らもしゃべるんですよ。で、だからラジオ出た時に友達がビックリして、「アンタ、ファミレスでしゃべっている話してるけど、大丈夫?」って電話かかってきて。

(高野政所)そういう首脳会議みたいなのをずっとやってたんですか?

(ジェーン・スー)そうですね。ファミレスで。ずーっとこうですよ。

(高野政所)スーさんの友達って、みんなそういう意見なんすね。

(しまおまほ)友達会ってみたいですねー。

(ジェーン・スー)いやーちょっとね、いろいろおりますよ。ちょっと、ちょっといろいろ・・・

(しまおまほ)一筋縄ではいかない。

(高野政所)精鋭部隊ですね。

(ジェーン・スー)ちょっと寄っていくと、2日ぐらい体力を奪われる感じの。

(高野政所)(笑)

(浮き輪)まずじゃあ、オリーブさんあたりから。

(ジェーン・スー)そうですね。まあ、あの人、柔らかい方ですからね。

(浮き輪)あれはソフトなんですか。なるほど、勉強になるな。

(ジェーン・スー)一番ソフトですね。シケ金っていう番組にね、ちっちゃい番組なんでゲスト有名な人呼べないんで、友達に来てもらってるんですけど。出てる人は比較的、マイルドな人ですから。

(音声途切れる)

(高野政所)ですって。

(浮き輪)ですってよ、奥さま。

(ジェーン・スー)えっ、でもしまおさんとそのお友達っていうのは、こっちも憧れる感じですけどね。

(しまおまほ)そう?

(ジェーン・スー)私まだ、ラジオとか始める前に・・・

(しまおまほ)でもお友達って言ったって・・・どういうことですか?

(高野政所・浮き輪)(笑)

(ジェーン・スー)お友達、いますよね?

(しまおまほ)最初の話に戻るってことですよね?土岐ちゃんとか・・・

(ジェーン・スー)そういうんじゃなくて、全然普通のお友達の仲のいい方とか。

(しまおまほ)あー。銭湯、二子新地の銭湯で働いている子。あと、パンケーキ屋で働いている子。それぐらいですかね。あと歯医者。

(ジェーン・スー)ちょっと、マンガになりそうじゃん。何かその登場人物の・・・

(しまおまほ)結局おもしろじゃないですか。

(ジェーン・スー)いや、だけどエグみが無くていいですよね。何やかんや言ってパステルカラーな感じしますよね。あのね、こっちは彩度と明度が低いんだ!とにかくね!

(浮き輪)彩度と明度が低い!(笑)

(しまおまほ)明度、低くなってますよ。だんだん。あずき色っぽくなってますよ。

(高野政所)あずき色(笑)。

(ジェーン・スー)いやいや、フランスの伝統色みたいな感じだと思うけどな。

(しまおまほ)いやー、そんなことないですよ。いや、これはもうヤバイよ。

(ジェーン・スー)アボリジニ・カラーですよ。私たちなんて。

写真で知る世界の少数民族・先住民族 アボリジニ

(高野政所)アボリジニ(笑)。その牽制のし合いは不毛だと思う。

(しまおまほ)そうそうそう。

(ジェーン・スー)ちょっとでも、憧れるじゃないですか。なんとなく、ふわっとした感じが。

(浮き輪)でも、お互いに何となくの無いものねだり的な部分はあると思いますよ。やっぱり。

(しまおまほ)みんなでも、そういうのありますよね。

(ジェーン・スー)無いものねだりなんですかね。あ、でもね、無いものねだりでも、全然無いものってあるじゃないですか。たとえば、『私がエビちゃん』みたいな。

(高野政所)ま、絶対無いっていう。

(ジェーン・スー)『無いにも程がある!』っていう。バカ言ってるんじゃない。私、1回エビちゃん見習って、白いワンピースで合コン行ったこととかあるんですから。本当に。

(浮き輪)スーさん、あとね、(藤原)紀香みたいなヘアーね・・・

(ジェーン・スー)そうそう。いろいろそういう、全くありえないところに行く経験っていうか、トライは何度もしてるんですけど。っていうところはもう完全にノリというか、遊びというか、レジャーじゃないですか。

(高野政所)そうですよね。本気じゃないですよね。

(ジェーン・スー)そう。「仮装でしたよね!」みたいな話で。「ちょっと全然アウトカーストでしたよね!」みたいな話では盛り上がれるんだけど、ちょっとパステルカラーとかっていうこの・・・

(高野政所)近いような気がするけど・・・

(ジェーン・スー)程度が一番ほしいですね。

(高野政所)ちょっと憎い感じですか?しまおさんのこと。

(ジェーン・スー)ちょっと憎い感じです。

(高野政所)やっぱりその初期の『出おって!』が続いている感じですか(笑)。

(ジェーン・スー)あの、タマフルで『ぼんやりとは言え、ミューズでしょ?』みたいなので。

(しまおまほ)んー、何にもないよ・・・『そんなことないよ』は全然効力ない・・・

(ジェーン・スー)いや、結局こう、何て言うんだろう?タマフルという学園ドラマの中の、こう・・・

(しまおまほ)たまたまですよ。本当に何かねー、ないがしろにされてて(笑)。

(高野政所)ないがしろっていうのは?番組の中で?

(しまおまほ)そう。私、いろいろ4月とか、春とか秋とかちょっと内容が変わったりとかあるじゃないですか。そういう時、『ちょっとこう内容リニューアルした方がいいんじゃないですか?』とか考えるんだけど。「こういうの、どうですか?」って言うと、「まあ、このままでいいんじゃないですか?」みたいな(笑)。

(浮き輪)それね、ないがしろにされてるんじゃなくて、非常に尊重されてるんですよ。

(ジェーン・スー)そうですよ。

(高野政所)そうですそうです。超大事にされてますよ。

(ジェーン・スー)だんだんイライラしてきた(笑)。やっぱり!

(しまおまほ)ああそう・・・でもこれは・・・こう、そっ・・・あれしないんじゃないですか?

(ジェーン・スー)何語しゃべってるんですか?

(しまおまほ)この差はやっぱり・・・

(高野政所)埋まらないんですかね?川が流れてるんですかね?そこには。

(ジェーン・スー)うらやましいです。うらやましい。

(しまおまほ)うーん。と言われると、何ともあれですけどね。

(浮き輪)しまおさんはね、憧れるとか言われても『私はそうは思わないけど』っていう話の部分があるわけですよね。

(高野政所)平行線じゃないですか。

(しまおまほ)ただ、『そんなことないですよ。学校の中でもこんなでしたよ』って言うんだけど、『こんなでしたよ、とは言え・・・』って思われてるんだろうなと思いつつ、みたいなところがあって。それで落ち込んだりするんですよ。

(ジェーン・スー)また家帰って寝たくなる(笑)。

(浮き輪)(笑)

(高野政所)説明しづらいですもんね。そこはね。

(ジェーン・スー)寝過ぎですよ。しまおさん(笑)。

(しまおまほ)でも気になるじゃないですか。何かね。

(浮き輪)結構しまおさん、気にしいですよね。この間、アシッドたんぱにゲスト来てもらって、結構しゃべった感じで、しまおさん結構何にも考えてない風に思われるパターンが、たぶん結構あると思うんですけど。結構考えてフィルターを通してるんですよ。これでも。

(高野政所)『天狗にならない天狗』とか、新しい概念が生まれたりとかしてて(笑)。『天狗にならない私=天狗』みたいなね。

(浮き輪)要はしまおさんが、(女子高生)ゴリ子とかで世に出たタイミングの時に、周りの人に天狗って思われないようにしている私が逆に人によっては嫌味に思われるんじゃないか?っていう、『逆天狗状態』っていう・・・

(高野政所)そうそうそう。さらに、『そういう風にふるまっていない私、スゴい』みたいな(笑)。もう二重三重構造。

(ジェーン・スー)メタにメタを重ねてる感じ。

(浮き輪)グルグルしちゃってる感じね。

(しまおまほ)まあ結構続いてますね。スパイラルで。

(ジェーン・スー)でもね、そういう感じをさせないからいいですよね。

(高野政所)表面上に出ている部分でね。

(ジェーン・スー)人にゆっくり、のんびりした空気を与えるっていうのは。

(しまおまほ)うーん。どうかなあ、みんな?

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(浮き輪)出た!みんなはどうかな?

(高野政所)どう思う?

(しまおまほ)分かんないよ。自分じゃ分かんないっすよ。

(ジェーン・スー)あ、自分じゃ分かんないです。

(浮き輪)とりあえず、いいですか?2人のメアド交換とか。

(高野政所)LINEの交換とか、一応した方がいいんじゃないですか?

(ジェーン・スー)この流れで、いつかシケ金にも来て下さい。

(しまおまほ)本当ですか?

(浮き輪)聞きたい。この先。

(高野政所)まだまだ聞きたいですよね。

(浮き輪)これはもうちょっとあるよ。

(高野政所)掘っていったら、まだあると思います。

(しまおまほ)もう一扉ぐらい開けたいですよね。

(高野政所)これ、たぶん放送では無理かもしれないですね。見てないところで、ガッツリ。

(ジェーン・スー)お互いのスイス銀行になりましょう。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(しまおまほ)そう。それがあるから。たぶんね、土岐さんは私に聞かれたくないこともあるかもしれないから、来週はどうかな?

(ジェーン・スー)分かりました。

(しまおまほ)土岐さんは私と仲いいけど、やっぱりお互いに開けない扉はたぶんあると思うんですよ。

(ジェーン・スー)じゃあ、再来週に扉を開けていただく感じで。

(しまおまほ)おー。そうなんですよね。

(ジェーン・スー)誰か入れますか?サシだと、『ゲー-ッ!』って。

(高野政所)(笑)

(しまおまほ)じゃあ、土岐ちゃんの第二回に私をゲストとして。

(高野政所)ゲスト(笑)。ゲスト飲み会要員。

(しまおまほ)大変だよね、みんなね。

(ジェーン・スー)生きるって、大変。

(高野政所)大変ですよね!本当。

(しまおまほ)何か悩み相談とかってやってるけど、やっぱり『とは言え・・・』っていうの、あるじゃないですか。

(浮き輪)いや、だからね、僕とか政所さんとかもたまにね、自分で言っていて偉そうだなって思うこと言ってるけど。『こんなこと言ってるけど、部屋じゃ洗い物がたくさんあるな』とかさ。『洗濯回さなきゃな』とか。

(高野政所)『捨ててないペットボトルがあるんだよ』とか。そんなもんなんですよね。

(しまおまほ)ねー。もう最悪ですよ。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)言っちゃいけないですよ、それは!それは言っちゃいけねー!

(しまおまほ)ちょっと今ね、ダウンな時期なんです。何か。

(浮き輪)バイオリズム的にね。

(しまおまほ)そうなんですよ。

(ジェーン・スー)『とは言え、楽しいですよね!』みたいな感じで終わるのかと思いきや(笑)。

(高野政所)『最悪ですよ』(爆笑)

(浮き輪)はい、じゃあしまおさん、告知を。

(高野政所)時間ですか?

(浮き輪)ボチボチ。

(以下、告知タイムのため割愛します)

<書き起こしおわり>

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ジェーン・スー しまおまほ 『結婚したい・したくない』問題

ジェーン・スー リセットソング鈴木祥子『まだ30代の女』

アシッドパンダカフェ8周年記念のトークイベントの、ジェーン・スーさんとしまおまほさんがゲスト出演したパート書き起こし。『結婚したい・したくない』問題について話していました。
ジェーン・スー しまおまほ 女子校と共学のスクールカースト問題 の続きです。

出演者:ジェーン・スー(音楽プロデューサー・ラジオDJ)、しまおまほ(漫画家・イラストレーター)、高野政所(DJ・クラブ アシッドパンダカフェ店主)、浮き輪(アシッドパンダカフェPodcast司会進行役)

(ジェーン・スー)大変ですよね。18・・・いや、もっとか?13歳から22歳くらいまでの間に、やっぱりそこでこじらせたりとか、女性性を背負えなかったりすると、30過ぎても40近くになっても、『ぬへへ・・・』みたいな感じで。

(高野政所)『ぬへへ・・・』って妖怪の笑い声ですか?(笑)

(ジェーン・スー)あのね、なりますよね。

(浮き輪)しまおさんの周りにも、こじらせたまま到達している同い年の人・・・

(しまおまほ)こじらせっていうか、もうシャイなままずっと来てるっていう子が割と周りは多いですよね。ほとんど仲いい人たちは結婚してないですねえ。彼氏がいるっていう話はそんなに聞かないかもしれないです。

(浮き輪)それさ、『してない』なのか『できない』なのかですよ。

(しまおまほ)うん・・・

(高野政所)(笑)『うん・・・』っていう。

(ジェーン・スー)35ぐらいだとね、『してない』っていいづらいですよね。あの、『できない』って思われちゃう感じがありますよね。

(高野政所)周りから見てっていうことですかね。言い訳がきかなくなってくるみたいな。

(しまおまほ)なんかこう、みんなで監視しあってるんじゃないかと思ったり。これ、監視社会なんじゃないかって。

(ジェーン・スー)難しい問題で、女の人って3回試されるんですよ。女のとしての価値がっていうところで、3回通過儀礼があって、『初潮が来る』っていうのと、『処女を喪失する』っていうのと、『結婚』。で、前半2つはね、嘘つけるんですよ。

(高野政所)あー、そうですね。外から見たら分かんないですからね。

(ジェーン・スー)そう。「生理来た」って言えばいいし、「セックスをした」って言えばいいんですけど、『結婚』だけが誤魔化せないんで。

(高野政所)たしかにそうですね。

(ジェーン・スー)で、辻褄が合わなくなった人が街にあふれまくっているっていう。

(浮き輪)あーー。

(高野政所)そんなにあふれているもんですかね?

(ジェーン・スー)結婚してない人、多いですね。

(高野政所)でも、ここにも結婚してない人、男でいっぱいいますよね。何でそこ、出会わないのかな?って昔から思ってるんですけど。

(ジェーン・スー)だってそんなにしたくないでしょ?男も女もそうだと思いますよ。

(浮き輪)そうなの?俺、そこがよく分かんなくて。

(高野政所)(結婚)したい・したくない問題?

(浮き輪)そうそうそう。あの、いま前でてる人、みんな独身ですけど、選択してるのか?してないのか?が分からないっていうか、出来ないのか?してないのか?っていうのを・・・

(高野政所)明らかにしていくの?

(浮き輪)いやいや、それは別にいいんだけど。

(しまおまほ)(笑)

(ジェーン・スー)全員結論が、『出来ない』。

(高野政所)(爆笑)鬼だなと思って。

(浮き輪)ズーン!ってなって、あと20分黙るだけだよ、それ!

(高野政所)『ウーン・・・ウーン・・・』って(笑)。

(ジェーン・スー)しまおさん、結婚願望ってあります?

(しまおまほ)いや、最近分かんなくなって来て、したいんじゃないか?って思ってたんです。ここ何年間。でも、何かその、私両親と同居してるから、実家に住んでいるから、そのプレッシャーで『したい』って思って・・・

(高野政所)思わされているみたいなね。プレッシャーありますからね。たぶんね。

(しまおまほ)うん。そんなにうるさくは言われないけど、でも一人っ子だし、年も取ってきてるから結婚しなきゃいけないのかな?ってそういうのを思っていると何か、しなきゃいけないと思ってる、しなきゃいけない、しない、したい、したい・・・ってなってきて。

(一同)(爆笑)

(しまおまほ)ちょっと自分でもね、分かんないです。でも・・・

(高野政所)なるほど。そういう時期だと。

(浮き輪)でも、『外圧』じゃないですか。自分の内から湧き上がるこの・・・

(しまおまほ)でも、したいとかじゃなくて、したい人と付き合いたいですよね。

(浮き輪)まずね(笑)。

(ジェーン・スー)子供はどうですか?

(しまおまほ)出来れば欲しい。でも、向こうにいる、子供がいる人と結婚したっていいぐらい。

(ジェーン・スー)(子供が)いる人、いいですよねー。

(高野政所)「いいですよね」って、そこ同意なんすか!?

(ジェーン・スー)産んで育てるの、面倒くさいじゃないですか!

(高野政所)(爆笑)

(浮き輪)子連れバンザイ。

(ジェーン・スー)時間、無いよ!本当に。

(しまおまほ)まあ、それでも全然、可。

(浮き輪)子連れ、可。

(しまおまほ)小2ぐらいの男子が家にいきなり来たら、面白そう。

(ジェーン・スー)最高だね。

(高野政所)(笑)

(浮き輪)それ、すごいなー。

(ジェーン・スー)ソファのここから一緒に飛び降りますよね!

(しまおまほ)そうそうそうそう。全然やる。もう、ラジオ局とか連れてくる。

(ジェーン・スー)女の子だったらいいな、私。女子だと面白そう。

(しまおまほ)あー、女の子もいいですね。

(浮き輪)もう止めよう。その妄想子供トーク・・・

(高野政所)(笑)

(ジェーン・スー)いや、子供がね、すごく欲しいって人は、結構ちゃんと結婚するんですよ。

(高野政所)子供を持つための手段としてね。

(ジェーン・スー)どうしても子供が欲しい方って、ちゃんと結婚するんですけど。しまおさんが今言っていた、『出来れば・・・』みたいな人は、5年後の・・・私、未来のしまおさんとすると、誰も子供もってないですよ。40で、40になって『出来れば・・・』って、出来ねーよ!っていう。そういう感じですよ。

(しまおまほ)何かさ、いろいろ最初のうちはみんなスタートラインが一緒だから横見て、こうあるじゃないですか。段々先いってくる人がいると、いろんなパターンが出てきて、離婚する人もいれば、いい旦那さん掴む人もいるし、ちょっとダメだけど妥協してる人とか、いろんな友達がいるから。それ見てると何か・・・これじゃないな、これがいいなみたいな、どんどん自分で的が絞られすぎて、ちょっとよく分からなくなるような。理想が高くなってくるような気がしますね。

(浮き輪)『出来ない』にカウントすると、その理想が高くなっている問題っていうのはありますよね。結局、すげーことを今からいいますけど・・・

(高野政所)すげーことを言うぜ!?

(浮き輪)あの、余りもん同士が何いってんだって話なんですよ。

(しまおまほ)ふわーーっ!

(一同)(笑)

(高野政所)『ふわーーっ!』(笑)言うてもうたー!

(浮き輪)いや、これが全てじゃないけど、俺も含まれてますよ。余りもんに。

(ジェーン・スー)全員、余りもんですからね。

(しまおまほ)ふぁーーーっ!

(高野政所)そうそうそう。だいたいそうですよ。

(浮き輪)やっぱり余りもんごときがね、偉そうに言ってるわけですよ。「こうこうこういう人がいいな。せめて・・・」って。『せめて・・・』が、超何テメー生意気なこといってんだって・・・

(高野政所)神の怒りを買う(笑)。

(浮き輪)そうそう。神の怒りで我々は1人なんですよ。

(高野政所)神の怒りなんだよ。『お前らは子孫を残す必要、ナシ!』って(笑)。

(ジェーン・スー)『その遺伝子、いらない!』っていう。

(高野政所)『いらない!人類の発展に必要、ナシ!』って、ポンッてスタンプ押されてるかもしんないよね。

(ジェーン・スー)何かね、今回秋元康さんが表紙だったAERAか何かを読んで、私まったくデータ入ってないんですけど、みなさん帰りに立ち読みとかしていただければ。買ってもいいんだけど。何かすごい数字が出てましたよ。今後のおひとりさま人口とかが。もう、今の時点で生涯独身が4人に1人とか3人に1人とかで、どんどん増えてきて。もうだから、どんどん生きやすくなるから、全然大丈夫!

(高野政所)もう、普通じゃないですか。結婚しないのとかも。

(ジェーン・スー)もう全然大丈夫。

(しまおまほ)35歳過ぎて相手がいないと、結婚する可能性が2%って聞いたんですけど。本当ですか?これは。

(浮き輪)マジで!?

(ジェーン・スー)何かそういう数字、出てるみたいですよ。

(しまおまほ)女性は。男はね、『5』なんですよ。

(浮き輪)でも、『5』なんだ・・・

(高野政所)(笑)すくねーっ!35までに神の審判は下ってるっていうことなんだね(笑)。ズバーン!って。

(浮き輪)もう、運命は買えられないのかな?

(高野政所)バーン!ってヒビ入って、こっち側のヤツ全員ダメ!みたいなね。ウルトラクイズのヒモがガーッ!って引かれて◯とバツで。バツの人たちなんでしょ?

アメリカ横断ウルトラクイズ オリジナル・サウンドトラック

(浮き輪)もう、泥まみれなのかな?一生(笑)。

(高野政所)(笑)どろんこクイズ。

(ジェーン・スー)泥もしくは粉ですよね。

(高野政所)粉まみれだよね。そうなんだ・・・

(しまおまほ)それでその結婚した時のイメージ、結婚するイメージもするじゃないですか。一応。そこに、『ラジオでイジられる』っていうのも入っちゃったんですよ。

(ジェーン・スー)『結婚したこと』をね。

(しまおまほ)そう!で、宇多丸さんにこういうこと言われるんだろうなとか。

(ジェーン・スー)『ミセスしまおまほ』みたいなこと。

(高野政所)あ、絶対言われる!

(ジェーン・スー)これがね、またすごいイヤな気持ちに・・・

(浮き輪)先に「イジんないで下さい」って言えばいいじゃないですか。

(ジェーン・スー)しまおさん、それ全部脳の中の出来事ですから!

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(しまおまほ)そっかー。そうだよねー。

(高野政所)先の先、読んでますからね。読みすぎですからね。

(しまおまほ)そう、そうなの。先読みのアレがあるんですよね。癖があって。

(ジェーン・スー)先読み癖がね。

(しまおまほ)先読みが、それが自分をね、生きにくくしてるっていうのがあるかもしれないですね。脳の中ではね、いろんな出来事が起きてますよね。

(浮き輪)ウチにも子供が2人います。

(高野政所)(笑)脳の中で。

(ジェーン・スー)しまおさんぐらいの、しまおさんよりもうちょっと下か。32歳ぐらいの時の人生のテーマが、『脳外上場』っていうのがテーマで。あまりに脳の中でいろんなことが。脳内で起こっているから、1つでもいいから外に出して実行してみようって。全部自分が考えているプランだからこんなに上手くいっているわけで、外に出したらどうなるか分かんないからっていって。少しずつ外に出す作業をやってみましたよ。

(高野政所)行動に移したってことですか?

(ジェーン・スー)そうです。したらね、通用しないものは全然通用しないんです。

(浮き輪)脳だから上手くいってたっていう。

(ジェーン・スー)そうそう。また脳にしまったものもあるし、それをちょこちょこ出していったことによって、たとえばTBSのラジオがね、しゃべったりする機会をもらえたりとかもあるので。どっちもどっちですけど。

(高野政所)『出してみる』っていうのは大事だもんね。

(ジェーン・スー)『出してみる』っていうのはすごく大事だと思います。

<書き起こしおわり>

一旦書き起こしおわり。
ジェーン・スー しまおまほ 『一人暮らしする・しない』問題と今後の展望 へ続きます。

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ジェーン・スー しまおまほ 女子校と共学のスクールカースト問題

10匹のコブタちゃん ジェーン・スー 今週のリセットソングまとめ

アシッドパンダカフェ8周年記念のトークイベントの、ジェーン・スーさんとしまおまほさんがゲスト出演したパート書き起こし。まずは学園生活におけるスクールカースト問題について語り合っていました。

出演者:ジェーン・スー(音楽プロデューサー・ラジオDJ)、しまおまほ(漫画家・イラストレーター)、高野政所(DJ・クラブ アシッドパンダカフェ店主)、浮き輪(アシッドパンダカフェPodcast司会進行役)

(一同)よろしくお願いします。

(高野政所)ちゃんとお話するのは・・・

(ジェーン・スー)だいたいいつも、(TBSラジオ ライムスター宇多丸ウィークエンド・シャッフル)初代しまおまほさんのコーナーにちょっと居残りをさせていただいて、しゃべるぐらいですよね。

(しまおまほ)あと、(TBSラジオ)ザ・トップ5の1期目のいちばん最初のゲストで呼んでいただいたんですよね。

(高野政所)あ、そうだ。はいはいはい。そうか、それがあった。

(ジェーン・スー)あまりに昔のことで私の記憶が・・・

(しまおまほ)そうそう。ナタリー(TBSアナウンサー 小林悠)とブラジャーの話をした気がします。

(高野政所)ということはそれ以来というか・・・あ、ちょこちょこと・・・タマフル居残りで・・・

(ジェーン・スー)でも、ちゃんとご飯行ったりとかしゃべったりとかはないですね。多分共通の知り合いとかはすごい多いと思うんですけど。

(しまおまほ)ああ、土岐(麻子)さんとか。3回ぐらい?会ったの、もしかして。

(ジェーン・スー)3、4回。あとはイベントとかで「あー!」みたいな。『POP SONG 2 U』来てもらったこととか。

(しまおまほ)そうですそうです。あの時、メンチョが出来ていて、ほとんど人に会わないようにしてたんですよ。

(浮き輪)避けるように・・・

(高野政所)人目を避けて(笑)。

(ジェーン・スー)かせき(さいだぁ)さんが出てくれた時かな?

(しまおまほ)そうですね。まめ(もんた申し訳EGG)さんじゃなくて、TELYEEさんとかが(DJを)やってた。TELYEEさんは毎回やってるのかな?

(ジェーン・スー)そうですね。TELYEEさんはそうです。

(しまおまほ)あと、Small Circle of Friendsが出たとき。

(ジェーン・スー)完全に私が見たいものを盛り込んだ回の時だ(笑)。

(浮き輪)ということで、スーさんに『しまおさんと話してもらおうと思うんですよ』っていう話をした時に、結構スーさん自体がしまおさんとね、こうやっておしゃべりする機会もなかったから、話したいっておっしゃってたんですよ。

(しまおまほ)本当ですか?よかったです。

(浮き輪)しまおさん、大丈夫ですか?スーさん、怖くないですか?

(高野政所)(笑)大丈夫ですか?怯えたりしてませんか?

(ジェーン・スー)デフォルト『怖い』ですから。

(しまおまほ)あの、何て言うんですかね?言いたいことが言える人っていう・・・

(ジェーン・スー)またまた・・・

(しまおまほ)私、本当に・・・

(高野政所)言いたいこと、言えないんだ?

(ジェーン・スー)しまおさん、放送聞く限り、言いたいこと言いたい時に言ってるような・・・(笑)

(しまおまほ)あの・・・言いたいことの周辺のことは言えるんですよ。でも、これになかなかたどり着かない。『言いたいこと』に。

(浮き輪)あ、ズバッと言える言葉がいつも出てこないみたいな。

(しまおまほ)そう。出てこないで、『何か、あれ・・・何か・・・』みたいな感じで。

(浮き輪)で、『言いたいこと、言えなかったな』みたいな感じ。

(しまおまほ)が、ずっとあるんで。スーさんの出現により・・・(笑) みんなはすごい溜飲が下がるっていうんですか?宇多丸さんの言葉を借りるなら。

(高野政所)的確にビシッと射抜いてきますからね。

(しまおまほ)そうですね。その射抜き具合がもう・・・

(高野政所)すごいですよね。黄忠みたいな感じですよね。三国志で言うとね。

黄忠 こうちゅう 【スーパーレア】 2-045-SR 三国志大戦TCG(トレーディングカード) ブースター 第2弾 収録カード

(しまおまほ)そう!感心っていうと失礼ですけど、上から目線かもしれないけど、でも本当なんかね、すごいな!って思うんですよ。

(ジェーン・スー)そんなことないですよ。

(しまおまほ)相談したくなる。っていうのはよく分かる。

(ジェーン・スー)相談事があれば、いつでも。

(しまおまほ)いやー、そんなー・・・

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)まあでも、せっかくこういう機会ですからね。なんかもし相談事とかあったら、スー姉さんがビシッと黄忠のように・・・(笑)まあ、話せる範囲で。

(浮き輪)あの、スーさんのしまおさんのイメージはいかがですか?

(ジェーン・スー)いや、まえ会った時に、たぶんいちばん最初か二回目にポロッと言ったんですけど、しまおさんともしこういう機会があったら話したかったのが、いわゆる私がしまおさんを最初に知ったのって、やっぱりオリーブ(Olive)で。

(しまおまほ)連載していた。(女子高生)ゴリ子の後に。

女子高生ゴリコ [単行本]

(高野政所)『オリーブ調査隊』か。

しまおまほのひとりオリーブ調査隊

(しまおまほ)97年にゴリ子を出して、98か99年くらいから連載が始まったのかな?98年か。

(ジェーン・スー)そうですよね。だからゴリ子の時で、高校生ですよね。あの時。

(しまおまほ)あの時、大学1年生です。

(ジェーン・スー)あ、大学生だったんですね。そうかそうか。私の中ではイメージ高校生だったんですけど、オリーブってやっぱり今、『負け犬の遠吠え』とかで結構論客の1人になっている酒井順子さんが立教高校の高校生の時にマーガレット酒井として泉麻人さんと対談をやってたりとか、結構早めにピュッと文化系ガールを引きぬいて、世にパッと出すっていうのが得意だったんですけど。しまおさんも完全にそういうグループの人っていう認識で、日陰の高校生としては『クゥー!』みたいな。

負け犬の遠吠え (講談社文庫)

(高野政所)『あの野郎!』みたいな。

(浮き輪)世に出おって!

(高野政所)『世に出おって!』(爆笑)

(ジェーン・スー)世に出おって!あの・・・私はその時、女子高生ではなかったんですけど、いわゆる都会の・・・都会のっていっても私も都会生まれなんですけど。

(高野政所)東京じゃないですか。

(ジェーン・スー)そう。なんですけど、何て言うんだろう?『イメージ東京』みたいなの、あるじゃないですか。概念としての『東京』みたいな。地域ではなくて。あの『TOKYO』みたいな。

(浮き輪)みんなの頭のなかのね。

(ジェーン・スー)そうそう。で、すっごいうらやましかったですよね。したら、「そんなこと、全然なかったんですよ。」みたいな話をちょっとされてた気がして。

(しまおまほ)あー。私はやっぱりそうですね。市川実日子ちゃんとかには、『出おって!』って・・・

(高野政所・浮き輪)出おって!(爆笑)

(ジェーン・スー)だから、私から見たら『出おって!』衆の1人なんですよ。

(高野政所)『出おって!』衆(笑)。『出おって!』ゾーンにいる人ってことですよね。

(しまおまほ)うーん・・・

(ジェーン・スー)どうだったんですか?高校とか大学とか。

(浮き輪)アシッドたんぱにしまおさん出てもらった時に話したんですけど、意外と暗黒というか・・・

(高野政所)そうそうそう。暗黒期、長いんですよね。

(しまおまほ)オリーブもCUTiEも、おしゃれ読者ナントカみたいなやつの、あれ送ってたんですよ。読者モデル募集とか。だけど全部落ちてたし、そっちの何て言うんですかね?かわいい、おしゃれをして行きたいんだけど、それは無理っていうので。自分としてはオリーブの中でも、連載してる時でも、おちゃらけ要員っていうか、別におしゃれとかかわいいとかじゃなくて、身近な楽しい人だよね、みたいな感じで行けばいいかなっていう。だから全然その・・・やっぱりあれが違いますよね。

(ジェーン・スー)あの面白枠ではない女の人たちって、やっぱり高校時代のあの眩しさったらないですよね。

(しまおまほ)いや、ない・・・本当に。

(ジェーン・スー)ね。あの、友達なんですよ。別に全然友達じゃないとかでもなくって、それなりにしゃべったりとかもするんだけど、何かの時にパキーッ!って線が・・・だからいわゆる読モが雑誌に載ったりする代だったんですね。私ぐらいの時から。

(しまおまほ)そうですね。スーさんって・・・

(ジェーン・スー)私は(昭和)48年生まれなんで、今年40ですね。5個ぐらい違うんだよね、たぶんね。そうです。なんですけど、私ぐらいの年から、いわゆる『Fine』とかに、雑誌でこう、『彼氏とちょっと載っちゃって大変!』みたいな・・・

(高野政所)『出おって!』できる。読者が『出おって!』になれるっていう時代だったんですね。

(しまおまほ)ちゃんこDiningの奥さん・・・

(ジェーン・スー)そうですそうです。若の奥さん。栗尾美恵子さん。

(高野政所)ちゃんこDining!(爆笑) 間違ってないっすね!

花田美恵子 4人の子供とやさしいハワイ時間

(ジェーン・スー)栗尾さんっていったら、もう天使でしたよね!あの時ね。

(しまおまほ)同じぐらいですよね。たぶんオリーブで。

(ジェーン・スー)そう。オリーブ世代で栗尾さんっていったら、本当に・・・あんな人だと思わなかったって言ったらアレですけど。

(高野政所)(爆笑)

(浮き輪)語弊がありますよ。

(ジェーン・スー)ああいう感じの人じゃなかったんですよね。

(しまおまほ)うんうん。

(ジェーン・スー)まず彼女がスチュワーデスになった時点でオリーブ少女からしたら大誤算で。

(一同)おー。

(高野政所)『そっち行きおって!』みたいな。

(ジェーン・スー)そっちじゃないだろ!っていう。やっぱりかわいらしい格好して、私たちが憧れるモッズヘアーのヘアメイクさんにメイクをされて、所ジョージさんとかと対談をしたりとかっていう、もう高校生たちの夢みたいな人だったと思うんですけど。それがなんかこう、グイグイグイグイ・・・でもあの時の、結婚記者会見の時のあの感じはオリーブ感はありましたけどね。

(しまおまほ)ありましたよね。

(ジェーン・スー)クマのぬいぐるみみたいなことを言って、ずっと歯が出てるとかああいう・・・

(高野政所)『お口ポカーン』ってよく雑誌に書いてありましたね。

(しまおまほ)そうなんです。そうなんです。

(ジェーン・スー)基本的にこの世代って、本当に中高生のころにオリーブの奴隷みたいになっていた世代なので。

(しまおまほ)うん、そうそう。本当、そうですよね。私たちがちょっと最後、後半ぐらいです。そんな感じですかね。スーさんは女子校ですか?

(ジェーン・スー)女子校です。女子高女子大なんで。共学ですよね?

(しまおまほ)共学と違うんですね。土岐さんとも話すんですけど、やっぱり女子校だと男の人の目がない分・・・

(ジェーン・スー)ヒドいですね。

女子校育ち (ちくまプリマー新書)

(しまおまほ)ヒドい(笑)。でも、モテるモテないっていうのが付かないじゃないですか。その中で。だからやっぱりそこがうらやましいっていうか。やっぱり共学だと明らかに女子もモテない吹き溜まり系と・・・コサキンリスナーですから。私は。1人しかいなかったですからね、女子は。

コサキン本 中2の放課後 ~2人合わせて100才~

(浮き輪)コサキンと、あとなんだっけ?岸谷五朗の・・・

(しまおまほ)岸谷五朗のレディオクラブ。レディクラ派でしたから。

(ジェーン・スー)いやー、でも女子校だってやっぱりその、文化祭に行くだの何だのっていう時に・・・

(しまおまほ)いやでも、彼氏がいない理由が『女子校だから』っていうのにできるじゃないですか。共学だと、それ理由になんないんで。

(高野政所)いや、本当そうですよ。有無を言わさないんですよね。そういう部族にされちゃいますからね。

(しまおまほ)そう。で、もう何がトチ狂ったか私服の学校に入っちゃったんで、私服でまた判断される、彼氏いるいないで判断される、もうね、地獄でした。

(高野政所)地獄(笑)。

(浮き輪)えっ、その当時にしまおさんはクラス分けされている感じをもう肌身で感じるわけですか?

(しまおまほ)もう高校入った途端に分かりますね。

(ジェーン・スー)ありますよね。女のスクールカーストほど明確なものは多分ないと思いますね。

(浮き輪)それさ、女の中でなのか?対男性の中でなのか?両方あってグループって出来ると思うんですけど。

(しまおまほ)いや、何て言うんですかね?女子の中ではもう、すぐ出来ますよね。で、そうすると下の方の人たちって、もう本当に下の方の人たちは男の人からは、もうカーストに入れる対象にもなっていないっていうか・・・

(ジェーン・スー)『アウトカースト』ってやつですよ。

(高野政所・浮き輪)あー!

(高野政所)スードラとか(笑)。っていうことですよね。バラモンで言うとね。

(しまおまほ)だから、男の人の目はもうね、気にする気にしないの問題じゃなかったですね。その前にもう、出来ちゃってたんで。

(浮き輪)それは女子校でも一緒ですか?

(ジェーン・スー)同じですね。スクールカーストはもう、明確にありますね。

(しまおまほ)やっぱり女同士だとね、倍ですから。共学の女子の数の。いろんな女子もいるし。

(ジェーン・スー)ただ、私とかはトップ5とかをやって、女性のアナウンサーがワーッ!ってこう、大型犬みたいに喰らいついてくる・・・

(高野政所)今、アラサー女子の教祖として名乗りをあげつつある・・・

(ジェーン・スー)勘弁してくれってね。

(浮き輪)ラジオ界のマツコ・デラックス。

(ジェーン・スー)本当に。そのクラスとか学年とか学校とかでは女子だけですから、ものすごい人気を博すんですよ。でも、『ペソ』みたいなもんで。

(しまおまほ)ペソ!?

(ジェーン・スー)国外で流通できない通貨みたいな。学内だけで流通する通貨で。

(高野政所)そこの国だけで通用する・・・なるほど。プロップス。

(しまおまほ)射抜きますねー。本当に・・・

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)射抜きぶりに感心っていうね。女黄忠。

(浮き輪)那須与一!

(ジェーン・スー)あの、ペソ長者みたいな感じなんですよ。どこも換金できないっていう。ああ、ペソはペソだなっていうね。でも、意外と学校では1ペソぐらいしか持ってないような女とかが、ちょっといなたい男子校生とかには人気だったりとか。意外と男好きのする感じで彼氏がいたりとかして。

(高野政所)リアルだな、すげえ・・・

(浮き輪)いや、リアルだよ。

(ジェーン・スー)いや、本当に1ペソしか持ってないのに、外でたら100ユーロぐらい持っているとか。

(しまおまほ)わー!

(高野政所)なるほど。いるんですね、そういうのも。

(ジェーン・スー)本っ当にね。ダサい女、好きじゃん。男って。

(高野政所)まあ、嫌いじゃないかも(笑)。

(ジェーン・スー)安心できるからさ。イモくさい女、好きじゃん。だから女子スクールカーストの中では完全に底辺のところの人たちが、外に行くとガンガンね・・・

(高野政所)でもそのスクールカーストが低い、イモっぽい好きの男は、男スクールカーストではかなり下の方ですよ。

(ジェーン・スー)まあでも、それでもね・・・

(浮き輪)外に出てもペソを持ってないからね。

(ジェーン・スー)ペソしか持っていない人間は、外ではやっぱりユーロ・・・高校の時、彼氏いました?

(しまおまほ)いないです。いないです。

(ジェーン・スー)いないですよね。高校の時彼氏のいた人とか、ラジオ出ちゃダメですよね。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(ジェーン・スー)女は特に。本当に。今日も女の人、いたら帰ってくださいね、今ね。

(しまお・高野・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)すぐ出て行けと。

(しまおまほ)でもちょっとこう、ピリッとしますよね。・・・いたんだ、っていうね。

(高野政所)部族ちげーな、みたいな。

(ジェーン・スー)あの、危険な水域の話になるんでしまおさんはニコニコして聞いてくれればいいんですけど、いつ処女を喪失するか?とかそういう話も、ピリッピリになるわけですよ。女子校とかでも。

(しまおまほ)そういう話はないもんなー。

(ジェーン・スー)うん。あの、男がいない分、みんな明け透けにするから。

(高野政所)あー、そうなんですね。

(ジェーン・スー)そうなんですよ。

(しまおまほ)そこが怖いですよね。

(浮き輪)四六時中ガールズトークっていうことですよね。

(ジェーン・スー)そうです。そうです。ずーっと。でもう、恐ろしいですよ。そのモテてる子はモテてる子で、彼氏からバースデー、いや、クリスマスだ。プレゼントですごいかわいい手袋をもらってたんですよ。私たちからしたら、『男から手袋もらってる!』みたいな。

(高野政所)『マジ、すげー!』って。

(ジェーン・スー)ヨダレ垂らして『うわー!』って感じなのに、「指輪もらえると思ったのに、すごいイヤだ」みたいなことを。パスン!とかやって。「ほぉーう!」って。落ちた手袋をワラワラワラって・・・

(高野政所)拾いに行って(笑)。ニオイ嗅いだりとかして。

(浮き輪)これかー!男からもらったモノって、これかー!

(ジェーン・スー)だからその、何だろう?彼のところと旅行で泊まりに行くのにどうやって口裏を合わせる?みたいなことを話しているわけですよ。

(高野政所)レベル高けー!

(ジェーン・スー)『ほー・・・』って聞いているだけで。そこになると、私も学内なのにペソが通用しないっていう。

(高野政所)なるほどなるほど。

(ジェーン・スー)そんな・・・でも共学でもそういう話はしないんですか?

(しまおまほ)いや、します。何か『お風呂入った』とか。

(ジェーン・スー)一緒にね。

(しまおまほ)うん。何か家に帰って寝たくなるような話、いっぱい聞かされました。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)寝込みたくなるような。早く家に帰りたい(笑)。

(しまおまほ)一回家に帰って布団に入って、そっからもう一回出なおして・・・

(ジェーン・スー)ただ、騙そうと思えば騙せるじゃないですか。

(高野政所)嘘をつくっていう。嘘経験談。

(ジェーン・スー)『おーんおーん・・・』みたいな。敢えてそこは向こうにも踏み込ませないし、こっちも『この文脈、読めよ』って強制する感じ。そういう人もいましたけどね。

(高野政所)でもそれは童貞界でもありましたけどね。

(浮き輪)童貞界では結構定番のね。

(高野政所)『おーおー、あるある・・・』って。

(浮き輪)まず政所さんが嘘童貞喪失をしたとして、俺に言うわけですよね。「俺、こんな感じで童貞喪失したんだよね」って言ってきたら、俺も童貞喪失してないんだけど、「分かる!」。

(高野政所)(笑)「だよねー!」って。

(浮き輪)これが、童貞同士で話している不毛さね。

(高野政所)真実が1つもない(笑)。それがだから女性同士でも・・・

(浮き輪)あるってことでしょ?

(ジェーン・スー)女子校だと、したことがある人が『何てことはない』って感じでサラッと言って・・・

(高野政所)それを『おおおーっ!』って。

(ジェーン・スー)っていう人と、『おーん、だよねー。』っていうのに分かれると思いますね。共学とかだと・・・

(しまおまほ)あんまりやんない。その話に入れないっていうか。

(高野政所)部族がね・・・

(しまおまほ)部族が違うんで。ただ、ラリー・クラークの話、しましたっけ?

(浮き輪)いや、してないと思います。

(しまおまほ)あの、私がイキがって岡崎京子さんのマンガとかラリー・クラークの写真集とかを持って学校に行ってたんですよ。それもものすごい恥ずかしいんですけど。

(高野政所)カマしに行ってたんですか?

(しまおまほ)カマしに行ってたんです。『こんなの見ちゃうよ』って。

(浮き輪)アタシはこんなの・・・

(高野政所)こういうセンスしてっから・・・

(しまおまほ)まあ、そこの時点で嘘っていうか、『おーん・・・』みたいな。

(ジェーン・スー)処女のやりそうなことですね!

(浮き輪)しまおさん、その時ね、部屋和室だしね。畳だしね。

(しまおまほ)そう。土壁だった。っていうのを持って行くと、女子高生のイケてる子たちが見て、「えっ、こんなの見てんの、真帆?」みたいな。「うわっ、この外人すごいデカい!」みたいな。ラリー・クラークの男の子のヌードの写真見て。「入んないよ、こんなの・・・」みたいな。『うわぁー!』って。

(高野政所)(笑)

(ジェーン・スー)コンセプトが違う!

(高野政所)実践的!って(笑)。

(しまおまほ)そう。私はこんなの『見れる』ぐらいで。『この写真見れる』自慢で来たのに、『入る・入らない』って。ああ、そうですか・・・

(ジェーン・スー)ありますね。あります。

(高野政所)倍カマされちゃってる感じですよね、それ。

(ジェーン・スー)大学卒業ぐらいまで続きますよね。でもそれって。

(しまおまほ)いやー、そうね・・・大学もまた美大だったんで、何かそこら辺は若干違いがあるのかもしれないですけど。

(高野政所)また違うカマしがあったんですよね。タバコのケース持って写真に写るみたいな。

(しまおまほ)そうそう。美術カマしみたいなのが。

(ジェーン・スー)右と左の髪の長さ全然違うみたいな。

(しまおまほ)セルフヌード。

(一同)あー!

(しまおまほ)ポエトリー・・・

(高野政所)カマしてるなー。

(ジェーン・スー)何で美大の人はすぐ自分のヌードを撮りたがるの?あれ、よく分かんない。

(高野政所)カマしでしょ。それも。

(しまおまほ)カマしですね。あと、ナプキンを作品に使う。大人のおもちゃを作品に使うとか。

(高野政所)あー。でもそれはナードコアの人が童貞なのに急にAVの声ばっかりサンプリングして曲作るのと同じですね(笑)。『カマしてんだよ、俺』っていう。『分かってるぜ!』みたいな。分かってねーくせに。分かりますよ、そういう気持ちは。

(ジェーン・スー)ありますよね、そういうの。

(高野政所)同じ部族同士でもあるんですか?

(浮き輪)要は底辺の中でのカマしあい。

(高野政所)『男って、こうらしい』って推測も飛ぶじゃないですか。

(しまおまほ)私とかは全然もう・・・むしろお互いのそこの話には、今だにやっぱり入らないですから。付き合ってる・付き合ってない話まで、まだしないぐらい。

(高野政所)でも健康的ですよね。童貞同士なんてさっきのそういう不毛なカマしあいとか結構やるんですけど。『おーんおーん・・・』っていう。それ、ないんですね。女性の場合はね。

(しまおまほ)ないですね。結構それ、こじらせてるかもしれないですね。

(浮き輪)もう話さないこと自体が、こじらせてる。

(高野政所)そうかそうか。その領域には踏み込まないようにしようっていう不文律が。

(しまおまほ)彼氏いる・いないも『聞いていいのかな?この話から推測すると・・・』みたいな感じになって。

(浮き輪)でもそれ、逆にあれでしょ?いても言えない感じの空気だったりするんじゃない?

(しまおまほ)あー、なんかね、その報告みたいなのがまず・・・報告どうする?問題。で、彼氏のことを『彼氏』って呼ぶか?問題。

(ジェーン・スー)ありますね。それ、ありますね。

(しまおまほ)そういうの、いろいろ考えてると、やっぱり家帰って寝たくなる・・・

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(高野政所)息つまるようなね・・・

(しまおまほ)何なんですかね?もう・・・

(高野政所)バレるとだから、『世に出おって!』的に似た『男作りおって!』みたいになるんですかね。

(しまおまほ)うーん、別にそんなにいろいろね、底辺ぶるっていうんじゃない、何ていうの?全ての自虐は『私ってスゴい』に通ずってこの間・・・(音声途切れる)

(高野政所)(笑)よく出てくるなー、今日。

(しまおまほ)だから、それも肝に銘じないと。だから全然自虐するつもりはないんですけど、何かそんなこじらせちゃってんですよね。

(ジェーン・スー)でも何かおしゃれとかそういうのとか、男性と話したりとか、どのへんから自分は大丈夫だなっていう感じになったんですか?

(しまおまほ)高校3年生の時に、もうダメだダメだと思っていたけど、告白されたんですよ。

(ジェーン・スー)おおー!デカいですね。

(しまおまほ)ラブレターをもらったんです。で、それで『あっ、自分のことを好きになってくれる人がいるんだ』って思って。その人とはどうにもならなかったんですけど、むしろ『こんな自分のことを好きになってくれる・・・キモい!』って思ってたんで。

(一同)(爆笑)

(しまおまほ)それはそれでです。何かちょっとイヤな思い出っていうか、申し訳ない思い出になっちゃってるんですけど。でもそこで1個、チャックが開いたっていうか。で、そのままツツツーッてこう・・・

(高野政所)すごくいい話ですね。

(しまおまほ)大学になって初めて男の人と付き合って、これでもう1個上がったなっていう気持ちはあったんですけど。

(ジェーン・スー)あの、男の人は多分『やれる・やれない』みたいな。童貞をいつ喪失するかとかあると思うんですけど、女もたぶん一緒で、『性的対象に見られるか・見られないか』っていうところがすごく大っきくて。『自分が性的対象にどうやらならないらしい』みたいなこととかって、アウトカーストの人たちだったりとか感じるわけじゃないですか。あれ・・・そこから出られないまま大人になっている人とかって、いっぱいいますからね。

(高野政所)ほー・・・

(ジェーン・スー)だからあの、東電OLの話とか聞いて、『ひっ!』ってなるの。たぶんいろんな女の人が『ひっ!』って一瞬はなる、あの感じとかってやっぱり、『性的に自分に値段がいくらつくのか?』みたいなことっていうのは・・・自分の価値とかとイコールとは言わないですけど、イコールな時期もありますからね。やっぱりね。

東電OL殺人事件 (新潮文庫)


(浮き輪)だから、そういう人のこじらせ方の一形態として、『ブラパン』問題みたいなのとかがあるわけです。『ブラパン』っていうのは、黒人男性とかだと日本人の女性ってやたらチヤホヤされることがあって、そういう人専門に行く、結構顔面が不自由な方がいらっしゃるんですよ。で、そういう人が他の日本人とかをバカにする問題みたいなのが。よく宇多丸さんとかね、話題にしてますけど。そういうこじらせ形態もあるじゃないですか。

(ジェーン・スー)良かったですね。高校3年のときにその・・・

(しまおまほ)そう、だからね、それまで下駄履いていたけど・・・

(浮き輪)あの、高校で下駄を履いていた。

(高野政所)下駄通学。

(ジェーン・スー)えっ!?比喩じゃないんですか?

(しまおまほ)あの、そうなんです。でもバカボンのパパが履いているような下駄じゃなくて、もうちょっと女の子が履く下駄ですけど。下駄は下駄です。下駄は履かなくなりましたね。それ以来。

(高野政所)あー。下駄を脱がせてくれた男性(笑)。

(しまおまほ)真帆の下駄を脱がしてくれた。

(ジェーン・スー)何か、本当にそうか分からないですけど、聞いてると下駄を履いていくことによって、女としての性的価値っていうところに対して値段をつけるな!っていう・・・

(高野政所)そうですよね。拒絶になりますよね。

(浮き輪)お断り!っていう。アタシに値踏みは不要っていう。

(しまおまほ)あとね、一休さんのTシャツ着てたんですよ。

(高野政所・浮き輪)(爆笑)

(ジェーン・スー)完全にそれ、『値段をつけるな!』っていうことですよね。

(しまおまほ)そうそうそう。

(高野政所)触れてくれるなっていうね(笑)。

(しまおまほ)もうこっち行くよって。私は。あたしゃ、こっち行くよ!って。そっちが来ないんだったら、こっち行くよ!って。

(ジェーン・スー)それがね、お値段つけて頂けるんだったら、ちょっとあっちの世界にも入ろうかなっていうの、ありますよね。

(しまおまほ)しおらしくなったかもしれないですね。

(ジェーン・スー)あるある。女子大だったんで。私は。

(高野政所)女子高・女子大なんですね。

(ジェーン・スー)違う学校なんですけど。ストレートじゃないんですけど。いわゆるキャバクラとかでバイトしてる子がどんどん増えていくんですよね。地方から出てきて、すっごいイモイモっぽかった子たちが、夏ぐらいからバンバン遊び始めて、遊ぶに金が足りないからキャバクラ行って、どんどんキレイになってみたいな。で、大学の時はそんなにいわゆる・・・派手な子たちと仲はいいけど、そのグループじゃないみたいなところにいたんですけど。あの、キャバクラで自分たちがバイトできないのが分かっているのが3-4人いて。だから何とも言えない気持ちになりますよね。そこでバイトしたくても、たぶん採用されないというのが、みんな何となくこう、分かっているっていう。

(高野政所)へー。

(ジェーン・スー)だから女子大に行くと、女子高もそうですけど、外に出た時に女としてどのぐらいの価値がつけられるかのの楽屋裏みたいなもんですから、そこって。目の前で戦争が起こっている共学とは違って。

(浮き輪)毎日が戦争ですからね。

(ジェーン・スー)共学は毎日が戦争だと思うんですけど、こちらは兵舎といいますか。

(高野政所)そうですよね。作戦たてたりとか。司令部みたいなところで。

(しまおまほ)(笑)

(ジェーン・スー)で、いつもベンチウォーマーみたいな。

(高野政所)あー、戦場(いくさば)に出る機会のないっていうね。

(ジェーン・スー)あの、戦耳年増(いくさみみどしま)みたいな。

(高野政所)(笑)いろんな戦法だけ知ってる。アドバイスとかしちゃう感じなんですか?

(ジェーン・スー)もうもうもう・・・(戦に)出たことないのに、脳内ではすごいしてますから。結構そういうのはやっぱり、ありますね。

(高野政所)だからその派手な女子グループの子たちに、逆にアドバイスしちゃったりとかもしてたんですか?

(ジェーン・スー)そうですね。なんか偉そうなことを言ってみたりとか。

(高野政所)実戦を戦わない軍師みたいな、そういう・・・(笑)

(ジェーン・スー)兵士としてはダメだったけど、監督としては結構・・・っていう。あるじゃないですか、プロ野球とかでも。

(一同)(爆笑)

(浮き輪)プレイヤー経験ないまま監督になるパターンね。

(しまおまほ)なるほどねー。

(ジェーン・スー)毎日が戦争の共学に比べたら全然。ただやっぱり何がいいって、毎日が戦争の共学は、助けてくれる人が出てくる場合もあるわけじゃないですか。

(高野政所)まあ、そうですよね。下駄を脱がす・・・

(浮き輪)値踏みされないと思っていた側から、値をつけていただけるようなパターンがある。

(しまおまほ)やっぱり見ているのはほんの一面だったんですよね。なんかこう、やっぱり色眼鏡というか、前列しか見えないから。しかもその高校で。

(浮き輪)あの、自分がってことですよね?

(しまおまほ)自分がね。そう、だから本当はこっち側から見てる人がいたんだっていうのが、何かすごいほっとしたっていうか。

(ジェーン・スー)いい話。

(高野政所)すげーいい話ですよ。

(浮き輪)いや、超いい話ですよ、これ!

(ジェーン・スー)みんなもラブレター送ろう!

(浮き輪)思いを伝えよう!

(高野政所)誰かの心の下駄を脱がすことになるかもしれないんだよ。これが。

(ジェーン・スー)みんなで下駄を脱がそうよ。

(しまおまほ)心っていうか、本当に履いてたからね。

(高野政所)(笑)だから、みんなは履いてないからね!

(浮き輪)みんな、下駄を履こう!

(高野政所)違げーよ!っていう。下駄を履くところから始めようっていう。

(ジェーン・スー)下駄的な何かを・・・

(しまおまほ)いやー、そうですね。

<書き起こしおわり>

一旦ここで書き起こしおわり。
ジェーン・スー しまおまほ 『結婚したい・したくない』問題 へ続きます。

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