徐々売れ俳優の蟹江一平さんがTBSラジオ『たまむすび』に出演。ピエール瀧さん、赤江珠緒さんと人生を語る上で欠かせない3つの『S』キーワード、『歌』『銭湯』『車中泊』について話していました。
(赤江珠緒)今日ね、蟹江一平さんが『たまむすび』に来てくださって、人生を語る上で欠かせない3つのキーワードをご紹介くださるということですから。じゃあ、お願いしましょうか。
(蟹江一平)じゃあ、私が泣きを言わせていただきますね。題して、徐々売れ俳優蟹江一平が提唱する3Sライフ!
(ピエール瀧)うーん。完全にAMにハマっているじゃないか。
(赤江珠緒)(笑)。そうなんですよ!もう。
(ピエール瀧)すんなり泣きができる感じ。
(蟹江一平)『トップ5』を半年やらせていただいて、なかなか鍛えられております。
(ピエール瀧)俳優として足しになるとは思えないよ(笑)。
(蟹江一平)いや、瀧さん、正直ですね、いま俳優としては瀧さんの方がよっぽど忙しいです。僕、1年もう役者、やってませんから。
(赤江・瀧)(笑)
(蟹江一平)だからこんなロン毛になっちゃってね。髪、伸ばし放題ですわ(笑)。
(赤江珠緒)そうですか。私もなにか役柄かと思ったら・・・
(蟹江一平)正直ね、97年ぐらいの瀧さんですよ。映画、見ましたから。『あ、そういえば瀧さん、痩せていてロン毛だった!』って想いましたもん。
(赤江珠緒)ロン毛だった!そうだ!
(ピエール瀧)そうだよね(笑)。
(蟹江一平)かっこいい時があったんですよ。
(ピエール瀧)ノーメイクのおネエみたいになってるもんね、いま(笑)。
(蟹江一平)どんだけぇ~!?今日、IKKO押しだそうでね。
(ピエール瀧)そうなんだよね(笑)。いや、押してるわけじゃないけどさ(笑)。まあまあ、3Sということで。
(赤江珠緒)3つのSということで。『S』は何ぞや?と。1つ目は何でしょう?
Sing・歌
(蟹江一平)1つ目です。私、人生をルーツに持つんですけども、『Sing』ですね。『Sing』の『S』。No Music No ワンペイということで。やっぱりあの、80年代少年期にナゴムの影響ですとか、バンドブームの影響を受けて。僕のルーツってやっぱり音楽なので。
(赤江珠緒)歌、お上手ですもんね。
(蟹江一平)あの、本当にね、瀧さんを師匠に持ちながらね、なぜか最近は『俳優界の徳永英明』みたいになっちゃって。まさに人生わかんないなって。
(赤江珠緒)ねえ!本当。
(ピエール瀧)生まれ持っての声がいいってことですから。これ。
(蟹江一平)いや、そんなことないですよ。だって、『オールナイトロング』みたいな歌を歌っていたわけですから(笑)。
(ピエール瀧)まあね(笑)。まあ、そうだけどね(笑)。
(蟹江一平)あの、ブツが右に寄っちゃったみたいなね。パクリものの歌を歌ってたんですから。
(赤江珠緒)(笑)
(ピエール瀧)あれ、歌唱力あんまいらないからね(笑)。
(蟹江一平)正直、その頃は度外視でしたからね。美声もひったくりもなかったですけど。
(赤江珠緒)王道の歌手を目指された時期とか、ないんですか?
(蟹江一平)ないです。
(赤江珠緒)あ、なかったんですか?
(蟹江一平)正直、ないんですけど。やっぱり役者をやっていく中で、瀧さんさっきおっしゃってくださいましたけど。割と真面目な役を与えられることが多くて。まあ、父も役者なので。二世俳優だし、清らかな二世俳優じゃなきゃいけないなと思った時期がやっぱりあったんですね。10年ぐらい。その間に、なんか清らかな水が流れるかのごとく。なんか、本当にいつの間にか美声で歌う人みたいになっちゃって。
(ピエール瀧)そうだよね。でも、お父さんが蟹江敬三さんで、その下でものすごい弾けていたら、『あいつ、何だ?調子こいてんな!』って感じに思われてもしょうがないもんね。だってね。そこを自分でどうにかカバーして、ガードしてたんだね。そこ。
(蟹江一平)そうですね。だから、時系列的には父を2年前に亡くして以降、秘めていたキャラが爆発!みたいに言われがちなんですけど。まさにそうですね。
(ピエール瀧)(笑)。ねえ。そうだよね。
(赤江珠緒)もともと本来のね、気質として。そういう方だったんですね。
(蟹江一平)まあやっぱり、そうですね。じゃなきゃ、土嚢というユニットを組みませんよ。
(赤江珠緒)そうですね(笑)。私もこの写真を拝見してわかりました。えっ、でも、もう歌が本当にお好きで、カラオケに、1人カラオケなんていうのはしょっちゅう行かれてると?
(蟹江一平)そうですね。この役者稼業に入ってからですよね。打ち上げなんかでカラオケ、みんなで行って歌を歌う機会があってですね。カラオケで歌を練習したら、なんかウケるなってことを覚えてですね。私、その後・・・
(赤江珠緒)何を出してくるんですか!?(笑)。
(蟹江一平)大手のカラオケ店のカードを今日、持って来てます。リスナーのみなさんには見えないんですけど。
(ピエール瀧)すげー持ってんね!
(蟹江一平)まあ、カラオケ館、シダックス、ビッグエコーはもうマストですよね。あと、コート・ダジュールっていうのがあって。あとは、地元の向ヶ丘遊園のカラオケとか(笑)。近所のカラオケ屋さんのカードも網羅しているという。これさえあれば、困らないです。
(ピエール瀧)なるほど。どこでも行けるという(笑)。
(蟹江一平)全国津々浦々行けますんでね。
(赤江珠緒)もう1人で飛び込んで歌っちゃう?
(蟹江一平)基本、1人です。
(赤江珠緒)あ、そうですか?
(ピエール瀧)しかもビッグエコーのやつは、Edyカードも兼ねている(笑)。
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)そうですね(笑)。大事な部分ではあります。
(赤江珠緒)生活感がハンパないんですけど。
(蟹江一平)シダックスに関しては、擦り切れまくっちゃって。もう何のカードかわかんない。白くなっちゃっている。
(ピエール瀧)えっ、でもその、俳優さんでやる時に、たとえば蟹江くんは歌も上手だし。ミュージカル系だったりとかそっち系のオーディションっていう話にはなんないの?
(蟹江一平)あの、実はですね、私、劇団出身なんですけども。舞台の稽古が本当に苦手で。だから、ちょっとやんわりお断りし続けております。
(赤江珠緒)えっ、なんでなんで?舞台は?
(蟹江一平)あの、まあ時効っちゃ時効・・・劇団はやめているんですけど。
(赤江珠緒)協調性がないってこと?
(蟹江一平)うわっ、ズバリ・・・そうです(笑)。あのね、言っちゃいけないことかもしれないけど・・・
(ピエール瀧)いいんじゃない?言ったって。別に。
(蟹江一平)もういいですか?言っちゃいますね。時間もないんでね。あのね、1ヶ月稽古するのが長くて長くて。我慢できない・・・
(ピエール瀧)わかる!俺もそんなに芝居やったことないけど、何回も何回も同じことやるの、なんだかわからなくなってくるよね。
(蟹江一平)結果、迷走するんですよ。
(ピエール瀧)ねー!
(蟹江一平)せめて1週間ぐらいで、もうボン!と乗せちゃう方が・・・
(ピエール瀧)お芝居の稽古ってね、みなさんが思っている以上にやるんだよね。
(蟹江一平)やりますね。やるとこ、2ヶ月やったりも。
(赤江珠緒)じゃあドラマとか映画だと、それぞれが役作りをされてバン!って合わせるっていう感じだから?
(蟹江一平)そうです。そうです。局によってはね、リハーサルなどもありますけども。基本は現場に行って、その場で。映画なんかはね、バーン!と芝居ができるので。自分としてはその方が向いてるなと思っていて。なのでやっぱりミュージカルも、幕が開くまでに・・・なんかもう・・・(小声で)飽きちゃう・・・
(赤江珠緒)あ、でも俳優業で言う、長距離走が得意な人と短距離走が得意みたいな。そういうことですかね?
(蟹江一平)あると思うんですよね。だからやっぱりその、キャリアとして。僕の芸能のキャリアは土嚢っていうユニットから、ふとしたことで劇団に入って、そっから迷走し続ける15年なんですけど。まあ、劇団時代はやっぱり苦しかったですよね。自分が性同一性障害かのように。男で生まれながら女の心を持っているような。
(ピエール瀧)ああー、まあ、そうか。
(蟹江一平)『向いていない、向いていない』と思いながらやり続けていたので。なかなか苦しい俳優人生でしたね。
(赤江珠緒)だからね、夢はね、そっちじゃなくてCDを出して全国ツアーをされることだそうです。
(蟹江一平)やっぱり僕が心底尊敬するのってミュージシャンの方なので。やっぱりミュージシャンの方がリリースしてツアーを回るのをずっと見てるし。まあ、これは別に瀧さんにすり寄せるわけでもなんでもないですけど、やっぱり、果てはもうマルチなものですよね。1つのジャンルにこだわらず、いろんなものに精通しつつ展開していくっていうのがやっぱり、少年時代からの夢ではありましたね。
(赤江珠緒)ああー。でも、確実にその道、行かれてますよ。
(ピエール瀧)だから蟹江くん、同じことを何度もやるのが苦手なんでしょ?
(蟹江一平)ダメですね(笑)。
(ピエール瀧)ねえ(笑)。ああ、でもわかる。それね。うちらも結構、そういうのあるもんな。リハーサルがまとまりそうになると、もうそこで止めちゃうって言う。
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)なるほど(笑)。
(赤江珠緒)ミュージシャンってやつは(笑)。
(ピエール瀧)練習が嫌いっていう(笑)。
(蟹江一平)うんうんうん(笑)。
(赤江珠緒)じゃあ、2つ目の『S』をお願いします。
銭湯
(蟹江一平)2つ目の『S』はですね、『銭湯』ですね。『銭湯』の『S』ですよね。あの、とにかく銭湯が好きでですね。まあ、もっと言うと裸が好きですよね。それも少し瀧さんに似てるかな?と思うんですけどもね。まあ、もっと言うとですね、パンツが苦手でして。いまも、ちなみにノーパンなんですけども。
(赤江珠緒)今日も!?
(蟹江一平)仕事以外ではパンツ、履きません。
(ピエール瀧)いる。ノーパンの人、いるよね。
(赤江珠緒)えっ!?
(ピエール瀧)いるいるいる。
(赤江珠緒)今日も?
(蟹江一平)今日も。ほら、私服でできますから。ラジオは。
(赤江珠緒)なんで履かないんですか?えっ、ゴワゴワしないですか?下・・・デニムでしょ?
(蟹江一平)デニム、持っていないんですよ。俺。
(赤江珠緒)えっ、下は何を履かれているんですか?
(蟹江一平)ジャージです。
(赤江珠緒)あ、下はジャージだから。
(蟹江一平)ノーパンジャージが僕のユニフォームです。
(ピエール瀧)下、フルチンで来るわけないでしょ。バカじゃないの?
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)フル・・・さすが、瀧さん。言ってしまうわけですね(笑)。
(赤江珠緒)それはわかってますけども(笑)。ちゃんと下見てなかったから(笑)。
(ピエール瀧)Tシャツでフルチンで『おはようございます!』はないでしょ?っていう。
(蟹江一平)ここに上がってくるまでにお縄ですよね。完全にね。
(赤江珠緒)そうですね。
(蟹江一平)車はまだ運転できるけど・・・っていう世界ですけどね。
(ピエール瀧)ああ、じゃあ家に帰るともう、じゃあ裸でいたい?
(蟹江一平)あ、もう冬が終わって春が来る頃になると、基本はもう裸族ですね。部屋の中では。
(ピエール瀧)あ、そう。結婚してる?
(蟹江一平)一応、妻帯者です。子供はいませんけども。妻が1人。
(ピエール瀧)ああ、なるほど。奥様は裸じゃないよね?
(蟹江一平)奥さんは本当に常識的な方で。あの、その部分では常識的な尺度を持った人なので。いろいろ教わったりもしましたね。
(ピエール瀧)ああ、なるほど。だって奥さんにしてみたら、毛の少ない犬が一匹いるっていう(笑)。
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)まさに(笑)。毛が局地的にあるだけですからね(笑)。全体的にないだけで。
(ピエール瀧)お前、そこしか生えてねえな!っていう。デカい犬っていう風に思えば。
(赤江珠緒)そうか。そうですね。
(蟹江一平)僕がよく言われるのは、『躾の行き届かなかったゴールデンレトリバー』っていう(笑)。
(ピエール瀧)そういうことでしょ?ねえ(笑)。
(蟹江一平)育ちは悪くなさそうなんだけど、意外にどうなの?っていう。室内犬っていう感じですかね。
(赤江珠緒)えっ、でも銭湯に行った時に、パッと脱いだ時に、うわっ!って周りの人が見たりとか、しないですか?
(蟹江一平)あ、脱ぎっぷりに関しては、もう羞恥心ゼロなので。なんかたまにね、モゾモゾ脱いでいる男性の方、いるんだけど。もっとパーン!と脱げばいいのになっていうことで言うと、見せしめ的にパーン!と脱いだりしますよ。もう。
(赤江珠緒)履いてないから。
(蟹江一平)そう。だから、なんでしょうね?もう、僕の中でね、本当にちょっとおかしくなっちゃっているんだけど。パンツを履かないので。ちょっとそのへんは問いただしたいですよね。むしろ、世間のみなさまに。『パンツ、嫌じゃないですか?』って。
(赤江珠緒)なぜ履くんだ?と。
(蟹江一平)履いても僕、トランクスなので。ボクサータイプのパッチリとした。あれ・・・
(ピエール瀧)たしかにね。
(蟹江一平)あれ、よく履くなって。
パンツを履くメリット
(ピエール瀧)でも、パンツを履いている利点はひとつだけあって。僕も卓球もたまにものすごい泥酔して、次の日におならをしたつもりが、ちょっと出ちゃったりとかっていうのがある・・・
(赤江・蟹江)(爆笑)
(ピエール瀧)ですよね。そん時の受け皿としてっていうのが。
(蟹江一平)(笑)。1枚、フィルターがね。
(赤江珠緒)ああ、そうかそうか。
(ピエール瀧)飲み屋のトイレとか喫茶店のトイレに行って、それだけ脱いでクルクルッて丸めてやっておけば、見かけ上はそのまま後も社会生活が営めるようになるんで。
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)まあ、オイニー問題も解消できますしね。パンツ、くるんじゃえば。
(ピエール瀧)そうそうそう!蟹江くんの場合はそれやった場合・・・
(赤江珠緒)もう保険がきかないから。
(蟹江一平)もう、事故ですからね。
(ピエール瀧)そうでしょう。ねえ。
(蟹江一平)ただ、幸いな事に僕、お酒が飲めないので。下戸なので。割とその、下のロックがかかるっていうか。
(ピエール瀧)ああー、そうかそうか。
(蟹江一平)まだね、残尿感もそれほど。元気っていうか、おかしいですけど。これがたぶん50ぐらいになってノーパンだったら、危険度は増しますけども。
(ピエール瀧)お酒、飲まないからだ。うちら、酒飲んでっから本当、そうなっちゃうよねー。
(赤江珠緒)なんの話なんだよ!(笑)。
(ピエール瀧)よくできてるな、世の中って。
(赤江珠緒)銭湯の話だったんじゃないのか!?(笑)。
(蟹江一平)いやー、瀧さん。楽しいです、俺。すごい。
(ピエール瀧)(笑)
(赤江珠緒)本当に(笑)。じゃあ、もう1つの『S』をお願いします。
車中泊
(蟹江一平)もう1つの『S』。『車中泊』の『S』ですね。
(赤江珠緒)ええっ?
(ピエール瀧)車中泊?
(蟹江一平)車がとにかく好きで、車内が好きで。ちなみに、昨夜も車中泊をしてですね。今朝方、目覚めたんですけども。
(ピエール瀧)車中泊っていうのは、たとえば長距離を走るんで車の中で誰かに運転してもらって、寝ながら行くっていうことじゃなくて?もう、車を止めて、『ここが俺の今日の寝床だ!』って言って、その車の中でグーッて寝るってこと?
(蟹江一平)そうです。そうです。もう僕ね、人の運転が苦手なんですよね。なので、全部自分で運転しますし。眠くなったら、まあパーキングエリアに停めるとか、コンビニにちょっと仮停めして仮眠をとるとか。何でしょうね?動く部屋だし、食事もそこでとれるし。もうすべて車の中で済む。
(赤江珠緒)はー!
(ピエール瀧)えっ、じゃああの、ワンボックスカーとかそういうやつ?
(蟹江一平)いえいえ。軽自動車です!
(赤江・瀧)(笑)
(蟹江一平)27万円の中古です。10年落ちの。
(ピエール瀧)はー、なるほど。
(蟹江一平)やっと・・・いまもTBSの地下駐に停めてますけど。やっと理想とする軽自動車に出会いました。
(ピエール瀧)じゃあ、後ろが箱になっているんじゃなくて、本当に軽自動車の運転席のシートをパタンって倒して、それでグーッて寝るってこと?
(蟹江一平)そうです。もう、運転席を倒して、後ろもジョイントさせると、ある程度ぺっちゃんこになるんです。で、ちょっと段ができちゃうんですけど、それをエアーマットで塞ぐんです。で、そこに寝袋でくるまると、俺、身長180なんすけど。ぜんぜん足、伸ばせるんですよ。
(赤江珠緒)斜めに寝るとか?
(蟹江一平)まっすぐです。運転席側。
(ピエール瀧)ああ、助手席だったらいけるかもね。
(蟹江一平)いや、ハンドル側です。
(ピエール瀧)ハンドル側!?(笑)。
(蟹江一平)ぜんっぜんいけるんですよ!後ろの後部・・・完全に。ぴったり。まあ気持ちよく8時間睡眠できますから。
(赤江珠緒)はー!蟹江さんってたくましい方ですね。なんでも大丈夫。ワイルドに生きていけるんだ。
(蟹江一平)いや、よくね、僕二世俳優なんで。甘ったれた二世みたいにね、顔も甘いんで言われるんですけど。なかなかワイルドな人生を、アラフォーになりながら送ってますね。
(赤江珠緒)へー!
(ピエール瀧)たとえばさ、簡易テントとか。ワンタッチでパーン!ってできるテントとか、あるじゃない?ああいうので、山とかに行って、そういうところでヒュッと広げて寝るっていうようなワイルドさじゃなくて、車の中がいいんだね。
(蟹江一平)アウトドアは嫌いなんですよ。
(赤江・瀧)(笑)
(蟹江一平)僕が提唱しているのは、ストリート・アウトドアです。
(ピエール瀧)なるほど、なるほど。
(蟹江一平)だからテントとかで火を焚いてコーヒーを飲むとか、全くないです。
(ピエール瀧)じゃなくて。やっぱり、どこでもいいんだけど隔離された中で寝たいっていう。
(蟹江一平)まさにそうですね。隔離できる部屋ですね。移動する部屋です。
(赤江珠緒)なんなんだろう?パンツはダメなのに、車の枠はいいっていう。
(蟹江一平)あ、あのね、なんなんだろう?まあ、狭いところ、好きですね。うん。だから僕、さっき躾の行き届かなかったレトリバーって言ってますけども、潜在的にはもしかしたら、猫なのかもしれない。あの、猫っておネエ用語の猫じゃなくてですね・・・
(赤江珠緒)そんなこと、誰も言ってない(笑)。
(ピエール瀧)まあ、蟹江家だけに、蟹でしょ。だから本当に。
(赤江・蟹江)(笑)
(ピエール瀧)『狭い穴の中、落ち着くわ、これ、本当に!』っていう。『おいおい! 』っていう。
(赤江珠緒)(笑)
(蟹江一平)蟹江だ!それ、いただいていいですか?瀧さん。『蟹江家の蟹』で行きます。今度。
(ピエール瀧)蟹でしょう、本当に(笑)。
(蟹江一平)蟹で行きます。蟹。
(ピエール瀧)もう蟹が使えるのは蟹江くんだけしかいないもん。本当に。あとは、カニエ・ウェストぐらいしか使えないですよ。本当に。
(蟹江一平)あれ、親戚でもなんでもないですけどね(笑)。
<書き起こしおわり>