トム・ブラウン M-1 2024待機中にヤーレンズ出井と真空ジェシカ川北からかけられた言葉を語る

トム・ブラウン M-1 2024待機中にヤーレンズ出井と真空ジェシカ川北からかけられた言葉を語る おすすめ音声コンテンツ

トム・ブラウンのお二人が2024年12月26日配信のポッドキャスト『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』の中でM-1グランプリ2024を振り返り。出番の待機中にすでにネタを終えたヤーレンズ出井さん、真空ジェシカ川北さんからかけられた言葉について話していました。

(布川ひろき)やっぱり、結構俺はこれ、胸熱というかさ、あれだったのは……俺たちはずっとさ、控え室で待ってたわけじゃん? で、暫定ボックスにいろいろ、令和ロマンとか、いたじゃん? 真空とかがいて。で、ヤーレンズが3位でずっと暫定にいたわけね。だから「これ、あれじゃん? 俺たちがいい点数を出したら、ヤーレンズがいなくなるってやつじゃん?」って途中で思ってね。

(みちお)そうなんだよね。

(布川ひろき)そしたら、途中で5組目かなんかの時に途中で出井ちゃんが控え室の方に来て。「いやー、これちょっと心臓に悪いわ」みたいな感じで。で、出井ちゃんは俺達のことを「TB」って呼ぶから。「TBとこれ、入れ替えじゃん。このままだったら。なあ」みたいな感じになってさ。ほんでさ、バッテリィズが点数で超えて、ヤーレンズが落ちて。それでヤーレンズがそのまま、もうひとつの違う前室じゃない楽屋みたいなところに戻ってきて。

(みちお)暫定ボックスにも座れなかった人が行く楽屋にね。

敗退決定したヤーレンズ出井の言葉

(布川ひろき)そしたらさ、出井ちゃんが一回、そっちに行ったのに戻ってきてさ。「これ、今みんなスピード、早いんで。TBは本当、ゆっくり……ゆっくりやった方がいい。これ、たぶんみんな、TBを待ってるって。大丈夫ですよ」みたいな感じで結構、すぐに……自分が落ちてすぐによ? こんなの、なかなか言えないと思うよ、俺。だからあれ、ありがたいね。

(みちお)うんうん。

(布川ひろき)それでさらにその後、8組目とかの時だっけな? その時ぐらいに真空ジェシカの川北くんが来て。その時、3位ね。それで来て。「トム・ブラウンさん、ネタは剛力をやった方がいいんじゃないですか?」って言いに来て。「剛力、やらないんですか?」みたいな感じで。「うーん、2本目をどうするか。うーん……」「いや、全然どっちでもいいんですけどね」ってなって。

それでこれね、結果的にだけど。これ、1本目のやつじゃなくて剛力彩芽さんのやつ。2本目の予定だったやつをやったらもしかしたら、変わっていたかもしれないわけじゃん? 状況も。たぶん……川北くん、言っても4回、M-1に出てるから。そこの空気感、なんとなく把握してるってことなのよ。流れを。

(みちお)バッテリィズが出た後だからね。

(布川ひろき)そう。だからバッテリィズが出る前だったら1本目の方でもよかったかもしれないけど、もしかしてこれだったら……それは全然、見たことないやつっていう風になるから。そう思ったのかもしれない。で、俺はそれを思って、言いに来てくれたっていうのが……これで俺たちが点数を取ったら、真空はいなくなるわけよ?

(みちお)そう。

(布川ひろき)それなのに、わざわざ言いに来たっていうのが……。

(みちお)これ、布川は聞こえたかどうか、わかんないけども。川北くんは「僕ら、落ちちゃうな。でも、それでもいいから2本目の剛力、やってほしいっす」って言ってくれたんだよね。

「僕らが落ちてもいいから剛力をやってほしい」(川北)

(布川ひろき)その「落ちてもいいから」ってなかなかさ、そんなことはできないわけよ。

(みちお)できないね。出井ちゃんが言ってたのも覚えてる?

(布川ひろき)出井ちゃんもね。そうそう。

(みちお)「どうせ落ちるんだったらTBに介錯してほしい。引導を渡してくれ」みたいな。俺その時点で泣きそうだったもん(笑)。「危ない」と思って(笑)。

(布川ひろき)だからそれはさ、なんつーのかな? 嬉しかったね。

(みちお)熱いよな。

(布川ひろき)そういうことをその場でできる人、何人ぐらいいますか?って話ですよ!

(みちお)なんで声、でかくなったんだ?(笑)。

(布川ひろき)皆さん! 皆さんは……だからこれ、あれですよ? なんかよく、あるじゃない? 海の上でさ、「あと1人しかボートに乗れない」みたいなやつ。「あなたたち、自分が死ねますか?」っていう話ですよ。誰かを助けられますか?って話。お前らはどうなんだって話よ。お前らはできねえだろ、どうせ。

(みちお)まあまあでも、生き残らないと養わなきゃいけない家族とかがいるかもしれないから。

(布川ひろき)いやいや、養わなきゃいけない家族もいるかもしれないって、そんなこと言ったら川北くんちゃんだってそうじゃん? 出井ちゃんだって。2人とも結婚してんだからね。いるんですよ。わかりますか! 皆さん!

(みちお)フハハハハハハハハッ!

(布川ひろき)これの大変さ、わかってくださいよ、はい。でも川北くんはその後、すぐに言ったよ? 「ち〇ぽ」って。

(みちお)ああ、そうか。最高ですね(笑)。

ヤーレンズ、真空ジェシカとトム・ブラウンの絆が感じられる激熱なエピソードですね。出井さんも川北さんも「トム・ブラウンに負けるなら本望」という気持ちだったんでしょう。中川家・礼二さんがM-1のスタジオ袖や裏での出場芸人たちがお互いを高め合う様子を見て「時代は変わった」と話していましたが、まさにそれを証明するようなお話だったと思います。いい話だ!

中川家・礼二 M-1 2024・舞台袖の芸人たちの共闘姿勢を見て「時代が変わった」と思った話
中川家・礼二さんが2024年12月27日放送のニッポン放送『中川家 ザ・ラジオショー』の中でM-1グランプリ2024を振り返り。審査員として参加したM-1で舞台袖や裏の出場芸人たちが一緒に闘う姿勢でお互いに高めあっている姿を見て「時代が変わった」と感じたことを話していました。

『トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』ep168

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