安住紳一郎(44)頭髪問題を語る

安住紳一郎「1時間弱・強」の世代ギャップを語る 安住紳一郎の日曜天国

安住紳一郎さんがTBSラジオ『日曜天国』の中で自身の頭髪問題についてトーク。「最近、少しずつ薄くなってきているのではないか?」と気にしていると話していました。

局アナ 安住紳一郎

(安住紳一郎)私は休みがあったんですけど、ちょっと仕事がいろいろとずれ込んだりしまして、東京に残って別の仕事をしていましたので、さほど休み感はないのですが。ただひとつ、ちょっと私、最近髪が薄くなってきましてですね。これは……言わないでそのまま行った方がいいんじゃないか?っていう気もしたんですが、早めに言って楽になっちゃおうかなと思いましてですね。

(中澤有美子)いえいえ、必要ないですよね。

(安住紳一郎)いえいえいえ。そういうのは、いいんです。冷静に、ちゃんと自分は判断できるんで大丈夫です。今年の2月ぐらいからすっごく髪の毛が抜けるようになってきて。まあ、こんな話を朝からラジオでされても……って思いますけども。いやー、切実と思って。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)まあ、仕方ないですね。

(中澤有美子)そうですか。気にしていたんだ。

(安住紳一郎)いやー、自分でもずいぶん抜けるなと思っていて。で、髪が細くなってきたなっていう感じはわかったんですよ。自分でカランサ(育毛剤)のコマーシャルとかを読みながらですけどもね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)「あらっ!」みたいな感じがあって。うん。まあちょっとね、休みを利用してなにかやってみようかな? なんて企んだりもしたんですけども。これ、なかなか難しいなと思いまして、調べるだけで終わったというところになりました。

(中澤有美子)ああ、まずはね。へー!

(安住紳一郎)撮影の時は1日に何回もプロのメイクさんに髪を直してもらったりするので、少しそういうところもあって髪が傷んでいるなというような感じはしたんですが。また大の男が髪の毛の痛みを気にするなというところはありますが、やはりちょっとね、髪の毛の抜け毛と細さが気になり始めたので、「どうかな?」と思いまして。いろいろとプロの方にも相談したんですけども、そこはやはり大人と大人の会話というところがありまして、なかなか本音を引き出せないというところがあるんですね。

(中澤有美子)いやいや(笑)。

大人と大人の会話では本音は引き出せない

(安住紳一郎)これは本当ね、社会人としての辛さね。だいたい、「すいません、私ちょっと髪の毛が細くなってきたと思うんですけども、どう思いますか?」って聞くんですよ。そうすると、「全然気になりません。なにを気にしているんですか? 全然気になりませんよ」ってだいたいは言うんですよ。でも、ちょっとやっぱりさ、こっちは自分としての認識があるわけだから。その人はお世辞を言っているか、はっきり言うとちょっと角が立つと思って、少しそういうようなオブラートに包んで本当のことを言ってくれないという。だいたいの人は優しい人じゃないですか。で、そんな時にじゃあ誰が本当のことを言ってくれるのか?っていうと、だいたい身内の人間とか、あるいは昔からの知り合いとか、そういうことになるわけですよね。

(中澤有美子)うん。

(安住紳一郎)ところが、私は家族と離れて住んでいますしね。久しぶりに父母に会ったとして、そんな話をしても父母を悲しませるだけかもしれませんし。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)そんなことは、聞けないわね。結婚もしていない40過ぎの息子が父母に「俺、髪の毛が薄くなってきたんだけど、どう思う?」なんて聞くのも父母にしても辛かろうということで。それは聞けないよね。

(中澤有美子)そうか。そういうことになるか。

(安住紳一郎)そういうことになるかなと思って。で、まあ昔からの友達もずいぶんと周りからはいなくなりましたので。こうなりますと、ずっと長らく仕事をしてまいりました、私の長いキャリアを支えてくださった福岡・北九州出身のメイキャップアーティスト、カリスマちゃんがいるわけですね。

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(中澤有美子)そうですね、そうですね。ええ、間違いない。

(安住紳一郎)本名を出すとぶん殴られますからね。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)私の仕事を15年ぐらいやってくれているという。38になったのかな? いまも元気ですけども。最近はもう売れっ子になっちゃって、私の仕事だけじゃなくて、いろんなものすごく有名な仕事をたくさんして、ものすごいお金も稼ぐようになって。俺がふざけて「カリスマ、カリスマ」って言ったら本当のカリスマになっちゃって。

(中澤有美子)そうですかー。

(安住紳一郎)いま、すんごいのよ。豪邸に住んじゃって、もう。すごい人になっちゃって。で、カリスマ先生に……私はずっと長らく担当してくれている年下のメイクの女の子を「私のカリスマ」って最初はふざけて呼んでいたんで、そのままカリスマって呼んでいるんですけども。カリスマに久しぶりに仕事が一緒になったんで、「カリスマ、俺、髪の毛だいぶ細くなってきて、少し薄い感じ。ペチャンってなった感じになっているよね?」って言って。カリスマだったら絶対に本当のことを言ってくれるはずで、むしろオブラートなんか彼女は持っていないからズバリ!ってね、バスッ!っと。もうはっきりと言うからね。「今日のオンエアー、全然つまんねーんだけど」みたいなことを普通に言うから。「こんなの見てるぐらいだったら、寝てる方がマシだわ」みたいな、そういうことを普通に言ってくれるいい人だから。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)私は「兄貴」って呼ばれているんだけど。「兄貴がさ、言葉を中途半端に飲み込むからさ、こっちがイライラしちゃって。『何?』みたいな。何を怖がってんの? ちゃんと最後まで言い切れよ!」みたいなことを本番中、CM中にコソッと言うからね。「き、厳しい!」みたいな。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)撮影が長くなってきて、ちょっと一瞬こっちが眠そうなニュアンスを出すと、後ろから普通にちっちゃいハリセンみたいなのを作ってきて、いきなり頭をボーン!って叩かれてね。「おめーが眠そうだったら、こっちはもっと眠いわ!」みたいなことを、普通に言ってくれる……。

(中澤有美子)的確(笑)。

(安住紳一郎)的確っていうかね、性格がキツすぎるんで。周りともいろいろとぶつかっちゃって、うまくいかないことも多いんだけど。話が長くなっちゃったんだけど、カリスマだったら本当のことを言ってくれるだろうと思ってね。間違いないと思って。「カリスマ、ちょっと髪の毛が細くなってきて、少しちょっとボリューム感がなくなって悩んでいるんだけど、どう思う?」って言ったんですよね。そしたらカリスマがですね、あのカリスマでさえ、「いや、そんな……気にすることじゃないね」って。あのカリスマでさえ、気を使っちゃたっていうことは私、相当心に響きましてね。

(中澤有美子)小声(笑)。

(安住紳一郎)「そうか」って。小声で。「あ、うん……そんなことないよ。薄くなってないよ」って言われて。「あのカリスマでさえ気を使わせちゃった。悪かったな……」って思って。みんなに気を使わせてはいけないといことで、私は育毛を始めることにしました。

(中澤有美子)(笑)

安住紳一郎 育毛宣言

(安住紳一郎)すごいですよ。ものすごいもずくを食べてますから。わかめともずく、食べてます。大変ですよ。はい。

(中澤有美子)疑心暗鬼になりすぎっていうことはないんですか?

(安住紳一郎)みなさん、「疑心暗鬼、疑心暗鬼」って言っていますけど、それはあくまでも人の問題だから適当にお答えになっているということですよね。私はきちんとデータを取ってやっていますから。

(中澤有美子)データを?

(安住紳一郎)データを取っています。毎シャワーごとの抜け毛を全部チェックしていますから!

(中澤有美子)出た!(爆笑)。

(安住紳一郎)梅干しの詰め合わせみたいに全部取っておこうかな、みたいな。「今日、明日、明後日……」って。「火曜、水曜、木曜……」って全部、折詰めみたいに取っておこうかなって。

(中澤有美子)もうやめよう。その話は……(笑)。

(安住紳一郎)汚いっていう。すごく敏感。すっごく敏感ですけどね。いろいろと悩んでいる方多いと思いますので、みなさんと共に、一緒に戦っていきたいなと考えております。

(中澤有美子)そうですねー。

(安住紳一郎)本当にね、いまはいろいろな方法があったりするみたいなんですけども、玉石混交のようでございまして。

(中澤有美子)そうですねー。本当に本当に。

(安住紳一郎)まあ、あとは少しヘアスタイルを変えるとか、いろいろと方法はあるみたいですけどねー。あとはやはり、なんですかね? 生活習慣みたいなものもあるみたいですけどもね。

(中澤有美子)はい。

(安住紳一郎)あとは、ヘアスプレーとか整髪剤などを使いますと、少しダメージといいますか、それをまたつけっぱなしにしておくのがよくないということで。家に帰ったらすぐに髪を洗った方がいいらしいんですけども、ついつい疲れていますとね、そのまま整髪剤をつけたまま横になり、「あとで風呂に入ろう」とは思っているんだけども、それがなかなか腰が上がらなくて。1時間、2時間とうたた寝の延長線上でその日の睡眠が本格的に始まってしまうみたいな。

(中澤有美子)うんうんうん。

(安住紳一郎)っていうことになっちゃって、夢の中で「髪を洗わなくちゃいけない」とうなされているという。そんな繰り返し。

(中澤有美子)ありましょうね。そんなことね。

(安住紳一郎)ありますよね。そういうことの連続ですよね。

(中澤有美子)そうかー。でも睡眠も大事だしね。きっと髪には。そうですよ。

(安住紳一郎)そうですよねー。難しいですね。あとは男性ホルモン、女性ホルモンのバランスみたいなものもあるんですよね。それはじゃあ、どうコントロールしたらいいんだ? みたいなことまでは何も教えてくれないので、それは自分で編み出していくしかないのかな? なんて考えたりもしますけども。うーん。

(中澤有美子)へー。なんか服薬するものもあったりするみたいですしね。

(安住紳一郎)そうですねー。まあ、逐一今後、みなさんにお知らせするかお知らせしないかは、今後の状況次第ということになりますけどもね。少しやっぱりみなさんの目が、私の上の方にいくっていうのはね、どうしても気になるので。それをずっとチェックしていますけども。

(中澤有美子)気にしすぎだと思いますけどね。「いっぱいあっていいな」っていうんじゃないんですか?

(安住紳一郎)そうですよね。でも、自分自身ではっきりとわかっているので。それはそれできちんと向き合わなくちゃいけないなって考えているんです。44才ですからね。決して不思議ではないっていうことですよ。ただですね、ただ……。

(中澤有美子)そうかな?

(安住紳一郎)いやいや、だからそれは自分の問題じゃないから、適当な相槌が打てるわけよ。

(中澤有美子)いやいや、私は厳しく自分の配偶者には指摘していますから。

(安住紳一郎)ご主人にね。まあ、それぞれの出すレベルもあるでしょう?

(中澤有美子)そうですね。たしかにね。かなり浅いレベルで安住さんは「これは来てる、来てる」って言っているんだと思いますけどね。

(安住紳一郎)ああ、はっきりとオブラートに包まずに言っちゃうけどさ、あれですよ。私、仕事柄、世の中でとびっきり輝いている人たちの横に立たなきゃいけないっていう習性があるでしょう? それ、考えてよ! みなさん方のさ、ごくごく普通のみなさんとの空間ですごすには、十分な毛髪量だよ!

(中澤有美子)(爆笑)

(安住紳一郎)当たり前だよ! あなた、日本トップクラスのさ、年齢的にも22、3のさ、もう超キラッキラしている人たちの横に立たなきゃいけない人の気持ち、考えたことある? そんなさ……「クーッ!」ってなるよ。

(中澤有美子)本当、そうですよね。磨きに磨き上げた人たちですからね。

(安住紳一郎)めっちゃめちゃ磨かっちゃってさ。すんごいキラキラの人の横に行くわけだからさ。シャツの折れ目1本でも恥ずかしいみたいなところに出ていくわけでしょう? そこでの毛髪量さ。

(中澤有美子)そうですよね。失礼いたしました。うんうんうん、たしかにそうですね。

(安住紳一郎)同窓会とかに行く分には十分な毛髪量よ。

(中澤有美子)十分な毛髪量(笑)。多すぎるぐらいに。

(安住紳一郎)いや、「多すぎる」とは言わないけども、まあ勝ち抜きじゃんけんではそこそこ勝てるとは思うけど。ところが、うーん。ねえ。そんな感じですか?

(中澤有美子)ですか? ですね。

(安住紳一郎)何回も言いますけども、「46才」っていう年齢を私、とても意識していましてね。昔、なにかで読んだんですけども。これは人種、民族、宗教、性別、そういうものを全く関係なくして、「最も人生でいちばん上り坂がキツいと感じる年齢はいくつですか?」っていうアンケートに、全世界共通で「46才」っていうのが出てきたらしいんですよ。

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(中澤有美子)うんうん。

(安住紳一郎)間もなく、急勾配最後っていうところでしょうかね。それを超えると、少し楽になるらしいんですけど。私が46の坂をどう超えるか? どうぞご注目ください。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)テレビなどに出る機会もありますので、もしよろしかったら、日進月歩も楽しんでみてください。「あ、あっ?」なんて。

(中澤有美子)「これは?」(笑)。

(安住紳一郎)「あっ、これは? これは……?」なんて。ちょっとね、長期の休みなどありますと、急激にグンッ!っとなっている場合がありますから。「ま、まさか?」って。

(中澤有美子)「ついに?」(笑)。

(安住紳一郎)「ついに? 安住氏、なにか、外科手術をなさりましたか?」みたいなことになりますね。さて、今日のメッセージテーマはこちらです。「子供の頃の記憶」。東京に出てきたのが18才の時。青雲の志を持ちながら、44になって「自分の髪の毛が薄くなってきた」ってラジオで告白するって、こんな人生になるとは思いませんでしたね(笑)。

(中澤有美子)(笑)

(安住紳一郎)ずいぶんと等身大で仕事ができるようになったなと思います。

(中澤有美子)そうですね~。本当に。

(安住紳一郎)どうですか?

(中澤有美子)なかなかないポジションですよ。

(安住紳一郎)いやー。みなさんとともに歳を重ねていくことを、うれしく思います。

<書き起こしおわり>

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