吉田豪・ライムベリー・ギュウゾウ『B-BOYイズム』騒動を語る

吉田豪・ライムベリー・ギュウゾウ『B-BOYイズム』騒動を語る ラジオ

ライムベリーのお三方がRADIO BERRY『ギュウゾウと里咲りさのアイドルパンチ!』にゲスト出演。吉田豪さん、ギュウゾウさんらとライムベリー『B-BOYイズム』・『B-GIRLイズム』騒動を振り返っていました。

(吉田豪)個人的にはね、そろそろギュウゾウさんとライムベリーのエピソードを掘り下げたいんですけども……。

(里咲りさ)これから吉田豪さんタイムで行きましょう。

(ギュウゾウ)怖いなー。

(吉田豪)ちょっと、ギュウゾウさんに大変な目にあわされた人たちじゃないですか。

(ギュウゾウ)覚えてます?

(吉田豪)そんなこと、忘れるわけないですよ! ねえ。『B-BOYイズム』騒動というのがございまして。

(ギュウゾウ)あったんですよ。そういうのが。

(YUIKA)私、ちょっと文脈がわからないから……。

(吉田豪)MIRIさんは説明しづらいですか?

(MIRI)いや、全然できますね。私たちがライブでCOMA-CHIさんの『B-GIRLイズム』っていうのをカバーさせていただいて。

COMA-CHI『B-GIRLイズム』

(吉田豪)結構な思い入れがあって。だからこそ歌ったと。

(MIRI)私が「やりたい」って言って、それでやらせていただいた時に、そのライブをちょうどギュウゾウさんが見てくださっていて。で、「(ライムスターの)『B-BOYイズム』、最高だった!」っていう言葉とともに……。

(吉田豪)「『B-BOYイズム』にオリジナルリリックをつけて歌っていた!」っていう表現をしていたんですよね。

RHYMESTER『B-BOYイズム』

(ギュウゾウ)僕、勘違いしていて。

(吉田豪)COMA-CHIさんの『B-GIRLイズム』を知らなくて。

(ギュウゾウ)知らなくて。そうなんですよ。

(MIRI)それで、勘違い……まあ、私も「カバーの」っていうのを言えてなかったので、勘違いをさせてしまって申し訳ないなというのもありつつ。そのご本人の方から……。

(吉田豪)そのCOMA-CHIさんがそれを見て。

(MIRI)ちょっと気を悪くされてしまって。

(吉田豪)まあ、気を悪くした決定的な理由はギュウゾウさんなんですよね。さらにダメ押しをしましたよね。あの時ね。

(ギュウゾウ)僕がね、怒っちゃったんですよ。実際に『B-GIRLイズム』を『B-BOYイズム』だと僕は聞いたんだけど、ものすごくよかったの。リリックもすごく、「おっ、MIRIちゃんっぽいな!」っていう感じでね。で、僕がまた余計なことをしてしまって。COMA-CHIさんの周りの人が特に怒っていたのかな。COMA-CHIさんは……終わってみるとかなりいい人だったなと。

(MIRI)うんうん。

(吉田豪)いい人だと思いますよ。そりゃあ。

(ギュウゾウ)変なビーフにしたりとかじゃなくて、いろいろと……。

(吉田豪)あの時、ギュウゾウさんがCOMA-CHIさんにビーフを仕掛けたんですよ。「ええっ!?」っていう(笑)。

(MIRI)(笑)

(ギュウゾウ)その時にね、MIRIさんもあれだけど、OMOCHIさんがTwitterで「なんでこうなっちゃうのかな……」ってつぶやいていたのを見て、俺もザーッて冷や汗が出てきて。

(吉田豪)まあ、一言でいうとギュウゾウさんの勘違いで火がついて、ギュウゾウさんがさらに勘違いして攻撃までしちゃって。最終的には「全部ギュウゾウさんが悪かった」という一言で終わって、ライムベリーとCOMA-CHIさんは普通に和解という流れですよね?

(MIRI)そうですね。はい。

最終的に「全部ギュウゾウさんが悪かった」で収束

(ギュウゾウ)COMA-CHIさんも結構懐が深い感じで。でも本当、MIRIちゃんは怒っていたでしょう? 「なんでこうなっちゃうんだろう」って。

(MIRI)まあ、そうですね。私、あんまりそういうのはTwitterで言わないようにしていて。でもあの時は本当に焦って。「うわっ、どうしようかな。とりあえずご本人の方に私からちゃんと謝ろう」っていう風に思って。だいたいそういう危険度が高いツイートとかはマネージャーとかに確認を取ってからやるんですけど、この時は「いや、自分で動かなきゃいけない」って思って。メンバーも周りも誰もなにもやっていない状態だったので、「これはマズいな」と。ご本人に「これはこうこうこういう意味で、こうだったんですけども、本当にすいませんでした」っていうことを言ったら、COMA-CHIさんも「ああ、そういうことなら……」という感じで、その後の関係もすごくよく付き合わせていただいているので。あそこでしっかりできてよかったなっていうのはありますね。

(吉田豪)うんうん。

(ギュウゾウ)僕もね、あの時にちょっと焦ってさ。で、慌てて「ごめんなさい」を出したんだけど……ライムベリーさんの違う人に送っちゃったっていうね(笑)。

(里咲りさ)もう、ギュウゾウさん!(笑)。

(吉田豪)そうそう(笑)。「ライムベリー」を名乗るどこかの女性にリプライを飛ばしていて(笑)。

(里咲りさ)謎すぎますよ!

(吉田豪)そう(笑)。「ギュウゾウさん、それ、違う人ですよー!」って僕が(笑)。

(里咲りさ)どこまでおっちょこちょいなんですか、ギュウゾウさん(笑)。悪意はないんですよね。ギュウゾウさんにね。

(ギュウゾウ)焦っちゃって……(笑)。

(吉田豪)すごかった(笑)。

(里咲りさ)まあ、いつものことですが。

(ギュウゾウ)フォロワーさんが30人ぐらいの……。

(MIRI)主婦の方で。

(吉田豪)主婦の方にね。そう(笑)。

(ギュウゾウ)MIRIちゃん、それ知ってました?

(MIRI)ファンの方に聞いて、そうですね(笑)。

(吉田豪)「ギュウゾウさんがまたやらかしてるぞ」って(笑)。

(MIRI)教えていただきました。

(ギュウゾウ)そこにも僕、丁重に謝って。

(吉田豪)意味分かんないですよ。主婦の方からしてみたら(笑)。

(里咲りさ)「なんか急に電撃ネットワークのギュウゾウさんから謝られたんですけど……」って(笑)。

(吉田豪)いろんなご迷惑をおかけして。でも、よかったですね。その後、こうやって曲のきっかけとなったりとか。

(MIRI)そうですね。

(ギュウゾウ)なにかさ……イベントで何回かご一緒もしているし。「なにか、ライムベリーさんにしたいな」って思っているんだけど、上手い具合いに空回るんだよね(笑)。

(MIRI)まあでもこれがあったから、ご本人とも接触できましたし、その後も一緒に曲もやらせていただいたりとかもあったので。本当にこれも、ある意味ギュウゾウさんのおかげかなというのもありますね。

(吉田豪)おおっ、ポジティブ。

(ギュウゾウ)5年後ぐらいに、いい感じでディスってください。こういう時ね、ディスられた方がまだ気が楽というか。もう宇多丸くんとか本当にすごいからね。僕のことをディスるのが。

<書き起こしおわり>

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