HIYADAMとDJ YANATAKE EP『#』を語る

HIYADAMとDJ YANATAKE EP『#』を語る INSIDE OUT

HIYADAMさんがblock.fm『INSIDE OUT』にゲスト出演。最新EP『#』やフリーダウンロードの『KYT』などについてDJ YANATAKEさんと話していました。

(DJ YANATAKE)というわけで大変お待たせいたしました。本日のゲスト、HIYADAM in the house!

(HIYADAM)よろしくお願いします。

(DJ YANATAKE)よろしくお願いします。忙しい中、ありがとうございます。

(HIYADAM)いえいえ、全然です。

(DJ YANATAKE)HIYADAMはblock.fmは初?

(HIYADAM)初ですね。

(DJ YANATAKE)ラジオみたいなのは?

(HIYADAM)ちょこちょこですけど、あんまりないですね。

(DJ YANATAKE)そうかそうか。でもね、我々結構現場ではよくお会いしていますから。その辺の話も後ほどいろいろとしていこうと思うんですけども。HIYADAMは今週、ついにというか、ちゃんとした新しいEPを。結構、どれぐらいぶりなんだろう?

(HIYADAM)たぶん1年半いかないぶりぐらいなんで。

(DJ YANATAKE)それぐらいたつよね。新作EP『#』というのが13日にリリースされるということで今日は来てもらいましたけども。HIYADAMに関して、ひょっとしたらまだ知らない人もいるかもしれないので、ちょっと、いわゆるジェネラルクエスチョンというのをしていこうと思うんですけども。いまは21才?

HIYADAM『#』

(HIYADAM)21才です。

(DJ YANATAKE)で、プロフィールを見ると15才ぐらいからラップを始めたっていうことだったんですけど。最初、ラップを始めるきっかけみたいなのは何だったの?

(HIYADAM)でも親がヒップホップ好きで。

(DJ YANATAKE)親が? 俺、ひょっとしたらお父さんとかお母さんとか同じぐらいだよな。俺、いま44なんだけど。

(HIYADAM)あ、じゃあお母さんの方が若いです(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)。出た~! 嫌ですね~。この間もライムベリーのMIRIちゃんのお母さんが俺より4つも下だったんですよ。はい。まあいいんですけどね。息子みたいな子をゲストにお招きできて大変光栄です。

(HIYADAM)お願いします(笑)。

(DJ YANATAKE)じゃあ、お父さんとかはどういうラップとか聞いていたの?

(HIYADAM)いや、お父さんはロックなんですけど、お母さんが本当にブラックミュージック全部好きみたいな感じで。本当にたぶん世代でローリン・ヒルだったりとか、そういうのを聞いていて。で、僕が本当ちっちゃい時に聞いていたっていう感じですね。

(DJ YANATAKE)マジで! でも、いい家に生まれたね(笑)。

(HIYADAM)そうですね。いま思えば(笑)。

(DJ YANATAKE)じゃあ、もう家に当たり前にそういうブラックミュージックがあったんだ。家庭に。ヤバいね。やっぱりもうその世代が育ってきたのはうれしいことですね。もうビートルズ世代はそろそろみんな引退していただいてですね、ヒップホップ世代に突入っていう感じですけども。でも、そこから実際に自分でやろうと思ったきっかけは何だったの?

(HIYADAM)いや、もうずっと聞いていたんで、自然とっていうか中学校ぐらいの時に、「なんか暇だし、ラップしようかな?」って(笑)。全然きっかけとかないっす(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)。部活とかじゃなくて。でも、普通にもう、ラップすることみたいなのはわざわざやるっていうよりも自然と、みたいな感じなの?

(HIYADAM)そうですね。友達を誘って……みたいな。

(DJ YANATAKE)マジか! 「こういうのがあるんだけど……」みたいな?

(HIYADAM)そうです。

(DJ YANATAKE)やっぱりそういう世代が出てきたぞ、日本もついに。熱い。マジで超いいと思う。で、実際にラップを始めたみたいなのが15才ぐらいって書いてあって、そこから半年後になんと『高校生ラップ選手権』に出場して、いきなり優勝したの?

(HIYADAM)はい。そうなんですよね(笑)。

(DJ YANATAKE)でも、「始めてから半年後」って言うけど、もともともう染み付いていたものがあるんだろうね。

(HIYADAM)かも、しれないです。わからないです。自分でも。

(DJ YANATAKE)で、第3回の『高校生ラップ選手権』で優勝して一気に名前がバーッと。どうっだった? 出て優勝した時は周りの反応とかは? すごかった?

(HIYADAM)まあでも、徐々にっすね。

(DJ YANATAKE)Twitterのフォロワーがブワーッと増えるとか?

(HIYADAM)でも優勝した日にたぶん3000人ぐらい増えて。

(DJ YANATAKE)マジで? 1日で?

(HIYADAM)それはちょっとびっくりしましたね(笑)。

(DJ YANATAKE)それ、通知をオンにしていたらヤバいよね。カンカンカンカンッ! みたいなね(笑)。

(HIYADAM)ヤバいっすね(笑)。

(DJ YANATAKE)でもさ、いまフリースタイルバトルブームみたいなのがいろいろとあるけど、そういうところにだけいる感じは全然ないよね。

(HIYADAM)いや、もともと全然バトルとかやったことなかったし。ラップ選手権がはじめてだったんで全然……なんか「売名できればな」ぐらいで出ていたんで。あまり、たぶん興味はなかったんだと思うんですよね。

(DJ YANATAKE)ああ、そもそもそこにね。なるほどね。で、いますごい、まだ21って若い。俺はその世代が本当にみんなゴールデンエイジだと思っていて。まあBAD HOPの連中とか、あとどのへんが同い年ぐらいかな? 結構ね……。

(HIYADAM)そうですね。1個上にWeny( Dacillo)とか。

(DJ YANATAKE)あ、そうだよね。Weny Dacilloね。彼もいま、来てるよね!

(HIYADAM)そうですね。結構個性があってすげーいいと思います。

(DJ YANATAKE)なるほどね。まあまあ、そういう感じのHIYADAMくんなんですが。今週ね、その待望のEP『#』がリリースされるっていうことなんだけど。その前になにやらフリーのEPもポーンと出てきたんだけど。それはタイトルはなんだっけ?

(HIYADAM)『KYT』で、「キラ・ヤマト・テープ」っていうのなんですけども。

HIYADAM『KYT』

(DJ YANATAKE)キラ・ヤマト・テープ。それ、どういう意味?

(HIYADAM)ちょっとあんまり言いづらいんですけど……ガンダムが好きで。『ガンダムSEED』の主人公キラ・ヤマトがかっけーな!って思って。

(DJ YANATAKE)おっ、やべー。『SEED』世代だ。俺、1年戦争しか知らないからな(笑)。なるほど。でも、ガンダムとかから取ってくるの、いいよね。なんかさ、外人とかがそういうのをスッとやったりするじゃん? そういうの、いつも見ていて悔しくて。日本の人が日本のを使ってほしいよね。

(HIYADAM)それはそうですよね。そう思います。本当に。

(DJ YANATAKE)まあ、そんな感じでHIYADAMくん、その『KYT』っていうのもリリース前にいきなり出したんだ。それはなんで? まとめてアルバムにしようとか思わなかったの?

(HIYADAM)いやー、いっぱい曲を作っていて、もう溢れちゃったやつを出そうかな?っていうぐらいで。まあ……いや、わかんないっす(笑)。あんまり理由はないかもしれないっす。

(DJ YANATAKE)理由はない。まあまあ、ノリっすね?

(HIYADAM)ノリっす。はい。ノリで。

(DJ YANATAKE)とりあえず曲がいっぱいできちゃったし、EPに入れられなかった曲をとりあえず出しちゃおうか、ってそんなぐらいですかね?

(HIYADAM)はい。そんなぐらいです。

(DJ YANATAKE)わかりました。俺もそういうトーンでしゃべってみたんだけど、大丈夫かな?(笑)。まあでも、せっかくなんで、まずはみんな気に入ってくれたらあとでフリーでダウンロードしてほしいじゃん。なんで、挨拶代わりにこのフリーから1曲、行ってみようか。じゃあ、曲紹介をお願いします。

(HIYADAM)『KYT』から『Dame』。お願いします。

HIYADAM『Dame』

(DJ YANATAKE)ただいま聞いていただいておりますのはHIYADAMの現在フリーダウンロードできるEP『KYT』の1曲目に収録しております『Dame』でした。どうよ、みんな? 普段『INSIDE OUT』を聞いている人だったらもう、「おおっ、これ超イケてる!」って思わなかったですか? というわけで感想などもツイートしていただければと思いますが。HIYADAM、バッチリだよ、これ。

(HIYADAM)本当ですか?

(DJ YANATAKE)超かっこいい! なんでこれ、普通に売り物のEPに入らないの?って思っちゃったぐらい。

(HIYADAM)でもその曲は後々にノリで作ったんで。入れるつもりはなかったっす(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、これを? でもこれ、パッとできちゃうもんなの?

(HIYADAM)その曲とかは20分ぐらいでリリック書いて。15分、20分でレコーディングして……みたいな感じです。

(DJ YANATAKE)(笑)。いま、後ろでディレクターやっている音楽プロデューサーがびっくりしていますよ。すごい世代が来たもんだな! でも、もう別にそういうことがすごいとか、そういうのでもないのかな? 自然とできちゃったみたいな?

(HIYADAM)そうですね。でも、あまり作り込まないようにはしていますね。こういうことは。

(DJ YANATAKE)ああ、そういうのはあるんだ。へー。

(HIYADAM)適当じゃないけど、ノリで……みたいな(笑)。

(DJ YANATAKE)あと、スタイルもすごいいいっていうか。どうしてもいまのトラップ……まあだいぶ日本のトラップも質の時代に突入してきたと思うんだけど。どうしてもワーッて激しい感じでやるのって……もちろんそれが似合う人はいいと思うんだけど。いい意味で力が抜けているっていうか。結構アメリカのとかを聞いてもさ、別にUSが全てではないですけど、そういう人がいま多いじゃない?

(HIYADAM)多いと思いますね。

(DJ YANATAKE)そういうのって、どうなの? 意識しているスタイルなの?

(HIYADAM)そうです。本当にMadeintyoとか。そういうユルいラップみたいなのは本当にお手本にしていて。僕、声質がそんなにたぶん尖ってないんで、シャウトするようなやつは向いていないかなって思って。で、そういうのを意識してやっていますね。

(DJ YANATAKE)はいはい。なるほどね。たしかにさ、向こうの……いま言ったMadeintyoとかもそうだけど。リル・ウージー・ヴァートでもプレイボーイ・カーティでもいいけどさ、結構曲だけ聞くとまったり歌ってたりするけどさ。でも、パフォーマンスは激しかったりとかね。そのギャップも面白かったりするけどね。

(HIYADAM)はい。そうですね。

(DJ YANATAKE)だから質の時代っていうのは、HIYADAMのいまの曲とかを聞くとすごい思うな。日本人の……「力を抜く」って結構逆に難しいと思うんだよね。力を入れて表現するのって、実はやりやすいことなのかもなって思っていて。なんか、そんなのを聞かせてもらってありがとうございます。

(HIYADAM)あ、はい(笑)。

(DJ YANATAKE)まだまだHIYADAMの話も聞いていきたいんですが、いよいよ今週発売のEPの話をしたいんですけども。今回は何曲入りですか?

(HIYADAM)6曲入りですね。

(DJ YANATAKE)なんでアルバムにしないでEPなの?

(HIYADAM)アルバム、ちょっと取っておきたいなっていう(笑)。

(DJ YANATAKE)まだジャブを打っていくみたいな?

(HIYADAM)そうですね。まだちょっと準備期間かな?って感じで。

(DJ YANATAKE)ああ、そうなんだね。でも、パッと思うけど、さっきみたいにさ、20分で曲を作っちゃうみたいな話もあるけど。でも、厳選された6曲を売り物の方でもやってみようかなと。

(HIYADAM)そうですね。

(DJ YANATAKE)じゃあまず、入り口の人は……あ、いまDJ itaruもさっそく。(ツイートを読む)「『KYT』をダウンロードしよう」って来てますよ。DJでもかけてね。

(HIYADAM)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)特にコンセプトみたいなのはありますか?

(HIYADAM)全然ないです(笑)。

(DJ YANATAKE)とりあえず、気の赴くままに作るっていう感じですか?

(HIYADAM)そうですね。本当にいいビートをピックアップしていって、それに思いついたラップをして。で、溜まったら出そうかな、ぐらいな感じだったんで。

(DJ YANATAKE)じゃあまず、ビートを集めるところから始めるみたいな感じなのかな?

(HIYADAM)そうですね。ビートから。

(DJ YANATAKE)ビートはどうやって集めるの?

(HIYADAM)ビートは……ほとんど今回のやつとかはニューヨークのビートメイカーで。最初はInstagramで。

(DJ YANATAKE)えっ? ニューヨークのビートメイカーと……なんかさ、よくあるのはYouTubeとかでさ、『○○ type beat』みたいな。あと、SoundCloudとかでもそうだけど。そういうところからだけど……Instagramってあんまり聞いたことがなかったけど。どうやって出会うの?

(HIYADAM)いや、わかんないっす。たぶん勝手にフォローされていて。普通に、たぶんみんなでも僕のことをラッパーだとは思ってないっぽくて。普通のインスタグラマーじゃないけど、そういう人だと思われていて。で、ラッパーっていうことを気づいたら急に……たぶん毎回曲とかを出したたびに宣伝するじゃないですか。そのタイミングとかで結構、ビートとかをみんなが送ってくれるっていうう。

Instagramでビートを集める

(DJ YANATAKE)じゃあ、「俺のビートでラップしてくれよ!」みたいな?

(HIYADAM)そうです。

(DJ YANATAKE)向こうからもうガンガン、勝手に来るんだ。

(HIYADAM)そうです。

(DJ YANATAKE)外人から?

(HIYADAM)はい、そうです。

(DJ YANATAKE)すげー時代だな! そういうもんですか? ああ、わかんないか(笑)。でも、そのニューヨークのビートメイカーとはInstagramで知り合いになったと。で、今回のアルバムはほとんどそのニューヨークの人が作っている?

(HIYADAM)そうですね。

(DJ YANATAKE)へー。会ったことは?

(HIYADAM)ないです。

(DJ YANATAKE)(笑)。もうそういう時代なんだな。でも、FaceTimeとかSkypeとかそういうので?

(HIYADAM)いや、したことないっす。でもまあ、だいたいInstagram見ていたら顔とかわかるんで(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、そうかそうか。出たー! キターッ! もう超面白いな、話。こうやっていま、みんな曲を作ってるんだ。もう、住んでいるところとか関係ないんだね。

(HIYADAM)そうですね。全然関係ないかもしれないです。

(DJ YANATAKE)言葉も。もういいビートが来たら(ラップを)乗っけたいと思うし。

(HIYADAM)うん、そうですね。

(DJ YANATAKE)すげーな。面白いな、マジで。そうか。で、まあそんな感じでもう1個、つながりみたいなところで気になることがあって。HIYADAM、俺もTwitterとかチェックしていたらさ、5月ぐらいに「新曲が出ました」って。これからかける曲ですけども、『Kini naruno?』っていう曲がYouTubeで曲だけ聞けるようになっていて。「おっ、HIYADAM出したんだ。聞いてみよう」って思ったらさ、いきなりフィーチャリングがHigher Brothers!

(HIYADAM)はい。

(DJ YANATAKE)このHigher Brothersっていうのはみなさん、ご存知でしょうかね? いま、中国でめちゃくちゃ人気のある……超人気あるよね。

(HIYADAM)そうですね。

(DJ YANATAKE)俺もまあ、そんなに昔から知っているわけじゃないけど。まあ、ラップグループがあって、そのメンバーがいきなりフィーチャリングしていて。これはどういうつながり?

(HIYADAM)いやー、Instagramっすよねー。

(DJ YANATAKE)(笑)。やべーな、マジで。やっぱりインスタやった方がいいね、みんなね。えっ、インスタでHigher Brothersとつながっていくの?

(HIYADAM)周りに中国人の友達が多くて。それで、「中国のイケてるラッパー教えて」って言ったら、「Higher Brothersだね」って言われて。去年の5月ぐらいですかね? で、Instagramで速攻でフォローしに行って。そしたら、フォローが返ってきて、DMが来て。「一緒にやろう」みたいな。

(DJ YANATAKE)話が早いな(笑)。

(HIYADAM)そうです。なんか結構、「俺、日本で有名になりたい」みたいな感じで来て(笑)。「じゃあ、やろう! めっちゃかっこいいし」みたいに思って。それでもう、すぐに曲を作って。

(DJ YANATAKE)それもまず、インスタのDMのやり取りから始まるの?

(HIYADAM)そうですね。

(DJ YANATAKE)すっげー時代だな、マジで。超面白い! そうか。じゃあ、とりあえずそれで、俺はもうそのHigher Brothersが流行った後に多分見ているんだけど。「あ、もういきなりこんなすごい人とやっているんだ!」って思ったけど、そういうつながりなんだね。

(HIYADAM)そうですね。

(DJ YANATAKE)はー。本当もう、国境も言葉も関係ないですよ。とりあえずInstagramをみなさん、やりましょうね(笑)。で、HIYADAMのInstagramもぜひフォローしてください。というわけで、いま話題に出た曲を聞いてみたいんですけど。これが今週発売のEPにも入るという?

(HIYADAM)はい。そうですね。

(DJ YANATAKE)じゃあ、曲紹介の方をお願いします。

(HIYADAM)『Kini naruno? ft. Masiwei』。3621

HIYADAM『Kini naruno? ft. Masiwei』

(DJ YANATAKE)はい。聞いていただいておりますのは10月13日にリリースされますHIYADAMの最新EP『#』。現在iTunesでも予約受付中となっておりますが、そちらに収録されます『Kini naruno?』でした。客演がHigher Brothersの……。

(HIYADAM)Masiwei。

(DJ YANATAKE)はい。(ツイートを読む)「feat. Masiweiはマジでびっくりしました」とか。いろいろといただいております。とりあえずね、いま『INSIDE OUT』リスナーが聞いたらもう全然納得したと思うけど。いまのラップとかももう超バッチリだしね。このEP、僕も本当に楽しみにしていたので、今日はお招きできてうれしいんですが。その6曲入りのEPについて、もうちょっと聞きたいんですけども。客演参加している人とかは?

(HIYADAM)他が、JP THE WAVYともう1人、黒人の友達と一緒にやっていて。

(DJ YANATAKE)そうかそうか。まあ黒人の友達の話は置いておいて、JP THE WAVY。最近現場でWAVYくんのライブとかも何回も見たけど、結構一緒にいるよね?

(HIYADAM)そうですね。結構……会いすぎていて会わないようにしているぐらい(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)。それぐらい、一緒にいるよね。もともと仲がいいの?

(HIYADAM)そうです。もともと彼がラップを始める前から。普通にダンスをやっている時から見に行ったりとかしていて。仲良くて。

(DJ YANATAKE)ああ、ダンスショーとかを?

(HIYADAM)そうです。

(DJ YANATAKE)じゃあ、そんな近くで見ていたらWAVYくんのこの動きは結構びっくりだったんじゃないの?

(HIYADAM)そうですね。「えっ?」って感じで(笑)。

(DJ YANATAKE)そうだよね(笑)。だって、ラップをし始めたのは、彼はどうなんだろう?

(HIYADAM)でも、ちょいちょいラップはしていたんですけど。別にPVとかも出していなかったし。まあボチボチかな?って思っていたんですけど、いきなり「PV撮る」とかって。「えっ?」「出てよ」「ええっ?」とかって(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)。そしたら、バーン!って行って。

(HIYADAM)バーン!って行って、またびっくりしてみたいな。すごいですね(笑)。

(DJ YANATAKE)でもね、俺も……まあみんな『Cho Wavy De Gomenne』はもちろんあれですけども。フリーの『WAVY TAPE FREE』に入っている『金が降ってきたらいいのに』っていう。俺はあれがすげー好きで。ライブで見た時から。そこに客演参加しているっていうことだよね。

(HIYADAM)そうです。

JP THE WAVY『金が降ってきたらいいのに feat. Singh Ryu & HIYADAM』

(DJ YANATAKE)それをライブでやったりするから、結構一緒にいたりとか?

(HIYADAM)そうですね。それが多いですね。

(DJ YANATAKE)俺もあれ、ライブで見ていてすっごい好きで。EPが出た時に「やった!」って思って。DJでもかけたり。この間ラジオ、Inter FMでもかけたかな。

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(HIYADAM)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)いえいえ、そんなJP THE WAVYくんと仲いいんですけど、今度はこのHIYADAMの。

(HIYADAM)そうですね。僕の方にもお願いをして。

(DJ YANATAKE)自然な流れですかね。

(HIYADAM)はい、そうです(笑)。

(DJ YANATAKE)そうか。やっぱりこのへんのこの感じですよ。さっきのBAD HOPもそうだし、kiLLaとかもそうだしさ。KANDYTOWNとかもそうですけど。またその次の流れをあなたたちが作ったりするのかな。

(HIYADAM)作ります(笑)。がんばります。

(DJ YANATAKE)そうだよね。いや、でもね、今日かけた2曲だけでもう本当に、俺もDJで絶対にかけるわ! みたいな。かけたいなと思った。全然お世辞じゃなくて、本当に思っているし。

(HIYADAM)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)なんかすごいこういう感じが日本でナチュラルに出てきているの、めちゃくちゃ楽しんでおります。

(HIYADAM)はい。ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)じゃあ、話題にも出ちゃったんでエクスクルーシブ・チューンということで、そのJP THE WAVY参加曲を今日はかけさせていただけるということで。最後の曲、行ってみてもいいですか?

(HIYADAM)『Wakaranai feat. JP THE WAVY』。

HIYADAM『Wakaranai feat. JP THE WAVY』

(DJ YANATAKE)聞いていただいておりますのは10月13日にリリースとなりますHIYADAMの最新EP『#』に収録されています『Wakaranai feat. JP THE WAVY』でした。っていうか、『INSIDE OUT』リスナー、わかったろ?っていう感じ。今日、俺がHIYADAMを呼んだのをね。めちゃくちゃかっこいいと思うし、絶対にこれ……まあいま、本当にリリースラッシュでいろいろあるけど。さっきも言ったけど、このゴールデンエイジ物は、Wenyくんもそうだけど。『ビッチと会う』とかも超流行っているしね。この次はHIYADAMが来るんじゃないかと俺は思っていて、応援したいと思っているんですけど。とりあえず、ラジオ。『INSIDE OUT』はどうでした?

(HIYADAM)楽しかったっす(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、本当? またアルバムを出す時とか、ゆっくり来てね。あと、もう1人、渡辺志保っていう女子と隔週で、交代でやっていて。今度は志保がいる時とかに来てね。若いイケメンがいると喜ぶんで(笑)。

(HIYADAM)ぜひお願いします(笑)。

(DJ YANATAKE)どうですか? 最後にリスナーさんにメッセージ的なことはありますか?

(HIYADAM)特にないんですけど、13日に発売の『#』は聞いてほしいです。

(DJ YANATAKE)そうだよね。またビデオを撮る予定とかはあるんですか?

(HIYADAM)ビデオはもう1個撮っていて、それがたぶん近々に出ると思います。

(DJ YANATAKE)リリースに合わせて。じゃあ、みんなビデオもチェックしてほしいし、今日聞いて『#』のリリースが待ちきれないという人は『KYT』の方もすぐにダウンロードしてもらえれば。まずはそれを聞いてという感じで。

(HIYADAM)お願いします。

(DJ YANATAKE)本当にまたぜひ遊びに来ていただきたいし、今後の活躍も期待しています。

(HIYADAM)ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)本日のゲストはHIYADAMでした。ありがとうございました!

(HIYADAM)ありがとうございました。

(DJ YANATAKE)とりあえずみんなInstagramやろうぜ!っていう感じなんですけども。あと、HIYADAMくんはいま『FACK#』っていうビデオも出ているんで、そちらの方も見てみてください。

<書き起こしおわり>

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