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渡辺志保 プエルトリコ・ハリケーン被害を語る

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渡辺志保さんがblock.fm『INSIDE OUT』の中でハリケーン・マリアによって甚大な被害を受けたプエルトリコについてトーク。トランプ大統領の対応や、プエルトリコ出身ラッパー、バッド・バニーの『Tu No Metes Cabra』を紹介していました。



(渡辺志保)今日のオープニングチューンを紹介したいと思うんですけども。みなさんも、ニュースなどでご存知かと思うんですが、この夏に北米・中南米はすごくハリケーンが多くて。各地域に甚大な被害を与えているんですけども。

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ついこの間もハリケーン・マリアが……アメリカのハリケーンって毎回、女性の名前をつけるんですけど、ハリケーン・マリアによる甚大な被害を被ってしまったのがプエルトリコというエリアでした。カリブ海に浮かぶ、ドミニカ共和国の隣の方にある島なんですけども、そこで全島停電になってしまって。プエルトリコっていうのは独立した国家ではなくて、アメリカの自治領なんですね。ちなみに2012年にはアメリカ合衆国の連邦裁判所に破産申請を行ったぐらい経済力が弱いエリアでもあります。

で、いまアメリカの50州の中の州への昇格の動きなんかもあるんですが、それに対する反発の声なんかも大きくて、すごく揺れている地域ではあるんですが、そこをハリケーンが襲ってしまって島全体が停電になってしまった。飲み水もないし、もちろん医療器具もないし、電気もないからニュースも入ってこないというような状況なんですよ。そんな中、プエルトリコの知事がトランプ大統領に助けを求めたんですが、それに対してトランプ
大統領が……彼はまずそもそも、プレジデントカップというのでゴルフをしている途中だったんですけども、ゴルフ場から「なんでも人にやってもらおうとするんじゃねえ!」みたいな意味のツイートをプエルトリコの知事に対して発しまして。

さらには、「民主党によって動かされているんだろ?」とか「プエルトリコの人たち、フェイクニュースを信じちゃダメだ!」っていう本当ね、最近のトランプの常套句「フェイクニュースを信じるな」というようなことをバシバシツイートをして、もう世界中から非難を受けているんですよね。あのキム・カーダシアンでさえも、トランプの発言を引用RTしまして。「プエルトリコにいる人はいま、そもそもフェイクニュースを見る電力すらないから、Twitterとかゴルフは止めてすぐに救助に向かってください!」みたいな人道的なツイートをしていたりとか。


で、プエルトリコというエリアはヒップホップ好きの方にとってはある程度馴染み深いエリアかもしれません。というのも、たとえばちょっとさかのぼるとビッグパンとかファット・ジョーとか、そういったラッパーたちもプエルトリコの血を引いておりますし。

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Big Pun『100%』



あとはレゲトンでおなじみのダディ・ヤンキーとかもプエルトリコ出身ということで。ダディ・ヤンキーは今回のハリケーンに対して、100万ドルの寄付をするということをすでに発表しているんですよ。で、プエルトリコの隣にはドミニカがあって、さらにその隣にはバルバドスとかがあるんですけど、そこはリアーナの故郷でもありますし。で、今回、ビルボードチャート1位になりましたカーディ・Bももともとお父さんとお母さんがそっちのカリブの血……ドミニカだったかな? を引いておりますし。



という感じなので、すごくヒップホップともつながりの深いエリアだし、プエルトリコとかカリブの血を引いたラッパーとかアーティストっていうのはすごくアメリカに多いんですよね。で、いまそんな状況の中、トランプはどうなっちゃうんだろう?っていうような感じもしますし。もちろん、プエルトリコの被害もどうなっちゃうんだろう?っていう感じですけども、もともと火曜日にトランプ大統領は被災後はじめてプエルトリコに赴く予定だったそうなんですが、いまラスベガスで50名以上の死者を出す凄惨な事件が起きたということで、そのプエルトリコ訪問を止めるかもしれないと、いま協議中であるという風に報じられていました。

町山智浩 ラスベガス銃乱射事件と銃規制問題を語る
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ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、今回、ビヨンセもリアーナもファンド(基金)を立ち上げておりますし、イーストハーレムの出身の、ドミニカの血を引くプリンセス・ノキアなんかも長いメッセージビデオを投稿して寄付を募ったりしていますので。いま、本当にスマホですごく気軽に寄付なんかもできますので、興味を持った方はアクセスをして寄付金を、少しでも協力してみてはいかがでしょうか?


今日、ここでご紹介したいのはそのプエルトリコ出身のバッド・バニー。悪いウサギっていう意味ですけども、バッド・バニーというすごい若い、23才ぐらいのラッパーの子がいまして。彼がすごく流行っている。かつ、レゲトンというプエルトリコ発祥と言われているジャンルがありますけど、「レゲトン界のリル・ウージー・ヴァート」っていう風にベテランの方が彼のことを評しているのを見かけたりだとか。あといまね、「ラテン・トラップ」っていうのが流行っているというのがちょっと前のFADERとかローリングストーンとかビルボードの記事なんかにもなっていて。

アトランタとかサウスを中心に流行っているトラップとはまた別の文脈のトラップサウンド。で、ちょっと土曜日に私、Visionでフランス人のDJの子とも話したんですけど、フランスもフランスで「フレンチ・トラップ」やアフリカンビーツを持ってきてトラップとくっつけた「アフロ・トラップ」っていうのも流行っているそうで。そっちはMHDというフランスのラッパーがいたりするんですけども。



なので本当いま、世界各地でいろんなトラップサウンドがボコボコと出てきているということで、そちらも面白いなと思いましたので、このプエルトリコ出身のラッパーの男の子の楽曲を聞いていただきたいと思います。バッド・バニーで『Tu No Metes Cabra』。

Bad Bunny『Tu No Metes Cabra』



はい。いま聞いていただいておりますのはプエルトリコ出身のバッド・バニー『Tu No Metes Cabra』。最初に言うの忘れたけど、全部スペイン語でラップしていますね。プエルトリコとか南米の方ではスペイン語が公用語になっています。で、ずっと最初の方でBGMでかかっていて、触れるのを忘れていましたけどJ・バルヴィンのこの『Mi Gente』のリミックスをついこの間、ビヨンセがリリースしまして。こちらも『Mi Gente』のリミックスで得た収益は全て災害で被害を被った方のために寄付しますということですので。

J Balvin, Willy William『Mi Gente featuring Beyonce』




みなさん、どんどんシングルを買うなり……YouTubeで聞いても収益が上がるのかな? ぜひぜひアクセスをして聞いてみてください。

<書き起こしおわり>

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