宇多丸・DJ YANATAKE・渡辺志保 Young Hastleの魅力を語る

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DJ YANATAKEさん、渡辺志保さんがTBSラジオ『タマフル』にゲスト出演。ラッパーYoung Hastleの魅力について、宇多丸さん、Young Hastle本人を交えて深掘りしていました。


(宇多丸)今夜の特集はこちらです。『あなたの知らないYoung Hastleの世界』! 3月8日に4枚目のアルバム『Forever Living Young』をリリースしたばかりのラッパー、ヤンハスことYoung Hastle。イケメンフェイスにボディービル大会で入賞するほどのマッスルボディーを持ちながら、歌うテーマは日焼け、筋トレ、VネックTシャツ、金麦、バイトしないなど、ひたすら身近なテーマのみ。そんなYoung Hastle。ヤンハスの奥深き世界について今夜はこの方たちと迫っていきます。それでは、自己紹介をお願いします。

(DJ YANATAKE)DJ YANATAKEでございます。よいしょ~!

(宇多丸)よいしょ~! そして……。

(渡辺志保)音楽ライターの渡辺志保です。よろしくお願いいたします。

(宇多丸)よいしょ~! そして……。

(Young Hastle)イエーッ! 俺がYoung Hastle! 今日もキレてるマッスル! FLY BOY RECORDS、F.B.R、スクワーッ!

(宇多丸)やったー!

(Young Hastle)お邪魔しまーす。タマフル!

(宇多丸)もうね、念願ですから。僕はなにしろヤンハスの大ファンなんで。

(Young Hastle)いやー、宇多さんが俺に超ハマってくれてて、うれしいっすね。

(宇多丸)(笑)

(DJ YANATAKE)『Smell Good』もかけてくれましたもんね。

宇多丸 Young Hastleの魅力を語る

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(宇多丸)『Smell Good』、かけた。かけたはい。ということで、念願の特集でございますが。Young Hastleさん、プロフィールをざっくりと。この番組、やっぱりヒップホップはおろか、日本語ラップとか全く普段聞かないとか。なんなら、「なんじゃ、そりゃ?」っていう。「なんだよ、ラップとかって? はぁ!?」みたいな。そういう剣幕の方も結構いらっしゃいますので、ざっくりご紹介させていただきましょう。

(Young Hastle)はい。

(宇多丸)Young Hastleさん。1984年3月13日生まれ。現在33才。

(Young Hastle)なったばっかりっすね。

(宇多丸)おめでとうございます。2002年、18才の時にラップを始め、2010年ファーストアルバム『THIS IS MY HUSTLE REMIX』をリリース。以降はアルバムリリースを重ね、この3月8日に4枚目の最新アルバム『Forever Living Young』をリリースしたばかり。身長180センチ。現在もジムで体を鍛えつつ、川崎の仲間たちと日々酒を飲んだりしているという(笑)。

(一同)(笑)

(Young Hastle)毎日飲む酒!

(宇多丸)ねえ。バイトはしていないわけですからね。ラップするか、酒飲むか以外はしていないという。

(Young Hastle)あとは筋トレ(笑)。

(宇多丸)ああ、そうか。筋トレ。その3つで生きているという。そんな男ヤンハスに関して、本日の特集は三部構成で行かせていただきたいと思います。第一部、ヤンハスの歌詞の世界。第二部、ヤンハスのガヤの世界。これ、いいですね。これは面白い。そして第三部、ヤンハスのライブの世界という三部構成でお送りします。ちなみにヤンハスさんは既に金麦を。愛飲されている……。

(Young Hastle)いやー、今日来たら、スタジオの冷蔵庫に金麦がばっちり揃っていて。

(宇多丸)フリー金麦ですね。

(Young Hastle)おもてなしを感じたっすね!

(宇多丸)これ、ちょっと金麦、その他諸々酒のチョイスについても後々、話題が出てくると思います。ストロングゼロに関する警鐘の。

(Young Hastle)そうっすね!

(宇多丸)はい。ということで、ここから先はヤナタケさんと志保さん、お願いします。おまかせスタイルでよろしいんでしょうか?

(DJ YANATAKE)よろしくお願いします。まあ、時間ももったいないのでさっそく第一部。ヤナタケの歌詞の世界ということで、ヤナタケの時間という感じで行きたいと思うんですけども。Young Hastleさん、もちろんヒップホップ業界ではすごい有名な方で。すごい人気あるし、僕らも結構、この番組で何度もやらせてもらっていますけども、『INSIDE OUT』っていうヒップホップをかなりディープめに紹介してる我々も、常にやっぱりハッスルの動向はウォッチしていますし、新しいの出るのをいっつも気になっている。

(Young Hastle)Watch Me!

(宇多丸)(笑)。ガヤがいいね! ガヤ力だね!

(DJ YANATAKE)まあでもね、さっき宇多丸さんもおっしゃったように、ひょっとしたらまだヤンハスのことを知らないという人が万が一にもいたらっていうことで。まず最初はわかりやすく、ヤンハスっていうのはこういう歌詞をラップする男だというところをわかりやすく説明させていただければなと思うんですけども。このYoung Hastleの魅力はですね、これ、渡辺志保の言葉を僕、借りているんですが。「半径1メートル以内で起っていることを深く掘り下げた歌詞」というのが彼の魅力。つまり、本当に身近なものをすごく掘り下げて、ディープに歌っていくという感じがYoung Hastleの魅力であってですね。

(宇多丸)これ、でもヒップホップ、みんな身近なことを歌うのはヒップホップの基本ではありますけども。身近にも程があるという。あと、その身近なことを掘り下げるにも程があるっていうね。

(渡辺志保)いや、本当にディープ具合がね、また違うっていう。

(DJ YANATAKE)で、ヒップホップだけじゃなくて、結構音楽業界を広く見渡しても、ここまで曲のテーマ、着眼点が面白いアーティストもいないんじゃないかな?っていうことで。こんなテーマで曲を1曲、作れるの? みたいな。そういったところが彼の面白いところかなと思いまして。さっそく1曲目を紹介していきたいんですが、やはりYoung Hastleといえば鮮烈なデビュー曲があります。デビュー曲、その名も『V-Neck T』。

(宇多丸)出ました!

(DJ YANATAKE)すいません。言い方を間違えました。『ヴィーネックティー』。正式にお願いします。

(Young Hastle)ヴィーネックティー!

(一同)(笑)

(宇多丸)いいねー!

(Young Hastle)ヤンハス・クラシック!

(宇多丸)自分で言うな!(爆笑)。

(一同)(笑)

(宇多丸)間違いない、間違いない。

(DJ YANATAKE)だから「V-Neck」とは何を言うか?っていうと、丸首のTシャツに対して、胸元が三角に開いたTシャツがV字に見えることからVネックTっていうんですけど。Young Hastleさん、これをこよなく愛しております。で、「俺がどれだけVネックTシャツを愛しているか?」っていう歌。それだけで1曲、できております。で、さっそくなんですけど、これがどういう曲なのかをみなさんに聞いてもらいたいと思います。Young Hastleの2010年のデビュー曲です。『V-Neck T』。

Young Hastle『V-Neck T』



(DJ YANATAKE)はい。というわけで聞いていただきましたのはデビュー曲の『V-Neck T』なんですけども。

(宇多丸)まず、でもラップとしてめっちゃタイトですよ。

(DJ YANATAKE)そうなんですよ。

(渡辺志保)そう。本質的にラッパーとしての才能も。

(宇多丸)それはベーシックなところでね。

(Young Hastle)マジっすか! やったー!

(一同)(笑)

(宇多丸)それがあればこそよ。

(Young Hastle)RHYMESTERに褒められた! イエーッ!

(宇多丸)いいな。ストレートな喜び方(笑)。

(DJ YANATAKE)ストレートこそが魅力なんですよ。

(宇多丸)これ以上ストレートな喜び方、ないよ。

(渡辺志保)ピュアなんですよね。ピュア。

(宇多丸)ちなみに『V-Neck T』、僕の周りで決してヒップホッププロパーのリスナーでない人。普段パンクっていうか、そっちの方の人が「なんかさ、最近ラッパーでVネックTシャツのことを歌っているやつ、いるじゃん? あれ、すっげー面白いし、かっこいいし、ヤバいよね」って言ってきて。っていうぐらい、もういきなり、シーンを超えて刺さっていましたね。

(渡辺志保)やっぱりキャッチーなんですね。そういうところもね。

(DJ YANATAKE)なるほど。うれしいですね。で、まあこの曲は、ここにこだわりとして出てきているのが、Young Hastleといえば筋肉というところもあるんですけども。常に体を鍛えていて、何のために鍛えているかというと、ひとつの要素に「VネックTが似合うようになるため」というですね。

(Young Hastle)そうですね。

(宇多丸)ねえ。でもこの理屈がちゃんと通っているのがすごいですよね。「パンツも下げりゃいいってもんじゃねえ。ケツ筋足りてないんじゃダメ」っていうね。「ケツ筋かよ!」っていう。そこは思いもよらなかった。

(渡辺志保)たしかにね、Bボーイはみんな腰パンっていわれるようなのが定番だったりしますけど。

(宇多丸)デブケツを出したってしょうがないっていうことですよね。

(Young Hastle)プリケツじゃないと、ズボンを下げてもあんまりハマらないというか。

(宇多丸)ちゃんとでもね、ロジックが面白いから。俺、前も紹介した時に言ったのが、3番までちゃんと聞きたくなるんですよ。

(渡辺志保)そうかそうか。「次は何を言うんだろう?」っていう。

(宇多丸)3番で面白いことを言うのを聞き逃したくないっていうかね。

(DJ YANATAKE)で、今日は僕が抜粋したパートを紹介して、どんどんどんどん行きたいんですけども。この筋トレに関しては『Work Out』という筋トレに特化した曲も本当はあって。今日は時間がなくてかけられないんですけども。『フリースタイルダンジョン』で有名な般若さんとかShingo☆西成さんとかを迎えた、トレーニング用語がビシバシに飛び交うような、鍛えてない人には何を言っているのかわからない……(笑)。



(宇多丸)ヒップホップ界のカラダ派のみなさんが(笑)。

(DJ YANATAKE)その2曲がかなりクラブシーン、ヒップホップシーンで盛り上がります。で、その次のアルバム。これがその2曲がヒットしてヒップホップシーンでも注目を集めるようになって。でも、有名になるにつれて、彼に今度、悩みが出てくるんです。名前のスペルを間違えられると……。

(宇多丸)ああー、「Hastle」が。

(DJ YANATAKE)そうなんですよね。ハッスルは正式なスペルで書くと「Hustle」なんですよね。だけど、Young Hastleは「Hastle」。間が「A」なんですよ。これ、理由があるんですか?

(Young Hastle)本名が林ハルユキで、イニシャルが「H.H」なんすね。で、「Hayashi Haruyuki」だから両方「Ha」で始まるんです。で、そのMCネームを考えた時に「H」で始まって、ポジティブで覚えやすい言葉がいいみたいな感じでまずハッスルに行き着いて。で、林ハルユキだから「H-U」じゃなくて「H-A」に文字って。

(渡辺志保)そうかそうか。ちゃんとそこにもロジックがあるっていう。

(DJ YANATAKE)ヒップホップ的にはね、結構そういうわざとスペルを変えたりとかをするの、ありますけどね。そういった中で、ただちゃんと……たとえばレコード屋さんとかで名前を書き間違えられたりしたら悲しいじゃないですか。

(宇多丸)ありますよ。どんだけ星(STAR)だと思っているんですか。

(DJ YANATAKE)(笑)。ああ、そうですよね。RHYMESTERもそうですよね。「S-T-E-R」を「S-T-A-R」と。そうなんですけど、Young Hastleさんはそれが、どうにかしたいということで、「俺のスペルをちゃんと覚えろ」ということで。それはどういう曲か? まず聞いてみてください。Young Hastle、2012年の曲になります。『Spell My Name Right』。

Young Hastle『Spell My Name Right』



(宇多丸)はい。ということで……。

(DJ YANATAKE)これね、『Spell My Name Right』。俺の正しいスペルはこれだ!っていうことなんですけども。「普通に書いたら”U”なんだけど”A”にしてほしいんだ」と。で、オチのところなんですけど、「間違えたら、I’ll hate you.(お前のこと嫌い)」っていうね(笑)。

(宇多丸)こんだけ言ってやらないとね。でも、ありますよ。本当に。それこそ、ディスったりする時に名前間違っているやつとか、いるからね。脇、甘いな!っていうね。

(DJ YANATAKE)ですよね。まあいま、MCバトルとか流行ってますけどね、そういうところをパッと足元をすくわれることにならないように。

(宇多丸)さすがです。

(DJ YANATAKE)じゃあ、どんどんどんどん行かせていただきたいんですけども。これ、次に紹介したいのは、以前宇多丸さんも気に入っていただいて。さっきも話に出ましたけども『タマフル』で実はオンエアーしていただいたこともある曲です。で、曲目がその名も『Smell Good』。

(宇多丸)出てしまいました。

(Young Hastle)Smell Good Good!

(DJ YANATAKE)つまり、「いい匂い」っていうことですね。で、なにがいい匂いなのか?っていうことなんですけど、これはいい匂いする女の子のことが好きっていう歌です。歌詞でも言っているんですけど、ヤンハスさんは匂いフェチっていうことなんですか?

(Young Hastle)そうっすね。やっぱりいい匂いがする女の子と付き合いたいですね。

(宇多丸)自分のそういうフレグランスみたいなのも気を使っている?

(Young Hastle)そうですね。「ヤンハ臭(しゅう)」って呼んでいるんですけども……。

(一同)(爆笑)

(DJ YANATAKE)「臭い」と書いて「ヤンハ臭」。

(宇多丸)ああそう。ヤンハ臭、結構女性からすると、「あら、素敵……」って?

(渡辺志保)そうですね。本当に気を使われているのをすごく感じますし。あと、ヤンハスさんのライブに行った女の子のTwitterとかをたまに見たら、「本当にいい匂いがした」とかって書かれていたり。

(DJ YANATAKE)見る見る見る。

(宇多丸)これはでもね、それで「うわっ、臭!」ってなったらちょっと名折れですから。

(Young Hastle)クラブだと距離感が近いから、なおさら「臭」を発揮できるっていう。

(宇多丸)(笑)。「臭」ってあんまいい感じがしないけど……。

(DJ YANATAKE)でも、ヤンハ臭が染み付いたVネックTをライブ中に脱いで投げると、女の子たちが「キャーッ!」って取り合うみたいな。

(宇多丸)あらあら、うらやましいわね。

(DJ YANATAKE)うちの嫁、それ持っていますよ(笑)。

(宇多丸)マジで?(笑)。それ、どうやって保管するのかね?

(DJ YANATAKE)ちゃんと取ってますよ。

(宇多丸)ああ、そう? わかりました。

(DJ YANATAKE)そんな感じで、これ本当に宇多丸さんもお気に入りの1曲となっております。Young Hastleの2014年のヒット曲になります。『Smell Good』。

Young Hastle『Smell Good』



(宇多丸)これ、今日オンエアーして気づいたのは、前回オンエアーした時も「臭いマンマン」のところで、「あ、しまった! 普通にAMなんだけど……」みたいな。うん。

(DJ YANATAKE)(笑)

(Young Hastle)でも、やっぱり臭いマンマン無理っすよ。

(一同)(笑)

(宇多丸)逆にね、「いい匂いがするだけで、ちょっとブスでも別に抱けるぜ」って、ひどいよ! なんてこと言うんだよ!っていうね。

(Young Hastle)ちょっとだから表現の仕方がストレートすぎるだけであって。これはまあ、俺の本音なんで。

(宇多丸)いやいや、素晴らしい。

(DJ YANATAKE)やっぱりね、リアルなことをラップしていなかきゃいけないからね。

(渡辺志保)女の子からクレームが来ることはないんですか? ヤンハスさん。

(Young Hastle)そうだね。いまんところ、ないね。

(渡辺志保)じゃあみんな、「嗅いで」っていう感じで?

(Young Hastle)そうだね。クラブでそういうことを言われると、めっちゃもう、嗅ぐ。

(一同)(笑)

(渡辺志保)なるほど、なるほど。

(宇多丸)でもやっぱさ、なにを言っているか全ラインわかってさ、なんなら箇所箇所歌えてさ、みんなでこうやって笑いながらもかっこよくてさ。最高ですよ! こういうのがヒップホップっすよ!

(Young Hastle)イエーッ!

(DJ YANATAKE)しかもこれ、本当にサウンドが現行のアメリカのヒップホップと全然遜色がない。すげーばっちりなトラックの上に、またこれで。じゃあ、女の子の匂いが好きというのはわかったんですけど、たぶんね、もうちょっと女の子について話したくなったのかな? これ、割りと最近。2016年にリリースした曲なんですけど、その名も『おんなのこ』っていう歌をリリースしまして(笑)。

(宇多丸)かわいいね。タイトルがかわいい。

(渡辺志保)平仮名で『おんなのこ』。

(宇多丸)かわいい。童謡みたいな感じでね。

(渡辺志保)「赤い靴 履いてた」的な。

(DJ YANATAKE)で、これは注意して聞いていただきたいんですけど、後半の渡辺志保のセクションにもつながってくるんですけど、曲の合間に合いの手、ガヤみたいなのが入ってくるので、それにも注目しながら聞いていただければなと思います。Young Hastleの2016年のヒット曲『おんなのこ』を聞いてください。

Young Hastle『おんなのこ ft. KOWICHI』



(宇多丸)ねえ。びっくりしましたよね。何も知らずに聞いていた人は「キーッ!」って急に急ブレーキをかけますからね。「えっ、えっ、えっ?」っていうね。

(DJ YANATAKE)これはでも、聞いてもらったら分かるんですけど、言っていることは全くブレてないんですよ。

(宇多丸)っていうか、ブレてないし、まあ本当にかわいらしいさ……。

(渡辺志保)ラブソングとしても機能するっていう。

(DJ YANATAKE)そうなんですよ。いい感じのラブソングということでですね。まあでも、サビが「おんなのこ おんなのこ おんなのこ かわいい」ですからね。ストレートでわかりやすい。


(宇多丸)勇気がある!

(DJ YANATAKE)で、ですね、客演のバースでも。他の人のに参加した曲でも、Young Hastleはいいラップをしているんですけども。今日、オープニングでもやっていましたけども、RHYMESTERさん。最近、不倫をテーマに?

(宇多丸)ゴスの曲だけどね、不倫がテーマな曲の中で「F-U-R-I-N」ってね。ストレートすぎるという。

(DJ YANATAKE)ストレートすぎると話題の曲を今日、オープニングでオンエアーされていましたけども。2014年にレーベルメイトのKOWICHIというラッパーもいるんですけども。大ヒット曲『Boyfriend #2』という曲なんですけども。『Boyfriend #2』ということなんで、彼氏がいるのに浮気してくる女の子の歌。まあ、不倫というかそういう風にも聞こえたりするんですけども。こちらに客演参加したこのYoung Hastleのバースがまたね、最高なんで。これもちょっとAM的に大丈夫なのかな?っていうラインありますけども。

(宇多丸)いきなりド頭からカマしてきますよね。

(DJ YANATAKE)そうですね。カマしてきますね。ぜひ、聞いてください。これ、以前スタジオライブしたKOHHくんも一緒に参加している曲になります。KOWICHIの2014年の大ヒット曲『Boyfriend #2』のリミックス。feat. Young Hastle、KOHH&DJ TY-KOH。

KOWICHI feat.YOUNG HASTLE,KOHH & DJ TY-KOH『Boyfriend #2(Remix)』



(宇多丸)ショッキングなラインで終わりましたけども(笑)。まあ、全体的にショッキングというところがありましたけど。まあでも、いまも話していたけどヒップホップ文脈も踏まえつつ。

(DJ YANATAKE)そうなんですよね。まああと、歌詞の面白さみたいなのはタマフル的に言うとR師匠なんかも、歌詞のことを語られてますけども。そういった目線で……。

(宇多丸)R.ケリーね。R師匠としか言わなかったらわからない。R.ケリーね。

(DJ YANATAKE)R.ケリーの歌詞を高橋芳朗先生がよく紹介していますけども。そういった目線で楽しんでいただけるのもヤンハスの魅力かなと。

(宇多丸)ああ、そうか。R&Bリリックのあのシリーズ的な楽しみって言うとわかりやすいかもしれないね。それが日本語でと。

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(渡辺志保)そうですね。

(Young Hastle)たしかに、たしかに。

(DJ YANATAKE)ちょっと時間がないんで、次に行きます。これ、ずーっと番宣なんかでも言われてますけども。もう1個、最近の曲を紹介させてください。レーベルメイトのDJ TY-KOH名義の曲に参加した曲で、その名も『バイトしない』。

(宇多丸)力強いですね!

(DJ YANATAKE)とにかくですね、金はないんだけどバイトはしねーぞ! という意思表示の曲になっております。DJ TY-KOH『バイトしない feat. KOWICHI&Young Hastle』。聞いてください。

DJ TY-KOH『バイトしない feat. KOWICHI & YOUNG HASTLE』



(宇多丸)力強いですね。金輪際バイトはしたくないっていう。

(Young Hastle)絶対にしないですね。

(一同)(笑)

(DJ YANATAKE)かっけー、かっけー。

(宇多丸)でもね、ちゃんとヒップホップに集中したいというね。

(DJ YANATAKE)この後もちゃんとね、ロジックの通ったヒップホップソングになっていますんで。続きが気になる方はチェックしてください。

(宇多丸)そうなんです。それを言っておきたい。さっきから途中で(曲が)切れているけど、この後も全然、どんどん面白くなるのがヤンハスの曲だから。ぜひぜひ。

(DJ YANATAKE)最後ですね、古川(耕)さんのリクエストということもありまして。1曲、もう1個レーベルメイトのDJ TY-KOH名義で『毎日飲む酒(さき)』っていう。

(Young Hastle)毎日飲む酒(さき)!

(DJ YANATAKE)「酒」を「さき」っていうんですけど。feat. Young Hastle&K-YOっていう曲があるんですけども。たぶん毎日お酒を飲んでいるんですか?

(Young Hastle)そうですね。毎日仲間と酒を飲んで、『酔ってる』。



(渡辺志保)いいっすねー(笑)。

(DJ YANATAKE)で、結構ヒップホップで具体的に固有名詞が出てくるっていうのも実は最近はトレンドだったりするんですよ。役者さんの名前とか、商品名とか。そういった実はこれ、ヒップホップのトレンドなんだよっていうのもわかった上で、この曲を聞いていただけると非常に面白いかなと思います。DJ TY-KOH feat. Young Hastle&K-YOで『毎日飲む酒』。

DJ TY-KOH『毎日飲む酒 feat. Young Hastle & K-YO』



(宇多丸)金麦! 金麦讃歌だね。でもさ、檀れい、戸田恵梨香よりは確実にヤンハスの方が飲んでるからね。金麦。実際に。

(Young Hastle)いやー、マジでサントリーさん、待ってます。

(宇多丸)いまどきはわかんないよ。いまどきは全然わかんないよ。

(DJ YANATAKE)ラップCMも流行ってますしね。

(渡辺志保)でも私、何度かインタビューをさせていただいて。3回ぐらい過去にインタビューをさせていただいて。毎回、金麦を持って現場に登場するんですよ。いくらカメラとかテレコとか回っていなくても、もう自分のキャラクタライズするアイテムとして、やっぱり常に金麦を持っているという。そこも真摯さが現れているという。

(宇多丸)今日もね、がんばってね。

(Young Hastle)はい。でも本当に毎日飲んでるんすよ。金麦。冷蔵庫に入っているし。

(一同)(笑)

(宇多丸)ねえ。しかも、その美味しさの理由はさ、「サントリー 南アルプスの天然水がいちばん美味しい その天然水仕込みだから」って(笑)。

(Young Hastle)天然水仕込みなんで。

(渡辺志保)缶にも書いてある(笑)。

(Young Hastle)後味のこのキレがいい、すっきりみたいな。

(渡辺志保)それが自分のフロウともちょっと、シンクロするところがあるという?

(Young Hastle)そう。

(宇多丸)いい加減なところを……(笑)。いいですねー。

(DJ YANATAKE)まあちょっと、駆け足でしたけどもいろいろとご紹介させていただきました。ヤナタケ編はここまででございます。

(宇多丸)歌詞そのものの面白さはもうばっちり伝わったんじゃないかと思いますが、さあ、第二部。この後、ガヤの世界。これはいったいどういうことなのか? 一旦CMに行かせていただきます。

(CM明け)

(宇多丸)今夜は『あなたの知らないYoung Hastleの世界』としてラッパーのヤンハスことYoung Hastleさんをご紹介しております。スタジオゲストはDJ YANATAKEさん、音楽ライターの渡辺志保さん、そしてYoung Hastleさんご本人です。どうも、引き続きお願いします。ここまででも十分に面白いですが……まあ、歌詞のとりあえずパッと聞いて誰でもある意味わかる部分ですけども。こっから先はちょっと突っ込んだ話で行っていただきたいと思います。第二部、ヤンハスのガヤの世界ということで、渡辺志保さん、お願いいたします。

(渡辺志保)よろしくお願いします。そんなね、Young Hastleさんのガヤの世界をこうして『タマフル』で紹介できることを非常に光栄に思っているんですけども。さっき、曲をいろいろ聞いていただいて、Young Hastleさん、歌詞の面白さもさることながら、トラックのインスト。オケの部分もすごくいまのアメリカのヒップホップの世界基準に準じたものを使っていらして。さらにそこに挟んでくるトリック、スキルに関してもすごく世界基準なんですね。

(宇多丸)なるほど。

(渡辺志保)で、ひとつキーポイントになるのが「ガヤ」っていうのがありまして。昨今の世界でヒットするヒップホップの楽曲の特徴に、どの曲にも特徴的なガヤが入っているんですよ。たとえば、ついこの間、先月に行われたグラミー賞の授賞式があるんですけども。そこでソロラッパーとしては1999年のローリン・ヒル以来、新人賞に選ばれたラッパーの子がいるんですけど。彼の名前はチャンス・ザ・ラッパーという名前なんですが。

(宇多丸)おっ、チャンス。はい。

(渡辺志保)チャンス・ザ・ラッパーのグラミー賞に選ばれた曲が『No Problem』っていう曲がありまして。そこも、サビの部分の合間合間に「bih」とか「huhaha」とか「huh huh」みたいな、そういう合いの手が入っているんですよね。あ、いまバックでかかっていますけども。



(宇多丸)はい。

(渡辺志保)なので、結構最近のヒットするヒップホップの曲ってめちゃめちゃシンプルなトラックを使って、リリックもハッスルさんじゃないですけど、結構シンプルな歌詞が多いので、そのガヤの部分で世界観を広げていくっていうのが結構ワールドスタンダードになっているんですね。なので、ガヤ自体が楽曲そのものに臨場感とかアゲ感を出すのに非常に欠かせないエッセンス、ひとつのツールになっているということなんですけども。いま、聞いていただいているのがチャンス・ザ・ラッパーの『No Problem』という曲ですね。で、そのガヤをめちゃめちゃ自分のキーにしてどんどんどんどんいま世界で名を馳せているのがミーゴスというアトランタ出身のアーティストがいるんですけども。

(宇多丸)うん。

(渡辺志保)彼らがすごくて。今年1月にアルバム『Culture』をリリースして、全米ビルボード・チャートで1位を取ったぐらいの。

(宇多丸)ああ、いまヤナタケが着ているそれ(パーカー)も『Culture』の。

(渡辺志保)そう。ヤナタケさんも彼らの服を着るぐらい、めちゃめちゃいま、すごく影響力があるラップグループ。トリオなんですけども。ミーゴス。彼らの曲がですね、これ、いま流れているやつですね。これが『T-Shirt』っていう曲なんですけども。



(Young Hastle)「Mama told me not to sell work♪」。

(渡辺志保)あ、そうそう。いまYoung Hastleさんも歌ってらっしゃるけど。「Mama told me not to sell work」「(mama)」「Seventeen five, same color T-shirt」「(white)」っていう。なんかこのメインのリリックの後に絶対にガヤが入るんですよ。でも、それがウケてこのミーゴスのガヤばっかりを集めたコラージュのPVとかが世界に出回っているほど……。

(宇多丸)へー! ガヤ部分がもうピックアップされて。



(渡辺志保)なんで、宇多丸さんとかもリリック。歌詞を書く上で隙間があったら、なにかしらセリフで埋めることが多いと思うんですけど、いま、それがメインになってきているんですよ。ガヤが。

(宇多丸)すごいね!

(渡辺志保)で、日本でもそういうガヤが得意なラッパーの方、たくさんいるんですけど。群を抜いてドープなのがこのYoung Hastleさん。

(Young Hastle)俺、俺!

(一同)(笑)

(宇多丸)この、これがもうガヤだもんね(笑)。このYoung Hastleさん、「俺、俺!」って、これがもうガヤなんだね。

(渡辺志保)遠慮しない。で、センスがある。で、なにを主張すべきかわかっているというのを……。

(宇多丸)話を広げたり説明を足す部分もあれば、まんまやないか!っていう時もあってさ。それがやっぱりいいんだよな。

(渡辺志保)そうなんです。なので、前の歌詞と全く同じことを反復して強調する場合。で、日本語特有ですけど、直前の日本語のフレーズをそのまま英語に直すとかね。それで強調する場合。さらには、直前の目的語を修飾、補完してストーリーを広げる。この3パターンのガヤがある。なので、ちょっとまず聞いていただきたいのが……。

(Young Hastle)授業みたいになってきたね!

(宇多丸)いいですねー。

(渡辺志保)足りない頭をグッとひねってしゃべっているわけですけども。まず、新しいアルバム『Forever Living Young』から1曲目に入っている『4枚目』っていう曲を聞いていただきたいんですけども。これも、彼のアルバムが4枚目。「これ、みなさんいま聞いているのは俺の4枚目のアルバムですよ」っていうことを言うためだけの曲なんですね。

(Young Hastle)そうだね(笑)。

(渡辺志保)最初ちょっと歌詞を私の方から紹介させていただきたいんですが。この後にみなさんにも聞いていただくんですけども。最初、1行目。「去年、2016」。そうすると「(去年)」っていうガヤが入るんですよ。で、「川崎に引っ越す」「(K’s UP!)」っていう感じでどんどんどんどんガヤが入っていくんですね。その後にも「いまの家から超近い」「(ノクチ)」っていうガヤが入るんですけど、ノクチってズバリ、溝の口のことなんですよ。なので、彼らは自分たちの内輪では溝の口のことを「ノクチ」という風に呼んでいると。

(Young Hastle)ノクチ、ノクチ。

(渡辺志保)かつ、自分はいまそのノクチに住んでいると。そのガヤの部分で二次情報、三次情報までもが得られるというのがYoung Hastleさんのガヤの深いポイントなんですね。ですので、ちょっといまみなさんもそのガヤの部分を堪能しながら聞いていただきたいと思います。Young Hastleで『4枚目』。

Young Hastle『4枚目』



(宇多丸)「食事制限」(笑)。

(渡辺志保)はい。いま聞いていただいたのがYoung Hastleで『4枚目』という曲ですけども。たとえば、さっきガヤの中で出てきたのが、さっきもヤナタケさんから説明がありましたけど、同じチームの中のDJ TY-KOHの名前が出てきたら、ガヤで「(TY)」っていう風にかぶせたり。で、ゴールドジムのところもガヤで「(GG)」ってかぶせていて。それも彼が内輪でゴールドジムのことをGGって呼んでいるってことなんだけど(笑)。さっきもヤナタケさんが言っていましたけど、ヒップホップの歌詞の世界っていかに固有名詞を入れていくか? それでファンは深ければ深い、近ければ近い、狭ければ狭いラッパーの世界を知ることで、さらに興奮するんですね。

(宇多丸)いまはね、特にネットとかでそこが「どういう意味だ、どういう意味だ」ってネットワークできるから。

(渡辺志保)だからそういうところで本当にもうね、ファン心をめちゃめちゃくすぐるガヤを。

(宇多丸)ちょっとだから脚注とかリンクとかじゃないけど、歌詞にプラスアルファでこうね、詳しく。

(渡辺志保)補完していく。で、次に聞いていただくのが『願い』という曲なんですけど。ここも、さらに拡張したガヤの世界がありまして。フック、サビの部分は「あれしたい これしたい」で始まるリリックなんですけども、その中にも「あれしたい(あれ) これしたい(これ)」っていう、その反復のガヤがどんどんどんどん入っていく。なんですけど、バースの部分ですね。そこのところにも「現実になってほしい」というリリックがあるんですが、そこも「現実に(Dreams)なってほしい(Come True)」っていう。

(宇多丸)なるほど。ちょっとルー語的な。

(渡辺志保)「Dreams Come True」のイディオムを2回のガヤに分けてハッスルさんは挟んでくる。で、その後に車がほしいっていうくだりになるんですけども、「1台目はレンジローバーがいい」。その後に具体的な「(RR)」という車種の名前。その後にもアウディが出てくるんですが、その後にもガヤで具体的な車種の名前を入れていると。

(Young Hastle)A7!

(渡辺志保)なので、ガヤで自分のメインのストーリーをどんどん拡張していくっていうのがハッスルさんのガヤの妙であると。

(宇多丸)当然、これなんかもう最初から込みでリリックを構築していかないとね。

(Young Hastle)そうっすね。だから最近は逆に書いている時にあえて隙間を空けて書いていますね。

(宇多丸)なるほど。もう意図的にこの構造がどんどん。

(渡辺志保)入れるという。なので、ここでもこの曲を聞いていただきたいと思います。Young Hastleさんで『願い feat. Y’S』。

Young Hastle『願い feat. Y’S』



(渡辺志保)はい。なのでこのガヤに含まれる情報。そしてロマン。そういったものがやっぱり……。

(宇多丸)ロマンね。ロマン、広がっているよね。2台目の話をしてるからね。もうね。

(渡辺志保)そうなんですよ。というところにもみなさん、ピクピクっと食指が動いてしまうわけなんですよね。

(宇多丸)ライブとかだったらそっちの方に合わせたりもできるしね。

(渡辺志保)そうですね。でもハッスルさん、普段ガヤについて周りから指摘されるとか、「ここいいじゃん」って言われることはありますか?

(Young Hastle)そうね。俺的には本当に普通の感じだから、あんまり特別っていう感じじゃないんだけど。でも、たとえばその『バイトしない』の「(money)」「(酒・さき)」っていうガヤは結構Twitterでエゴサーチしているとみんなウケててくれているから。

(一同)(笑)

(渡辺志保)じゃあもう、リスナーの方にも届いているということですね。

(宇多丸)そのね、すごくかっこよくさ、現行のUSを踏まえてかっこいい感じの合間に「(食事制限)」とか入ってくるから、そこがまたウケるしさ。いいんですよ。刺さり度が半端ないんだ。

(渡辺志保)はい。ではちょっと、ガヤのパートの最後の曲をいまから紹介させていただきたいと思うんですが。『作る』という曲がアルバムに入っているんですけども。これもフックが「作る 作る 毎日作る」なんですが、みなさん、想像できているかもしれません。「作る」の後にだいたい「(make)」が入っていて、「作る(make)、作る(make)」で日本語の単語をそのまま英語に翻訳して反復強調するタイプのガヤ。で、その後に今日、聞いていただきたいのはバース2なんですけども。その後も、いかに自分が日々どうやって筋肉・ボディーを作っているかというところに終始してリリックが展開されるわけなんですけども。そこも、ジムでがんばって「これが最後の一発(ラスト)」「終わったら肉食う(肉) 余計な脂抜く(No Fat)」とかね。

(宇多丸)(笑)

(渡辺志保)そこにまた、ガヤのエッセンスがめちゃめちゃ注入されているんですよ。で、私は今回のアルバムの中でこの『作る』のガヤがいちばん好きでして。このバース2ね。「筋肉特集雑誌載る」っていうリリック、その後にちゃんと雑誌名もガヤで言ってくれているんですよね。なので、なんの雑誌に載ったのか? 曲を聞きながらみなさん、あれかな? これかな? ということで、聞いてみていただきたいと思います。Young Hastleで『作る』。

Young Hastle『作る』



(宇多丸)雑誌は『POPEYE』でしたね。

(渡辺志保)はい。雑誌は『POPEYE』でした。

(Young Hastle)Shout Out To マガジンハウス!

(一同)(笑)

(渡辺志保)ガヤです(笑)。これも、いまのもガヤですよ。というわけで、駆け足でYoung Hastle。ヤンハスさんのガヤの世界をみなさまにご紹介させていただきました。

(宇多丸)いや、でも大変わかりやすかったですし、やっぱり歌詞の面白さの先に現代のUSメインストリームともリンクした、ちゃんとテクニックというか、部分があるというのも非常にわかって。私も勉強になりました。

(渡辺志保)ありがとうございます。

(宇多丸)ということで、お知らせを一旦挟みまして、Young Hastleスタジオライブです!

(CM明け)

(宇多丸)それではお待たせいたしました。第三部、ヤンハスのライブの世界です。Young Hastleさん、一発マイクでお願いいたします!

Young Hastleスタジオライブ


(宇多丸)はい。というわけでYoung Hastle、スタジオスペシャルライブをお届けしました。ヤンハス、ありがとう!

(Young Hastle)こちらこそ、ありがとうございました!

(宇多丸)最高です。やっぱりヤナタケと志保さんの解説を聞いた後だから、よりヤンハスの楽曲の狙い所というか、楽しみ所もわかりやすく伝わったんじゃないかと思いますけどね。

(渡辺志保)おっ、うれしいですね。

(Young Hastle)たしかに。志保やんの授業の後だと。

(宇多丸)志保やん(笑)。

(渡辺志保)恐縮です(笑)。

(宇多丸)ということで、ヤンハスさん。告知を。Young Hastleのアルバム『Forever Living Young』が現在発売中。

(Young Hastle)イエーッ! ハスバム!

(宇多丸)ハスバム(笑)。そして、初のワンマンライブが4月29日、青山RizMで。

(Young Hastle)はい。ヤンハスワンマン。

(宇多丸)これ、初めてなんですね。

(Young Hastle)初めてなんですよね。ワンマンは。

(宇多丸)これ、深夜始まり系?

(Young Hastle)6時オープンの7時スタートなんで。

(宇多丸)じゃあ割りと、終電前でも見れるという?

(渡辺志保)未成年も入れる。

(Young Hastle)未成年も。もうティーンエージャー、いっぱい来てほしいね。JK!

(宇多丸)JK(笑)。

(渡辺志保)うるさいな!(笑)。

(宇多丸)ということで、ヤンハスさん。最後に一言、お願いいたします。

(Young Hastle)はい。4枚目のハスバム『Forever Living Young』。なかなか面白いアルバムができたんで、みんなぜひ買って聞いてくれ。Pay Me!


(宇多丸)ありがとう! ということで、Young Hastleの魅力がたっぷり伝わったんじゃないでしょうか。曲もいっぱいかかったしね。たぶん、この番組史上曲数をいっぱいかけている方じゃないかな?

(Young Hastle)マジっすか?

(渡辺志保)すごーい!

(宇多丸)以上、あなたの知らないヤンハスの世界でした。ヤナタケさん、渡辺志保さん、そしてYoung Hastle、ありがとうございました!

(一同)ありがとうございました。

<書き起こしおわり>