DJ YANATAKEとMC正社員 戦極MCBATTLEオリジナルバトルビートを語る

DJ YANATAKEとMC正社員 戦極MCBATTLEオリジナルバトルビートを語る INSIDE OUT

block.fm『INSIDE OUT』に戦極MCBATTLE代表のMC正社員さんとDJ KENZIさんがゲスト出演。戦極MCBATTLE名物のオリジナルバトルビートなどについて話していました。

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(DJ YANATAKE)DJ KENZI a.k.a BLACKBEATZの第二部となりますね。もう1人、スペシャルゲストをお呼びしております戦極MCBATTLE代表、MC正社員 in the house!

(MC正社員)あ、どうも。よろしくお願いします。

(DJ YANATAKE)よろしくお願いします。お忙しい中、ありがとうございます。

(MC正社員)いやいや、とんでもないです。

(DJ YANATAKE)今日、この枠に正社員くんが来てくれているのには結構大きい理由がありまして。このDJ KENZI a.k.a BLACKBEATZにバトルのビートを頼んだんですよね?

(MC正社員)そうですね。ヤナタケさんの助言があり、「素晴らしい人がいる」ということで紹介してもらって。

オリジナルバトルビート

(DJ YANATAKE)いま、ちょっと順を追って説明しますと、MCバトルシーン全体としてなんですけど、特に正社員くん、結構最初の頃からオリジナルビートに戦極MCBATTLEとしては力を入れていこうと。で、いまやっぱりこれだけバトルシーンが盛り上がっているから、ラッパーもいろんな人がフィーチャーされて。かなり有名な人もテレビに出てきたりとか、いろんなすごいことになっていますけども。そんな中で、このブームはいろんな人が参加してのブームだと思うし。そういった意味で、トラックメイカーももっとピックアップされていいんじゃないか? ということで。

(MC正社員)そうですね。

(DJ YANATAKE)オリジナルビートでやっていったら面白くなるんじゃないか?っていう正社員くんのアイデアがあったんですよね。で、そのビート集っていうのをいったん出して。戦極MCBATTLEで。CDでも出しましたよね?

(MC正社員)CDで出しましたね。あと、配信とか、LINEミュージックとか。あと、カラオケにも入っていますよね(笑)。

(DJ YANATAKE)ねえ。いま、カラオケでも入っている。カラオケでMCバトルができる時代なんだぜ、いま。超ウケるよね(笑)。

(MC正社員)JOYSOUNDで配信しています(笑)。

(DJ YANATAKE)それでちょっと、今週発売になりますけども、戦極MCBATTLEの第15章。これはいつやったんだっけ? 年末?

(MC正社員)11月6日ですね。

(DJ YANATAKE)盛り上がりましたね!

(MC正社員)すごかったですね。

(DJ YANATAKE)で、その戦極MCBATTLEね、いろんなイベントをやっていますけども、やっぱりナンバリングの第○章みたいな大会がいちばん盛り上がって気合いも入っていくというところで。「そこに向けたオリジナルビート。新しいかっこいいトラックを作って大会をやりたいんですよ。ヤナタケさん、いい人いないですか?」みたいな相談をされて、「ちょっといい人、いるんだよね」なんつって、まずDJ KENZIくんにオファーしたんですけど。最初、どうでしたか?

(DJ KENZI)いままであんまりバトルのシーンとかかわることがなかなかなかったので。びっくりしたというのが正直な感想なんですけども。ただ、やっぱりいま実際にバトルのシーンとクラブシーンって結構離れちゃっている部分もあったりするんで。これはちょっと僕も結果を出して、そこが上手くリンクすればいいなという気持ちで仕事、がんばってやるぞ!っていう感じだったんですけども。

(DJ YANATAKE)なるほど。実際にKENZIくんのビートを最初、3つたのんだんですよね? それが上がってきた時に、どうでしたか?

(MC正社員)いや、でもすごい自分が……僕、いま言った通り、ヤナタケさんをブッキングしているのって結構そういう面が強くて。MCバトルとクラブシーンみたいなのが、僕も人のことを言えないんだけど。そんなにクラブとか行くわけじゃないから。そこが結構離れているんですよ。で、やっぱりヤナタケさんが「いいビートメイカーとか、いませんか?」って言って紹介してくれたのが、本当に「あ、これこれ!」みたいな。こういうビートでいまっぽいラップとかでMCバトルができるようになったら本当にいいなと思っていて。

(DJ YANATAKE)うんうん。

(MC正社員)で、KENZIさんとかWATARAIさんのビートって本当にそれをすごい感じたっすね。よかったと思います。

(DJ YANATAKE)そう。一緒にね、僕その時DJ WATARAIに3曲とDJ KENZIをまず紹介してやって。結構ね、全部ばっちりだったよね。

(MC正社員)よかったですよね。

(DJ YANATAKE)で、いまさっきからバックトラックでかかっているのは、この戦極MCBATTLEのオリジナルビート by DJ KENZI a.k.a BLACKBEATZ!

(DJ KENZI)ありがとうございます!

(MC正社員)そうですね。これはドイケン VS MIRIちゃんのビートですね(笑)。


※動画4:30からスタートします。

(DJ YANATAKE)さすが!(笑)。いっつも本当にすごいよね!

(MC正社員)(笑)

(DJ YANATAKE)本当にすごいわ。じゃあ、ちょっと待って。これは?(ビートを流す)。

(MC正社員)これは、最後のGADOROのビートのやつじゃないですか? 違いますか? 最後のやつっすよね?

(DJ YANATAKE)でも、そうかな? 最後に取っておいたやつかな。俺もまだDVD見てないから、あれですけど(笑)。この人、すごいんですよ。

(MC正社員)あ、違うかな? わかんないけど。

(DJ YANATAKE)まあ、全部ね、出てきちゃうっていう感じで。まあそんなDJ KENZIのビートが使われている戦極MCBATTLE15章がなんと今週、DVDが発売されると。

戦極MCBATTLE第15章


戦極MCBATTLE第15章 本選 JAPAN TOUR FINAL 2016.11.06 完全収録DVD

(MC正社員)そうですね。3月15日に出ます。

(DJ YANATAKE)もうでも、オフィシャルサイトで注文した人は早めにゲトれている人もいるみたいな?

(MC正社員)早めに。それが早めに送ったせいで、「まだ俺は届かないぞ!」っていう苦情も俺のところに来ているんですけど(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、なるほどね(笑)。でも、それは買った人順に送っているっていう感じかな?

(MC正社員)そうですね。買った人順に送っていて。しかもオンラインショップで買った人にはちょっと早めに送っているというだけの話で。Amazonで買った人とかは……。

(DJ YANATAKE)ああ、なるほど。他の店で。それはまだだよ。発売日がまだなんだから。早く欲しかったら、戦極のオンラインでと。

(MC正社員)お願いします。

(DJ YANATAKE)でさ、戦極MCBATTLEはやっぱりYouTubeの回転数もすごいじゃないですか。で、そういうところでさ、ちゃんとトラックメイカーをどうピックアップしていこうか?っていう正社員くんの取り組みで、ちゃんとトラックメイカーの名前もそういうところに出しましょうよっていうのは結構トラックメイカーとしても、いい意味での売名というかさ。名前が売れていくことになると思うんですけども。実際にKENZIくん、戦極MCBATTLEのビートを……まだ参加したばかりですけども。どうですか? 反響みたいなのはありますか?

(DJ KENZI)すでにTwitterで何人かからメッセージをいただいたりして。いままでオファーされなかったような方からのトラック製作依頼みたいなのがすごい来ています。

(MC正社員)おおーっ!

(DJ YANATAKE)ヤバくない? それ、でもやりたかった感じだよね。

(MC正社員)本当にうれしいですね。想像していたことがちゃんと実現できて、本当に嬉しいというか。

(DJ YANATAKE)本当だよね。

(MC正社員)もうあれだけ、トラックメイカーをオリジナルにするかしないかっていう話をヤナタケさんにさんざん相談したんで。

(DJ YANATAKE)いや、もう100万回話したよね。マジで(笑)。いや、最初は正直俺もさ、「うーん……」っていうところはあったのよ。やっぱさ、知っている曲でイントロで「ウワーッ!」って盛り上がるみたいなこともあるし。その曲のネタがバトルのライムに入ってくるとかっていう面白さもあるわけじゃん。そういうのがなくなっちゃうっていうのは、やっぱりこっちも心配するところではあったんだけど。でも、「それでもオリジナルでやってください」っていう正社員くんの熱い感じがあって。俺も「じゃあ、わかりました」っつって。で、どんどん知り合いのビートも増えてきたりとか。でも、やっぱり応募してきてくれるみんなのも、結構いいのが多いよね。本当にね。

(MC正社員)いや、最近それですごく応募も増えてきたりとかしてて。で、ついにはやっぱりオリジナルビートで……たとえばこのビートとかもそうなんですけども。その前の試合でベストバウトとか残っている試合があるわけですよね。で、結局みんなそれを覚えているから、オリジナルビートでかかった瞬間に沸くっていうことに最近なってきていて。それもすごいよかったなと思っていますね。

(DJ YANATAKE)たしかに、たしかに。あとさ、バトラーとしてはさ、たとえばカラオケとかもそうだけどさ、「あのビートで俺もバトルをやりてえ!」みたいなのはあるよね? 絶対ね。

(MC正社員)あるし、あとラッパーから「あのビートって買えないんですか?」とか結構言われるようになったし。すごいいいことだと思います。

(DJ YANATAKE)いいことだね。これはどんどん続けていくべきですね。

(MC正社員)そうですね。本当によかったなと最近は思っているんで(笑)。

(DJ YANATAKE)そんでですね、そのへんの戦極MCBATTLEオリジナルビート集。いまVOL.1がCDで出ていまして、VOL.2あたりにはまたこのDJ KENZIの裏でかかっているやつとかも入ってくるんじゃないかな?

戦極MCBATTLEオリジナルビート集Vol.1


戦極MCBATTLE ORIGINAL BATTLE BEAT VOL. 1

(MC正社員)もう、たくさん入っていると思うんで。KENZIさん、ありがとうございますっていう感です。

(DJ KENZI)こちらこそ、ありがとうございます。

(DJ YANATAKE)そして、次の話に行きたいんですけども。そのDJ KENZIビート、かなり正社員くん気に入っていただいたということなんですが、とはいえ、他の応募してくれている人もいっぱい、いろんな選択肢があった中で、ちょっと正社員くんの方からKENZIくんに新しいオファーがあったということで。それはどういった……?

(MC正社員)そうですね。戦極の新テーマソングを作ってもらいたいということで。

(DJ YANATAKE)それ、ヤバくないですか?(笑)。

(DJ KENZI)相当重大なお仕事で。

(DJ YANATAKE)いま、マジで戦極のYouTubeとかの再生回数を見たらビビると思うけど。みんなだってラッパーのさ、ビデオとかもがんばっているけどさ。もう1個のメディアじゃん。マジで。戦極のYouTubeチャンネルは。で、そこに対して、毎回そのテーマ曲がイントロで使われたりとかさ。今後も大きい大会とかでも使われていくわけでしょう? そのテーマ曲をKENZIにたのもうと思った理由というか。そういうのはありますか?

(MC正社員)やっぱり、いちばんはヤナタケさんにいろいろ相談した結果、KENZIさんの名前がすごい出るっていうのがあったし。あとそれで仕上がったオリジナルビートが、すごい任せても大丈夫だなっていうのがあったんでオファーしたんですよね。他にもいろんな理由があるんですけど。それはここではあんま言わない方がいいんじゃないか?っていう話も(笑)。

(DJ YANATAKE)ああ、そうなんですか?

(MC正社員)あの、サンプリング的な……。

(DJ YANATAKE)ああ、全然。すごい大事なことですよ。やっぱりね、権利関係とかもさ、ヒップホップはずーっとそれと戦ってきていますから。ヒップホップの歴史は。でもやっぱりちゃんとオリジナルソングを作るということで、もっといろんなビジネスチャンスも広がったりしますし。やっぱりアンダーグラウンドなものからメジャーシーンになっていくというのは、そういうところだったりしますんで。いま、正社員くんはそこと戦っているわけですから。

(MC正社員)いやいや(笑)。

(DJ YANATAKE)非常に重要なことだと思いますが。じゃあ、ちょっと初出しというか、そういう感じになってくると思うんですが。いま、15章のDVDが出るということですが、16章に向けてということですかね?

(MC正社員)そうですね。16章から、実際に大阪予選とかではこれ、もうかけたりしているんで。

(DJ YANATAKE)おっ、なるほど! じゃあちょっと、改めまして。これ、曲のタイトルみたいなのはあるんですか?

(MC正社員)曲のタイトルはKENZIさんに決めてもらいたいんですけど(笑)。

(DJ YANATAKE)まだちゃんと決まっていない? じゃあ、今度決めましょう。今日は戦極MCBATTLEの新テーマソング by DJ KENZI a.k.a BLACKBEATZということで、行ってみたいと思います。なかなか番組としても、テーマ曲をかけるというのはあれなんですけども。ちょっと、こんな感じで戦極MCBATTLEは行くというのをみなさん、聞いてください。DJ KENZIが作りました。

(テーマ曲が流れる)

(DJ YANATAKE)はい。という感じでかかっておりますけども。もう、完全にたぎる感がありますね。どうですか? スタッフのみなさんも。MCバトルっぽいでしょう? さっきのさ、2人のゲストの曲はなかなかニューウエストっぽいというか、ウェッサイっぽい雰囲気の、いまのクラブで流行っていそうな感じでしたけど。これはそういう発注に応えて?

(DJ KENZI)そうですね。とにかく、さっきのサンプリングの話なんですけど。サンプリングはしないけど、やっぱりバトルってフロウがいちばん映えるのって、ずーっとサンプリングのビートでやってきたっていう一面もあると思うので。とにかく打ち込みでサンプリングっぽさを出したいということでこういうビートになったんですけども。

(DJ YANATAKE)なるほど。(ツイートを読む)あっ! SHINJI-coo-Kさん、きてますよ。「戦極オリジナルビートはもっとコミットして盛り上げたい」。ありがとうございます。SHINJI-coo-Kさんのビートも戦極MCBATTLEのオリジナルで使わせて頂いております。SHINJI-coo-Kさんのビート、かけてみますか。(ビートをかける)。

(MC正社員)これっすね!

(DJ YANATAKE)これ、結構俺気に入って。結構使っているよね。

(MC正社員)これはPEKO VS GADOROの時に使われて……。

(DJ YANATAKE)(笑)

(MC正社員)ベスト4の。15章のやつですね。

(DJ YANATAKE)俺、これすっごい好きで。結構使っています。この前後半でシンプルなビートから入ってきて……みたいなところもあえて使ったりしてるんですけども。いま、SHINJI-coo-K、Twitterでつぶやいてくれています。ありがとうございます。またぜひ、応募をお待ちしておりますんでね。

(MC正社員)そうですね。

(DJ YANATAKE)いいですよ。こうやってやっぱね、トラック……いまさ、昔ってレコード時代はさ、裏ジャケに「Produced By ○○」とか絶対に書いてあってさ。レコードレーベルとか。もっとプロデューサーがクローズアップされていた感じがするのよね。でもいま、iTunesとかで買ってもさ、プロデューサーのクレジットがなかったりさ。作曲が本名で書いてあってさ。なかなかプロデューサーがクローズアップされにくい時代というか。なんかそういう気がしていて。なんで、この番組もなるべく曲の最後に「プロデュースは○○」ってつぶやいたりしているんですよ。

(MC正社員)はいはい。

バトルビートきっかけでプロデューサーのプロップスを上げたい

(DJ YANATAKE)なんですけど、そういった意味でね、こういったところからもどんどんプロデューサーの名前が広がればいいなと思うんですけどね。

(DJ KENZI)本当にでも、そうなっていくと作っている方としてもすごいテンションが上がって。またいい曲につながると思いますね。

(DJ YANATAKE)他に正社員くん的にお気に入りのビートみたいなのとか、ありますか? この人のがいいなとか。「○○戦の○○がよかった」とか。15章とかだと?

(MC正社員)15章ですか? 15章だと……でもLick-GとMOL53のあのヤナタケさんが使っているWheat Catビーツ。Lick-GとMOL53のやつとか。

Lick-G vs MOL53 戦極MCBATTLE第15章

(MC正社員)あと、漢さんとPEKOの試合のTHbeatzっていう。大阪のTAKAくんとかのビートメイカー、トラックメイカーをやっている人が送ってきたやつとかもすごいかっこよかったし。

PEKO vs MC漢 戦極MCBATTLE第15章

(DJ YANATAKE)うん。

(MC正社員)あと、結構渋いところだと、これはヤナタケさんが選んだやつでしたっけ? ドン・チンジャオのビートもよかったっすよね。あと、呼煙魔っていう戦極でずっとオリジナルでMPCを叩いている人がいるんですけど。呼煙魔とかは本当に戦極で叩いて、スゴい現場のプロップスを取って、どんどん仕事の依頼が増えたっていう結構いい例だと思っています。

(DJ YANATAKE)そうだよね。本当、そう。やっぱりそういうところでシーンというものが作られていっているわけですよ!

(MC正社員)そうですね。あと、hokutoも。

(DJ YANATAKE)hokutoくんね。アルバムも出しているしね。hokutoくんのアルバムなんかも結構いいメンバー、参加しているもんね。いいですね。ちょっとまたそのへんもね、正社員くん。一緒にフィーチャーしてやりましょうよ。

(MC正社員)そうですね。本当にこういうことって結構数年前から想像していて。ヤナタケさんが戦極に加入した時が、あれは2014年でしたっけ? 2013年ぐらいですか?

(DJ YANATAKE)第8章からかな? 俺は。

(MC正社員)8章だから、それは3、4年前とかに、ずっと当時、アスベストっていうラッパーがいて。もういないんですけどね。

(DJ YANATAKE)(笑)。いるよ! いまもアスちゃんは。

(MC正社員)アスベストっていうラッパーにすげー相談していて。「MCバトルってやっぱりヒップホップの中からちょっと隔離されているよね」みたいな話から始まっていて。その中で、ヤナタケさんとかを入れたら、ちょっとまた変わるんじゃない?っていう部分から始まって。そこから、ヤナタケさんがDJのフロアプレイで盛り上げてくれたりとか。オリジナルビートもヤナタケさんに相談してやって。で、いまこんなフリースタイルの大ブームが起きて。本当にイケてるやつが……見た目もおしゃれで、ラップも超イマっぽいみたいなやつがバトルをするようになって。そのバトルがKENZIさんのそういうイマっぽいビートですげーベストバウトとか繰り広げられたのを今年の1月に見たんですよ。戦極新年会っていう大会で。

(DJ YANATAKE)はいはい。あったね。あったあった!

(MC正社員)NoZu VS Kaine dot Co. っていう、イマっぽいやつVSイマっぽいやつで。ヤナタケさんがかけて。

(DJ YANATAKE)MCバトルしながら「Skrr Skrr」とかいって(笑)。

(MC正社員)もうトラップっぽいノリとかするやつで。でも、そんなやつが現れたことが奇跡だし。で、そういうバトルがいま起きていることが結構俺、奇跡だと思っているんで。本当にこの流れはありがたいなと思っております。ヤナタケさんとかKENZIさんとか、そういう方がいるおかげだと思っているんで。本当にありがとうございますっていう感じで。

(DJ KENZI)本当にありがとうございます。

(DJ YANATAKE)(笑)。まあ、僕もなんか褒めてもらっちゃってあれなんですけど。昨日、ちょっとイベントでMACHA-CHINと一緒だったんですよ。で、MACHA-CHINと空いている時間でいろいろ話していたんだけど。やっぱり歳を取ってきて、音楽がなんでも聞けるようになってきたっていうか。昔は「ヒップホップ以外のものは寄せ付けねえぜ!」みたいな。「ヒップホップなスタンスじゃなきゃ……」みたいなのがあったけど、いまはさ、違うよね、みたいな。なんか丸くなってきたのかわからないけど。でも、なんでも受け入れて……でも、受け入れてみた方が絶対に面白くて。ヒップホップの中でもあるじゃないですか。こっち派、こっち派とか。

(MC正社員)ああ、ありますね。

(DJ YANATAKE)でもね、そういう話、あんまり俺は意外と分け隔てなく他の人よりは聞けているし。そういった部分で俺が通してミックスできるんだったら、それはなんでもやっていきたいと思うし。逆に勉強させてもらっているところばっかりっすよ。あとね、バトルの現場はホットなんで。そこをいま、知っておかないとダメだし。そこに行くことで、俺らみたいなおじさんは若い友達がいっぱい増えるんですよ。本当ね、それは何にも代えられない、すごく大事な財産というか。あいつらと同じ目線で話せていなかったら、こういう新譜の話とかさ。まあDJもそうだけど、若い子と話して同じ目線で話せていなかったら、こんな番組やれないと思うし。

(MC正社員)うん。

(DJ YANATAKE)なので、そういった意味でもバトルの現場、好きなんですよね。

(MC正社員)いや、すごい本当にヤナタケさんは……Lick-Gっていうラッパーがいて。Lick-Gっていま人気で、イマっぽい。あいつもMCバトルから駆け上がったんだけど、イマっぽいラップというか、ヒップホップがすごい好きなやつなんだけど。そいつがバトル中にお客さんは誰も反応していなくて。どんな内容だったかは忘れたんですけど、お客さんは誰も反応しなくて、ヤナタケさんだけがアガってたんですよ。そしたら、「客のプチャヘンザよりヤナタケさんのプチャヘンザの方が絶対に価値があるってことをみんなわかってんのか?」みたいに言っていて(笑)。

(DJ YANATAKE)(笑)

(MC正社員)どんな内容だったかは覚えてないんだけど。

(DJ YANATAKE)ああ、でもあったね。そうそうそう(笑)。

(MC正社員)もうLick-Gも17っすからね。

(DJ YANATAKE)でもLick-Gとかも新譜とかめちゃくちゃ詳しいし。

(MC正社員)聞いてる。あいつ、むっちゃ詳しい。

(DJ YANATAKE)やっぱりね、あいつはスターになるね。なってほしいね。

(MC正社員)なってほしい。

(DJ YANATAKE)本当にうれしいですね。まあ、そんな感じで時間もなくなってきちゃったんですけども、引き続き戦極MCBATTLE、一緒にやっていったりしたいですよね。

(MC正社員)ぜひ、よろしくお願いします。

(DJ KENZI)お願いします。

(DJ YANATAKE)あと、新しいトラックを募集していたりしますし。KENZIくんもね、ぜひDJ KENZIにこんなトラックを作ってほしいとかあったら、お気軽にっていう感じですか?

(DJ KENZI)はい。お気軽にTwitterから連絡ください。

(DJ YANATAKE)(笑)

<書き起こしおわり>

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