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星野源『Mステ』でのタモリとの変態トークを語る

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で、『ミュージックステーション』出演時にタモリさんとした『くだらないの中に』の歌詞と変態に関するトークを振り返っていました。


(星野源)(メールを読む)「私ごとですが、15年ほど前、お付き合いしているような、していないような関係の男性から、『うなじあたりが炊きたてのご飯の匂いがする』と言われたことがあります。何年ぶりに会ってもクンクンされていました。なので『くだらないの中に』を聞くたびに、『同じ嗜好の男の人っているもんだな』と思っていました。当時の私は『ご飯の匂いって?』と思っていましたが、『Mステ』で源さんが語っていた『好きな人の匂いって好きじゃないと臭いけど、好きになるといい匂い。いい匂いって思うことに愛を感じる』との言葉に、その男性ももしかしたらそんな感じだったのでは? ととても懐かしくなりました。今はその男性に確認することはできませんが、もしかしたらとても愛されていたのかもしれないなと思いました」と。なるほど。そうですね。

そうそう。その『くだらないの中に』を歌えたんですよ。しかも、フルですよ。フルで『くだらないの中に』も『恋』も2曲続けて歌わせていただいて。ないですよ、こんなこと。もう本っ当にすごい番組だと思います。いやー、すごい。本当に。他の曲の映像を出すっていうのも、きっとお金とかもかかると思うんですよ。あれって、使用料とか。それも含めて、いや、すごい番組だなと思って。そういう番組に出せていただけて本当にうれしいし、幸せだなと思いました。

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首筋の匂いがパンのよう

だって、本当にファースト・シングル……あれは震災の年だから2011年の3月2日ですよ。リリースの曲をいま、フルで歌わせてくれるって本当にないと思うんで。いや、本当にありがとうございます。それで、『くだらないの中に』の歌詞にね、「首筋の匂いがパンのよう」っていう部分があるんですけど。それを僕、なんて言うか好きな女の人じゃないと臭い匂いも、好きになるといい匂いになるっていう現象がある気がして。そこになんか、愛を感じるなっていう。人間らしさみたいな。で、『くだらないの中に』を書いた時は、自分なりのラブソングを書きたいなっていう思いがあって。で、「愛してる」っていう言葉がちょっと個人的に苦手なのもあって。

まあ「愛してる」っていう言葉は別にいいと思うんですけど、なんか「”愛”をしているよ」って相手に伝えるのってなんか変だなと思って。「好きだよ」とか伝えるのは別に全然いいと思うんですけども。「愛をしているぞ」っていうのはなんか言葉として変だなと思って。うーん。なんか、そこに愛があるとか、好きだなとか、その2人の心の中に愛があるとかっていう言い方は全然普通に納得できるんですけど。なんか、そういうのも含めて「愛してる」っていう言葉を使わないで、愛があるような状態を歌えたらいいなと思っていました。

それで、あとタモリさんともお話をしたんですけど。人間の優しい変態性みたいなものを真面目に歌いたいなと。おちゃらけた感じじゃなくて。で、タモリさんが常々――リハでも言っていたんですけど――常々言っているのは、「人間はみな変態である。その変態の反対は動物的である。動物は服を着ないでしょう? 肛門を見せて歩いている人間はいないでしょう? つまり、そう考えると人間であることがいちばん変態なのであって、その反対は動物であり、野生である。だから、きちんとしているほど変態なんだよ」っていう話をされていて。

つまり、いわゆる一般の人が思う「変態」っていう言葉と、その変態はまたちょっと違うんだけど。なので、まあ変態って「我が変態である!」みたいな、なんかそういうのを得意げに言う人はすごい苦手ですけども。なんかそういう品のある、タモリさんみたいな。そういう風に変態というもの……つまり、人間的っていうことだよね。人間らしさみたいなものっていう。きれい事ではない人間らしさみたいなものっていうのを真面目に歌いたいなと思って作ったのが『くだらないの中に』でした。

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で、そんな匂いの話をしまして。で、パンの話をして、おせんべいの匂いとかにもたまになるわけですよね。で、その発酵しているというのもタモリさんがすぐに「イースト菌でしょ?」って言ったのが、もうさすがなんですよね。本当にさすが! それは本当にそう! さすがとしか言いようがない。本当に。「大好き!」ってその瞬間に思いましたけども。「発酵している」ということを言おうと、「は」って言おうとしたら、「イースト菌でしょ?」って。「その通りです!」っていう。さすがですね。本当に。だから、そういうのも含めて、その話をできたのもすごく……だってあれ、ゴールデンタイムっていうか、そういう番組で。


まあ僕もオンエアーを見直しましたけど。明らかに、タモリさんと僕で他の人を置き去りにしている感じはありましたけども。なんかそういう……でも、僕とタモリさんの間にはなんかすごく温かいものが通っていたんですよ。なんか、あの現場の中で。「そうだよね」っていう、なんかそういう感じがあって。それがテレビで普通に言えたというか、ゴールデンタイムで言えて、しかも歌を歌えたというのがすごく嬉しかったですね。じゃあちょっと、その歌を聞いてみましょうかね。じゃあ、聞いてください。星野源で『くだらないの中に』。

星野源『くだらないの中に』



お送りしたのは星野源で『くだらないの中に』でした。

<書き起こしおわり>

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