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星野源 YMO『東風(Tong poo) 』聞き比べ特集

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中でYMOの『東風』アレンジ違いを聞き比べていました。



(星野源)さあ、今日のイエローミュージックは先週、『Firecracker』という曲のアレンジ違いをかけたらとても好評で。なので、それをもう1回やってみようかなと思いました。今日はまたYELLOW MAGIC ORCHESTRAの曲なんですけども。前回はマーティン・デニーという人の曲を本人のバージョンとYMOバージョンをかけたんですけども。

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今回はYMOの曲『東風(Tong poo) 』という曲があるんですけども。坂本龍一さんが作曲して、YMOのファーストアルバム『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』に入っているんですけども。その曲の原曲と、またカバーした違う人の曲っていうのをかけてみたいと思います。
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ファーストアルバムの曲

で、この曲はファーストアルバムに入っているんですけども、当時は『Yellow Magic(東風)』という曲タイトルでございました。でも、いつからから『東風』というタイトルがメインになっているようですね。いろんな方がカバーする時も『東風(Yellow Magic)』って書いてあったり『東風』だけだったりとかですね、いろいろなバージョンのタイトルの書き方があるようですが。で、僕がちゃんと聞いたのはYELLOW MAGIC ORCHESTRAのファーストアルバムなんですけど、USバージョンという、アメリカで発売されたバージョンが微妙に音質が違うんですよね。で、ジャケットも全然違うんですけども。そっちの音がすごく好きで。そのバージョンの『東風』という曲をまずちょっと聞いてもらいましょうかね。

このアルバムは細野さんがプロデュースして。YMOは細野さん、坂本龍一さん、高橋幸宏さんというこの3人のメンバーですけども。そのファーストアルバムのUS盤『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』というアルバムの『Yellow Magic(Tong Poo)』という曲を聞いてください。どうぞ。

Yellow Magic Orchestra『Yellow Magic (Tong Poo) 』



お送りしたのはYELLOW MAGIC ORCHESTRAで『Yellow Magic (Tong Poo) 』でございました。このアルバムのCD版の解説文に細野さんのインタビューが書いてありまして。テクノカットについて書いてあって、いまこれ僕はじめて見て、「ああ、そうなんだ!」と思ったんですけど。もともと3人を限定したわけじゃなく、チーム的な感じで何人増やしてもいいような形で始めたらしいんですが。結局、メンバーは3人だったんですけど、いろんな方が参加して。その後もアルバムだったりライブだったり。それこそ、矢野顕子さんとかも参加していましたけども。で、僕、勝手にクラフトワークとか、いわゆるテクノユニットとかそういう人たちの格好とか雰囲気とかを真似しているのかな? と思ったんですけど……。

実はそれを見たら、『3人でその頃、テレビで小澤征爾さんが指揮する北京交響楽団を見ていた。それがすごく感動的なもので、それまで3人ともニューヨークのスタッフとかLAのセクションみたいなミュージシャン集団だと自分で思っていた。ニューヨークのスタッフの真似をしながらも日本のミュージシャンがああいう交響楽団の顔つきでシンセサイザーをやれば予想を超えた何かができるんじゃないか? というある種の熱狂がその時にあった。さっそく知人の美容室に行って『北京の楽団みたいにモミアゲをカットしてくれ』と……」。だからテクノカットっていうのはそこから来たんですね。そうなんだ!っていま、読んですごくびっくりしましたけども。勝手にいわゆるドイツ、ヨーロッパの人たちのテクノの雰囲気の真似なのかと思ったら。

「……クラフトワークを聞き込めば聞き込むほど、ドイツとかヨーロッパの歴史の深さに圧倒されるばかりだったんです。これは僕らにはできない。やっても真似になってしまう。彼らに対抗する方法論が見つけ出せなかった、そんな時に北京の楽団が『僕らは東洋人である』という意識を刺激してくれたんですよ」と。なるほど! まさに『Yellow Magic』ですね。いやー、なんかすごい。これ、ちょっと持って帰りたいっていうか(笑)。買おう(笑)。僕、レコードで持っていたんで。レコードで買って、あとさらにiTunesで買ったりしていたんで。ちょっと改めてこのリイシュー盤……リマスター盤かな? 買ってみよう。

それでですね、次にこれをカバーしましたセニョール・ココナッツ・アンド・ヒズ・オーケストラという、本当はエレクトロニカとかクラブ方面の方みたいなんですね。チリ在住のドイツ人、ウーべ・シュミットさんという人だそうです。88年ごろからアンビエント・テクノ、ハウスなど様々な音楽をマンボやチャチャチャ、メレンゲなどにアレンジしてやるという方。で、この方が2006年4月に出した『プレイズYMO』というアルバムがありまして。カバーアルバムでYMOの曲をこの人がカバーしているというアルバムなんですけども。



それを当時、リアルタイムで僕はレコード屋さん……タワレコだったかな? で、見つけて、すぐに買いまして、そっからすっごい聞いて。で、この曲でマリンバが出てくるんですけど、それを自分の『SAKEROCK』という曲のマリンバのすごく参考にしたりしました。そのセニョール・ココナッツ・アンド・ヒズ・オーケストラバージョンの『東風』を聞いていただこうと思います。どうぞ!

Senor Coconut And His Orchestra『Yellow Magic (Tong Poo)』



かっこええ! お送りしたのはセニョール・ココナッツ・アンド・ヒズ・オーケストラで『東風』でした。メールが届いております。18才の方。「YMO、かっこいいっすね。いつまでも色あせない最先端の音楽。特に『東風』と『体操』が大好きです」。『体操』もいいねえ! 『体操』もね、今日かけようかどうか迷っていたんですけどね。「……バイトで金を貯めてレコードを買いたいと思います」。ああ、いいですね。レコードってアナログのことかね? うん。

大阪府の方。「アレンジ違いのイエローミュージックのコーナー、とても興味深いです。同じ曲で感じ方がこんなに違うのかという発見がありました。さらに、感じ方の違いは人によっても、聞く時の気分によっても違ったりするんだろうなと思うと、ひとつの曲がどれだけ無限に広がるのかしら? いま、音が楽しくて仕方がないです」という。いいですね。

奈良県の方。「YMOは、どストライクの世代です。『東風』もよく聞きました。中学生の頃に友人のお兄さんが聞いていたカセットを借りてむさぼるように聞いていたあの頃が懐かしいです。すごく衝撃を受けたのを覚えています」。いやー、そうだったろうな。当時の人は本当に衝撃だったんだろうね。「……ああ、そういえば『スネークマンショー』とかも好きでした」。ねえ。『スネークマンショー』。ラジオでいまかけたらどうなるんだろうか? かけられるの、少ないよね。結構すごいですからね。『スネークマンショー』って知ってる、みんな? 『スネークマンショー』っていう、もともとはラジオ番組だったようですけども。ラジオコントのような面白いおしゃべりというか、コントみたいなものを流した後にかっこいい曲をかけるという番組がありまして。

それをYMOの方。たぶん細野さんだと思いますけども。いいなということになって、『増殖』というアルバムで、YMOのアルバムの中でYMOの曲、そしてコント。曲、コントっていうアルバムが出まして。もう……まあ、僕はリアルタイムじゃないけども。僕、小学生の時に親父の友達が『スネークマンショー』をぎっちり詰まったテープを誕生日にくれたんですよ。もう、それをむさぼるように聞きましてね。いま思うと、もしかすると音声コントといいますか。そういうのが大好きだったし、もうほぼコントを……テレビコントも見ていたけど、それよりも早かったような気が。コントというものがすごく好きになったきっかけかもしれないですね。で、まあコントって言えるかどうか?ってまたちょっと微妙なところなんですけども。まあ、かっこよくて面白くてという、そういうのをすごい聞いていたんですけども。

みんな、憧れるよね。芸人さんとかも、やっぱり話を聞くとみんな憧れているっていう。「『スネークマンショー』みたいなことはやりたい。でも、できない」っていう、そういう存在ですね。だからなんか、『スネークマンショー』の流せるのを流してみたいですね。今度。また特集とかやってみましょうね。さあ、そんなわけでイエローミュージック、新試み。同じ曲ですがアレンジ違いを流してみるという。僕の好きなアレンジしか流さないっていうのは決めてはいるんですけども。このセニョール・ココナッツのアレンジが大好きでね。そんなわけで、聞いていただきました。今日は『東風』を2曲、お送りしました。イエローミュージックでした。

<書き起こしおわり>

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