高橋洋二が選ぶ 2016年映画ランキング ベスト10

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映画を劇場で年間200本見る男、放送作家の高橋洋二さんがTBSラジオ『タマフル』で2016年に見た映画の中からランキングを作成。ベスト10を発表していました。

(宇多丸)さあ、ここでゲストをお一方、ご紹介しましょう。劇場で年間200本映画を見る男、放送作家の高橋洋二さんです!

(高橋洋二)こんばんは。よろしくお願いします。

(宇多丸)毎年、ありがとうございます。

(高橋洋二)うれしいですね。また呼んでいただいて。

(宇多丸)楽しみですよ。毎年ね、洋二さんは1テーマ、ちゃんと芯を通して選んできていただいてますもんね。

(高橋洋二)そうです。紡ぎ出されてしまうテーマっていうのが毎年、なんかあるんですよね。

(宇多丸)やっぱりチョイスしていくうちに、「あっ、っていうことは今年はこうかな?」みたいなのが見えてくるみたいなことなんですかね。今年は何なんですかね。楽しみですね。ちなみに今年、洋二さん、通算現状で何本?

(高橋洋二)申し訳ないです。一昨日、『ボクの妻と結婚してください。』を見たんですが、それが190本目だったんで。ちょっと200には……ちょっと申し訳ないっていう感じです。

(宇多丸)これ、新作ということですか? じゃなくて、映画館でっていうことですね?

(高橋洋二)名画座の旧作も含めて、「スクリーンで見た」という。家のテレビモニターで見たものはカウントしていないという。

(宇多丸)なるほど。映画館で見た190本ということでございます。さあ、ということでね、『ボクの妻と結婚してください。』は入ってくるのかどうか? このあたりですね。

(高橋洋二)いいですか? じゃあ、10位から1位まで一気に発表しますね。タイトルだけ申し上げます。

10位:ヤクザと憲法
9位: アイアムアヒーロー
8位: デストラクション・ベイビーズ
7位: ヒメアノ~ル
6位: 葛城事件
5位: SHARING
4位: 悦楽交差点
3位: この世界の片隅に
2位: シン・ゴジラ
1位: 溺れるナイフ

(宇多丸)おおーっ!

(高橋洋二)えっ、それは何に対する「おおーっ!」っていうことなんでしょうか?

(宇多丸)あの、1位の『溺れるナイフ』が……だからその、なんて言うんですかね? 僕らとたぶん順位とかっていう意味では違うんだけども、よくぞ思い切ったところにガッツリと入れてくださったというかですね。その感じです。

『溺れるナイフ』


(高橋洋二)さすが、わかってらっしゃいますね。あと、今年の僕の選のテーマって、わかりませんか?

(宇多丸)テーマ? なんだ?

(高橋洋二)全部日本映画です!

(宇多丸)日本映画ですね! そうですね、今年!

(高橋洋二)あのね、日本映画、どんどん面白くなってきているなっていうのがあるんですよ。メジャーもインディペンデントもね。すごく(レベルが)上がってきていて、今年は両者ともって言うか、あらゆるジャンル、あらゆるバジェットの映画ですごくレベルが上がっているというのがあって。外国映画で面白いのがありましたけども。でも、「これを選から落としたくない。これを選から落としたくない……」っていうと、全部日本映画になっちゃったということでございます。

(宇多丸)はい。いや、でも素晴らしいですし、すごい納得ですし。僕ね、見ていないのが2本あってですね。まずじゃあ、下から行きましょうかね。

(高橋洋二)下から。軽く扱うのとそうじゃないの、わけました。『ヤクザと憲法』はご覧になっていますか?

(宇多丸)見れていないんです。

(高橋洋二)これはドキュメンタリー映画でして。

(宇多丸)評判でしたね。


(高橋洋二)東海テレビが制作した、憲法14条が定める法の下の平等というのがヤクザに適応されるのか? というのがテーマで。大阪の西成区の住宅地に組事務所を構える指定暴力団の人たちの事務所にカメラが入って。なんか100時間ぐらい回したそうなんですけども。そうすると、いろんな映画やマンガ、ドラマその他で「暴力団っていうのはこういうものじゃないのかな?」って期待するわけじゃないですか。割と我々のヤクザとは?っていうような……

(宇多丸)イメージがありますよね。

(高橋洋二)それをね、ことごとく覆していく描写がありまして。

(宇多丸)へー。たとえば、どういう感じですか?

(高橋洋二)慎ましいんですね。みなさんね。それと、スタッフが入っていって1メートルぐらいの鉄骨が入ったようなカバンがあるんです。

(宇多丸)これは不穏な感じがしちゃう。

(高橋洋二)不穏な感じ、するでしょう? それで、「えっ、これはマシンガンですか?」って言うと……

(宇多丸)「んなわけねーだろ」って思うけど(笑)。でもなんかね、凶器かな?って思うけど……

(高橋洋二)そしたらそれはキャンプ用のテントなんですけどもね(笑)。

(宇多丸)キャンプ(笑)。

(高橋洋二)だから、組員の方が笑いながら「テレビの見すぎだよ」なんていうのがあったりとか。21才で引きこもりなんだけど、どこにも行けないような感じの若者がこの組だと居場所を見つけることができるとかね。そういう受け皿になるんだなと。でも、その後にその彼は……みたいなのがあるんですけど、とても面白かったですね。本当に大ヒットしましたからね。

(宇多丸)はい。

(高橋洋二)で、『アイアムアヒーロー』に関して言いますと、内容に関してはリスナーのみなさんもよくご存知だと思いますけども。これは東宝映画ですね。日本のいちばんメジャーな。が、よくぞここまで!

(宇多丸)もうゴア描写がね。

(高橋洋二)そうなんです。で、これはもうスタッフの方がはっきりと言っていまして、「映画館でしか見られない映像、作品を作ろう。そうじゃないとダメだ」と。これは何か? といいますと、テレビ放映のことを全く考えていないと。

(宇多丸)絶対に無理ですね。もうね。

(高橋洋二)ねえ。そういったところが変わってきた。メジャーも変わってきたなと。

(宇多丸)うんうん。そのね、「あっ、変わってきた!」感がまさに日本映画豊作でもあり、僕が「ワーストはちょっともう選ぶの、無理だな」っていうその感じにも通じるかもしれないですね。

(高橋洋二)それで8、7、6の『ディストラクション・ベイビーズ』『ヒメアノ~ル』『葛城事件』。この今年の5月、6月あたりのバイオレンス映画の……

(宇多丸)これはね、立て続けに来ましたよね!

(高橋洋二)『クリーピー』が残念ながら落っこちちゃったんですけども。これも、『ヒメアノ~ル』の吉田恵輔監督はいままでも名作をいろいろと撮っていますけども。『ディストラクション・ベイビーズ』の真利子哲也監督は自主映画出身の人で、これも監督ご本人にしてみたらこれだけの大きなバジェットの映画っていうのは初めてだったんですよね。で、『葛城事件』も主に演劇の世界の方であった赤堀雅秋監督が自分の作品の映画化ということで。このへんのお互いに響き合っている感じが同時代感がすごいあって。

(宇多丸)すごいありますよね。

(高橋洋二)「なんだろうな?」って考えちゃうんですね。同時代感を。「この同時代感ってなんだろう?」っていうことを考えながら、どんどん上に行きますと……5位『SHARING』。篠崎誠監督ですね。

(宇多丸)はい。これは僕も大好きです。

(高橋洋二)社会心理学者の女流教授がいて。3.11の予知夢を見た人を調査しているという女性の学者さんがいて。で、同じ大学の演劇学科の女学生さんが3.11にまつわる演劇を作るという。

(宇多丸)樋井明日香さんがね。

(高橋洋二)ということで、現実なのか夢なのか予知夢なのかっていうのが錯綜するところを篠崎誠さんがもう見事にまとめあげたという。だからアフター3.11の娯楽映画とはなんだろう? もう娯楽映画の形っていうのがひとつ、それ以前とそれ以降では変わってしまった感っていうのが、やっぱり2016年だなっていう感じがするんです。それを本当に篠崎監督、見事なカメラワークでまとめていましたね。これ、宇多丸さん当たったんでしたっけ?

(宇多丸)当たっていないんです。

(高橋洋二)当たっていないけども、褒めた?

(宇多丸)篠崎さんにお誘いいただいてトークショーをやったりとかっていうのもあって。拝見して、めちゃめちゃ面白かったです。っていうか、すげーおっかないですけどね。「えっ、結論そこに行くか? うわっ!」っていう。バージョンが2つあるというね。三宅さんのアドバイスでね。もうひとつの、短い方のバージョンを見ていないんですけど。また全然結論が違うらしいんで。

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(高橋洋二)らしいですね。4位『悦楽交差点』。

(宇多丸)これはごめんなさい。ノーマークでございました。

(高橋洋二)ピンク映画なんですよ。ピンク映画で、実はピンク映画館では去年の12月に公開されているんですけども。今年の8月にテアトル新宿がこの優秀なピンク映画を集めた映画祭というのを開きまして。そこで見た『悦楽交差点』。城定秀夫監督。


(宇多丸)ああ、ああ! はいはい。

(高橋洋二)ご存知ですか?

(宇多丸)もちろん。もちろんです。

(高橋洋二)なるほど。僕、不勉強ながら城定秀夫監督作品って初めて見て、めちゃくちゃこの人、面白いですね。

(宇多丸)全然僕も後からその評判みたいなのをうかがって。後からDVDとかで見直したりしているぐらいですけど。

(高橋洋二)ちなみにこの作品は2015年のピンク大賞の優秀作品賞を受けているストーカーものなんですけども。どこがどう面白いのかを言いますと、ストーカーをする側とされる側の視点の交錯、交換みたいなもののタイミングがすごい上手いんですね。

(宇多丸)へー!

(高橋洋二)あと、ストーカーっていうのはストーキングしている相手に自分が見つかっちゃうとダメじゃないですか。だけど、こんなシーンがあるんですよね。新宿の駅前でストーキングしている。それで、その女性がティッシュ配りだかスカウトマンかなにかのやさぐれた男に話しかけられるんですよね。そしたらストーキングしている主役がツカツカツカツカッて寄ってきて、その声をかけてきたやつをバーン!ってぶん殴るんですよ。それって、ぶん殴るまででも「えっ、これでバレちゃうよ?」っていうのもあるじゃないですか。

(宇多丸)はい。

(高橋洋二)そういうサスペンスがある中、ぶん殴って次のショットがなにか?っていうと、ぶん殴ったやつが血みどろになってぶっ倒れているっていう。

(宇多丸)やられちゃったと。

(高橋洋二)そういうね、省略がとても上手くて、映画的な快楽に満ち満ちていて。城定秀夫監督、これからも見ていきたいなと思っていまして。で、ピンク映画ファンには申し訳ないですけど、一般映画を撮っていただけたら面白いんじゃないかな?っていう気がしますね。

(宇多丸)城定秀夫さん。

(高橋洋二)で、3、2、1に行きますと、『この世界の片隅に』が3位ですけども。まあみなさん、おっしゃっていますけども、アニメだからできることっていうのをすごくやっていますよね。原爆投下前の広島の街と人々を描くっていうことは実写映画ではできませんから。「あっ、CGだ」っていう……実写映画におけるCGの違和感っていうのはまだ俺、あるとして。アニメだと地続きなんですよね。

(宇多丸)だし、どんだけ上手く作っても、たとえば俳優の顔つきが違うじゃんとか、そういうところってもうどうにもならなかったりしますからね。

(高橋洋二)で、テアトル新宿……また出ましたね。テアトル新宿が。連日満員なので、錦糸町の楽天地に行って見ましたね。

(宇多丸)でも、やっているところではすごい入っていて、本当に喜ばしい限りだと思いますね。

(高橋洋二)次に行きますよ。2位が『シン・ゴジラ』です。このへんはリスナーの方とベスト3が似ている感じがうれしいなという気もしますけども。思い出してみると、ギャレス・エドワーズ版の『ゴジラ』の後ですね、まあ、「面白いじゃないか!」っていうことで。

(宇多丸)「全然いいじゃない!」って。

(高橋洋二)そうそうそう。で、その後に「日本の東宝映画がまた実写の『ゴジラ』を作るよ」っていうことがはっきりと情報になった時のことを、みなさん忘れてませんか?

(宇多丸)はいはい。そん時に「ええっ? よせばいいのに……」って正直思いましたよね。「どう考えたって見劣りするに決まってるだろ!」みたいに思っちゃいましたよね。

(高橋洋二)それと、怪獣映画ファンは「果たして俺たち、『ゴジラ』ってそこまで好きだったかな?」みたいなことまでも。

(宇多丸)「そこまで、鞭打ってまでやんなくていいよ!」みたいな。なるほど、なるほど。

(高橋洋二)「新しい怪獣の方がいいんじゃないの?」とか、そういうようなことも思っていたんですけど……

(宇多丸)非常に懸念材料ばっかりだった気もしますね。ましてね、庵野(秀明)さんがやって……っていうのも全く未知数でしたしね。

(高橋洋二)そうですよね。で、出来てみたら、これもさっきの『アイアムアヒーロー』のところで言いましたけど、東宝映画ですよ。東宝映画がもう庵野さんの作りたいような、もう好きな『ゴジラ』を作って。それが僕ら怪獣ファンがいちばん見たかった怪獣映画になっているなっていうことにびっくりして。東宝映画、すごいな!っていうことなんですけども。僕らが見たい怪獣映画っていうのは、要するに災害映画ですよね。災害映画としての怪獣映画。

(宇多丸)容赦ないディザスタームービーとして。

(高橋洋二)で、これ、『ゴジラ』を見ていて「ここがいいな、あそこがいいな。いろいろいいな。自衛隊が出てきてミサイルを射つ・射たないみたいなの、リアルだな。アメリカ軍とか絶対に出てくるんだるな……」って思って。「ああ、出てきたらこうなった!」みたいなのが面白い中、ゴジラが大活躍をしていく中、俺は「もうやめてくれ!」って思ったんですね。ゴジラに「これ以上破壊活動をするのはやめてくれ!」って初めて怪獣映画を見て思ったんです。怪獣に「暴れるな!」っていう。

(宇多丸)これは僕もそんな感じですね。「僕の東京を……もうやめて!」っていう。

(高橋洋二)そうそう。で、この監督が思い切ったことをしているのは、被害者になるであろう無垢の人たち、住民たちっていうのをほとんど描かない中、マンションが崩れる中の家族。あの描写はヤバいですね。

(宇多丸)あれは、高層階というかマンション的なものに住んでいる人の悪夢的なビジョンですよ。俺、だからあのショットを入れたのが、「鬼!」って思いましたからね。こう、景色が、地面がこう、こっち側、窓側に迫ってくるって俺、時々見る悪夢ですからね。

(高橋洋二)だから、昭和29年の一作目の『ゴジラ』における、ゴジラが暴れるっていうのはまあ、東京大空襲のアナライザーみたいなことですけど。その中でこれから死んでいくだろうなというお母さんが娘に対して、「お父さんのところに行きましょうね」って言うのに近いものを感じましたね。「もうやめてくれ!」っていう。

(宇多丸)で、それだけでもう我々は諸々、どういう背景かは把握しますからね。

(高橋洋二)そうなんですよね。

(宇多丸)はい。そして1位。

(高橋洋二)『溺れるナイフ』。山戸結希監督。これ、僕当然ラジオで評論を聞いていましたけども。僕、リスナーの人たちとだいたい意見が同じになることが多いんですけども、賛否が半々だって言うじゃないですか。それがこの映画の良さなのかもしれないと思ったんですね。「このショット、この手法っていうのは映画じゃないんじゃないの? やりすぎなんじゃないの?」っていう。

(宇多丸)まあ音楽が結構鳴りっぱなしだったりとか。

(高橋洋二)で、そこで受け入れられないっていう人はいるかもしれないんですけど、山戸結希監督はね、ありとあらゆる手法を使うじゃないですか。「これからお祭りに行くよ」なんていう菅田将暉と小松菜奈ちゃんが出店が出ているところを歩いているシーンで、すごく幾何学的に斜めに歩きながら、2人がおしゃべりするじゃないですか。ああいう歩き方って……

(宇多丸)いろいろと変なところに入っちゃったりとか。

(高橋洋二)「あれ、絶対にリアルにはやらないんだけど」と思うんだけど……「こういう映画、見たことあるな」って。

(宇多丸)菅田将暉くんがすごい変な走り方をしたりね。

(高橋洋二)変な走り方をしたり。ああ、大林(宣彦)監督っぽいなって思ったりとかして。

(宇多丸)それはめちゃめちゃあります。

(高橋洋二)それでね、あと序盤の「えっ、君、アイドルだったの?」「うん」なんて、そういう会話がすごくどアップで細かいカットでやるところが市川崑っぽいなとか。あと、割りと壮大な風景の中でフィックスで2人だけが……

(宇多丸)水たまりみたいなところを挟んでとかね。

(高橋洋二)そういうのも、ああ、これは神代(辰巳)ってこういうことをやっていたような気がするなとか。

(宇多丸)結構いろんな日本映画の記憶が。

(高橋洋二)でね、それができてしまう人なんだっていう感じがするんですよ。山戸結希監督って。そこにね、山戸結希監督のこの映画を見ていると、もう映画が喜んでいるカンジがするんですよ。

(宇多丸)おおっ、すげえ!

(高橋洋二)で、大友役の重岡大毅さんのお芝居の付け方の的確さ。

(宇多丸)すごかったですね。彼、良かったですね。

(高橋洋二)だからこのように、いままでローバジェットだった作品を撮ってきた監督をプロデューサーが引き上げて、フックアップしてさらにいい作品を作っているという1年だったなという感じがするんですよ。

(宇多丸)フックアップして、ちゃんと一定のバジェットとかスターキャスティングみたいなのも与えて。資質を殺さないまま、ちゃんとある種……『君の名は。』だってある意味そうかもしれないですね。開花させるっていうことは。

(高橋洋二)あと、戻ると『シン・ゴジラ』に東宝っぽい役者が全然出ていないっていうね。いまの日本映画におなじみの人が意外と出ていないんですよね。

(宇多丸)ああ、そうですかね。

(高橋洋二)はあ、長谷川(博己)さんはがんばったなということもあるんですけど。だから『ゴジラ』映画にありがちなキャスティングっていうのがなかったなと。

(宇多丸)ああ、いままでの東宝映画の流れで言えばね。なるほど、なるほど。

(高橋洋二)この10本は本当にドキュメンタリー映画もありますけど。やっぱりキャスティングにすごく気を使っていて素晴らしいなと。

(宇多丸)『ディストラクション・ベイビーズ』とかも華のあるキャスティングっていうのがすごい活きてますよね。ということでございました。

(高橋洋二)いかがでした?

(宇多丸)あの、結構なんて言うのかな? もちろん位置とかは違うけど、異論なしというか。見たことがないのもありましたけど、全然異論なしというか、まさにその通り! という感じですね。本当に今年1年、とにかく日本映画が豊作だなっていう。もう入りきらないんですよ。これが大問題で。だから俺、さっきからもう大騒ぎで……

(高橋洋二)(笑)

(宇多丸)だから『溺れるナイフ』をここで1位に洋二さんが入れてくれたの、俺すっごいうれしいんですよ。ありがとうございます!っていうことでございます。洋二さん、短い時間でしたが、ありがとうございます。実は洋二さん、来年一発目の特集でお世話になることになっております。特集のテーマは今年45周年の日活ロマンポルノ! ちょっと私、不勉強な部分もございますので。ぜひ、教えていただければと思います。

(高橋洋二)はい。

(宇多丸)ということで洋二さん、またよろしくお願いします!

(高橋洋二)よろしくお願いします。

<書き起こしおわり>

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