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星野源『真田丸』最終回と秀忠の成長を語る

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星野源さんがニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』の中で最終回を迎えた『真田丸』についてトーク。星野さんが演じた徳川秀忠について、三谷幸喜さんから聞いた話などを交えながら話していました。


(星野源)日曜日、『真田丸』が最終回を迎えまして。見てくださったみなさん、本当にありがとうございました。僕もTwitterでも……いつもはスタッフの方がやってくれているんですけど、自分からということでメッセージを出させていただきまして。だいたい撮影してから撮影が終わるまで7ヶ月ぐらいだったんですけど、本当に夢のような、本当にいろんなことを勉強させていただきまして。はじめての大河ドラマ、本当に楽しく素晴らしい時間でした。本当にありがとうございました。

で、最終回の展開。まだ見ていない方がもしかするといるかもしれないから、あんまり言えないと思うんですけど、ラストの方にもう、僕がやっていた役の二代目将軍徳川秀忠がすごい出方をするわけです。で、みなさんびっくりされたと思うし、「この野郎!」って思ったと思うんですけど。それもやっぱり、それぐらい作品にみなさんがのめり込んでいてっていう証拠だと思うんですけど。素晴らしいことだと思うんですけど。で、あの展開っていうのは実はですね、今年の7月ぐらいに三谷(幸喜)さんから直接聞きまして。お電話でお話をする機会がありまして、秀忠という役が最初はなんだか謎めいたというか、どういう性格なのかわからないという状態で出てきて。

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三谷幸喜が考えた徳川秀忠像

そこから少しずつ少しずつ、「ああ、こんな人なのかな? えっ、こんな人なのかな?」みたいな。そういう出方をするんですけど。なので三谷さんとちゃんとお話をしたことが全くなかったので、いつかお会いしてみたいななんて話をしていたらですね、三谷さんから「お電話を差し上げたい」というのがマネージャーさん経由で聞きまして。「ああ、ぜひぜひ」ということで、お電話をいただきまして。で、秀忠という役について直接説明してくださったんですね。その時にお話を聞いたことが、「秀忠は僕が考えるいちばん理想の二代目なんです。『真田丸』の裏テーマというのは”二代目の苦悩”というのがあります。なので、いろんな二代目が苦悩している。偉大な父を持った息子たちが苦悩し、それをどう乗り越えていくのか? という。その中で秀忠というのが最後に出てきていちばん理想の二代目である」という風に言われて。

その中で、あのラスト。「秀忠が彼を下すのです」っていう風に電話で言われて、「……マジですか」ってなって。「ああ、そうなんですね!」ってなってから、秀忠という役がなぜあんなに怒られ続け、しかも成長の度合いというのがすごくゆっくりでしたね。怒られたり、なんでそんなことばっかり言っているんだ? みたいな。で、ちょっと抜けているようなところっていうのが多くて。で、最後の最後までそういうところの描写が多くて。「でも、その中で将軍になったあたりから、成長してほしいんです」っていう風に三谷さんからは言っていただいたので。でも、セリフの内容はあんまり変わらないんですよね。相変わらず、やっぱり怒られるし、成長しているっていうのがあんまり目立っていかないという。なので、「芝居の方で少しずつ貫禄みたいなものを足していかないといけないな」と思ったので、そういうお芝居にはなっていたのですが。

「なぜこの感じなのだろう?」ずっと思っていた疑問が、「ラストがそうなんです」という話を聞いてから、「ああ、なるほど! それは予想できないですよね」っていう。その、すっごく成長していたらあれは予想できるかもしれない結末だったわけで。やっぱりその中で、必要以上のといいますか、ダメさといいますか、そういうものを際立たせた脚本だったんだなという風に僕は思いました。なので最終回を迎えられて僕はすごく、あの瞬間が来た時にすごくやっぱり面白かったですし、積み上げてきたものが無事に終えられたなという思いでした。本当に僕もね、すごい楽しかったです。1年間みなさん、本当にお疲れ様でした。

これからもなんかイベント的なものがあったりするみたいなお話も聞いたり聞かなかったり。なんかあるらしいのかな? わからないですけども。なので、きっとロスを抱えられている方はいらっしゃると思いますが、ぜひこれからもお楽しみにということでございます。

<書き起こしおわり>
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